結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年08月20日(水曜日)

甲子園ベスト16は東北・北陸勢、2013百貨店は東京・大阪

昨日の夕方、
ホノルルから帰ってきて、
まだハワイ呆け。

先月から時差呆けが続くが、
それに追い打ちをかけるように。

ワイキキの夕陽は、
綺麗だったなぁ。
20140820190449.jpg

カラカウア通りのラーメン屋。
小倉智昭の店もよかったなぁ。
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オックス・テールラーメン、
食ったなぁ。
炭水化物ダイエット中なのに。

アルコールドリンクは持ち込み制で、
ハワイのビールを飲んだなあぁ。
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右のブランドは「ビキニ・ブロンド」、
左は「ロング・ボード」。
右のネーミング、よかったなぁ。

などなど。

日本に帰ってみると、
広島豪雨災害。
誠に心が痛む。
ハワイ呆けなど、
言っていられない。

心よりお見舞い申しあげたい。

さて、夏の甲子園は佳境。
第96回全国高校野球選手権大会。

第3回戦が、今日と明日。
今日が8チーム、
明日が8チーム。
合わせて16チーム。
2日間で登場。

毎度毎度、このことは書く。
この第3回戦が、
夏の甲子園のハイライト。

今日の3回戦第1試合は、
星稜(石川)1 – 5八戸学院光星(青森)。
第2試合は、
沖縄尚学(沖縄)6 – 5二松学舎大(東東京)。
第3試合は、
三重(三重)7 – 5城北(熊本)。
そして第4試合は、
盛岡大付属(岩手)1 – 2敦賀気比(福井)。

明日は、第1試合、
富山商(富山)vs日本文理(新潟)。
第2試合、
八頭(鳥取)vs大阪桐蔭(大阪)
第3試合、
聖光学院(福島)vs近江(滋賀)
第4試合は、
健大高崎(群馬)vs山形中央(山形)。

3回戦に残った8校。
東北地方が4校・4県、
中部地方が5校・5県。
北陸は全部、勝ち残っていた。
関東が2校・2県、
関西も2校・2県。

四国は全滅、
中国地方は1校・1県、
九州沖縄が2校・2県。

こうしてみると、
東高西低。
とくに東北と北陸が頑張った。

翌22日金曜日の準決勝が豪華版。
勝ち残った8チームが、
朝から晩まで4ゲーム。

台風の影響で、
今大会の初日・2日目が順延になって、
本当に残念だが、
土曜日の23日はゲームがない。
休養日。

日曜日が準決勝。
そして決勝は月曜日の25日。

ズバリ、決勝に残る2校と、
そのあとの優勝校を予想したいが、
私はハワイに行っていたこともあって、
試合を見ていない。

だからそれはできない相談。
申し訳ない。

さて、今日の日経MJが、
2013年度百貨店調査を発表。

1面から2・3面までを使って特集。
私など、ちょっとさみしい。
5面くらいまでぶっ通しで、
百貨店の発祥から現在までを、
位置づけてほしいところだ。

しかし2013年度は213店舗、
総売上高は6兆4156億円。

前年対比でプラス2.7%。

ウォルマートの第2四半期の伸び率、
2.8%とほぼ同じ。

日本の百貨店のピークは、
1991年の商業統計で示されるが、
年間販売額11兆3499億円、
478店舗だった。

それが年商は56.5%に、
店数は44.6%に減った。

しかしこの2年間、
半数の店が売上げを回復。
伸ばしている。

しかし年商2000億円を超えるのは、
2655億円の新宿伊勢丹1店のみとなった。

第2位は、
阪急うめだ店の1922億円。

来年は2000億突破する。

第3位が西武池袋本店、
1845億円。

そして第4位にランクを落としたが、
三越日本橋本店で1736億円。

ここまでが四強。

伊勢丹が12.1%増、
阪急が32.8%増の前年比で、
東西の横綱。

そのあとに、
5位・高島屋横浜店、
6位・高島屋日本橋店、
7位・松坂屋名古屋店、
8位・高島屋大阪店、
9位・JR名古屋たかしまや、
10位・そごう横浜店、
11位・東武百貨店池袋本店。

ここまでが1000億円を超える百貨店。

12位の東急百貨店本店は、
前年比マイナス13.8%で、
923億円の年商となった。

これもさみしい話だ。

とはいっても、
5年前の百貨店調査でも、
1000億円超の店は13店。

2店が減っただけ。
ただし2013年の1000億超の店のうち、
2008年の売上げよりも伸ばしているのは、
新宿伊勢丹、
阪急うめだ店、
西武池袋店。
そしてJR名古屋タカシマヤ。

後の店舗群は、
すべて売上げをダウンさせている。

このあたり詳細は、
今日のdaily商人舎に掲載。

5年前との違いは、
外国人売上高の増加。

特に東京・横浜・大阪など、
大都市中心部の百貨店に顕著。

三越銀座店など、
年商692億円のうち、
35億円が免税品の売上げとなった。

ちなみに甲子園に残ったベスト16校、
その地元百貨店。

熊本が32位で、鶴屋百貨店の555億円、
新潟伊勢丹が59位の334億円、
石川の大和香林坊が74位の235億円、
三重の近鉄四日市店が77位・232億円、
岩手の川徳が91位、199億円。

さらに100位以下は、
福島のうすい百貨店が104位・173億円、
群馬の高崎高島屋が118位・151億円、
沖縄リウボウが125位・139億円、
福井の西武福井店が133位・127億円、
滋賀の近鉄草津店が138位・125億円、
山形の大沼本店が178位・70億円、
青森さくら野百貨店が183位・64億円、
鳥取の米子しんまち天満屋が190位・52億円、
そして富山の大和高岡店が192位で、52億円。

東京と大阪は、百貨店業界の1位と2位。

こうしてみると、
高校野球と百貨店は、
比較すべきことでもないが、
対極にある。

地方百貨店よ、
高校野球並みに頑張れ。

そう応援したくもなる。

判官びいきの結城義晴。

だとすると、
今年の甲子園夏の大会の予想。
百貨店の下から数えて、
富山と鳥取の決勝など、
いかが?

〈結城義晴〉


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