Seattle, the City of Emerald エメラルドの町、シアトル【前編】

2011年9月15日(木曜日)
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アメリカ小売業の最新情報

 14時43分36秒

私が幼い頃、大好きだった童話、“オズの魔法使い”。
その文中に、竜巻によって自分の家に戻れなくなってしまった
主人公ドロシーが、魔女グリンダから
「黄色のレンガの道を辿ってエメラルド・シティへ行き、
オズの魔法使いに会うことができれば、
カンザスのお家へ帰れるでしょう。」と教えてもらう一説があります。

私はその頃から“エメラルドの町”という響きに憧れを抱いていました。
その後、米国には実際、
“エメラルドの町”と呼ばれる町があることを知りました。
それがワシントン州シアトルです。

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シアトルは西海岸の中では比較的降雨量が多い場所なので、
秋から冬にかけて、一年の約半分は傘が必要な気候です。
しかし、その雨の恵みによって育った深い森や、
海の入江に囲まれた美しい町並が、
深緑に輝く宝石、エメラルドのイメージと重なります。

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さらにシアトルは、バラエティ溢れる青果の産地であり、
豊富で新鮮な魚、ワイン、そして地ビールなどの食材に
恵まれた場所としても有名です。

なんといってもシアトルの名所と言えば、
公設市場の発端となり、100年以上の歴史をもつPike Place market。

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魚の投げ売りで有名な魚屋さんを中心に、
地元産の生鮮食料品や自家製パン、生花、パスタの麺など、
所狭しと店が並んでいます。

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大勢の人々で賑わうアーケードを歩くと、
大坂黒門市場で育った私は懐かしさで心がいっぱいになります。

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夏場はアーケードの外にもファーマーズマーケットが開かれて、
まさに食のお祭り状態です。

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写真はスターバックスの一号店。

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うちの思春期の息子にはあまり見せたくないのですが、
ロゴの人魚がノーブラなのは、
このオリジナル店舗だけということで特に有名です。
お店の前ではジャズやラップなどのエンタテーメントが
いつも行なわれています。

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ただ、いつ来ても混んでいます。
私も過去に数回訪れましたが、
この店で珈琲を買えたためしがありません。
たいてい、人の群れを見て諦めてしまいます。
閉店は夜の9時なので、どうしてもここで珈琲を飲みたい方は、
Pike Place Marketが閉店した後、夜8時ごろがオススメですよ。

シアトルのダウンタウンには、1901年創業の老舗高級デパート、
ノードストローム一号店があります。
しかしMacy’sと道を挟んだ場所にある
ノードストロームのアウトレット店、Nordstrom Rackの方が
価格に敏感な世情を反映してか、掘り出し物目当ての客が多い気がしました。

そして、シアトルの老舗スーパーマーケットと言えば、
1956年にアルバートソン出身のクロエ氏が創業した
地域密着型のアップスケール・ナチュナル食料品店、QFCも有名です。
現在は米国最大のスーパーマーケット・チェーン、Krogerの傘下ですが、
言われなければ分からないほど、店内の雰囲気には独自性があります。

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青果陳列は、売場の真ん中でひな壇上に青果を並べ、
スポット照明を当てて、商品を際立たせる方法をとっています。
これはKrogerの陳列の特徴を感じさせますが、
壁にそって並べられた青果のカラーコーディネートはとても美しいです。
(おそらく種類の豊富さが美しさをプラスさせているのでしょう)

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カットフルーツの断面を立てて並べたディスプレイも
フレッシュさを感じます。

買い手にとって商品の陳列と言うのは、
見た目の斬新さも確かに大事なのですが、
手に取りやすく、選びやすいということが
やはり重要ではないかと思います。

内装や陳列が芸術的で、広くて豪華な店には、
たまの気分転換に行くことはありますが、
私のような典型的な都会型の働く主婦にとって通常の買い物は
時間の短縮をしながらより良い商品を選んで買うことに重点をおきます。
ですから、商品が取りやすいように前出しされていたり、
陳列に配慮がみられたり、商品が見やすいように照明が当てられていると、
毎日通おうと思える店となります。

シアトル周辺で10店舗ある、小型の自然食料品店PCCも、
健康志向者の間では特に人気の店です。

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ここは会員費をとり、その出資資金で、
安全で新鮮な、ナチュラル・オーガニックの商品を仕入れ、
会員へはディスカウントで販売する、いわば生協の仕組みの店です。

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そのため、会員でないと多少、割高感があります。
バルク販売やグルテンフリーの商品も人気です。

【後編へつづく】

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“Glad to see you” in Portland!  あなたに会えて良かった!

2011年8月29日(月曜日)
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アメリカ小売業の最新情報

 08時55分00秒

誰かと素敵な出会いがあり、
そして別れる際に、
私が一番聞きたい言葉があるとしたら、
「君に会えて良かったよ。」という一言です。

“ We’re glad you’re here!
(あなたが、この店へ買い物にきてくれて良かった!)” と
壁に書かれたメッセージを、
久方ぶりに訪れたオレゴン州ポートランドの
Fred Meyer Market-place (スーパーセンタータイプ)で目にしました。

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このチェーンは創業1927年の老舗。
写真の店は1945年にオープンし、
つい数年前に全面改装したHawthorne Blvdにある店舗です。

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Fred Meyerは1997年にSmith Food & Drugと合併し、
その後シアトルを拠点に展開してきたQFCを吸収、
さらに1999年にはKrogerと合併して、
大型店舗はKroger傘下のスーパーセンターとなりました。

Fred Meyerは一昔前のWalmartのように、
生鮮食品、電化製品、雑貨、衣料、装飾品、ガーデン用品など
5つ以上の広大な売場があり、
とにかくアイテム数が多く(約23万アイテム)、
安さを前面に打ち出したOne Stop Shoppingのイメージがありました。

ところが最近改装している店舗は非常に洗練され、
高級感を漂わせています。

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特に青果部門は上品な木目の床と
多種多様でフレッシュな品揃えはWhole Foodsを彷彿とさせます。

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上階からエレベーターでおりてきた所からも
フレッシュな青果売場が見えるのでインパクトがあります。

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徒歩圏内にあるWhole Foodsの競合店、
New Season marketにも、けしてひけを取りません。

そして2階にあるホームファニッシング部門では、
アロマの香りが漂い、Bed & Bath Beyondを彷彿させます。
それでいて価格はWalmartやTargetにも
十分対抗できるのですから、
近くにこの3つが並び、価格がさほど変わらないのであれば、
私なら気持ちよく買い物を楽しめて、
エンターテイメント性のある、現在のFred Meyerを選ぶでしょう。

ポートランドにある人気の食料品店といえば、
必ず話題に登るのがNew Seasons Marketです。

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地域密着型(スタッフのほとんどはローカルの人間)で、
地産地消(生鮮食料品のほとんどがローカルで生産されたもの)、

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オーガニック&ナチュラルを前面に押し出し、
フレンドリーで親切なパパママストア的な
カスタマーサービスを提供しています。

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店の理念やユーモア性を顧客と共有するように
いたるところに書かれている様々な
“メッセージ(言葉)”を読むのも面白いのです。

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店の造りやデザインは明るくポップで、
什器は暖かな色合いのものを使用しています。

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New Seasonsのもう1つの特徴は、
味と見た目を吟味し、ヘルシーさも強調した惣菜の素晴らしさです。

ポートランドが、今や全米でもトップクラスの
「スローフードとグルメの町」として
有名になったきっかけと言われているのは、
New Seasonsが出現したことも影響しているそうです。

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今回は都会向けにオープンした小型の新店舗を訪れました。
ちょうど日本のスーパーの平均的なサイズに近い都会型の店は、
限られたスペースなので品揃えの選定が要になります。

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この店より前にHAPPY VALLEYの大型店を見ましたが、
都会に住む、私のような忙しい主婦には、
これくらいの小規模の店舗の方が買い物がしやすく感じます。

ポートランドで洗練されたグルメ食料品店と言えば、
必ず最初にあげられることで有名なZupansがあります。
3店舗しかない小規模の地元家族経営の店です。

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今回はSE Belmontの店舗に参りました。
あちらこちらに展示されている
グルメフードのポップ写真が美味しそうですね。
まるで食アートのアトリエのようです。

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Zupansは都会の比較的裕福な人達の住む場所に出店し、
ローカルに密着した品揃えをしています。

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ローカルのニーズをよく理解しているのです。
平日の午前中にもかかわらず、店内は賑わっていました。

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この11月に4店舗目が5号線を南下した
Lake Oswegoというリゾートダウンにオープンするそうです。

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そして、ポートランドには知る人ぞ知る、
ユニークで、世界中の食材が手にはいるという
Barbur Foodsという店があります。
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ここは数年前に通りかかったことがある店で、
バーバーなんて、聞いた感じはまるで床屋(Barber) さんだなと思っていました。

ロケーションも少し不便な場所にあり、駐車場も狭く、
外から見た感じは古く、田舎臭さを感じる店構えです。
しかし次から次へ車が出入りし、
ベンツやらBMWやらの高級車も乗り入れていたのが印象的でした。
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ここはたった1店舗しかない小さな店で、
店内はぱっと見た感じでは普通の食料品店なのですが、
非常に繁盛しています。
地元の人が書き込みをしている口コミサイトのYelp.comでも
人気の店なのです。

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惣菜売場には他では見られない珍しい食材があり、
ドライ売場にはエスニックな商品がところ狭しと並び、
ブッチャーと書かれた対面販売の肉売場は人気があるようで
人が並んでいました。

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青果は、店の出入り口にパレットにのせたダンボールのまま、
色気もなくドーンと(ある意味ダイナミックに)陳列されていました。

今回、同行した私のボスの浅野が、
店から出てきた一人の女性客にいきなり話しかけました。

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「何故、この店はこんなに流行っているのでしょうか?」と浅野。
「この近くに住んでいるから便利だし、
青果が新鮮で珍しいものも多く、肉の質が良い。

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あとは惣菜のバラエティーがほぼ毎週変わることだわ。

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教師の仕事をしてて料理を作る暇が無いから
ここの惣菜をよく買うのだけれど、
いつも珍しいものがあるから飽きないし、味も結構美味しいのが魅力ね。」

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「他にはどんな店舗に行ってるんですか?」と浅野。
「Safewayかな?ここから近いんで。」
「でも、この店を利用する頻度の方が高いのですね?」と浅野。

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「ええ、今日はミルクが切れたんで来たのよ。
実はミルクの価格はこの店はけして安くは無いの。
でもね、何かついでに珍しくて、
面白いものがないかなって思うから
ついついここへ足が向いてしまうのよ。
ここはMy Store (私のお店)ね。」

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うーん、なんと素晴らしい!
お店にとってMy storeと呼ばれることは
何よりも嬉しい賞賛の言葉です。
その彼女の一言は、我々を再び店内に招き入れて、
珍しい惣菜を買い求めるきっかけとなりました。
見た目は飾り毛のない店ですが、
客にこれだけ指示されて、
繁盛している店が持つ魅力について知るのも勉強になりますね。

今回のブログ締めは、現在、全米365店舗のチェーンTrader Joe’sです。

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地元に暮らす人々や名所などを描いたアートが
店内に飾られています。

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店の外にかかれた
“Trading Hours 8-9.
 YOUR SE PORTLAND NEIGHBORHOOD STORE
(あなたが暮らすSE PORTLANDに密着したお店。営業時間は8~9時です。)”と
書かれてある看板がにくいですね。

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私はどこを旅していてもTrader Joe’sを見つけるとホッとします。
「あ、あったぁ!」と嬉しくなってしまうのです。
これも「Glad to see you!」ですかね。

<By 五十嵐ゆう子>

 

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Snap out of it! さあ、元気に頑張ろうや!

2011年8月3日(水曜日)
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五十嵐ゆうこの旅行記

 14時38分37秒

およそ3週間にわたる日本での滞在を終え、
ようやく米国へ戻ってきました。

今回、日本では、北は北海道や宮城、新潟から、
南はわが故郷・大阪の黒門市場まで、長い距離を移動しました。
そして、沢山の方々に出会いました。
滞在中にお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

特に今回は宮城県の被災地へ出向き、
多賀城などの津波被害を目の当たりにしたことが深く印象に残っています。
私の中で「微力ながらも、日本の経済復興のお役に立ちたい!」という
熱い思いがわきあがりました。

今年の初夏は梅雨が明けきらないうちから暑い日が続き、
さらに節電対策が重なったため、厳しい暑さでした。
しかし、そんな過酷な夏を吹き飛ばすかのような元気な息吹が、
日本中を吹きぬけていたように感じました。

さて、まず私が向かったのは、北海道。
青函トンネルを抜け、「は~るばる来たぜ函館~♪」の歌で有名な
函館に宿泊しました。

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翌日は有名な朝市で、朝ごはんの代わりにたい焼きを買いました。

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60年間たい焼き一筋の名物おばちゃんが焼いてくれる、
美味しいたい焼きで、日本中にファンがいます。
“たい焼きは出来たてが一番”と、焼き置きは一切してません。
「焼くのに15分かかるよ、待てないなら焼かないよ」と、
最初にきつーく念を押されます。
焼けたら熱々を食べて欲しいという強いポリシーをもっているのです。

そのたい焼きを頬張りながら、朝市を見学しました。
毛がにの大きさにびっくり!

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そのあと、函館駅から小樽へ向かう列車に飛び乗りました。

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小樽は今回初めて訪れました。
なんと言ってもまず運河を見なければ!ということで、
ホテルに荷物を置くやいなや、運河へ向けて歩き出しました。

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運河のほとりは、石原裕次郎さんが襟を立てた白いコートで(夏なのに?)
今にも歩いてきそうで、とてもノスタルジックな風景でした。

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そこで、大阪から来たキュートな双子の姉妹に出会いました。
3歳のカンナちゃんとカエラちゃんです。

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最初はちょっと照れていましたが、だんだん素敵なポーズをとってくれました。

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そして、ドイツから来た職人さんが精魂こめて作っている、
地ビールで喉を潤しました。

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風評なんてなんのその、街には外国からの旅行客も結構いました。

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東京に戻ってからは、日暮里の谷中を散策しました。
すずらん通りやよみせ通りなどでは、
古くからの商店街がとても元気です。

特に今年は、色んなお店の軒先にかけられている
メッセージが目に付きました。

有名なスズキ肉店の“元気いっぱい 元気メンチカツ”

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食堂の“真心を込めて支度中”

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呉服屋の“着物はしょせん服です”などの言葉に惹かれて、
シャッターをきりました。

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また、谷中は街中に野良猫がたくさんいることでも有名なところです。

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元気に笑う招き猫ちゃんの置物の前に、
義援金のお願いの箱が、さりげなく置かれていました。

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通りには打ち水がされ、風鈴の音が聞こえてきました。
連日の30度を超える猛暑も一瞬忘れてしまいました。

店の前や道のいたるところにベンチがおかれ、
下町独特のEat Inがみられました。

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その同じ日の午後、友人に会いに中野の早稲田通りへ出かけ、
ここで昔なつかしい紙芝居を見かけました。

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演目はなんと『黄金バット』!

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子供達はビニールプールに入って、ドジョウすくい。

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節電のおかげで、古き良き時代の日本人の涼み方が
見直されているのですね。

岐阜の飛騨高山では、
120年続く呉服屋さんに立ち寄りました。

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店を守っているのは、80歳のおばあちゃん。
(60歳にしか見えませんでしたが)

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そこでは夏着物の布地で作った涼しげなタンクトップを、
なんと1000円で販売していました。
「お客様が喜ぶ、良いものを売るのが嬉しいんです」と、
笑顔を絶やさずに言われた言葉に感激!

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最後は相変わらずの賑わいを見せてくれたMy Sweet Hometown、
大阪は黒門市場の写真です。 どうでっか?派手でっしゃろ。

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昔からある千成屋スーパーさんも市場の小さなお店と一緒に繁盛していました。

米国へ戻ると、今年前半のGDPが商務省から発表されていました。
市場予測の1.7%増を下回り、1.3%増。
これは個人消費の伸び悩みが影響しています。
そして円に対するドルもドーンと下がったので、
日本でお買い物に使ったカードの支払いに少しヒヤヒヤしています。

しかし、こんなことでへこんでいる暇などありません。
どんどん仕事をして、そして得たお金を消費することが、
経済を回していく原動力となるのです!

弊社の浅野の口癖で、最近私もよくお客様にいう言葉があります。
「欲しいものは迷わず、ドンドン買いなさい。
たとえ、無駄使いだったと後悔しても、
それが明日から働く力になります」

さて私は時差ぼけにもめげず、
うちの近所にあるドラッカーの聖地、
クレアモントの朝市へ1ヵ月ぶりに出かけてきました。

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来週からは、最近注目されている、
米国の北西部方面へ浅野と下見に行きます。
また新しい店やニュースを発見したら、
このブログでご紹介したいと思います。

余談ですが、帰りに飛行機の中で
『阪急電車 片道15分の奇跡』がまだやっていたので、
なぜかもう1回見てしまいました。
心を動かされ、そして元気がもらえる映画や本って何度見ても飽きませんね。
これって、特に買うものがなくても、
思わずお気に入りの店に足が向いてしまう感覚に似てると思いませんか?

私も皆さんに元気を与えられる
コーディネーターになりたいと思います!

<By 五十嵐ゆう子>

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Changing your Life 

2011年7月5日(火曜日)
カテゴリー:

五十嵐ゆうこの米国日記

 11時39分56秒

日本へ向かう飛行機の中で、久しぶりにゆっくりと映画を見ました。
いつもは、はじめに洋画の新作を見るのですが、
今回は邦画を先に観ることにました。
私の大好きな宮本信子さんや中谷美樹さんなどが出ていたのがきっかけでした。
話題の『阪急電車 片道15分の奇跡』です。

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最初は出演者それぞれの異なる日常が映し出され、
それがオムニバス形式で進んで行きます。
そして最終的に一つに繋がっていくという形のストーリー。

片道わずか15分の阪急電車沿線で乗り降りする男女達が、
ふとしたきっかけで袖触れ合うこととなり、
最後はそれぞれの人生が“希望”へと
変化して行くさまに感動して涙が止まりませんでした。

序盤の駅のシーンは宮本信子さん演じるおばあちゃん
(孫役は今、超人気子役の芦田愛菜ちゃん)が駅に着いて、
電車に乗ると、乗客のほとんどが会話も交わさず、
携帯の操作をし続けている光景を目にします。
おばあちゃんがうんざりした顔をするところが印象に残ります。
そこへ肩もあらわなウエディングドレスを着た中谷美紀さんが、
たった一人で電車に乗ってくることから話の糸が絡み始めます。
(ここから先は是非、映画を借りてご覧になってください。)

見終わった後、「ああ、人が触れ合う場所ってなんて素晴らしいのだろう。
このストーリーの中で起こる奇跡は、家の中に引きこもっていては、
けして生まれない。」と思いました。

涙が出たのは映画に感動したからですが、実は他にも理由がありました。
以前、私にも同じような、人生を変えてしまうほどの“ちいさな奇跡”を
体験をしたことがあるからです。
これは何度か研修ツアーのバスの中でも
紹介させていただいたことがあります。

その“ちいさな奇跡”はある年の12月、クリスマスイブの出来事でした。
ラスベガスに住んでいた頃、よく通っていたTrader Joe’sという
食料品店でおきました。

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クリスマスイブまで仕事が続いていた私は、クリスマスぐらいは
家族できちんとした晩餐を準備しなければ、と思っていました。
しかし仕事の疲れもあり、一から料理をするという気にはなれませんでした。
私のような働く主婦にとって、簡単でおいしく、グルメな冷凍食品を
リーズナブルな価格で購入できる、Trader Joe’sは強い味方でした。

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さっそく店内で、フランス産のチーズやシャンパン、ミニチュア・アペタイザー、
チキンのゴルゴンゾーラソースの冷凍食品、
解凍するだけでおいしく食べれるケーキ、
花などをカートに入れ、レジに向かいました。

ちょうど夕方の6時の閉店前でした(イブなので閉店が早かったので)。
いつも忙しい店とはいえ、
さすがにクリスマスイブの夕食時間前はレジも空いていました。

突然、出口右横にあるオープンオフィスから、
(Trader Joe’sは、店内のどこからでも見えるところに事務所が設置されており、
キャプテン(店長)もそこに待機している)
鐘の音が“チン!”と合図のように店内に鳴り響きました。

その時、顧客が支払いを終え、自動ドアから外へ出ようとすると、
キャッシャーにいたクルー(店員)が笑顔で
「Merry Christmas! Mr. Smith」と声をかけました。

すると店内のクルー全員が
「Merry Christmas! Mr. Smith」と揃って言い出したのです。
声をかけられた顧客は飛び上がるようにびっくりした後、大笑い。

アメリカでは現金をたくさん持ち歩く人は少なく、
クレジットカードか、銀行引き落としのデビットカードで支払いをする人が多いので、
カードを見れば顧客の名前が一目瞭然なのです。

その様子を見ながらレジに並んだ私は、ちょっと恥ずかしいなと思い、
自分の順番になったら現金で払おうと決めました。
すると、レジにいたクルーの女性が
「もし、差し支えなければ、あなたのお名前を教えてくれませんか?」と、
にっこり笑って問いかけてきたのです。

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彼女の素晴らしい笑顔に負けたのと、
私もそこまでへそ曲がりでは無いので、名前を告げました。
そして私がドアを出る間際に、クルー全員が合唱するように、
「Merry Christmas! Yuko」と声をかけてくれました。
私はやられたとばかりに、その場にへたり込んで大笑いをしてしまいました。

外へ出ると、私の後ろから同じように声をかけられた顧客と目が合いました。
彼は私に、「そうえいえば明日はクリスマスだよね・・・
すてきなクリスマスを!」と言い、
満面の笑顔で去っていきました。

想像できないかもしれませんが、
灼熱の砂漠に位置するラスベガスでも、
冬はとても寒く、雪が降ることもあります。

先ほど話しかけてくれた人の口元からは
白い息が出るほど寒い夜だったのに、
私の心はとても温かく、涙が出そうになりました。
私は“ああ、クリスマスが来たのだなぁ。”と実感しました。
同時に、いったい地球上で何人の人が、
今日がクリスマスイブであることも忘れてしまうほどの
忙しさや、孤独、疲れ、悲しみをかかえているのだろうと考えました。

しかし、たった一言あのように声をかけてもらえるだけで、
今日が本当は素晴らしい日なのだと感じることが出来るのです。
言葉ってなんて不思議なのかしら!と思いました。

その時でした。
まるで映画のワンシーンのように空から雪が降ってきたのです。
私は店の周りに飾られた白と青の電飾と
ちらつく雪の光景に魅せられながら、
“お店ってすごいなあ。
今まではただ必要な商品を買う場所だとしか思っていなかったのに、
人と人が触れ合う場所はこんなにもドラマチックなんだ。
お店についてもっと知りたい!“と考えていました。

私にとってこの経験は、
食品小売業の世界の奥深さを実感し、
魅せられていく、大きなきっかけとなりました。

店とは商品を仕入れ、並べ、売り、購入される、
という単純な小売の流れのみならず、
そこに人の心が関ることで
“感動的なエンターテイメント”が生まれる舞台となるのです。

先日、研修で2011年5月21日にリニューアルオープンしたばかりの
Santa Monica Placeという
ライフスタイルショッピングセンターを訪れました。

ルイヴィトン、トリーバーチ、バーバリー、コーチなどの
有名人気高級ブランド店はもちろん並んでいます。

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The Market(紛らわしい名前ですが、Safewayの食料品店ではありません)
と呼ばれるオーガニックやグルメを主体としたファーストフードとレストランや、
料理教室などを集めた“食の通り”があります。

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誰でも利用可能なフードコートは屋上にあり、
心地よいソファが置かれ、海が見渡せるようになっています。

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そして反対側はオープンエアーのモールが見えます。

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人々はここへ来ることで、
映画の中に登場するようなライフスタイルを体験できるのです。

研修参加者の一人が
「五十嵐さん、素敵な場所ですね。
ここに歩いている人、みながセレブに見えますよ。」と言われました。

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私は「ええ、周りを歩いている人達も、あなたのことを見て、
同じように思っているかもしれませんね。
この場所へ訪れるだけで日常を離れ、
豊かなライフのワンシーンを味わうことができるのです。
だから人がこうしてやってくるのではないでしょうか?
中には豊かではない人もいるかもしれません。
でもたまにはこのようなショッピングセンターを訪れ、
美味しい食事を食べ、元気になり、明日への活力へと繋がっていけば、
やがて希望を生み出すのかもしれませんね。」と答えました。

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今回、日本へ来る直前に結城先生とご一緒した研修では、
Santana Row というライフスタイルショッピングセンターを訪れました。

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2002年、完成間近だったこのモールは、
建設中に1/5が火事で燃えてしまという事故がありました。
さらにオープン後は、ハイテク産業のバブルが弾けてしまったため、
オープン当初は人が訪れないという不幸なスタートをきりました。

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しかしその後、核となる小売店の入れ替えや、
しゃれたグルメレストランの出店、人々の憩いの場所となる広場や
ストリートに樹や花を植えるなど、段階を踏んだ開発を続け、
魅力的な街づくりを行なっています。

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今では、週末でなくても、昼の12時を過ぎると
バスで入るのが困難なほど賑わっています。

業界アナリスト達は、このモールに人が集まる理由は、
小売店でのショッピングだけではないと言います。

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草花に溢れ、まるで外国の街を訪れているかのような感覚を与えてくれる
このストリートや街並みが一番の強みなのです。
それこそが人々の心を和まし、
またここへリピートして訪れたいと思わせているのです。

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『阪急電車 片道15分の奇跡』で中谷美紀がナレーションするイントロで
「名前も知らない人達は、私の人生に何の影響ももたらさないし、
私の人生も誰にも何の影響もあたえない…
世界なんて、そうやって成り立っているんだ…そう思っていた…でも…」とあります。

私は、人が集まる場所には、
きっと奇跡を起せるチャンスがあると思っています。

<By 五十嵐ゆう子>

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生き残りをかけたラスベガスの小売業 Still Surviving

2011年6月8日(水曜日)
カテゴリー:

アメリカ小売業の最新情報

 11時45分08秒

 ニュースでご存知のように、米国の住宅価格がまた下落し、雇用や製造業関連の経済指標も予測を下回り、その当然の結果として株価も下がりました。

 特にラスベガスの住宅価格は底知らずの低迷をみせています。経済恐慌による大波の被害を最も受けた地区と言われるほど、その爪痕も生々しく、建設途中の住宅や開発中のショッピングモールの多くが、すでに3年以上も野ざらし状態のままです。しかし、その混沌とした中でも、生き残りをかけてさまざまな取り組みを行なっている小売業がここに存在しています。

 以前、商人舎ホームページで連載した私の体験小説、「Thank You 命をありがとう」の中でも書きましたが、年にわずか100ミリしか雨の降らない砂漠の、過酷で乾いた大地でも花は咲きます。それはどんなに恵まれた森の中で咲く花よりも美しく、力強く、見るものの心を打ちます。

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 ということで今回は、ラスベガスの町で生き残りをかけた勝負に挑んでいる食品小売業の取り組みについてお話したいと思います。

 商人舎USA視察ツアーのベーシックコース(ラスベガス)で結城先生と共に視察したGlazier’s Food Market Place。おりしも、この食料品店はリーマンショックが起こった2008年後半に開店予定でした。しかし凄まじい経済打撃の影響によってオープンは遅れ、翌年の2009年9月にアップスケールなグルメスーパーとしてグランドオープンしました。ロケーションは住宅開発が拡大するはずであったラスベガスの西南地区で、バブルがはじける前の高級志向者を対象に、おそらく大きな収益を期待していたはずです。

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 Glazier’sが開店してすぐ、この店に訪れた私が目にしたのは、車がまばらにしか停まっていない広大なパーキングロット(駐車場)と、客よりも働いている従業員の方が多い様子でした。ただし、店内の雰囲気は東海岸の優良店Wegmansを彷彿とするようで、惣菜やベーカリー、青物コーナーはバラエティーに富み、内装やライトニング(照明)も洗練されていました。Eat Inコーナーに置かれたグランドピアノの自動演奏は訪れる客にアップスケール感を与えていました。

 開店以来この店には幾度か訪れましたが、内心、「周りの住宅建築がストップし、多くの人が破産して家を手放す中、いつまで経営を維持できるのかな?」と思っていました。現にラスベガスでは、さまざまな小売店舗が軒並み閉鎖していく状態が今でも続いているのです。

 ところが、つい先日、久しぶりにこの店を訪れてみて吃驚しました。店内はお客で賑わっていたのです。特に目を引いたのが、オープンキッチンでスクラッチから(素材をきざむところから)調理されてどんどん陳列されていく、種類豊富な少量パックの惣菜でした。


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一般的なスーパーマーケットでアメリカンサイズを見慣れている我々の目には、その“お一人様サイズ”がヘルシーで新鮮に映りました。

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 内容も他の店では売られていないものばかりでした。すべて、オーナーのMr. Glazierの奥様が開発したレシピ通りに調理されたものらしく、パックや惣菜コーナーに“Mrs. G’s Signature”とか“Mrs. G’s Chef To go”と書いてありました。

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 ギリシャ、フレンチ、イタリアン料理など、エスニックな味の料理で、ラスベガスの有名ホテルにあるバイキングで出てくるような珍しいものばかりです。地元の口コミブログを見ても、ここの惣菜は非常に人気があり、顧客が店を訪れる目的になっています。

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 結城先生とこの店を訪れた際、社長のMr. Glazierがいたので(彼はたいてい店に居て、周りのスタッフに目を光らせています)立ち話をしました。Mr. Glazier曰く、小パック惣菜を始めてから客足が増えたそうです。

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 他のスーパーで売られているミールのように、すでにメイン、副菜からデザートまでが決まっているのと違い、Glazier’sの惣菜は、全てを自分の好みで選んでコンプリートミール(完成された食事)に出来ることが顧客に評判が良いそうです。

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そしてエスニックな料理は、その国の人が食べても納得のいく味に近づける努力をしています。

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 もちろん寿司も売られていました。他の店のように作られたものを発注して販売せずに、魚からさばいて作っており、日本人の客が美味しいと言ってくれるので、自信をもっていると言っていました。

 また、ラスベガスが全米や世界中から人が押し寄せる観光都市で、たくさんのコンベンション(催し物)が開かれることを利用して、家族同伴で訪れるビジネスマンの妻や娘達を対象に、近い将来、料理教室を開く予定です。ストリップの老舗レストランのシェフを店に呼び寄せて、店の食材を利用した1日クッキングスクールを行い、それをテレビで流すのだそうです。

 特に印象的だったのは、Mr. Glazierが最後に言った一言でした。「まわりのスーパーはローカル、ローカルと言っているが、私が目指しているのは商圏範囲の広いリージョナル、いやそれ以上なのです。遠くから客が車を乗り付けて来る店になりたんですよ。ラスベガスにGlazier’sありきと人々が口にするONLY ONEになることが目標です。」

 Glazier’sは今のところ単独店ですが、今後3店舗を出店予定なので、このようなことが言えるのも理解出来ます。ペンシルバニア州で16店舗経営していた店を売却し、一度はリタイヤ(引退)をした現在66歳のMr. Glazierが、砂漠の真ん中の町で熱く語る言葉に大きな力を貰いました。

 被災し、多くを失った東日本の町に、今年も桜の花が咲きました。結城先生が先月まで標語とされていた“すこしずつ、ひとつずつ、いっぽずつ”から、今月の“顧客からのスタート”とあるように、困難の中でも前へ踏み出すきっかけは顧客のニーズに中にあります。そして日本の小売業界がいつか大輪の花を咲かせ、未来を切り開いていくと信じています。

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<By 五十嵐ゆうこ>

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Guilt-reduced Food 後ろめたさを軽減する食品

2011年4月26日(火曜日)
カテゴリー:

最新トレンド商品

 10時12分24秒

このタイトルを見て、「どういう意味?」と思う方がきっといると思います。まずは下の写真をご覧ください。

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これは、アメリカ人が日常的に食べているマカロニチーズやトマトソースパスタを、Trader Joesがカロリーオフ・バージョンで開発したプライベートブランドの冷凍食品です。一般商品との違いは、豆乳で出来たチーズや、低コレステロールのヘルシータイプのオイルを使用したりしていて、一般の商品より健康的で低カロリーであることです。また、肉を一切使用していない(つまり動物の命を犠牲にしていない)ベジタリアンフードという意味合いも兼ねてGuilt-Reducedとうたっています。

先日、私が買い物へ行った際、このトマトソースパスタの試食が行なわれていたので、早速食べてみましたが、ベジタリアンだと意識しなくても美味しい味でした。一昔前のベジタリアンフードといれば、“良薬口に苦し”のごとく、“身体には良いけれどまずい”といったイメージがありました。しかし、ベジタリアンフードの歴史がそろそろ半世紀近くになる米国では、Whole Foodsなどの大手ナチュラル・オーガニック食品マーケットが成長してきただけあり、この手の食品は随分と美味しく、見た目もおしゃれになってきています。

私の高校生の息子の意見では、都会のティーンエージャーの間で、ヘルシーな食生活やベジタリアンフードを食べることはちょっとしたステータスで、「Very Cool(かっこいい)!」なことなのだそうです。以前はWhole FoodsやSprouts Farmers Marketなどで働いていた人達は、どこかヒッピーのような雰囲気だったり、神経質そうで痩せていて、いかにも菜食主義を彷彿とさせるタイプが多いなと感じていましたが、近頃は今時のオシャレな若者達が働いています。

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ベジタリアンフードの人気と平行し、ここ数年は”グルテンフリー食品“も人気です。グルテンとは小麦やライ麦に含まれる小麦タンパクのことで、それらと水を混ぜた際に弾力を生む”粘り“の成分です。米国では、このグルテンにアレルギーを持つ人が多くいるとされています。特に遺伝的免疫疾患のセリアック病の人がグルテンを取ると、深刻な病気の悪化に繋がります。もっと身近なところでは、グルテンはアトピー発症の原因でもあると言われています。

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2007年頃からグルテンを含まない食品が、非常に注目され始め、その後一気に広がりました。最初は健康食料品店でしか、グルテンフリー食品を買うことは出来ませんでした。しかし最近では、一般スーパーマーケットにも登場するようになってきています。有名な話では、クリントン前大統領の娘のチェルシーさんの結婚式で出された料理のすべてが、グルテンフリー(彼女は特にアレルギーではないにも関らず)であったそうです。小麦の代用として玄米や米粉、タピオカ粉などが使用されており、これらの原料を使用した味は、以前はあまり美味しくなかったのですが、今は改善されてきました。そうしてチェルシーさんのようにアレルギーを持たない人からも、肥満の原因でもある炭水化物が少なく、健康にも良いという理由から、グルテンフリー食品は求められるようになりました。

数週間前、南カリフォルニア州のオレンジ市にある“Veggie Grill”という店にランチを食べに行きました。

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南カリフォルニアに7店舗あり、多くのメディアからも注目され、非常に成功しているベジタリアン・ファストフード店です。ハンバーガーやタコスなど、一般的なファストフードのメニューが全てミートレス(肉を一切使用せずに、テンペなどの大豆で代用)で提供されています。

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マカロニチーズもグルテンフリー(米粉使用)でメニューにのっていました。ハンバーガーは、見た目や食感も肉が入っていないとは信じられませんでした。そしてなにより驚いたのが、3種類くらいのメニューをシェアして味見したところ、どれも非常に美味しかったことです。

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店に訪れていた客は親子連れや、若者、普段はベジタリアンなどを気にしていないような筋肉隆々の男性客もいました。店内はパステルカラーを基調に、ポップで明るく、お洒落で楽しい雰囲気でした。

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金額は通常のファストフードで支払うハンバーガーセットの倍はかかり、けして安い昼食代とは言えませんでした。しかし、これだけ美味しくベジタリアンフードを食べることができて、しかも通常のファストフードよりもカロリーオフで身体にも良いわけなのですから、たまにはこういうランチも悪くないなと思いました。ベジタリアンフードの良い点は、繊維質を含む素材を多く使用しているので消化に良く、お腹一杯食べてももたれないという利点があります。これならいつもはカロリーを気にして、いつもは控えがちなデザートも、後ろめたさを感じることなく食べることができます。

しかしここでカロリーの高いデザートを口にしては、元も子もないので、この日のデザートはフローズンヨーグルトデザートで有名な”Pinkberry”で、フルーツをトッピングしたヘルシーなヨーグルトアイスを食べました。

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“Pinkberry”というフローズンヨーグルトのフランチャイズチェーンは、ロサンゼルスのハリウッド発祥で、今やニューヨークにまで広がる人気のデザート店です。韓国系移民が2005年に創業して以来、その病み付きになる“味”に、毎日食べないと気が狂ってしまうという熱狂的なファンまでいて、巷では麻薬患者を喩えにだして“クラック(麻薬)ベリー”と言うあだなまで付いています。

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自分好みのトッピングを選ぶことができます。

一店舗あたりの年商は最低でも1億円で、ハリウッドの一号店は3億6~8千万円と言われています。デザート1つで平均5ドルはするので、けして安いとは言えませんが、低脂肪・低カロリーで美味しく、毎日食べても普通の高カロリーなデザートを食べるほど後ろめたさを感じないということが、アメリカで大ヒットした要因です。

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最後に、話はがらっと変わりますが、お伝えしたいことがあり、こちらの写真を貼らせて頂きます。

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この写真はエスニック輸入家具、雑貨、食器や食品を販売するCost Plus World Marketで撮影しました。Cost Plus World Marketは全米30州で260店舗を展開しているチェーンです。

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私はいつもここで珈琲豆を購入しており、たまたま豆の補充に訪れた際、一番目立つ正面フロントで上記の陳列とポスターを見ました。今年の9月30日まで、ここで販売している日本産商品の売り上げから出た利益分を100%寄付するという取り組みです。

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こちらのホームページでも内容を見ることができます。
その日は、奇しくも福島原発の放射能汚染がレベル7に引き上げられた翌日でした。そして、SN News(スーパーマーケットニュース)というサイトの見出しで、Wegmans Food Marketsが日本の食品について懸念し、今後、必要に応じた対応を強化するという記事がでた日でした。私はアメリカに食品を卸している人を何名か知っているので、このニュースを読み、心が沈みました。しかしCost Plus World Marketの取り組みを知って、すこしずつですが、希望の灯火がまた心に宿ってきました。

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今、世界の至るところで、日本の安全と東日本の復興を祈り、出来ることから始めようとしている企業や人々がいるのだなと感じています。

私も知り合いの紹介でサポートを始めています。航空会社で働くあるアメリカ人女性が、仙台のボランティアグループを通じ、実際に現場で必要とされる物資の情報を集めています。彼女は逐次メールで情報を送り、我々はそれをチェックし、必要な物資を購入してロサンゼルスのトーレンスにいる彼女のもとへ届けています。航空会社も無償でこの物資を日本へ届けてくれています。直接、ニーズのある人々の手元へと物資が届けられるそうで、安心しています。

そして、ここでまた、結城先生の言葉を思い出しました。
まさしく“ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ”です。

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五十嵐ゆう子
JAC ENTERPRISES, INC.
ヘルス&ウエルネス、食品流通ビジネス専門通訳コーディネーター

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基本的理念に立ち返ること

2011年4月11日(月曜日)
カテゴリー:

五十嵐ゆうこからのメッセージ

 15時14分14秒

 東日本震災からちょうど一ヶ月がたちました。原発の屋内避難区域からは比較的離れていますが、私の親類は福島県の会津若松にいます。さらに仕事を通じてお世話になった方々が被災をされ、安否の確認や、余震、福島の原発事故問題などで気持ちが沈み、ブログに手をつけることが出来ませんでした。

 仙台へは昨年の夏に息子と旅をしました。“瀬音ゆかしき杜の都”と歌にあるように、水と緑の美しいところでした。

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 青葉城址の高台から見下した夕日に輝く景色を今でも思い出します。

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 つい数ヶ月前に日本生協のツアーでご一緒した岩手生協を始めとする東北の生協方々も数多く被災されました。その被災地に生協連本部の根本さんが現地先遣隊として、先月の14日に岩手県の三陸河の最大被害エリアに入られたそうです。その時のことについて、彼は、「壮絶な状態で2日間は眠れず、本当に足がすくみ、写真など撮れなかった・・・」とメールで語っていました。

 今回の震災は私たちが日々あたりまえに感じていた命、暮らし、安全などを、全てひっくり返してしまうほどの大きな出来事だったとあらためて実感しました。

 被災された人々の暮らしが、元の状態に戻るには時間がかかると思います。けれども結城先生が標語に書かれている、“ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ”という言葉のように、立ち止まらずに、今、出来る事から始めていかなければいけないのだと考えます。

 先日、衛星放送でNHKの日曜討論を見ていたら、“花見や旅行や買い物などの自粛をすることが本当に被災された人々の為になるのか?”ということを話していました。その時、数日前に東北の酒造者の方が、被災を免れた酒を手にして「花見の自粛などせずに、どんどん花見をして私達の作った酒を飲んで欲しい。」と言われていたこととダブりました。結城先生も「店を開けましょう、店の前に立ちましょう」と震災の時より、何度もブログで謳われています。経済を活性化させるには、“お金を使える人から使う”ということでなければいけないと、私も感じます。

 ところで最近の米国の景気は回復の兆しが見えてきたのですが、ご存知のように原油価格の上昇で再びその成長に歯止めがかかっています。Whole FoodsやWalmartの株価もマイナスの日が続いています。

 ただ、その中で一番影響を受けやすそうな高級スーパーマーケットGelson’sの親会社である、Arden Groupが健闘しているのです。

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 つい先日、南カリフォルニアのセンチュリーシティーにある店舗に寄りました。ここは結構古くからある店舗で、以前は視察ツアーでもよく訪問していた店です。アップスケールなオープンショッピングモールの一角にあります。

 私がこの店舗に訪れた最初の目的は買い物ではなく、ただ、お手洗いを使用したかったのです。というのも、先月視察でマリナデルレイのGelson’sでインタビューをした際の質疑応答の中で、「まわりにRalphs Fresh Fareの新店やWhole Foodsがありますが、競合に対抗するために行なっていることは何ですか?」と聞いた際、答えの中の1つが非常に印象に残ったからでした。

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 「Gelson’sはハイエンドなデパートメントやホテルと同じ環境を顧客に常に提供しています。例えばお手洗いはどのグロサリー店より清潔できれいです。2時間おきに掃除を行い、それ以上にもお客様からの報告や、アソシエートが気が付けば常にキレイにしています。これは他の店では行なっていないことだと思いますよ。私が客の立場で考えても、どんな高級レストランや、見た目が華やかな店でも、お手洗いが汚いとがっかりしますね。私は以前アルバートソンで8年働いていましたが、アルバートソンではそのような意識は無かったと思います。Gelson’sに来るパトロンはこういう日々の姿勢も理解し、来店されているのだと信じています。」

 その言葉を聞いた参加者の人達から感心の溜息が漏れたのを今でも覚えています。凄く基本的なことなのですが、これが顧客サービス理念の中で一番大事なのだと気付かされました。

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 と言うことで、まずお手洗いに行きました。私はやはりあのときの店長さんの言葉に間違いはなかったと確信しました。特に感心したのは、この店は忙しいショッピングモールの中にあり、他店舗よりお手洗いを利用する人が多いはずです。その状況できれいなお手洗いを維持するのは、素晴らしいことだと思いました。

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 そのお手洗いの中に”WE CARE”と書かれた用紙が壁にかかっていました。

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 そこには「ハイクオリティーのクリンネスを保つために、2時間おきの掃除とサプライの補給を行なっています。もし、クレリンネスの状態が保たれていないと感じられた方はすぐフロントデスクか店長にお申し付けください」と書かれと書かれていて、トイレ掃除を行なった担当者の署名がありました。

 お手洗いを借りただけでは申し訳ないという気分になった私は、バスケットを掴み、多少お高いとは知っていながら夕食の買い物をして帰りました。

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 店内を見て回ると、店中クリンネスが行き届いていて、グロサリーの陳列は期待通りの美しさでした。

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 アスパラガスも、「買ってね!」といわんばかりに美味しそうな陳列だったので、その日の我が家のメニューに加わりました。

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 精肉売場もクオリティーの高いお肉が美味しそうに並んでいました。

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 この店もすぐそばにSafewayのアップスケール店舗である、Pavillionsができ、Whole Foodsもあるので、それらの競合に囲まれて厳しい戦いをしているはずです。しかし、平日にしては客足は結構ありました。

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 “トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで”という歌が昨年大流行しましたが、(私もおばあちゃん子なんで、この歌を聴いて2回も大泣きしました)トイレには女神様だけではなくて、商売の神様も女神様の隣に居られるのだと思いますよ。

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(故松下幸之助氏も職場に行って一番にトイレ掃除をしたそうですから。それが株価に出たのかもしれませんね。)

 景気が厳しくなる中でも、顧客にリピートして来店してもらうため、何か小さなことでも出来ることから始め、それを維持するということ。これも結城先生の標語に通じているのだなと気付かされました。

“ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ”

五十嵐ゆう子
JAC ENTERPRISES, INC.
ヘルス&ウエルネス、食品流通ビジネス専門通訳コーディネーター

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