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	<title>商人舎 &#187; このひとの、このひとこと</title>
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	<description>結城義晴ブログ</description>
	<lastBuildDate>Wed, 26 Aug 2026 00:49:13 +0000</lastBuildDate>
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		<title>2026夏の甲子園決勝と｢イオンモール熊本｣のアイデンティティ</title>
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		<pubDate>Sat, 22 Aug 2026 13:18:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[結城義晴のスポーツニュース]]></category>

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		<description><![CDATA[夏の甲子園決勝。 智弁学園和歌山高校と、 高崎健康福祉大高崎高校。 長い名前の高校が残った。 実にい...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 18pt;">夏の甲子園決勝。</span><br />
智弁学園和歌山高校と、<br />
高崎健康福祉大高崎高校。</p>
<p>長い名前の高校が残った。</p>
<p>実にいいゲームで、<br />
追いつ追われつ。</p>
<p>結局、打棒の和歌山が、<br />
4対3で勝利した。</p>
<p>おめでとう。</p>
<p>横浜高校の織田翔希投手を打ち込んだし、<br />
すべてのゲームで実力を発揮した。</p>
<p>部員40人の甲子園では小所帯。</p>
<p>その少ないメンバー同士の、<br />
互いのコミュニケーションが良かった。</p>
<p>47歳の和歌山の中谷仁監督。<br />
1997年の夏の甲子園で、<br />
智辯和歌山主将で捕手。<br />
チームを優勝に導いた。</p>
<p>阪神タイガースから、<br />
ドラフト1位指名を受けて、<br />
プロ野球選手となった。</p>
<p>プロとしては苦労の連続。<br />
それが高校野球の指導に生きている。</p>
<p>下半身をしっかり鍛えた野球小僧ばかり。<br />
おめでとう。</p>
<p>2026年の夏が終わった。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/sensyuken2026_2.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177949" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/sensyuken2026_2.jpg" alt="sensyuken2026_2" width="466" height="222" /></a></p>
<p>さて、日経新聞夕刊のエッセイ。<br />
｢プロムナード」</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">田中功起さん。</span><br />
栃木県出身のアーティスト。<br />
東京造形大学客員教授、<br />
京都市立芸術大学准教授。</p>
<p>タイトルは、<br />
<span style="font-size: 24pt;">｢イオンモールと地震」</span></p>
<p>｢7月28日に起きた熊本地震から<br />
もうすぐ1カ月になる｣</p>
<p>｢日本全国にあるイオンモール。<br />
旅行先でも便利だけど、<br />
普段も子どもを連れてよく行く場所だ」</p>
<p>著者には小さな子どもがいる。</p>
<p>｢イオンモールは、子どもができてから、<br />
何回行ったかわからないぐらい、<br />
無限に利用している」</p>
<p>有難いお客さまだ。</p>
<p>田中さんはショッピングセンターの便利さを語る。<br />
｢スーパーだけでなく、<br />
100円ショップやドラッグストアもあるから、<br />
日々の買い物には困らない」</p>
<p>商業集積の効用。</p>
<p>｢まして走り回れる子どもの遊び場もあったりする」</p>
<p>｢フードコートは、<br />
僕や妻が食べたいものと<br />
娘が食べたいものが異なるとき、<br />
ちょうどよい折衷案になる。<br />
娘はうどん、妻はラーメン、<br />
僕はカレーという具合に」</p>
<p>これはショッピングセンターのフードコートの効用。</p>
<p>｢どんな子どもも好きな定番のお店が<br />
必ずあるのもうれしい。<br />
旅先でも便利だ」</p>
<p>田中さん一家は京都に住んでいる。</p>
<p>｢京都には、イオンモールKYOTO、<br />
イオンモール京都五条、<br />
イオン京都洛南ショッピングセンターなどがあるが、<br />
自宅から同じぐらいの距離なので、<br />
ほとんどローテーションで利用している｣</p>
<p>何度も言うけど、有難いお客さまだ。</p>
<p>その田中さん。<br />
｢イオンモール熊本の爆発後の店内を<br />
ドローン撮影した映像を見る機会があった」</p>
<p>｢瓦礫の量がすさまじく、震災の現場というよりも、<br />
戦争の爆撃跡のようにも見える」</p>
<p>｢イオンモールの内装や空間デザイン、<br />
お店の構成は、どこも同じようなものだ。<br />
だから、イオンモール熊本に<br />
繰り広げられる災害の風景が、<br />
奇妙なことに、普段僕らが使う<br />
イオンモールと重なって見えてくる」</p>
<p>そうそう。</p>
<p>｢まるで、いつも行くイオンモールで地震があり、<br />
爆発が起こったかのように感じられるのだ」</p>
<p>｢それでひどく動揺してしまった」</p>
<p>全国の国民も同じ既視感をもったに違いない。</p>
<p>｢保育園で地震のことを聞いたのか、<br />
『京都は地震がないかな？』と娘が聞いてくる。<br />
『イオンモールは大丈夫かな』と<br />
たたみかけるように聞いてくる」</p>
<p>｢僕が感じたように、<br />
京都のイオンモールと熊本のイオンモールは<br />
娘の中でも繋がっている」</p>
<p>これこそチェーンストアの効用だ。</p>
<p>｢家ではあまりテレビを見ないから、<br />
ニュースなどで流れる壊れたイオンモールを<br />
彼女は見ていない」</p>
<p>｢それでも娘にとって、地震の記憶は<br />
イオンモールと結びついていくのかもしれない」</p>
<p>あまり意味を持たせないエッセイだが、<br />
チェーンストアの本質を語っている。</p>
<p>自分が通っている店と同じチェーンの他の店も、<br />
自分の店と思ってくれる。</p>
<p>だからチェーンストアは、<br />
すべての店が精いっぱい、<br />
自分の顧客にご奉仕しなければならない。</p>
<p>それが相乗効果を発揮して、<br />
そのチェーンストアのアイデンティティとなる。</p>
<p>セブン-イレブンは日本国内2万1956店で、<br />
アイデンティティを発揮している。</p>
<p>ウォルマートは米国内5212で、<br />
ウォルマートの威力を発揮している。</p>
<p>地震が起こったときなど、<br />
それらのアイディンティティの信頼性が、<br />
その企業の評価のベースになる。</p>
<p>今回のイオンモールは、<br />
そのことを実証しつつあると思う。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
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		<item>
		<title>終戦の日の｢過去を顧みた反省｣とカーの｢歴史とは何か｣</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/15/177787/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/15/177787/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 15 Aug 2026 12:55:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[ニュースを斬る]]></category>

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		<description><![CDATA[敗戦以来81年、 終戦の日。 日本政府が全国戦没者追悼式を主催する。 ｢戦没者を追悼し平和を祈念する...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>敗戦以来81年、<br />
<span style="font-size: 18pt;">終戦の日。</span></p>
<p>日本政府が全国戦没者追悼式を主催する。<br />
｢戦没者を追悼し平和を祈念する日」<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/0092548458.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177797" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/0092548458.jpg" alt="0092548458" width="467" height="316" /></a></p>
<p>長田弘『すべてきみに宛てた手紙』から。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">戦争に敗れた側は、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">戦争の理念を失います。</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">戦争の理念を失うというのは、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">｢戦争は解決ではない｣と</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">思い知ることです。</span></em></p>
<p>長田は1939年、福島生まれの詩人。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/51mRefvhheL._SL1200_-1.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177790" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/51mRefvhheL._SL1200_-1.jpg" alt="51mRefvhheL._SL1200_ (1)" width="386" height="544" /></a></p>
<p>逆に考えれば、<br />
戦争に勝った側には、<br />
戦争の理念が残る。<br />
戦争の理念とは、<br />
｢戦争は解決である｣と<br />
信じることだ。</p>
<p>だからアメリカは戦争を続ける。</p>
<p>日清戦争と日露戦争に勝った大日本帝国は、<br />
｢戦争は解決である｣と信じて、<br />
太平洋戦争に入って行った。</p>
<p>しかしそれに負けて、<br />
｢戦争は解決ではない｣と、<br />
思い知ったはずだった。</p>
<p>詩人･茨木のり子。<br />
<em><span style="font-size: 18pt;">｢わたしが一番きれいだったとき｣</span></em></p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
街々はがらがら崩れていって<br />
とんでもないところから<br />
青空なんかが見えたりした</p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
まわりの人達がたくさん死んだ<br />
工場で　海で　名もない島で<br />
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった</p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった<br />
男たちは挙手の礼しか知らなくて<br />
きれいな眼差しだけを残し皆発っていった</p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
わたしの頭はからっぽで<br />
わたしの心はかたくなで<br />
手足ばかりが栗色に光った</p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
わたしの国は戦争で負けた<br />
そんな馬鹿なことってあるものか<br />
ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた</p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
ラジオからはジャズが溢れた<br />
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら<br />
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった</p>
<p>わたしが一番きれいだったとき<br />
わたしはとてもふしあわせ<br />
わたしはとてもとんちんかん<br />
わたしはめっぽうさびしかった</p>
<p>だから決めた　できれば長生きすることに<br />
年とってから凄く美しい絵を描いた<br />
フランスのルオー爺さんのように　　　ね<img class="alignnone size-full wp-image-177789" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/cd4f915b637d4c45f596d97572f6c02c.jpg" alt="cd4f915b637d4c45f596d97572f6c02c" width="707" height="469" /></p>
<p>日経新聞の一面コラム｢春秋」</p>
<p>昭和天皇は敗戦直後、<br />
日光に疎開していた11歳の現上皇に、<br />
手紙を送っている。</p>
<p>｢我が国人があまりに皇国を信じ過ぎて<br />
英米をあなどった」</p>
<p>｢我が軍人は精神に重きをおきすぎて<br />
科学を忘れた」</p>
<p>貴重な手紙だ。</p>
<p>なぜ敗戦したのか。<br />
その理由を息子にはっきり、<br />
伝えようとしている。</p>
<p>戦没者追悼式の今上天皇陛下。<br />
昭和天皇の孫にあたる。</p>
<p>｢深い悲しみを新たにいたします」</p>
<div class="cmn-article_text JSID_key_fonttxt m-streamer_medium">
<p>｢戦後の長きにわたる<br />
平和な歳月に思いを致しつつ、<br />
過去を顧み、深い反省の上に立って、<br />
再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、<br />
戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、<br />
全国民と共に、心から追悼の意を表し、<br />
世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」</p>
<p>日本の象徴(symbol)となった天皇が、<br />
過去を顧み、深い反省の上に立つ。</p>
<p>天皇制は｢上皇｣の制度が生まれたとはいえ、<br />
生涯の責任を天皇に背負わせる。</p>
<p>1年や数年の内閣総理大臣よりも、<br />
長きにわたって責任を全うする。</p>
<p>その言葉が｢過去を顧みた反省」<br />
重い。</p>
<p>そして同感する。</p>
<p>私は戦争を知らない世代だ。<br />
それは今上天皇も、<br />
現首相も前首相も前々首相も同じ。</p>
<p>天皇象徴制は戦後のGHQ民生局が、<br />
イギリス君主制をモデルにして考えた。<br />
｢visible symbol of unity(目に見える統合の象徴)｣</p>
<p>1931年のウェストミンスター憲章にある。<br />
｢国王は自由な結合の象徴｣</p>
<p>日本側にもこの考え方を説いた人がいた。<br />
禅僧の山本玄峰(げんぽう)が、<br />
内閣書記官長の楢橋渡に示唆した。<br />
｢戦後も天皇を国家の象徴と定義すべき」</p>
<p>戦前にも新渡戸稲造や津田左右吉は、<br />
｢天皇は国民統合の象徴｣と考えていた。</p>
<p>その天皇の代々続く歴史観が、<br />
｢過去を顧みた反省｣であると思う。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">E･H･カーの『歴史とは何か』</span><br />
原題は｢What is History?｣<br />
1961年、ケンブリッジ大学での連続講義を、<br />
一冊の本にまとめた。<br />
だから日本語版でも｢ですます調｣<br />
20世紀の歴史学における古典的入門書。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4442-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177793" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4442-002.jpg" alt="IMG_4442 (002)" width="365" height="502" /></a><br />
｢歴史から学ぶというのはけっして、<br />
単純な一方向のプロセスではありません」</p>
<p>｢過去の光に照らして、<br />
現在について学ぶというのは、<br />
同時に現在の光に照らして、<br />
過去について学ぶということです」</p>
<p>高市早苗の言動を見ていると、<br />
一方向のプロセスしかない。</p>
<p>｢歴史学の働きとは、<br />
過去と現在の相互関係を通して、<br />
過去と現在の両方の理解を<br />
さらに深めていく促進作用なのです」<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/maxresdefault-2.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177799" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/maxresdefault-2.jpg" alt="maxresdefault (2)" width="453" height="255" /></a></p>
<p>終戦の日には、<br />
カーの思想に触れたい。</p>
<p>｢過去を顧みた反省｣は、<br />
現在に光を当てることである。</p>
<p>深く、強く確認したい。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>｢転ぶにも転び方あり｣とアイン大谷喜一さんの｢ヨーカ堂推し」</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/14/177770/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/14/177770/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 13:56:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[結城義晴つれづれ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[朝、出かけるとき、 家の階段で転んだ。 リュックサックを背負って、 両手に小物を持っていた。 しかも...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>朝、出かけるとき、<br />
家の階段で転んだ。</p>
<p>リュックサックを背負って、<br />
両手に小物を持っていた。</p>
<p>しかもちょっと急いでいた。</p>
<p>ぴったりしたデニムパンツを履いていた。<br />
膝が上がりにくかった。</p>
<p>それらすべてがいけなかった。</p>
<p>階段の地上7段くらいのところで、<br />
足がもつれた。</p>
<p>前のめりになって、<br />
何段か飛ばしてステップを踏み、<br />
一番下まで落ちて、<br />
転んだ。</p>
<p>幸いに左の肘と肩のところを打ったが、<br />
体は地面に転がった。</p>
<p>持っていた物が散乱した。</p>
<p>それでも両掌と肘と肩を擦りむいた。<br />
骨折も打撲もなかった。</p>
<p>昔々、練習して身につけた受け身の技が活きた。</p>
<p>私は中学高校一貫の学校に通った。<br />
そして中学1年から高校3年まで、<br />
毎週必ず柔道の授業を受けた。</p>
<p>中1のときは、<br />
1年間、受け身だけ教わった。</p>
<p>教師は講道館の道場で、<br />
アントン･ヘーシンクと乱捕りをしたことを、<br />
密かに自慢にしていた。<br />
ヘーシンクは東京五輪の、<br />
無差別級金メダリスト。</p>
<p>私は機械体操部だったので、<br />
回転系の運動は得意だった。</p>
<p>だから受け身の技術は、<br />
クラスでトップクラスだった。</p>
<p>多分、柔道部員よりうまかったと思う。</p>
<p>前方回転の受け身は得意中の得意だった。<br />
左手小指の先から左腕、左肩、左背中を、<br />
滑らかに畳に回転させていって、<br />
体が回り切ったところで最後に、<br />
右手で畳を強く叩いて起き上がる。</p>
<p>次に右手から右腕、右肩、右背中、<br />
左手で強く叩いて起き上がる。</p>
<p>それを連続して行う。</p>
<p>教師に指名されて、<br />
みんなの前で手本を示した。</p>
<p>細長い柔道場の畳の上を、<br />
右端から左端まで、<br />
左と右の前方回転の受け身を交互に続けながら、<br />
往復して見せた。</p>
<p>その十代に学んだ受け身の技術が役立った。<br />
だから階段から落ちても、<br />
大した怪我をせずに済んだ。</p>
<p>しかし両手に物を持って、<br />
急いで階段を駆け降りるのはやめよう。</p>
<p>そう自分に誓った。</p>
<p>さて日経新聞最終面の｢私の履歴書｣<br />
今月は<span style="font-size: 18pt;">大谷喜一さん。</span><br />
㈱アインホールディングス社長。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/pict-top-message.png"><img class="alignnone size-full wp-image-177774" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/pict-top-message.png" alt="pict-top-message" width="547" height="454" /></a></p>
<p>北海道で生まれ育ち、<br />
名門北海高校の硬式野球部に入った。<br />
3年生のときには2塁のレギュラーを取って、<br />
甲子園を目指したが、<br />
予選決勝で惜敗。</p>
<p>その後、方針転換。<br />
猛勉強をして大学の薬学部に入って、<br />
卒業すると薬剤師の資格を得た。</p>
<p>それから薬局を創業した。<br />
起業家を目指していた。</p>
<p>持ち前のガッツと人柄で事業は順調に進んだ。<br />
ドラッグストアの多店化を急ぎ、<br />
同時に臨床検査事業も興した。</p>
<p>多くの恩人に出会った。</p>
<p>ドラッグストアと臨床検査、<br />
これがアインファーマシーの特長だ、</p>
<p>今や、ドラッグストア産業第8位で、<br />
年商は5000億円を視野に入れる。<br />
4568億円、1290店舗。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/202606_gyotai-drugstore1.png"><img class="alignnone  wp-image-177777" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/202606_gyotai-drugstore1.png" alt="202606_gyotai-drugstore1" width="467" height="458" /></a></p>
<p>1988年、資金繰りで後藤光男さんに世話になる。<br />
元野村企業情報社長、元イトーヨーカ堂監査役。</p>
<p>その後もM&amp;Aの相談に乗ってもらう。</p>
<p>ベンチャーキャピタルのファイナンスを受け、<br />
将来の株式公開を展望する。</p>
<p>88年の事業計画書の経営理念。<br />
｢医療こそ最も人間愛あふれる<br />
仕事でなければならない」</p>
<p>｢公開する事が同業他社との大きな差別化になり、<br />
業界のリーダーシップを握ることが出来る」</p>
<p>ここには目標企業が記されている。<br />
｢ニッショーが我が社のモデルとなる」</p>
<p>私、ちょっと驚いた。<br />
大谷さんがニッショーをモデルにしていたとは。<br />
同社の主たる業務は、<br />
スーパーマーケットと医療器具の販売だった。</p>
<p>大谷さんは、<br />
故堀内彦仁さんや故井上靖之さんからも、<br />
薫陶を受けたのだろうか。</p>
<p>そこでニッショーと同じように、<br />
｢二刀流モデル｣での成長を戦略とする。</p>
<p>失敗もあったが学びもあった。<br />
最も学んだのが、<br />
イトーヨーカ堂の経営のあり方だ。</p>
<p>その一つが検便。</p>
<p>多くのチェーンストアの検便は夏だけだったが、<br />
ヨーカ堂は当時、通年で実施していた。</p>
<p>それだけでなく、中元や歳暮を、<br />
一切受け取らないという姿勢。</p>
<p>大谷さんは｢ヨーカ堂推し｣になっていく。</p>
<p>｢お客様は来てくださらないもの、<br />
お取引先は売ってくださらないもの、<br />
銀行は貸してくださらないもの」<br />
故伊藤雅俊名誉会長の数々の名言。</p>
<p>98年に社名を｢アインファーマシーズ｣に変えた。<br />
ロゴをハトのマークにした。</p>
<p>｢ヨーカ堂推し｣の結果だった。</p>
<p>2008年、諸江幸祐さんを通じて、<br />
伊藤名誉会長に単独で面会した。</p>
<p>諸江さんは私も親しい、<br />
元ゴールドマンサックスの、<br />
リテールNo1アナリスト。</p>
<p>伊藤さんは質問魔だ。<br />
売上高や坪効率、自己資本比率について、<br />
大谷さんに尋ねた。</p>
<p>自己資本比率は当時22%ぐらいだった。<br />
伊藤さんはこの指標に目を止めて、<br />
｢それは低いね｣</p>
<p>｢尊敬する伊藤さんが言うのだからと思い、<br />
そこから必死に自己資本の改善に取り組んだ」</p>
<p>ご子息の伊藤順朗さんは、<br />
現セブン&amp;アイ・ホールディングス会長だが、<br />
会食の場で何度も会って、多くの学びを得た。</p>
<p>それからセゾンコーポレーションの故堤清二会長、<br />
イオンの岡田卓也名誉会長にも、<br />
単独での面会を申し入れた。</p>
<p>｢何を話すのか、どんなしぐさをするのか、<br />
戦後の流通産業のリーダーの姿を<br />
目に焼き付けたかった」</p>
<p>岡田さんには94年に会った。<br />
秋田県のショッピングセンター。<br />
｢タヌキの出る場所にショッピングセンターをつくる｣<br />
岡田さんは革新的な流通産業の未来を示した。</p>
<p>経営者は優れた先輩経営者の姿を見て育つ。</p>
<p>これは実に大事なことだ。</p>
<p>私も多くの経営者の皆さんに会う。<br />
インタビューして記事にすることを主眼にしているが、<br />
その立ち居振る舞いに学ぶことが多い。</p>
<p>それは私の商業界や商人舎の経営に、<br />
活きているのだろうと思う。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>True Data取締役会の定性調査と｢第三者返答｣のあるある</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/12/177733/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/12/177733/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 12 Aug 2026 11:07:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[結城義晴つれづれ日記]]></category>

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		<description><![CDATA[朝9時半からオンラインミーティング。 ㈱True Data。 その臨時取締役会。 毎月1回、定例取締...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>朝9時半からオンラインミーティング。<br />
㈱True Data。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_0404-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177736" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_0404-002.jpg" alt="IMG_0404-002" width="454" height="321" /></a></p>
<p>その臨時取締役会。</p>
<p>毎月1回、定例取締役会がある。<br />
しかし株式を公開してから、<br />
四半期ごとに決算を発表しなければならない。</p>
<p>その四半期決算を取締役会で承認する。</p>
<p>それが臨時取締役会。</p>
<p>文書決済などで済ませてしまう会社もある。<br />
だがTrue Dataは四半期決算以外の課題を、<br />
かなり丁寧に議論する。</p>
<p>今日は米倉裕之社長から、<br />
実にいいビジョンが提示された。</p>
<p>そして皆さんのために、<br />
定性情報も提供する方針が出された。</p>
<p>ご期待ください。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/3c160f8e79f9340a0a7c96a6fa7e6b0f-1.png"><img class="alignnone  wp-image-177738" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/3c160f8e79f9340a0a7c96a6fa7e6b0f-1.png" alt="3c160f8e79f9340a0a7c96a6fa7e6b0f (1)" width="368" height="495" /></a></p>
<p>さて、月刊商人舎8月号。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/202608_coverpage.png"><img class="alignnone  wp-image-177684" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/202608_coverpage.png" alt="202608_coverpage" width="395" height="560" /></a><br />
発刊してから2日にわたって紹介してきた。</p>
<p>今日はそのおまけ。<br />
まず人気のページ。<br />
今月の[このひと･の･このひとこと]<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/konohitokoto.png"><img class="alignnone  wp-image-177739" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/konohitokoto.png" alt="konohitokoto" width="428" height="303" /></a></p>
<p>それから<strong>[編集後記]</strong></p>
<p>令和8年熊本地震、お見舞い申し上げます。日本国は地震列島の上にある。「諦念｣の心境になってはいけないが、みんなで助け合って、過酷な宿命を乗り超えたい。今月号はパネルディスカッションの製配販のトップのみなさんの歯切れのいい発言、特集｢社長の約束｣の決意表明など、エグゼクティブの｢成果｣がテーマとなった。ドラッカー、「自らをマネジメントすることは、常に可能である」。納得。(義)</p>
<p>熊本地震翌日16時半からのイオン記者会見での質問をすべて聞いた。昭和19～33年、毎日新聞社在籍の山崎豊子氏が遺した言葉をまた思い出した。「入社前の私は新聞記者に畏敬に似た気持ちを抱いていたのですが、入ってみると自分はちっとも勉強しないのに酔っ払って大言壮語を吐き、他人は切り捨て御免にこき下ろすような人が多かったのです。勉強家であり知的で尊敬できる人は井上靖さんはじめ一握り、いや一つまみでした｣(工)</p>
<p>熊本地震発生以降、各社サイトを通じて営業状況、支援状況をチェック。日々、営業再開店舗が増えていくのはありがたい。また、コンビニチェーンが店舗を拠点にした被災地間の移動手段、通信手段の確保を支援するサービスが目立った。まさにライフライン。(恭)</p>
<p>今月号の編集作業進行中、熊本地震という大変痛ましい震災がまた発生してしまいしました。こうした非常事態のなか、いち早く店舗の復旧に動き、支援物資を届け、地域のライフラインを守るために奔走されている方々の姿には、深く胸を打たれるものがあります。(綾)</p>
<p>熊本地震後のテレビ中継で、体育館の床に段ボールを敷いて横たわっている人たちが映し出された。1995年の阪神淡路大震災以来、地震だけでなく、水害や山火事など、災害が起こるたびに同じ映像を目にしてきた。なぜ快適な避難所を用意できないのだろうか。(磯)</p>
<p>暑中お見舞い申し上げます。連日35度を超える過酷な被災地。一方で東北は豪雨。偏西風の蛇行によるものだが、大元は地球の温暖化現象。CO2の排出量を減らす市民の地道な努力も、悲しいかな、戦争を仕掛ける強欲なトップが絶えなければ意味が薄れる。(亀)</p>
<p>編集後記はどんな雑誌も人気がある。</p>
<p>全員が熊本地震のことを書いた。<br />
過酷な被災地、そこに台風。<br />
こころからお見舞い申し上げます。</p>
<p><strong><span style="font-size: 14pt;">新潟日報の巻頭コラム｢日報抄」</span></strong><br />
大学のときの親友がこの新聞社の常務になった。</p>
<p>いいコラムが多い。</p>
<p>今日の朝刊は業界揃って休刊。<br />
だから昨日のコラム。</p>
<p>｢自分が相手に話しかけているのに、<br />
一緒にいる家族や友人らに<br />
答えを返された経験はないだろうか」</p>
<p>ある、ある。</p>
<p><span style="font-size: 24pt;">｢第三者返答｣</span>と言われる現象。</p>
<p>特に対話に問題はないのに、<br />
見かけの印象などから当事者を無視するように、<br />
その人と一緒にいる人に返答すること。</p>
<p><span class="gs_tkn">関西学院大学の</span>オストハイダ・テーヤ教授が、<br />
20年前に提唱した。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/28512bfb-f163-4f94-b202-e69317df9e9d.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177741" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/28512bfb-f163-4f94-b202-e69317df9e9d.jpg" alt="カバー_第三者返答って何だろう_k" width="398" height="591" /></a></p>
<p>コラムニストは、<br />
ジェンダーによる違和感を抱いた。</p>
<p>その他にも、外国人と日本人、<br />
障害がある人と付き添う人、<br />
高齢者とその子ども、<br />
逆に子どもとその親。<br />
そんな組み合わせに対して、<br />
この現象は起こりやすい。</p>
<p>コラムニスト。<br />
｢当事者が助かる場合もあるが、<br />
したり、されたり、<br />
心当たりがある人もいるだろう」</p>
<p>国内には2025年末時点で、<br />
412万人の外国人が住む。<br />
４年連続で最多を更新した。</p>
<p>吉開章さんは、<br />
｢やさしい日本語普及連絡会｣代表理事。</p>
<p>外国人との接し方を巡る講演会を繰り返す。<br />
吉開さんは必ず、この｢第三者返答｣を語る。</p>
<p>｢外国人とうまく意思の疎通が図れないのは、<br />
外国人を避けがちな心理や態度にも問題がある」</p>
<p>それが第三者返答につながる。</p>
<p>｢相手は寂しさを感じたり、<br />
社会から取り残された感覚に陥ったりする」</p>
<p>コラムの最後。<br />
｢話しかけられたら当事者に答えを返す」</p>
<p>｢その当たり前のことが、<br />
当たり前に行われる社会になるといい」</p>
<p>これは商売でも同じだ。</p>
<p>第三者返答をしていないか。<br />
常に自分に問いかけなければならない。</p>
<p>私がしょっちゅう体験する｢第三者返答｣</p>
<p>対談やインタビューで、<br />
私が一所懸命に話しかけているのに、<br />
そばにいるGMの亀谷しづえに答える人。</p>
<p>ある、ある。</p>
<p>私に答えづらいということは、<br />
私が悪いのだ。</p>
<p>反省、反省。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>｢世界最後の原子野たらしめたまえ｣と｢presentation｣の本質</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/09/177664/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/09/177664/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 09 Aug 2026 12:47:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[ニュースを斬る]]></category>

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		<description><![CDATA[暑い日。 長崎では原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催された。 ｢怒りの広島｣ ｢祈りの長崎」 式典を見...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 18pt;">暑い日。</span></p>
<p>長崎では原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が開催された。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><em>｢怒りの広島｣</em></strong></span><br />
<span style="font-size: 18pt;"><strong><em>｢祈りの長崎」</em></strong></span></p>
<p>式典を見ている限り、<br />
広島の｢怒り｣は少し薄れた気がする。</p>
<p>長崎の｢祈り｣はどうだろうか。</p>
<p>鈴木史朗市長の平和宣言。<br />
長崎生まれの国土交通省官僚から、<br />
長崎市長に就任。</p>
<p>｢爆心地の方に向かうと黒焦げで炭化した人、<br />
目が飛び出ている人、内臓が飛び出した人、<br />
手足がない人たちが右往左往していた」</p>
<p>長崎の語り部・故吉田勝二氏の言葉を引用。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/suzuksityou.png"><img class="alignnone  wp-image-177670" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/suzuksityou.png" alt="suzuksityou" width="465" height="300" /></a></p>
<p class="paragraph_p18mfke4">｢核兵器は『絶対悪』であり、<br />
人類と決して共存できない」</p>
<p class="paragraph_p18mfke4">すべての国の指導者に向けて語った。<br />
｢国連憲章の理念に基づく多国間主義と<br />
『法の支配』を早急に取り戻してください」</p>
<p>高市早苗首相に向けて、<br />
｢日本国憲法の平和の理念と<br />
非核三原則を堅持し、<br />
国際社会の緊張緩和と軍縮に向けた<br />
外交を強化してください」</p>
<p>きっぱりとした｢祈りのスピーチ｣だった。</p>
<p>昨年は石破茂総理が、<br />
故永井隆博士の言葉を引用して、<br />
挨拶した。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><em>｢ねがわくば、<br />
</em></strong><strong><em>この浦上をして<br />
</em></strong><strong><em>世界最後の<br />
</em></strong><strong><em>原子野たらしめたまえ」</em></strong></span></p>
<p>永井隆さんは、<br />
島根県松江市出身の医学者で、<br />
長崎医科大学を卒業。<br />
同大学物理的療法科部長に就任、<br />
1945年8月9日に大学病院本館で被爆。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/005c0481905784293130639012aebe2f.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177667" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/005c0481905784293130639012aebe2f.jpg" alt="005c0481905784293130639012aebe2f" width="354" height="542" /></a></p>
<p>右側頭動脈切断の重傷を負った。<br />
それでも被爆者の救護活動に従事した。</p>
<p>『長崎の鐘』を1949年に発刊。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/91CO10HYZCL._SL1500_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-165948" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/91CO10HYZCL._SL1500_.jpg" alt="91CO10HYZCL._SL1500_" width="376" height="564" /><br />
</a>被爆の直前、瞬間、直後、<br />
さらにその後の情景が、<br />
丁寧に描写されている。</p>
<p>｢人類よ、戦争を計画してくれるな。<br />
原子爆弾というものがある故に、<br />
戦争は人類の自殺行為にしかならないのだ」</p>
<p>｢原子野に泣く浦上人は、<br />
世界に向かって叫ぶ。<br />
戦争をやめよ。<br />
ただ愛の掟に従って相互に協商せよ」</p>
<p>｢浦上人は灰の中に伏して神に祈る。<br />
ねがわくば、この浦上をして<br />
世界最後の原子野たらしめたまえと。<br />
鐘はまだ鳴っている」</p>
<p>永井さんは自分の子どもたちに言葉を残した。<br />
『この子を残して』<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/IMG_4827-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-165943" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/IMG_4827-002.jpg" alt="IMG_4827 (002)" width="353" height="506" /></a></p>
<p>｢友を選ぶならいちばん善い人を選べ。<br />
そしていちばん悪い人も加えろ。<br />
教えられる」</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">｢一流になる<br />
見込みのないことに<br />
手を出すな!</span><br />
<span style="font-size: 18pt;">手を出したら<br />
一流になるまでやれ!」</span></p>
<p>ピーター・ドラッカーと全く同じ。</p>
<p>｢肉体の苦痛なんて他愛ないものよ。<br />
我慢すりゃしのげる、死んだら止まる」</p>
<p>｢霊魂の苦痛は、とても、<br />
自分の力だけでは、なおらぬ。<br />
おまけに死んだって消えない」</p>
<p>霊魂の苦痛。</p>
<p>これを失ってはいけない。</p>
<p>それが長崎の｢祈り｣のもとにある。</p>
<p>永井隆さんは43歳で永眠した。<br />
合掌。</p>
<p>私は夕方、涼しくなってから、<br />
外へ出た。</p>
<p>私の自宅から一番近い店は、<br />
ローソン。</p>
<p>それからクリエイトSD。</p>
<p>スーパーマーケットでは、<br />
まいばすけっと。</p>
<p>レギュラーサイズの店は、<br />
オーケー。</p>
<p>そのオーケーまで足を延ばした。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4337-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177665" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4337-002.jpg" alt="IMG_4337 (002)" width="464" height="363" /></a></p>
<p>入り口の地上1階と、<br />
地下1階の変則2層の古い店。</p>
<p>一丁目一番地は青果部門。<br />
8分の1カットスイカが360円(本体)。<br />
山形県産尾花沢すいか2L。</p>
<p>思わず買ってしまった。<br />
<img class="alignnone  wp-image-177666" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4338-0023_.jpg" alt="IMG_4338 (002).JPG3" width="462" height="347" /></p>
<p>買っただけで、<br />
食べるのを忘れた。</p>
<p>プレゼンテーションは、<br />
万代知識商人大学でも大事にしている。</p>
<p>スピーチやプレゼンの目的は、<br />
聞き手に価値ある情報を届け、<br />
具体的な行動を引き出すことだ。</p>
<p>単なる情報提供や答弁ではない。</p>
<p>上手な引用やアナロジーは必須だ。</p>
<p>語源は｢present｣、すなわち｢贈り物｣。</p>
<p>市長や首相、<br />
社長や部長、店長の、<br />
プレゼンテーションは、<br />
具体的な行動につながらねばならない。</p>
<p>ただ人前で無難にしゃべることではない。<br />
書かれたものを読み上げるだけではいけない。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>浜田宏一教授の｢不確実な時代の現在の延長線｣と｢あすへの希望｣</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/02/177507/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/02/177507/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 02 Aug 2026 13:36:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.shoninsha.co.jp/?p=177507</guid>
		<description><![CDATA[8月最初の日曜日。 外に出ると息が苦しくなるくらい暑い。 空気全体が体に絡みついてくるみたいだ。 そ...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>8月最初の日曜日。</p>
<p>外に出ると息が苦しくなるくらい暑い。<br />
空気全体が体に絡みついてくるみたいだ。</p>
<p>それでも花は咲いている。<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4261-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177509" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4261-002.jpg" alt="IMG_4261 (002)" width="402" height="498" /></a></p>
<p>植物はほんとうに強い。</p>
<p>芙蓉の花。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4262-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177510" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4262-002.jpg" alt="IMG_4262 (002)" width="421" height="507" /></a></p>
<p>同じアオイ科フヨウ属の槿(むくげ)。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4264-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177508" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/IMG_4264-002.jpg" alt="IMG_4264 (002)" width="424" height="565" /></a></p>
<p>今日は一日、外出もせず休養。<br />
商人舎8月号の原稿を少し書いた。</p>
<p>日経新聞電子版に目が止まった。<br />
<span style="font-size: 18pt;">｢日本円沈没の危機｣</span></p>
<p>日経編集委員の永井洋一さんが、<br />
浜田宏一エール大学名誉教授の発言を引用。<br />
浜田教授はアベノミクスの師と呼ばれた。<br />
このブログには何度もご登場いただいている。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/81gncPS2LnL._SL1500_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177515" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/81gncPS2LnL._SL1500_.jpg" alt="81gncPS2LnL._SL1500_" width="390" height="587" /></a><br />
以前にも紹介したエピソード。</p>
<p>2013年11月15日、<br />
浜田教授は中央大学で講演した。<br />
｢アベノミクスの三本の矢を、<br />
大学の通知表にならって採点すると、<br />
金融緩和はAプラス、財政政策はB、<br />
成長戦略の第三の矢はEだ｣</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">三本の矢の成績は｢ABE｣。</span></p>
<p>アベノミクスも皮肉っているが、<br />
女安倍晋三を自称する高市早苗には、<br />
ひどく手厳しい。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">｢不確実な時代に、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">現在の延長線で<br />
政策立案するのは</span></em><em><span style="font-size: 18pt;">危険だ」</span></em></p>
<p>続ける。<br />
<strong><em><span style="font-size: 14pt;">｢政策当局は、</span></em></strong><br />
<strong><em><span style="font-size: 14pt;">経済学の正常な論理を理解しないで</span></em></strong><br />
<strong><em><span style="font-size: 14pt;">財政や金融政策を進めている」</span></em></strong></p>
<p>｢2.5%以上ある日米の政策金利差を、<br />
放置したままでは<br />
円安に歯止めがかからない」</p>
<p>浜田教授の提案。<br />
｢日銀はいったん4%まで利上げ(現在は1.0%)し、<br />
為替レートの動向などをみながら、<br />
段階的に金利を引き下げればいいのではないか」</p>
<p>財政政策についても苦言を呈する。<br />
<em><span style="font-size: 18pt;">｢機動的に使うのはいいが、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">現在のようなインフレ懸念がある時に</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">赤字を膨らませるべきではない」</span></em></p>
<p>国際政治経済は混沌としている。<br />
｢トランプ関税ショック｣の2025年4月以降、<br />
円の対ドル相場を動かす要因が、<br />
米国の長期金利から日本の長期金利に代わった。</p>
<p>その構図は、<br />
日本の長期金利が上がり、<br />
国債が売られると、<br />
円相場が下落する。</p>
<p>円相場は歴史的な安値に埋没し、<br />
日本経済の地盤が揺らいでいる。</p>
<p>就業構造基本調査などをみると、<br />
国民の約7割は現水準より、<br />
円高が望ましいと考えている。<br />
私もこの7割に入っている。</p>
<p>休養の日に、<br />
こんな記事に目が止まるなんて、<br />
幸せなことではない。</p>
<p>しかし、いつもの合言葉。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">ちいさな喜び、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">ささやかな幸せ、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">あすへの希望。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/202102_message-1.jpeg"><img class="alignnone  wp-image-177517" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/202102_message-1.jpeg" alt="??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????" width="467" height="280" /></a><br />
</span></em></p>
<p>明日からまた、<br />
自分の立場で頑張ります。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>｢一憂｣を消去すると｢一喜｣もえぐりとられてしまう。</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/01/177498/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/08/01/177498/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 01 Aug 2026 13:43:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>

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		<description><![CDATA[8月に入った。 目の前の仕事余(あま)して葉月かな 〈稲畑汀子〉 汀子の祖父は高濱虚子、父は高濱年尾...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>8月に入った。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">目の前の仕事余<span style="font-size: 8pt;">(あま)</span>して葉月かな</span></em><br />
<span style="font-size: 10pt;">〈稲畑汀子〉</span></p>
<p>汀子の祖父は高濱虚子、父は高濱年尾。<br />
小さいころから二人に俳句を教わった。<br />
父年尾は｢汀子の句は『景七情三』｣と評した。</p>
<p>目の前の仕事は残っている。<br />
そして8月に入った。</p>
<p>わかる。</p>
<p>6月、7月と講演や講義が多かった。<br />
この歳になっても講演の依頼があり、<br />
研修会に参加者が集まってくれるのは、<br />
本当にありがたい。</p>
<p>いつまでできるか。</p>
<p>私は85歳まで現役であることを宣言しているが、<br />
それもあと12年。</p>
<p>まだ5時間くらいの講義はできるが、<br />
その時間も減っていく。</p>
<p>今のうちに私の講演、講義を聴いてほしい。<br />
トップマネジメントのみなさんに向けても、<br />
1年に一度か二度は、<br />
そんな講演会をやりたいものだ。</p>
<p>8月は講演、講義がない。<br />
海外研修も国内研修もない。<br />
これは心理的にはちょっと助かる。</p>
<p>そのかわりに単行本の執筆をする。<br />
ある、秘策を用意している。</p>
<p>さて商人舎流通スーパーニュース。<br />
山本恭広web編集長が張り切っている。</p>
<p>土曜日には書き下ろしの原稿が載る。<br />
<a href="https://news.shoninsha.co.jp/csr/314555"><span style="font-size: 18pt;">Weekly Review｜</span></a><br />
<a href="https://news.shoninsha.co.jp/csr/314555"><span style="font-size: 10pt;">令和8年熊本地震/コンビニ各社の支援進む</span></a></p>
<p>｢令和8年熊本地震｣<br />
コンビニチェーンの迅速な被災地支援。</p>
<p>支援物資としては、<br />
飲料、カップラーメン、<br />
ゼリーなど栄養調整食品、<br />
制汗シート、デンタルケア関連、<br />
そして肌着。</p>
<p>㈱セブン-イレブン・ジャパンは、<br />
地震発生翌日の7月29日(水)から、<br />
店頭募金や支援物資の供給をスタートした。</p>
<p>制汗シート：4800個<br />
カップラーメン：1200個<br />
ゼリー飲料：2700個<br />
ソフトドリンク：5800本</p>
<p>㈱ローソンは７月30日(木)から開始。</p>
<p>制汗シート：約1万個</p>
<p>栄養調整食品：600個<br />
即席食品：900個<br />
麦茶600ml：2400本<br />
歯ブラシ：240個<br />
歯磨き粉：240個<br />
紳士用シャツ：200枚<br />
紳士用パンツ：250枚<br />
婦人用シャツ：70枚</p>
<p>㈱ファミリーマートも、<br />
熊本県からの要請に対応して、<br />
供給を開始。</p>
<p>また、コンビニ店舗を拠点にして、<br />
被災地の移動手段の支援サービス、<br />
通信手段の確保サービスも展開された。</p>
<p>セブン-イレブンは、<br />
熊本県内の菊陽原水店、菊陽新山1丁目店に、<br />
｢急速充電スポット｣を設置している。<br />
7月30日(木)から無償で開放している。</p>
<p>ファミリーマートは、<br />
Teslaの電気自動車用急速充電設備を、<br />
熊本県の熊本小峯４丁目店、天草有明店で、<br />
無料開放している。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/seven_260716-011.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177501" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/seven_260716-011.jpg" alt="seven_260716-01" width="448" height="260" /></a><br />
イオンモールのような大型施設と、<br />
コンビニのような小型で多数の施設。</p>
<p>小売業の有店舗は、<br />
こんな時こそ社会に貢献することができる。<br />
社会や行政との接点を高めて、<br />
｢活用してもらう｣機会を増やしたい。</p>
<p>eコマースにはない機能である。</p>
<p>最後に朝日新聞｢折々のことば｣<br />
第3688回。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">｢一憂｣を消去すると、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">巻き添えで｢一喜｣も</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">結構えぐりとられてしまう<br />
</span></em>〈小川哲〉</p>
<p>｢嫌なことがあっても、その時、<br />
そういう体験をしておいてよかった、<br />
と思うことでやり過ごしてきた」</p>
<p>私もそう思ってやり過ごしたことが、<br />
ないわけではない。</p>
<p>｢でもそうやって感情を圧<span style="font-size: 8pt;">(お)</span>し殺し、<br />
物事を割り切り続けるうち、<br />
柔らかく傷つきやすい感受性が<br />
鉄板のようになって、死んでいった」</p>
<p>やり過ごし、乗り越えるのはいい。<br />
けれど忘れ去ってしまってはいけない。</p>
<p>どんなことも人生には役に立つ。</p>
<p>随想｢過去改変を繰り返した男の末路｣より。<br />
藤岡みなみ編『超個人的時間旅行』所収。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/71C0-h5X-eL._SL1335_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177502" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/71C0-h5X-eL._SL1335_.jpg" alt="71C0+h5X-eL._SL1335_" width="396" height="587" /></a></p>
<p>小川哲(さとし)は39歳の小説家。<br />
2023年、『地図と拳』で直木賞受賞。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/81pqIr1wpcL._SL1500_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177503" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/08/81pqIr1wpcL._SL1500_.jpg" alt="81pqIr1wpcL._SL1500_" width="401" height="576" /></a></p>
<p>著者の鷲田清一さん。<br />
｢どんな道を選んでも迷いは失せない」</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">｢一喜一憂｣</span>は、<br />
物事の状況が変化するたびに、<br />
喜んだり憂いたりする様子。<br />
良いニュースに喜びを感じたり、<br />
悪いニュースに心配を感じたりする。</p>
<p>悪いニュースを心の中で消去してしまうと、<br />
良いニュースもえぐり取られてしまう。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">｢一憂｣を消去すると、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">巻き添えで｢一喜｣も</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">結構えぐりとられてしまう。</span></em></p>
<p>熊本地震も阪神淡路や東日本の地震も、<br />
頭の中から消去してはいけない。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>｢令和8年熊本地震｣とイオンBCMの｢明日のための今日｣</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/07/28/177420/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/07/28/177420/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 28 Jul 2026 13:13:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[ニュースを斬る]]></category>

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		<description><![CDATA[熊本県で最大震度7の地震。 28日午後4時27分ごろ、 熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測。 気...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 18pt;">熊本県で最大震度7の地震。</span><br />
28日午後4時27分ごろ、<br />
熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測。</p>
<p>気象庁は今回の地震を、<br />
｢令和8年熊本地震｣と命名した。<br />
震源地は熊本県熊本地方。<br />
震源の深さは約16キロ。<br />
地震の規模はマグニチュード7.1。</p>
<p>嘉島町の｢イオンモール熊本｣で、<br />
爆発が発生した。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/1b7cb98aee1042e9c3bbea27e07b937f.png"><img class="alignnone  wp-image-177432" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/1b7cb98aee1042e9c3bbea27e07b937f.png" alt="くまもと自身" width="453" height="256" /></a></p>
<p>地震で来店客らを避難させたあとで、<br />
爆発が起き、2階部分が崩落した。<br />
多くの人が閉じ込められた。</p>
<p>建物内に従業員らが取り残されているようだ。</p>
<p>ガス漏れが原因の可能性があると見られている。<br />
イオンは原因や被害の詳細を確認中。</p>
<p>日本製紙八代工場では2人が心肺停止。<br />
19名の人が安否不明となった。</p>
<p>国内で震度7が観測されたのは、<br />
2024年の能登半島地震以来のことだ。</p>
<p>｢平成28年熊本地震｣を思い起こす。<br />
2016年4月14日21時26分に発生した地震。</p>
<p>震度7の大きな地震が二度発生した。<br />
4月14日夜および4月16日未明。</p>
<p>その後も、震度6強の地震が2回、<br />
6弱の地震が3回。</p>
<p>今回も予断を許さない。</p>
<p>心からお見舞いしたい。</p>
<p>ただしイオンは日本の小売業として、<br />
一番進んだBCMをもっている。<strong><br />
</strong><em><span style="font-size: 18pt;">Business Continuity Management。</span></em></p>
<p>商人舎2020年1月号。<br />
<span style="font-size: 24pt;">特集｢極端気象｣</span><br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/202001_cover-1.jpeg"><img class="alignnone  wp-image-177386" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/202001_cover-1.jpeg" alt="202001_cover (1)" width="468" height="320" /></a></p>
<p>この特集の中で長編の記事を掲載した。</p>
<p>タイトルは、<br />
<a href="https://magazine.shoninsha.co.jp/magazine_content/m202001/115830"><span style="font-size: 24pt;">｢イオンBCMの全貌」</span></a><br />
<strong><a href="https://magazine.shoninsha.co.jp/magazine_content/m202001/115830">顧客視点をもって極端気象と自然災害に備える</a><br />
<a href="https://magazine.shoninsha.co.jp/magazine_content/m202001/115830"> <img class="alignnone  wp-image-177424" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/ionBCM.png" alt="ionBCM" width="466" height="329" /></a><br />
</strong></p>
<p>そのためにインタビューをした。<br />
当時のイオン㈱総務部長兼法務部長の津末浩治さん。<br />
BCMグループマネージャーの上田奈穂子さん。</p>
<p>津末さんは2021年3月に、<br />
リスクマネジメント統括部長となり、<br />
2024年2月にリスクマネジメント担当。</p>
<p>兼務から専任となって、<br />
BCMに取り組む。</p>
<p>この熊本地震に関しても、<br />
津末さんが陣頭指揮で対応するはずだ。</p>
<p>イオンは1995年にBCPを策定した。<br />
Business Continuity Plan。</p>
<p>阪神淡路大震災のあとだ。</p>
<p>2016年3月1日にBCPをPDCAで回すために、<br />
｢BCM5カ年計画｣をつくった。</p>
<p>このとき5つの対象分野を設定した。<br />
第１は情報システム、<br />
第2は施設、<br />
第3が商品・物流、<br />
第4が外部連携。</p>
<p>さらにこの4つの実効性が、<br />
確実に成果をあげているかを、<br />
第5の訓練を通じて確認していく。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/aeon01-624x726.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177425" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/aeon01-624x726.jpg" alt="aeon01-624x726" width="435" height="506" /></a></p>
<p>これがベースとなって、<br />
現在がある。</p>
<p>地震が続く熊本でも、<br />
地域産業として人々を支えてほしいものだ。</p>
<p>さて私は東京の日本橋で、<br />
1日中、研修会。</p>
<p>そのなかで3時間の講義をした。<br />
間に15分の休憩を取った。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_4211-002.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177426" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_4211-002.jpg" alt="IMG_4211 (002)" width="462" height="380" /></a></p>
<p>少し張り切り過ぎたかもしれないが、<br />
自分でも満足した。</p>
<p>Epilogueはピーター･ドラッカーの言葉。<br />
｢マーケティングの理想は、<br />
販売を不要にすることである」</p>
<p>｢マーケティングが目指すものは、<br />
顧客を理解し､製品とサービスを顧客に合わせ、<br />
おのずから売れるようにすることである｣</p>
<p>｢これができたら、<br />
マーケティング担当も、<br />
マーチャダイジング担当も、<br />
商品部もバイヤーも、<br />
本当に気持ちいいじゃないか」</p>
<p>それが私の最後の言葉。</p>
<p>さて、高市早苗首相。<br />
特別国会閉会のあと、<br />
記者会見した。</p>
<p>首相官邸ホームページに全文が掲載されている。<br />
それを読んだ。</p>
<p>｢2040年度に250兆円の国内民間設備投資、<br />
1100兆円に迫るGDPを目指します」</p>
<p>驚くべき数字を上げた。</p>
<p>｢この250兆円というのは経済界が、<br />
民間投資を強力に後押しする政府の方針に呼応して、<br />
従前の目標200兆円に50兆円を、<br />
積み上げてくださったものです」</p>
<p>｢また、GDP成長率は、できる限り早期に、<br />
実質1％超、名目3％超を定着させ、<br />
更に引き上げていきたいと考えております」</p>
<p>ん～。</p>
<p>すぐに思い出したのが、<br />
ピーター・ドラッカーの言葉。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/81I0CSSqCEL._SL1500_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177430" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/81I0CSSqCEL._SL1500_.jpg" alt="81I0CSSqCEL._SL1500_" width="304" height="440" /></a><br />
<span style="font-size: 18pt;">イノベーションの｢三つのタブー」<br />
</span></p>
<p><span style="font-size: large;">第一に、凝りすぎること。<br />
第二に、散漫になること。<br />
第三に、未来のためだけに行われてしまうこと。</span></p>
<p>積極財政はいずれも、<br />
未来のためのアイデアだ。<br />
イノベーションは、<br />
現在のために行われねばならない。</p>
<p>これもドラッカーの言葉。<br />
｢未来を築くために初めになすべきことは、<br />
明日何をなすべきかを決めることではなく、<br />
明日をつくるために今日、<br />
何をなすべきかを決めることである」</p>
<p>今のために円安･インフレ対策をしなければ、<br />
明日をつくることはできないと思う。</p>
<p>熊本地震も今が大事だ。<br />
マーケティングもマーチャンダイジングも、<br />
明日をつくるために、<br />
今日何をなすべきか、<br />
その見極めが何よりも大事だ。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>2</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>｢人間と技術とが残れば国は必ず復興する」</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/07/25/177369/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/07/25/177369/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 25 Jul 2026 13:12:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[結城義晴]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.shoninsha.co.jp/?p=177369</guid>
		<description><![CDATA[日経新聞｢大機小機｣7月23日版。 タイトルは｢人間と技術｣ コラムニストは一礫さん。 多分、高名な...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>日経新聞｢大機小機｣7月23日版。<br />
タイトルは<span style="font-size: 18pt;">｢人間と技術｣<br />
</span>コラムニストは一礫さん。<br />
多分、高名な学者だ。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">ジョン・スチュアート・ミル。</span><br />
19世紀英国の経済思想家。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/71HPC9aPiXL._SL1500_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177372" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/71HPC9aPiXL._SL1500_.jpg" alt="71HPC9aPiXL._SL1500_" width="362" height="574" /></a></p>
<p>｢ひどい戦災を受けた国々が<br />
なぜ急速に回復できるのか」<br />
自ら問うて自ら答えている。</p>
<p>日本もそうだし、ドイツも同じだ。</p>
<p>その答えは、<br />
｢物はこわれる。<br />
消費されても戦争で焼かれても同じだ」</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">｢ただ、人間と技術とが残れば</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">国は必ず復興する」</span></em></p>
<p>素晴らしい解答だ。</p>
<p>コラムニスト。<br />
｢いつの時代にあっても、<br />
経済社会に活力を取り戻す基本的要件を、<br />
指摘している｣</p>
<p>一方、1866年、<span style="font-size: 18pt;">福沢諭吉</span>は、<br />
『西洋事情』の著述作業に取りかかる。</p>
<p>福沢は1961年から1年間、<br />
幕府使節団(文久遣欧使節)に随行して、<br />
ヨーロッパ諸国を巡った。<br />
その際の手帳をベースに執筆した。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/61RJRyb7JxL._SL1500_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177371" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/61RJRyb7JxL._SL1500_.jpg" alt="61RJRyb7JxL._SL1500_" width="367" height="545" /></a></p>
<p>書き上げた項目は、<br />
当時の日本人が知らないこと、<br />
あるいは知っていても表面だけのことばかりだった。</p>
<p>政治、収税法、国債、紙幣、<br />
商人会社にはじまり、<br />
学校、病院、各種障害者施設など<br />
社会事業関連が続く。</p>
<p>さらに蒸気機関、蒸気船、蒸気車、<br />
伝信機、ガス灯。<br />
技術にかかわるものが書き連ねられていた。</p>
<p>福沢は、社会発展の基盤が<br />
技術にあることを肉眼で捉え、<br />
実証的に掘り下げて考えていた。</p>
<p>コラムニスト。<br />
｢技術進歩によって<br />
生産性を高めることができる」</p>
<p>福沢は160年以上前に、<br />
技術がもたらす経済的意義を見抜いていた。</p>
<p>｢高い生産性は、<br />
国富すなわち資産が<br />
所得を生み出す力を強め、<br />
持続的な賃金上昇を可能にする」</p>
<p>80年前、日本は、<br />
太平洋戦争の敗戦で廃虚となった。</p>
<p>その｢日本を復興させたのは、<br />
やはり、人間と技術だった」</p>
<p>その通りだ。</p>
<p>｢今日のわが国経済を再興できるか否かも、<br />
科学技術立国の再興いかんにかかっている」</p>
<p>｢技術力を高めるためには教育が必須だ」</p>
<p>これも正しい。</p>
<p>｢AI、それを支える半導体、<br />
量子を巡る新展開をはじめ<br />
テーマは盛りだくさんだ｣</p>
<p>先進技術の人材育成について、<br />
質の高い教育投資が急がれる。</p>
<p>コラムニスト。<br />
｢だが、それだけでは十分ではない。<br />
社会の風潮によるバックアップが欠かせない」</p>
<p>機運をつくり上げること。</p>
<p>｢サイエンスや技術に関する<br />
要求と関心、評価、支援が社会的に高まり、<br />
新しい技術を身につけた者が<br />
相応に評価される空気が醸成されることだ」</p>
<p>｢技術の進歩を真の意味で歓迎し、<br />
受け入れるような社会であってほしい」</p>
<p>2001年にノーベル化学賞を受賞した野依良治氏。<br />
学士会の夜講演会で力説した。<br />
｢科学技術は国家生存の条件である｣</p>
<p>｢政治を支える下部構造は経済だが、<br />
その経済を支える土台は科学技術である」</p>
<p>ただし、現代では、<br />
科学技術とともに、<br />
アートの技術、<br />
マーケティング技術、<br />
さらに商売の技術なども、<br />
経済を支える土台となる。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">ピーター･ドラッカー</span>は、<br />
イノベーションについて書いている。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/61GCj2BUY6L._SL1296_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177376" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/61GCj2BUY6L._SL1296_.jpg" alt="61GCj2BUY6L._SL1296_" width="359" height="520" /></a></p>
<p>｢イノベーションとは、<br />
顧客にとっての価値の創造である。<br />
それは科学的・技術的重要度ではなく、<br />
顧客への貢献によって評価される｣</p>
<p>つまり科学的技術だけでなく、<br />
顧客への貢献技術も経済を支えるのだ。</p>
<p>｢イノベーションの必要性を最も強調すべきは、<br />
技術変化が劇的でない事業においてである｣</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">｢人間と技術とが残れば</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">国は必ず復興する」</span></em></p>
<p>その技術がイノベーションされ続けねばならないし、<br />
それは科学だけではないということだ。</p>
<p>J･S･ミルの時代、<br />
福沢諭吉の時代、<br />
ドラッカーの時代、<br />
さらにドラッカー後の現代。</p>
<p>技術は広がり、深まる。</p>
<p>もちろん教育も然り。<br />
科学の教育、アートの教育、<br />
マーケティングの教育、<br />
商売の教育。</p>
<p>人間としての教育。</p>
<p>国力が低下し続ける現在の日本でも、<br />
この考え方は必須だ。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">｢人間と技術とが残れば</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">国は必ず復興する」</span></em></p>
<p>〈結城義晴〉</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>第26回ミドルマネジメント研修会S級発表と｢三つの役割」</title>
		<link>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/07/17/177110/</link>
		<comments>http://www.shoninsha.co.jp/blog/2026/07/17/177110/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 17 Jul 2026 14:20:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[staff]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[結城義晴のBlog [毎日更新宣言]]]></category>
		<category><![CDATA[このひとの、このひとこと]]></category>
		<category><![CDATA[商人舎ミドルマネジメント研修会]]></category>

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		<description><![CDATA[今週はかなり疲れた。 4日間と言えば、 ちょっとした海外旅行と同じだ。 それでも朝9時半から、 ㈱T...]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>今週はかなり疲れた。</p>
<p>4日間と言えば、<br />
ちょっとした海外旅行と同じだ。</p>
<p>それでも朝9時半から、<br />
㈱True Dataの取締役会。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_4084-0022_.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177125" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_4084-0022_.jpg" alt="IMG_4084 (002).JPG2" width="465" height="365" /></a></p>
<p>自宅からオンラインで参加。</p>
<p>若手の執行役員や部長も参加して、<br />
しかもしっかり発言してもらって、<br />
いい雰囲気の役員会となった。</p>
<p>True Dataは人財を養成する会社を標榜している。</p>
<p>それから株式のストックオプション制度を導入する。<br />
これも人財育成には大いに役立つ。</p>
<p>アメリカのパブリックスやウィンコフーズは、<br />
社員持ち株制度を導入していて、<br />
現場の若いアソシエーツも半年以上働けば、<br />
株式をもつことができる。</p>
<p>だからモチベーションはすこぶる高い。</p>
<p>ウィンコは店頭の看板の横に、<br />
｢An Employee Owned Company｣と、<br />
誇らし気に掲げている。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/DSCN0264-5.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177121" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/DSCN0264-5.jpg" alt="DSCN0264-5" width="467" height="338" /></a></p>
<p>True Dataはいい会社になりたい。</p>
<p>さて、成績発表。<br />
<span style="font-size: 18pt;">第26回ミドルマネジメント研修会。<br />
</span>6月9日から11日までの開催。<br />
ニューウェルシティ湯河原。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_7567-1.jpeg"><img class="alignnone  wp-image-177123" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_7567-1.jpeg" alt="IMG_7567 (1)" width="469" height="351" /></a></p>
<p>2日目と3日目の朝、<br />
理解度判定テストを実施する。</p>
<p>それから研修終了後に、<br />
課題レポートを書いてもらう。</p>
<p>それらを厳正に審査して、<br />
SABCDの5段階評価をする。</p>
<p>理解度判定テストはあくまでも、<br />
自分の理解度がどの程度だったかを、<br />
自分で知ってもらうことが目的だ。</p>
<p>課題レポートはそのあとの、<br />
自分なりの総括を書いてもらう。</p>
<p>そのS級獲得者を発表する。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_7378-1.jpg"><img class="alignnone  wp-image-177124" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/IMG_7378-1.jpg" alt="IMG_7378 (1)" width="462" height="346" /></a><br />
今回は7人。</p>
<p><span style="font-size: 24pt;">ジャジャジャーン!!!!</span></p>
<p>あいうえお順。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">赤井智也さん</span><br />
㈱マツモト店舗運営部副店長代理。<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_akai.jpeg"><img class="alignnone size-large wp-image-177112" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_akai-448x355.jpeg" alt="MMS26_akai" width="448" height="355" /></a></p>
<p><span style="font-size: 18pt;">大中 健さん</span><br />
㈱マツモト商品部バイヤー<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_oonaka.jpeg"><img class="alignnone size-large wp-image-177114" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_oonaka-448x358.jpeg" alt="MMS26_oonaka" width="448" height="358" /></a></p>
<p><span style="font-size: 18pt;">笹 健一さん</span><br />
㈱OICグループ<br />
経営戦略本部経理部部長<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_sasa.jpeg"><img class="alignnone size-large wp-image-177115" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_sasa-448x356.jpeg" alt="MMS26_sasa" width="448" height="356" /></a></p>
<p><span style="font-size: 18pt;">髙木裕大さん<br />
</span>㈱マツモト総務部マネジャー<img class="alignnone size-large wp-image-177111" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_takagi-448x358.jpg" alt="MMS26_takagi" width="448" height="358" /><br />
髙木さんは米国Basic研修でも、<br />
理解度判定テストで100点満点だった。</p>
<p>凄い。</p>
<p><span style="font-size: 18pt;">堤大昌さん</span><br />
㈱平和堂フレンドマート守山駅前店店長<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_tsutsumi.jpeg"><img class="alignnone size-large wp-image-177116" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_tsutsumi-448x358.jpeg" alt="MMS26_tsutsumi" width="448" height="358" /></a></p>
<p><span style="font-size: 18pt;">内木誠さん</span><br />
㈱OICグループ<br />
店舗開発本部中部エリア部長<br />
<a href="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_naiki.jpeg"><img class="alignnone size-large wp-image-177113" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/MMS26_naiki-448x356.jpeg" alt="MMS26_naiki" width="448" height="356" /></a></p>
<p>そして最後に、<br />
<span style="font-size: 18pt;">原田有希さん</span><br />
㈱プラネット<br />
経営管理ユニット チーフプランナー</p>
<p>今回の紅一点、<br />
ご本人の希望により、写真はNG。</p>
<p>みなさん、よく理解してくれた。<br />
レポートもしっかりしていた。<br />
感動的な内容もあった。</p>
<p>おめでとう。</p>
<p>しかしテストやレポートは、<br />
自分自身のこと。</p>
<p>テストとレポートでは、<br />
お客さんを喜ばすことはできない。<br />
会社にも貢献できない。</p>
<p>これをどう活かすか。</p>
<p>Aの人、Bの人もそれは同じだ。</p>
<p>成果を出してください。<br />
顧客に奉仕してください。<br />
社会貢献してください。</p>
<p>ピーター・ドラッカー先生。<br />
<img class="alignnone  wp-image-177126" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/Drucker5789111.jpg" alt="Drucker5789111" width="462" height="428" /><br />
<span style="font-size: 18pt;">｢マネジメントの三つの役割」</span><br />
第1に自らの組織に特有の使命を果たす。<br />
第2に仕事を通じて働く人たちを生かす。<br />
第3に社会の問題について貢献する。</p>
<p>頑張れ。</p>
<p>さて朝日新聞｢折々のことば｣<br />
今日の第3681回。</p>
<p><em><span style="font-size: 18pt;">対処のしようのない問題は、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">不毛な精神論などではなく、</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">システムの改良を通じて</span></em><br />
<em><span style="font-size: 18pt;">解決策を模索しなければならない。<br />
</span></em>〈平野啓一郎〉</p>
<p>｢生きることが引きずる違和や苦しみは、<br />
人が社会的な関係の中で生きるかぎり、<br />
社会制度の改善なしには解決できない」</p>
<p>『あなたが政治について語る時』から。<br />
<img class="alignnone  wp-image-177122" src="http://www.shoninsha.co.jp/wp-content/uploads/2026/07/da317cf3-eb4d-478d-8c59-2ef574b2e1b6.jpg" alt="æ°2076ããªããæ¿æ²»-cov_æ¤çã®ã³ããE" width="396" height="640" /><br />
平野は51歳の小説家。<br />
1998年、京都大学在学中に、<br />
『日蝕』で芥川賞を受賞。</p>
<p>｢愚直でもそれに取り組むことが<br />
『私たち』に課された責任なのであり、<br />
沈黙を続けていると社会が<br />
『自分以外の誰かにとって最適化されたもの』<br />
になってしまう」</p>
<p>マネジメントの三つの役割のうち、<br />
第3の社会の問題について貢献することは、<br />
ときには政治に対する向き合い方となる。</p>
<p>沈黙を続けていると、<br />
ほかの誰かにとって最適化されたものへと、<br />
社会は変容していく。</p>
<p>今日、改正皇室典範が、<br />
参議院本会議で可決、成立した。</p>
<p>〈結城義晴〉</p>
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