イノベーション

2012年3月20日(火曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  13時59分51秒

1月16日から2月15日までの2カ月、
家に帰ったのはわずか6日間。
あとは出張に出っぱなしだった。

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とは言っても、自宅のあるサンフランシスコでの
ツアー中でもホテルに泊まる。
家に帰る時間と体力を使いたくないのだ。

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毎日食事をしてワインを飲むのだから、
夜遅くまでの接待を50日ぐらい続けた感じだ。

今回は初めて朝早く起きて、
ツアー参加の人達と約4キロを3回走った。

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自分ひとりでも5回は走った。

食事のイノベーションが効いているのか、疲れない。
実は、炭水化物と糖分を一切食べないようにしているのだ。

毎年アメリカに来る女性に言われた。
「浅野さんは毎年若くなっていますね。」
「ヘルシー、ビューティー、セクシーが
私のモットーですから」と胸をはった。

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自慢話はここまでとしよう。

さて、ソニーが大赤字を出した。
他社も含む、家電業界全体の赤字合計は
1兆数千億円にものぼるらしい。

原因はソニーのテレビ事業の大赤字。
自伝『ジョージ君、アメリカに行く』にも書いたが、
学生時代、京都のソニー販売店でアルバイトをして大稼ぎした。
あの当時のトリニトロンは大人気だった。

あれから40年の歳月が流れた。
ソニーにはカラーテレビ以上の
イノベーションはなかったのかと
あらためて思った。
40年間もテレビで飯が食えたのだ。
それは幸運としか言いようがない。

あるグループの幹事さんからいただいた、
『Chain Store Age』の10月15日号の中に
気になる文章があった。
有名な女性コンサルタントの文章だ。
「赤字店の根本的な対策は収益モデルを確立し、
それと同じ形で標準化を進める事である。
そうすれば店ごとの効率数値も、
良い方向に標準化される・・・(続く)」

もちろん、その文章や理論に間違いがあると
言っているのではない。
ただ、ソニーや家電メーカーの赤字とこの文章が
私に2つのことを思い出させた。

1つはアメリカで学生をしていた時に読んだ
経済雑誌『Business Week』の記事を思いだした。
当時、日本に進出して間もなかった
ケンタッキー・フライド・チキンの味が
店舗ごとにすべて違っているという内容の記事だった。
「記者はそのすべてを味わい、
シェフにインタビューをした。
シェフは、調理のマニュアル本に従いながらも、
各店のシェフや店長が、
少しでもマニュアル以上の味を出すために、
創意工夫しているのであった。
だから日本はすごい。
フランチャイズでもこのありさま、
日本人のイノベーションへの努力、
創意工夫を見習うべきだ」と書いてあったのだ。

さて、この40年、
日本人はなにをしてきたのか?
ひたすらマニュアル化、標準化してきたのか?
人々は角が取れ、個性が無くなった。

流通業では言えば、どうしてには
ホールフーズやウェグマンズ、
トレーダージョーが現れないのか?

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12店舗の内装がすべて違うナゲットマーケットは?
地域に合った品揃えで、個店として売上増を優先しているHEBや

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セントラルマーケットは?

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日本はどの店も売り場の商品も、似たり寄ったりだ。

アメリカのチェーン店も、
もちろん基本は標準化はされているだろうが、
各々の店舗には個性があるところが多い。
陳列、POP、品揃えなど、ある意味で個店主義である。

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あの標準化の代表、ウォルマートでさえ、
店長や部門長にかなりの権限がある。

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かつて、ラスべガスのウォルマート・スーパーセンターで
インタビューした時、
店舗のアシスタント・マネジャーでも、
テストケースで自分が仕入れた商品を自店で売ってみて、
成功したら本部に紹介をすると言っていた。
とにかく現場主義である。

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標準化はスポーツで言えば基礎体力のようなもので、
プロの世界となると、基礎体力と応用力が問題になる。

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メーカーにイノベーションがなかったと言うより、
日本にはこの繁栄の40年間で、
大きなイノベーションがなかった。
流通も政治もエンターテイメントも
一歩前に出られないもどかしさがある。
何も決まらないのである。

NHKの大河ドラマや紅白歌合戦も
イノベーションは、あまり見られない。
韓流や中国映画の方がはるかに刺激的だ。

もう1つ思い出したのは、アップル社の成功だ。

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アップルの創業者、スティーブ・ジョブズの
言葉を紹介したい。

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「あなたの心の内なる想いに耳を傾けてみなさい。
それに挑戦することが一番大切だ」

スーパーマーケット業界にも、
スティーブ・ジョブズと同じような人がいる。
カリスマ経営者として有名な
ホールフーズCEOのジョン・マッケイ氏だ。

従業員を「チームメンバー」と呼び、
クリエイティブで独創的な思想を基に
ビジネスを展開している。

マッケィの従業員への方針は
従業員一人一人に権限を与えるということである。

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価格、発注、人員配置、店舗内昇進などまでも、
チームメンバー達が決定しているのだ。

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これは彼の自由主義に基づく、
経営管理の独特な慣行といえるだろう。

「個人の責任」という考えのもと、
社員が目標を設定したら、必要な情報は与える。
会社の方針をおしつけずに、
それぞれのやり方、スタイルでその目標を達成する。

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これらの言葉こそ標準化と対極にあると思えた。
日本の流通業界は50年前に標準化という
イノベーションに挑戦して、
皮肉にもイノベーションを失った。

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今回、ドレーダージョーで聞いた話は、
有名なテキーラメーカーや、ヘネシーなどの
洋酒メーカーに対して、
1~2年の契約でPBを作ってもらう。
生産2週間前に全額前払いをして、
低価格を実現していると聞いて驚いた。

トレーダージョーでは、通常、
請求書をもらってから2週間以内に支払う。
なるほど、支払いの方法にもイノベーションがあったのだ。

WINCOのような従業員全員を株主にする経営もある。

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イノベーションはいたるところで挑戦できる。
アメリカの小売業から学ぶものはないと言う人がいる。
それは自分の心でイノベーションを起こしたくなく、
進取の心が奪われたことを意味してはいないのか?
と自分のことを考え、心を新たにした。

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浅野秀二
3月20日

サンフランシスコ市内と周辺の食品小売業

2011年7月12日(火曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  11時09分38秒

2カ月ほど前、82年の歴史を持つ、
Andronico’sの資金繰りが苦しいという記事が
地元サンフランシスコの新聞に載っていた。
(創業1929年、最盛期12店舗、現在8店舗)

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イタリア系・スペシャルティ・ストアで、
創業1919年のA.G Ferrari Foods(9店舗)も、
2011年4月に破産している。

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(破産宣告中なので一部店舗はまだ営業しているが、
あとは何店舗残るかだ)

DeLano’s IGA Marketはサンフランシスコの店、
5店舗を2010年11月に閉めた。

2006年、クローガー傘下のRalphsから、
Cala FoodsやBell Marketsというバナーの店舗を譲りうけ、
2007年からIGAの店舗として経営をしていた。
しかし、労働組合のない店舗との激しい競争の中、
金融機関から投資を受けなければ競争ができず、
物件を所有していたクローガーに店舗を返還した。

サンフランシスコ郊外には、まだ3店舗あるが、
その行く末は不明だ。

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閉店した店は、50年もの間、Cala Foodsの名で親しまれていた。
サンフランシスコのバンネス通りから始まるケーブルカー線沿いの店舗だった。
この店は、2012年には388坪のTrader Joe’sとして開店することになっている。
大成功は間違いなしだ。

Walmartは、サンフランシスコの市内や周辺の
開店予定立地を公表してないが、
Targetはすでに、約2500坪の店舗を
2012年初頭に開店することが決まっている。
場所はブルーミングデールズとノードストローム百貨店の入っている
Westfield Shopping Centerの隣のSony Metreonビル。
このターゲットには当然食品もおかれるはずだ。

近くではドラッグ・ストアのWalgreensが、2カ月ほど前から
本格的に青果、サンドイッチ、グローサリー、飲み物などを含む、
食品の扱いを増やしている。

まずシスコ周辺の12店舗で開始し、
やがてWalgreens全体の7000店舗に波及させる。

2011年6月21日、カリフォルニア州で128店舗目の
Fresh & Easy Neighborhood Marketが、
ついにサンフランシスコのリッチモンド地区に開店した。

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周辺の住民には、郵便で5ドルのクーポンが配布された。
「我々は素晴らしいフーズを、
皆様の給与を奪うことのない低価格で提供します」
と書かれていた。

私は7月9日に見に行った。
天井が高く、今まで視察した店舗の中では、
一番洗練されていた。

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客の教育水準が高く、セルフレジなども問題なくこなす。
洗練された客層である。

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周辺には高級住宅街がある。

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このFresh & Easyは、新しくて珍しいせいか、
土曜日だったからなのか、
今までのF&E店舗では一番客が多かった。
これまでは郊外の店が中心であった。
人口の密集地、都心部こそ、Fresh & Easyの最適地であったのだ。

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この店には豊かな人々からも支持がある。
コンセプト、商品、価格には問題はなかった?
苦戦したのは、今までの立地に問題があった。
そう思えた。

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アルバートソンは2007年に、すでにこのリッチモンド地区から撤退し、
セーフウェイとホールフーズとの競争が激化している。
Fresh & Easyは、この店舗ほか、
Delano’s の跡地である店舗(Bell Markets)数カ所の
リース契約を終えている。
合計12店舗をサンフランシスコ周辺で開店する予定だ。

Mollie Stone’s MarketもDelano’s の跡地2店舗を
リース契約する予定だ。

Whole Foodsはすでにシスコ市内だけで5店舗、
今後市内にあと2店舗を新規開店予定だ。

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シスコ周辺には25店舗もある。
北カルフォルニアには35店舗。

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同じくTrader Joe`sは、
サンフランシスコ周辺地区には47店舗もある。

いずれも30年前はゼロだった。

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比較的、独立系のスーパーの存在が許されたサンフランシスコでも、
全国展開の食品スーパーのチェーンやディスカウント・ストア、
ドラッグ・ストアが攻勢をかけ始めた。
独立店舗は、もうなす術がなさそうな気がする。

ところがだ。
隣の街、バークレー市で2店舗経営している
バークレー・ボールは、異常な繁盛店である。

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成功の秘密は圧倒的な青果の種類と量、
そして惣菜、自然食を品ぞろえし、低価格で販売していることだ。

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2店舗で120億円(100円計算)売上げを誇る。

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この店を見ずして、
アメリカの独立店舗・スーパーのことは語れない。

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やがてWalmartの小型店、Walmart Expressが、
シスコ周辺や都心部に出てくるだろう。

一気に成功するとはとても思えないが、
カルフォルニアで金が発見されて150年。
ウォルマートが再び、サンフランシスコで金鉱を発見するかもしれない。

繰り返すが、北カルフォルニアは視察の宝庫だ。

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浅野秀二
7月11日

アルバートソン(スーパーバリュ)

2011年5月6日(金曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  18時29分17秒

東電の清水社長の福島原発事故に関するスピーチを聞いて、
あまりの頼りなさに、日本国民は絶望し、あきれ果てた。
これが日本を代表する大企業の社長である。
誰かが言った、「彼らは現代の公家さんですから…」

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アメリカでも、過去データと分析に頼ってばかりいる
現場経験のないMBA出身の経営者が、
アメリカ企業を駄目にしたという説がある。

オラクル創業者、ラリー・エリソンは大学中退が自慢だ。
マイクロソフトのビル・ゲイツ、
iPadで今、大躍進しているアップルの創業者、
スティーブ・ジョブスも大学を卒業していない。

今は中国も受験が花盛りで、共産党が否定してきた科挙の復活だ。
欧米からの学びの過程が終われば、日本のようにまた衰退が始まる。
これがアジアの宿命なら、日本がこの因果を断ち切って
先に模範を示さないといけない。

さて、アメリカの企業業績は著しく改善し、
雇用も多少回復してきた。
株価は高騰している。
これに住宅価格の下落に歯止めがかかれば、万万歳だが。
ガソリンの値上がりと、国の財政赤字が気になる。
残念ながら、小売業の業績・株価は、
別の世界のようにけっして良くはない。

2007年に$49.67をつけたアルバートソン(スーパーバリュー傘下)
の株価が$7.79まで下がった。
私の視察では、もう何年もアルバートソンへは行っていない。
普通のスーパーだが、視察するほどの魅力は感じられないのだ。
しかし、いまでも3兆3000億円を売り上げるスーパーの超大手だ。
株価$7台は安すぎる。

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2006年にAlbertsonsをはじめ、Jewel-Osco、Shaw’s、
Acme、Cub Foods、Save a Lotなどを買収したスーパーバリュー社は、
新たなる6000億円の負債を抱え込んだ。

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低価格路線のアルバートソンは、彼ら以上の低価格の仕組みを持つ、
WalmartやCostco、Targetの挑戦の前に、なす術がなかった。

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10四半期にわたり、既存店売り上げを10%落としていった。

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2009年、WalmartのベテランMr.Craig Herkertを引き抜き、
新しい経営チームでの挑戦がスタートした。
2011年の1月に終わった第3四半期の利益は、
市場の期待より7セント少ない、
1株当たり23セントの利益だった。
次の四半期それより悪くなると予想されている。

しかし、会社のキャッシュ・フローは引き続き黒字、
負債も2年で1700億円返済し、あと残りを7100億円とした。
今年も700億円の新規投資の計画もある。
新社長Herkertを中心とするチームは、
昨年100店舗閉め、人件費を10%カットし、
全体のコストを8700億円から7600億円まで落とした。

スーパーバリュー社は、食品卸と小売業を兼ねており、
スーパーマーケットのアルバートソンを1140店舗、
超ディスカウントのSave A Lotを1230店舗、
その他小型の店を1900店舗経営しており、
年間収益は300億円ある。

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特にSave A LotをWalmartの及ばない大都市圏において、
5年以内に店舗数を2倍に増やす計画である。

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競争相手は1ドルショップや、
小型で価格の高いパパママ・ショップとなるだろう。

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プライベート・ブランドの圧倒的低価格と、
生鮮の青果、肉、乳製品で
年収4万5000ドル以下の所得層
(政府のフード・バウチャーも使用可能)に食い込む計画だ。

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Save A Lotの投資効率は、アルバートソンより30%も高い。

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一株当たりの利益は年間$1.29が見込こまれる。
だがローコスト・オペレーションで、
安く売る仕組みだけでは今の市場では勝てない。

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何か差別化をする方法があれば良いのだが、それは本当に難しい。

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それにしても株が安すぎる。
Mr. Herkertのウォルマートでの現場経験と
Save A Lotに賭けて、思いきって株を$8.30で買った。
2週間後に$11.25になった。
安物買いの銭失い?の私の性格は、これは治らない。
$15になれば、視察先に入る予定だ。
そこまで業績が回復するか?

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ちなみに4月後半に業績発表にあったSafewayの
四半期利益は25億円で、
一株当たり、四半期7セントしか利益を出していない。
株価は3年前と比較して23%下がったが、それでも$24である。

Whole Foodsは2008年12月には$9.41だったが、
今日現在、$62を付けている。
残念ながら底値から7倍になったWhole Foodsの株を買うほど、
勇気もなければ、金持ちでもない。

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私は、Safewayを買うより、
Supervaluの値上がりの可能性を見たのだ。
店舗の写真を撮りにサンフランシスコ中を走ったが、
ほとんどの店はSave Martに買われ、
昔の馴染んだLuckyに変わっていた。

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かつてこの地区で29%のシェアを持っていた
アルバートソンが無いのである。

一ヵ所のみ、北カリフォルニアで新規開店真っただ中の
Fresh & Easy Neighborhoodの店になっていた。

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まだ開店していなかったが。

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アルバートソンの写真はロスで取るしかないのか…?
寂しい気がする。

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浅野秀二
5月6日
 

ワシントンDCとニューヨーク

2010年11月29日(月曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  14時39分23秒

ブログは、ヒューストン編のみで終わる予定であった。
ところがワシントンの評判が、
あまりにも良かったので続ける事にした。

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ワシントンはアメリカ、また世界政治の中心であり、
一度は訪れてもらいたい、美しい都市である。

特に11月の紅葉の美しさがヨーロッパのような町並みとマッチして、
ヒューストンのだっだ広い、色気の無い町と比較し、
その差異がメンバーに感動を呼んだ。

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世界各国の大使館通りなど、
各国がその権威を見せつけるかのように豪壮な邸宅が並んでいる、
洗練された町である。

ワシントンDCは、リンカーン記念堂、

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ホワイトハウス、国会議事堂など、政治と観光の町であり、

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ビジネスの町ではないと思っていたが、
この10年で大きく変貌していた。

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ホテルはダウンタウンの中心、
ホワイトハウスまで15分の距離であった。
ここから歩きで2軒のホールフーズやCVSドラッグストアや
トレーダージョーズにも行ける。

ワシントンDC郊外のバージニア州やメリーランド州には
Wegman’sの新規店舗が合計8店舗もあり、
どれもニューヨーク郊外と比較して新しく、大型店舗である。

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正直、ニューヨーク訪問時のWegman’s訪問は不本意である。
古すぎて、客も少なく、感動がない。

ニューヨークでは、2時間半のフィラデルフィアの郊外、
チェリーヒルズまで行かないと、
最新の洗練された大型店には行けないのである。
ところがワシントンは、都心から1時間で最新大型店が3店舗もある。

今回の訪問店舗、Leesburg店(VA州)は2009年11月18日に
開店した店であり、3850坪の最新店舗だ。

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すでにホールフーズ、HEB Plus, セントラル・マーケット、
コストコ、スーパー・ターゲットの見学を終え、
目が肥えた面々であったが、一歩入ると、どよめきが上がった。
「これは今まで見た店では最高だ、やはりアメリカにはすごい店がある。」

薄暗い店内は間接照明で青果が眩しく、色鮮やかに、目に飛び込んできた。

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フードサービス、惣菜コーナーは、
お祭り広場の夜店のように人波でごった返し、
昼食を食べたい買物客が群れをなしている。

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2階に上がって食事をする。

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席数を数え始めた、400席を越えたところでやめてしまった。
500席近くはある。

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高級感溢れる、グルメストアとも、見違う情景であるが、
比較広告が、あちこちに展示され、周辺のハリス・チーター、
ジャイアンツなどのスーパーより、安さをアピールしていた。

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コモディティは、エブリデーロープライス。
日々、行く店である。

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15分の近距離には、ブルーム、ハリス・チーター、
コストコ、スーパー・ターゲットなどがある。
2006年、フードライオンの高級店舗ブルームは、
ワシントン郊外で成功事例として、話題になったが、
Wegman’sの開店後、死に体となっている。

帰りにホテル近くの小型のトレーダージョーズに行った。
店にはバナーが掛かっていた。
1年間に250種類以上のユニークPBを、
投入していると広告をしていた。
「1週間に何種類の新規PBが投入されているのか?」と
よく質問があるが、1週間平均5品目の計算になる。

バナーの写真ご覧ください。
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PBが90%前後と言われているが、
Trader Joe’sと書いていない商品がいくつかある。
遊び心で始まった。
外国商品からアイデアをとった商品のニックネームのことである。
6~7種類はあるようだ。

Trader Joe-San’s(日本)
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Ming’s(中国)
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Giotto’s(イタリア)
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Jacques(フランス)は見つけた。
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これ以外のネックネーム見つけた方は、ぜひ、お知らせください。

アム・トラック(列車)でニューヨークに行く、
2時間45分の旅である。鉄道の旅も落ち着いて良いものである。

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到着後、すぐスチューレオナルドに行く。

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ここでも美人が私を待ちうけていた。
スチューレオナルド物語を書いた、作家のMs. Scotty Reiss。
彼女に店の事に関するインタビューと、
彼女の本を、私が翻訳出版をするための、話し合いである。

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全員が彼女の本を買った。
彼女はすべて本に心良くサインと、一言書いてくれた。

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私が尋ねた。「皆様、彼女に質問がありますか?」
最初の質問は、「どうして貴女はそんなに美しいのですか?」
彼女は笑って答えられなかった。
「私が代わりに答えましょう。 貴女のお母様が美しいから?」
「素敵な表現ね、気に入りました。」

我々はすっかり打ち解けた。
「君の本を日本で発売しよう。私が翻訳をする。
その時、君が日本で記念講演をする?」

彼女は答えた。
「その時は、Stew Leonard本人を連れて行くわよ。Mr.Asano、約束よ」

本気??誰か?スポンサー探さないと行けない?
Stew氏のストーリーは、伝説的だ。
ギネスブックで面積当たりの売上世界一を記録、
1週間に10万人入る店を作った。

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レーガン大統領によって、革新的企業家として大統領表彰まで受けた。
今でもその奇跡は続いている、大繁盛店である。

ニューヨークでは、半日の自由時間、
強引にメトロポリタン博物館に全員連れて行った。
館内のレストランの値段は、高いが、人気があって、美味しい。
皆様、たいへん満足をした。
その後、セントラルパークを一人で散策

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絶え間なく散る枯れ葉は、どんな黄金よりもキラキラと輝き、
絵画より美しかった。

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多少薄暗くなったが、青い空から落ちる赤や黄色の枯れ葉、
晩秋のセントラルパークの美しさは、何にもたとえようがない。
自然は素晴らしい。

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頭の中を、シャンソンの枯れ葉のメロディが流れ、
自然や環境保護を強くアピールする。

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ホールフーズ創業者社長ジョン・マッケイ氏への尊敬の念が心をよぎった。
自然への感謝の気持ちと、幸福感が満ち溢れた。

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生きていることは、それだけで素晴らしい。
ジョン・マッケイ氏も、これが言いたかったのだ、とかってに確信した。

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浅野秀二
11月29日

ヒューストンのスーパーマーケット事情

2010年11月24日(水曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  15時13分30秒

今年最後の流通視察出張である。
ヒューストン、ワシントンDC、ニューヨーク。
各都市2泊の旅に出た。
ダラスには2カ月に一度は行くが、ヒューストンは5年ぶりである。

ヒューストン市は全米第4位の町、
テキサスでは人口は一番多い市である。
2007年の時点で220万人もいる。
都市圏としてはダラスより少ないが、562万人の大都市圏を持つ。
だが不思議な事に、この町への流通視察は少ない。

フォーチュン誌のFORTUNE500の中で、
本社所在地はニューヨークに次ぎ、多い。

気候は亜熱帯、年間降雨量は1200~1300ミリ、
テキサスは農業州でもある。
農業生産は1位が畜産・肉業、2位が花卉・果樹園、
3位はブロイラー、4位は綿花、5位は酪農である。

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スーパー業界では、ウォルマートが1位でシェアは、
27.6%(2010年)、昨年と比較して0.86%のマイナス。

クローガーは26.3%、1年間で1.14%のシェアを伸ばした。
これはプライベート・ブランドが27%まで伸びたことと、
FRPのデータべースの活用に成功したことが、大きな原因とされている。
イギリスのテスコ社の購買べース分析を行ったことで
有名になったDUNNHUMBY社。
クローガー社が2003年に共同で作った会社、
DUNNHUMBY・USAの功績がここにきて、現れた結果である。

次はHEBでシェアは15.6%、0.15%のシェアのアップがあった。
3社で70%のシェア、残されたシェアはわずか30%しかない。

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今回の視察目的は、スーパーマーケット・ニュース社の
2010年6月07日のホームタウン・ゴメーの記事、
Rice Epicurean Marketsの記事確認もあった。

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5店舗の独立店舗が、HEBのような大手ローカル・チェーンや、
全米1位のウォルマート、自然食スーパーのホールフーズのような
有力企業に、如何に有効に戦っているかを、見たかったのである。

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「ライス・エピキュリアン・マーケットは、
ヒューストンで最も古いスーパーマーケット・チェーンである、
ライス・フード・マーケット(1937年創業、66坪)の一部門として、
1988年に最初の店をオープンした。
創業者はウイリアム・レビー氏、現在の社長は創業者の孫である。

1996年にライス・エピキュリアン・マーケットは、
ビジネス・スーパーマーケット誌で絶賛され、優秀栄誉を授与された会社である。

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現在は5店舗あり、ホームタウン・グルメ、
スペシャリティー、惣菜の洗練された店である。
“Epicurean”とは食道楽を意味している。
名前の通り、料理学校で訓練されたプロの調理師が作る料理は、
ヒューストンでは有名である。
時には古くて、ローカル色豊かな料理が、
新しくて、グルメな料理と一緒に並ぶのである。

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バラエティー、新鮮さこそ命、
これが大型、ナショナル・チェーンに対抗する
一つの有力な方法であると考えている。

また、デリ・惣菜には、コミットメントと一貫性が大事である。
メニューは25~35の主食レシピ、45~50のサイド・ディッシュ。
50~70種のサラダが常にローテーションを繰りかえす。
顧客第一主義、それが会社の哲学であり、成功の鍵はプリペアド・フードと考え、
とにかく客の要望には敏感、積極的に答えるようにしている。

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デリ・惣菜の売上は9~10%であり、
各店舗ごとに一人のシェフがメニュー、労働コストなど
責任を持つ体制である。
この他、すぐれた花売り場、巨大な青果売り場との
コンビネーションで新鮮さとエキサイトメントを
醸し出すのに成功している。」

上記が記事の内容であった。
正直5年前に来た時は、苦戦をしていた。

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かつて各大都市には高額所得者に圧倒的に支持される
高級・グルメ店舗、高収益・大繁盛店があった。
しかし、ホールフーズが出来てからは、ことごとく苦戦している。
ニューヨークのバルディッチ、サンフランシスコ周辺のドレーガー、アンドロニコス、
シアトルのメトロポリタン・マーケット。

(ニューヨークのゼイバーズ、ディーン&デルーカは
土地の無い都心にあるが、今でも繁盛している例外的存在である。)

彼らが提供してきた、ヨーロッパのグルメ・高級食材、比類のないサービスなどは、
ホールフーズの提供する、カスタマーサービスを凌駕する
エンターテイメント性、味、健康や環境配慮、有機自然食、
持続型生産社会、圧倒的な量感、色彩、バラエティのある商品など、
これらの新しい価値観の前では、勝負にならないのである。

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ライス・エピキュリアン・マーケットの店には、今回も期待を裏切られた。
木曜日であったが、一番忙しい夕方6時に、客は閑散としていた。
涙が出る思いである。

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私にはこれらのローカル高級店舗が、
ホールフーズに対抗する有力な手段は思い浮かばない。
顧客、社会、対応能力のスピードも、
ニッチへの挑戦もホールフーズには敵わない。

空港で移民局に一人留められ、1時間遅れで出発、
スケジュール変更を余儀なくされた。

最初の店舗はホールフーズ。
美人のマーケティング・スペシャリストが我々を待ちうけていた。

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写真をご覧ください。

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ホールフーズにはこのような秘密兵器もあったのだ。
視察はそっちのけ、彼女の笑顔に釘付け、
写真を取ることに忙しかった。
浅野さんだけが楽しんでいる???

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翌日は、フユウ柿の果樹園の農業視察。

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自分では収穫はせず、客が来て勝手に収穫し、
1ポンド、$1.39支払う、平均購入金額$400前後。
客はほとんどアジア人だった。
70歳のオーナーは54歳で退職後、この農園をスタート。

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16年前に買った100エーカーあまりの土地の、
当時の価格は15万ドル。今では350万ドル、20倍に値上がった。
「はやく農場を売って海外旅行をしたい」悲鳴のように聞こえた。
金では時間は買えない。気持ちがわかる。

1100本のフユウ柿と、1200本のブラックベリー、薩摩ミカン、
アジア梨、これから植えるブルーベリー800本なども栽培をしている。

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シーズン中の週末は、1日に客が数百人来ると言っていた。
この日はスクールバスで先生、父兄、たくさんの子供たちで賑わっていた。

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農場にはシカや、猪が出るそうだ。
300キロの猪を仕留めたハンターもいる。

その後NASAを見学し、あらためてアメリカに偉大さに触れる。

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そして、定番のセントラル・マーケット、
HEB PLUSも相変わらず繁盛していた。

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夜はメキシコ料理とカラオケ、ダンス。

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メキシコ系の女性が陽気に「さあ、踊ろう」と、
我々男の集団に誘いかけて来た。 最高の夜となった。

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ビール、テキーラ、マルガリータ、大いに騒ぎ、飲んで踊った。

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エンターテイメントの学び、実践こそ、今回の最大のテーマである。
これから、ワシントンDC、ニューヨーク、期待で胸が膨らむ。

「浅野さん最高~」
誰が酔っぱらって叫んだ、夜道が怖い。
金曜日の夜の徒歩の帰りは事故が危ない。
運転手もこちらも酔っ払いだ。
空は満月、テキサスの月を見て何を思う。

浅野秀二
11月22日

最新のホールフーズ業績

2010年11月8日(月曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  13時29分57秒

11月4日、2010年、アメリカのダウは、
リーマン・ショック以来の高値になった。
しかし、失業問題も、住宅ローンの問題も解決はしていない。
中間選挙でのオバマ民主党が大苦戦したのも経済問題が原因だ。

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ウォルマートがいくら価格を下げても、
低所得者はこれ以上に消費をする力はない。
これがウォルマートの低迷の根本的原因である。

ホールフーズの業績が、株価に連動するという説もある。

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しかしそれだけでは、ホールフーズの業績の著しい回復は、
十分に説明はできない。

これは毎日買い物に来ている人の意見を聞いてみないとわからない。

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自然食品チェーンのホールフーズマーケットが
11月3日、2010年の第4四半期の業績を発表した。

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当期、純利益は57%増加し、$57.5ミリオン(100円計算で57億5千万円)、
売上対比+8.7%となった。

9月26日に終了した12週間の第四半期の総売上高は
15%増加し、$2.1ビリオン(100円計算で2100億円)。

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年間収益の純利益は67.5%増加した$245.8ミリオン、
売上増は12%で約$9ビリオン、前年比では7.1%アップしている。

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ホールフーズのCEOであるジョン・マッキー氏は
「我々は他のどの食品小売業者よりも早いペースで
市場シェアを拡大していることを誇りに思っている。
我々の成功の多くは売価適正化と健康増進を目的とした
健康的な食材、

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動物保護、そして持続可能な水産物に
取り組んでいることによってである。
」と述べた。

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同社は最近301店舗目になる店舗をオープンしたが、
それも今年の会計年度の見通しを引き上げた要因になっている。
ホールフーズは10%から12%の売上成長を見込んでおり、
既存店売上高成長率は5%から7%と見ている。

一株あたりの純利益は$1.66から$1.71、
または16%から20%に拡大すると期待されている。

第1四半期の最初の数週間の前年比は最大で約8.9%増加した。
株価は過去42週で$43.12~$29.84で推移している。

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最近海外進出のニュースもある。
スコットランドのグラスゴー市に616坪の店を2011年中に開店。

ロンドンにも2013年をめどに556坪の店を開店し、
300名の人を採用する予定である。
これでイギリスには5店舗を持つことになる。

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ドイツ進出の噂もある。

日本進出の噂もあった。

実際にホールフーズの幹部は、最近日本に視察に行った。
自然食品供給の目途が十分に立たなかったという噂を聞いた。

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浅野秀二
11月8日

COSTCO・コストコ

2010年10月4日(月曜日)

カテゴリー: アメリカ小売業-最新トレンド  10時31分55秒

WWTC、ワールド・レスリングのことではない。
アメリカ最強のグロサリー・ショップの頭文字である。

Walmart Whole Foods Trader Joe`s Costco

おそらくこれに異論のある人はいないと思う、
それほど消費者に支持を受けている店である。

その中ですべての所得階級から支持を受けているとしたら
Costcoだと思う。

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Trader Joe`sもそう言えないくもないが、
店舗数、売上が比較的少ないという意味で、
まだニッチの世界の領域、コストコには及ばない。

なにしろ、隣にウォルマートが出来て、
彼らがRollbackで価格を下げても、
まったく影響を受けないホールセラー・メンバーシップの
異質な店舗である。

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今日はコストコの最近の状況をメモする。
1980年代の初期に誕生したコストコは
現在572店舗にあり、今後10年には強気の成長を予定している。

●生鮮の強化
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現在生鮮の売上は、9500億円(以後$1=100円計算)
利益は1000億円を越えている。

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これを2兆6000億円まで伸ばし、2000億円の利益を確保する。
新たなる革新とプレゼンテーションの工夫が必要であり、研究している。

●プライベート・ブランド
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Kirkland Signatureは1992年に立ち上げられた。
SKUにして15%、もちろん非食品も含む。
消費者にとってはナショナル・ブランドより、
20%の節約になると認知されている。
これを10年以内に25%、(最終目標、37%)にし、
価格の上でも25%のお買い得を達成しようとしている。

●Pharmacy:薬局
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ドラッグを扱っている店は513店舗。
売上は3800億円、200億円の利益。
処方箋・調剤の扱いは2009年で3200万件にも達する。
これを10年以内で200店舗増やし、
7500億円の売り上げ、500億円の利益、
処方箋の扱いを5000万件まで増やそうという野心的な計画である。
しかし、これらの数字は、あくまでゴールであり、
どんな犠牲を払ってでも、絶対に達成すべき数字ではない。

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たとえばプライベート・ブランドなどは柔軟に考えられている。
すでに成功しており、ナショナル・ブランドの成功を否定してまで、
数字を追いかけるようなことはしない。
もちろん、ナショナル・ブランド・メーカーに対しては、
強力かつタフな交渉者として、常にベストな取引を目指している。
ロープライス、これが会社の成功ビジネス・モデルの基本であり、
消費者から支持を受けて来た理由である。

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コストコの創業者の一人、Jim Sinegalは、
今でも経営の第一線にいるが、
社員の定着率が高い会社として知られている。
大企業になった今でも、創業時の会社の個性、
文化をいまだに維持しているのは驚異的である。

ローコストを追求する文化では、
地域社会の人口構成に密着したマーケティングを
しようという意見が出た場合、一定の配慮はする。
しかしあくまでもローコスト・オペレーションが基本のため、
それを犠牲にしてまで、追求することはない。
選択と妥協の無い態度こそ彼らの文化である。

今後も彼らは期待以上の数値を残すだろう。

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例えば、6カ月前に販売したKirkland Signatureのビールは、
年間で10億円と予想していたのにもかかわらず、
マス・メディアなどに取り上げらたことで人気が出て、
35億円の数字をあげた。
が、コストコを長年知っている人にとっては、
特別驚くようことではない。

私も、ガソリンを入れるのは100%コストコ。

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店には1週間に一度は買い物があろうが、無かろうが入る。
何しに行く? 宝探しと、試食にいく。

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どんな商品があるか?解らない?
それが楽しい、20%の商品はコンスタントに変化する。

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グランドピアノ、ドラムセット、ダイヤモンド、コーチのかばん。

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高級ワインで有名な、オーパス・ワンのワインを発見した時の感動、
120ドルで10本も買った。

この他、ガソリン・ステーション、タイヤ販売・交換。
ホットドック、サンドイッチ、ピザで1週間に1000万円も売るカフェ。

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眼鏡屋、異業種と組んで旅行、自動車、住宅不動産まで扱う。

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販売品目3500アイテム以上の存在感が、
我々の生活に入り込んでいる。

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浅野秀二
10月4日