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	<title>商人舎 &#187; 「店」に関する考察</title>
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	<description>結城義晴ブログ</description>
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		<title>「店」に関する考察「寡占と複占」</title>
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		<pubDate>Sat, 22 Dec 2007 00:53:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[「店」に関する考察]]></category>

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		<description><![CDATA[-----
KEYWORD:

-----]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>12月商戦のなかのクリスマス商戦。<br />
今週から始まった前半戦は、<br />
苦しかったと思う。<br />
<img width="176" height="220" class="pict" alt="１０円販売" src="/modules/blog/wp-content/uploads/2007_1221_138.jpg" /></p>
<p>現在の日本の顧客は、大衆としてみると、<br />
感情の起伏が激しい。<br />
気分が乗ると、大勢で押し掛ける。<br />
乗らないと、どんなに優秀な店に対してでも、<br />
極端に冷淡になる。</p>
<p>ローマ帝国五賢帝時代の地味な皇帝アントニヌス・ピウスの言葉。<br />
<span style="font-size: medium">「感情を抑制するのに、<br />
賢者の哲学も皇帝の権力も<br />
何の役にも立たない時がある。<br />
そのようなときには、<br />
男であることを思い起こして耐えるしかない」</span><br />
<span style="font-size: x-small">(『ローマ人の物語』＜塩野七生著＞より)</span></p>
<p>ローマ人アントニヌス・ピウスは「男であること」と言うが、<br />
現代日本では、「人間であること」と、<br />
言葉を変えて受け止めたほうがよいだろう。</p>
<p>今日からの、クリスマス商戦後半にこそ、<br />
耐えた力を爆発させたいものだ。<br />
耐えるからこそ、爆発があるのだ。</p>
<p> </p>
<p>さて、そんな爆発のときに、<br />
昨日につづいて、<br />
結城義晴の小難しい考察。</p>
<p>フランスの学者ルネ・ユーリックの言葉。<br />
<span style="font-size: medium">「大きな町には小さな店を、<br />
小さな町には大きな店を」</span><br />
故川崎進一先生が好んだ学者。</p>
<p>これをイオン名誉会長の岡田卓也さんは、言い換えた。<br />
<span style="font-size: medium">「大きな町にはセブン-イレブン。<br />
小さな町には、ウォマート」</span><br />
素晴らしい。座布団一枚。</p>
<p>ただし、ユーリックは、<br />
フランスのカルフールが誕生したばかりの時に、<br />
『ルネ・ユーリックの法則』を考えた。<br />
すなわち生存単位、最小競争単位の「競争法則」であった。</p>
<p>したがって、すべてに共通する教訓となった。</p>
<p>ユーリックは、こうも言う。<br />
<span style="font-size: medium">「まず25%の顧客を獲得する。<br />
するとその店は、信頼されるようになる。<br />
つぎに40%の顧客をつかむ。<br />
すると経営は安定してくる」</span></p>
<p>作家・安土敏さんは述べる。<br />
<span style="font-size: medium">「小売業の店舗は、<br />
もともと寡占競争だ」</span></p>
<p>賛成。</p>
<p>ある業態やフォーマットという切り口で見なければならないが、<br />
小売業の店舗競争は常に、数店によって展開される。</p>
<p>この、競争の原理が見えないから、<br />
感情を抑制できなくなる。</p>
<p>もちろん現在のように、<br />
小売業がある程度のレベルまで発達したアメリカや日本では、<br />
ルネ・ユーリックの時代と違って、<br />
二つの新しい現象がみられる。</p>
<p><span style="font-size: medium">第1は、数店の競争が、3店、あるいは2店になってきたこと。</span><br />
競争の顔ぶれが、減ってきたこと。</p>
<p><span style="font-size: medium">2店の競争を私は「複占」という言葉で表現している。</span></p>
<p>ただし、複占が最後の段階である。<br />
独占はいつの時代も、どんな環境でも、<br />
市場が許さない。</p>
<p>複占の状態になると、<br />
強いもの同士の競争が展開される。<br />
同時に、常に、新たな強い競争者の出現を、<br />
意識し、覚悟しなければならなくなる。</p>
<p><span style="font-size: medium">第2は、異なる業態やフォーマットとの競争が展開される。</span></p>
<p>複占はマーケットの成熟を意味する。<br />
したがって、業態フォーマットは様々に発達している。<br />
だから異業態間競争が展開される。</p>
<p>アメリカのスーパーマーケットと<br />
ウォルマート・スーパーセンターは異なるフォーマットである。<br />
しかし両者は激しい競争を展開している。<br />
複占状況だからである。</p>
<p>日本の都心。<br />
スーパーマーケットとコンビニは競争し始めている。<br />
セブン-イレブンも価格競争を始めた。<br />
スーパーマーケットもコンビニも、<br />
それぞれの商圏内で、<br />
複占しているからである。</p>
<p> </p>
<p>クリスマス商戦前半、<br />
感情を抑制させて、観察してみるとよい。</p>
<p>苦しかったのは、異業態・異フォーマットに、<br />
顧客を奪われたからである。</p>
<p>インターネット販売を含めて。</p>
<p>最後に、ローマ人を代表してユリウス・カエサルの言葉。<br />
<span style="font-size: large">「身の安全を心配しながら生きたのでは、<br />
生きたことにならない」</span></p>
<p>＜まだまだつづく、結城義晴＞</p>
]]></content:encoded>
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		<title>｢店｣に関する考察①｢生存単位と最小競争単位｣</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2007/12/21/1295/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2007/12/21/1295/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 21 Dec 2007 05:50:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[「店」に関する考察]]></category>

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		<description><![CDATA[-----
KEYWORD:]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>しみじみと「店」の話。</p>
<p><span style="font-size: medium;">小売業にとって、<br />
店舗は,<br />
すべてを生み出す源である。</span><br />
<a href="/modules/blog/wp-content/uploads/DSCN1277-3.jpg" target="_blank"><img class="pict" src="/modules/blog/wp-content/uploads/DSCN1277-3.jpg" alt="15の言葉" width="300" height="400" /></a><br />
<span style="font-size: x-small;">たった１店舗「アイクス」のクレド。</span></p>
<p><span style="font-size: medium;">土地を手当てし、<br />
建物を建て、<br />
売場を整え、<br />
商品を並べる。<br />
人を配置し、<br />
宣伝をし、<br />
接客をして、<br />
販売する。</span></p>
<p>外食業も、<br />
サービス業も、<br />
宿泊業も、<br />
基本的にこの構造は変わらない。</p>
<p><span style="font-size: medium;">卸売業は、<br />
その店を営む小売業や外食業に、<br />
品揃えを提供する機能を有する。</span><br />
品揃えを実現させるために、<br />
商品の情報を供給し、<br />
商品そのものを配送する。</p>
<p><span style="font-size: medium;">製造業は、<br />
商品をつくる。<br />
そして商品を顧客に届ける。</span><br />
だから商品と顧客を結びつける活動を、<br />
活発に行う。<br />
これをマーケティングという。<br />
マーケティングが、<br />
製造業から生まれたのも、<br />
なるほどと頷ける。</p>
<p>その、小売業の店。</p>
<p>最初の小売商人は、<br />
「店」を持つことができなかった。<br />
だから「店」にあこがれた。<br />
「店」に恋い焦がれた。</p>
<p>たいていは、自宅を店にした。</p>
<p>自宅が狭く、<br />
みすぼらしく、<br />
立地が悪いと、<br />
行商や引き売りのほうが、<br />
顧客にとって、<br />
便利であった。</p>
<p>やがて、資金がたまると、<br />
店を持つ。</p>
<p><span style="font-size: medium;">土地を手当てし、<br />
建物を建て、<br />
売場を整え、<br />
商品を並べる。<br />
人を配置し、<br />
宣伝をし、<br />
接客をして、<br />
販売する。</span></p>
<p>フランチャイズチェーンで、これを始める者もいる。<br />
店と商売のパッケージを、<br />
料金を払って提供してもらう仕組み。</p>
<p>ウォルマートの創業者サム・ウォルトンは、<br />
まさにこの例であった。</p>
<p>最初の店が好循環を始めると、<br />
まずは店を大きくすることを考える。<br />
誰でも。</p>
<p>当然ではある。</p>
<p><span style="font-size: medium;">しかしこれは、<br />
土地を拡張し、<br />
建物を拡大し、<br />
売場を広げ、<br />
品揃えを充実させ、<br />
在庫を増大させ、<br />
人を増員し、<br />
接客を増やして、<br />
販売額を高くすることである。</span></p>
<p>これには、一つの危険が伴うが、<br />
店を大きくする勢いに乗って、<br />
成功する。<br />
こうして、適正規模の店が出来上がる。</p>
<p><span style="font-size: medium;">私は、この1店舗の店を、<br />
「生存単位」と名付けている。</span></p>
<p>生存単位の議論は、<br />
すべてに共通するテーマとなる。</p>
<p><span style="font-size: medium;">そして実は、この生存単位の店が、<br />
一番強い。</span></p>
<p>崖っぷちにある店。<br />
後がない店。<br />
店を経営する人間が命をかけた店。</p>
<p>どんなに大きな店がやって来ようと、<br />
生存単位の店は、潰れない。</p>
<p><span style="font-size: medium;">もちろん「生存単位の店」には、<br />
イノベーションがなければならない。</span><span style="font-size: medium;"> </span><span style="font-size: medium;">常に、自分の顧客を見続け、<br />
その顧客に応える用意がある店。</span><span style="font-size: medium;">顧客の要望に応え続けると、<br />
場合によっては、<br />
さらに店を大きくしなければならなくなることもある。<br />
店の場所を移転しなければならないこともある。<br />
遠くからやってきてくれる顧客のために<br />
同じタイプの店を、他の場所に、<br />
出さなければならなくなる場合もある。</span></p>
<p>そうして今度は、支店経営に移ってゆく。<br />
支店経営では3店までが一つの単位となる。</p>
<p><span style="font-size: medium;">これを「最小競争単位」と呼ぶことにする。</span></p>
<p>最小競争単位の3店は、<br />
三角形の位置に配置する。</p>
<p>地理的条件の制約があって、<br />
直線で配置せざるを得ない時には、<br />
真ん中の店を、核とする。<br />
これが「最小競争単位」である。</p>
<p>そして、この競争単位も強い。<br />
もちろん最小競争単位でも、<br />
常に顧客を向いたイノベーションが必要である。</p>
<p>イノベーションとは、<br />
「顧客を向いたうえで、自らを変える」行為である。<br />
「社会正義にのっとって、自らを変える」行為である。</p>
<p>生存単位、最小競争単位は、<br />
逆に、最もイノベーションしやすい。<br />
イノベーションのスピードが速い。<br />
生存単位と最小競争単位は、<br />
そんなマネジメント単位であると認識すべきである。</p>
<p>問題は、このイノベーションに近い単位の組織が、<br />
いかにモチベーションを維持し続けるかということになる。</p>
<p>しかし、モチベーションの維持が可能ならば、<br />
私はこの単位が、最も確実に、<br />
人間としての幸せを提供してくれるものだと思っている。</p>
<p>今、様々な企業において、<br />
会社の売却や合併、統合が盛んに行われている。</p>
<p>私は、ここで、<br />
商人としての幸せと社会貢献という二つの観点から、<br />
ものを考えたいと思う。</p>
<p>私は、30年間、様々な商人を見てきた。</p>
<p><span style="font-size: medium;">社会貢献の大きな商人。<br />
幸せな商人。</span></p>
<p>どちらをも獲得した商人。<br />
どちらもかなえられなかった商人。</p>
<p>社会貢献を果たした商人。<br />
幸せになった商人。</p>
<p><span style="font-size: medium;">しかし、幸せ基準で見る限り、<br />
生存単位と最小競争単位こそが、<br />
やはり最良であると思う。</span></p>
<p>＜つづく、結城義晴＞</p>
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