Everybody! Good Monday!
[2016vol36]

2016年も第37週。
今週水曜日に8月が終わる。

2月期決算企業は、
上期の終了。

この上期は、第1四半期5月までで、
全体でみると、まあまあという線をいった。

もっとも小売業トップ2社は、
そうよくはなかったけれど。

イオンの第1四半期決算は、
営業収益2兆0461億円で前年比プラス1.3%、
営業利益328億7300万円で、マイナス5.8%、
経常利益346億7900万円で、マイナス3.1%。

セブン&アイ・ホールディングスは、
同1兆3947億円、マイナス3.2%、
同814億8300万円で、マイナス0.5%、
同823億8500万円で、プラス1.5%。

対してスーパーマーケットのトップ2社は好調。

ユナイテッド・スーパーマーケットHDは、
売上高1695億円で前年同期比3.9%増、
営業利益36億3900万円で3.2%増、
経常利益37億6400万円で7.4%増。

ライフコーポレーションは、
売上高1615億円で前年同期比4.9%増、
営業利益39億6600万円で15.3%増、
経常利益39億7600万円1.4%増。

しかし8月末までの第2四半期は、
全体に低調だったはず。

今週はその最後の3日間を終え、
下期へのスタートを切るとき。

正念場を迎える。

経営者・幹部はもとより、
社員・従業員全員の意識を集中させたい。

さて毎日書いているが、
迷走台風10号。


〈Yomiuri Onlineより〉

「大型で非常に強い台風」
つまり強風域が半径500km以上800km未満、
最大風速が44m以上~54m未満。

中心気圧は945ヘクト・パスカル、
中心付近最大風速45m、
最大瞬間風速60m。

明日30日には、
北日本から関東に接近して、
夕方には東北地方に、
強い勢力で暴風域を伴ったまま、
上陸する恐れあり。

東北地方の太平洋側上陸は、
1951年の統計スタート以来初めて。

つまり東北は強い台風に慣れていない。
土砂災害、河川氾濫、暴風・強風など、
十二分に警戒してほしい。

落蟬のかぜに吹き寄せられてをり
〈朝日俳壇より  寝屋川市・岡西恵美子〉
蟬の亡骸が風に吹き寄せられる。
台風には蹴散らされ、舞い上がって、
どこかへ行ってしまう。

風の田にうしろ姿の案山子かな
〈同  さぬき市・野崎憲子〉
「うしろ姿の案山子」がいい。

秋立つや新聞広げ石の上  
〈同 養父市・足立威宏〉
迷走台風だけれど、
それがやってきて、
2016年の秋到来。

さて、今週の私のスケジュール。
今日は午前中来客。
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右はイオンリテール㈱吉田元さん、
人材育成グループマネージャー。

その隣はイオンコンパス㈱の、
三好智さん、細川みゆきさん、
高柳優子さん。

10月の視察研修の打ち合わせ。
よろしく。

明日30日・明後日31日は、
紀文正月フォーラム2016。
東日本編が時事通信ホールで、
13時30分から開催される。

私は今年、総括講義を担当する。

台風10号上陸予想のため、
開催が危ぶまれていたが、
今日の午後、決定。
やります。

西日本編は9月13日(火)13時30分から、
大阪駅前のブリーゼプラザ。

お越しください。

明日の夜は、
㈱日本アクセス会長の田中茂治さんと会食。

9月に入って、1日、2日は、
月刊商人舎9月号の最終段階。

その9月2日は私の64回目の誕生日。

さらに3日の土曜日は、
立教大学大学院・結城ゼミOB・OG会。
今年はロングラン懇親会。

そして日曜日は、
スリーハンドレッドクラブ。

さて、朝日新聞『折々のことば』
昨日のことばがいい。

人間はだれでも
ひとつふたつ欠けているんですな。
その部分が魅力的になるか、
ならないかの問題なんですな

司修著『本の魔法』から、
鷲田清一さんが引用。
index

鷲田さんの博識ぶりには、
舌を巻く。

司修さんは、
画家、装幀家として著名だが、
小説家、エッセイストでもある。
1976年 『金子光晴全集』の装幀で、
講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。

大江健三郎の本は、
ほとんど司さんの装幀。

その司さんが河合隼雄さんと対談。
河合さんは、今は亡き臨床心理家、
京都大学名誉教授、元文化庁長官。

司さんは、自分のある絵に対して、
「どこか欠けている」と思っていた。

その絵を河合さんが褒めて、
先の言葉をつぶやいた。

ただし、ちょっと複雑だが、
司さんが河合さんとの架空の対話を綴った。
その対話の中のことば。

だから司修著、河合隼雄の言葉。
河合さんなら言ってくれたと、
司さんが考えた言葉。

もしかしたら、
本当に言ったのかもしれないけれど。

「欠けている所に
心のかたちが表れる」

欠点にこそ特徴がある。

「だからきっかけは歪(いびつ)でもいい、
いやそのほうが魅力が備わる」

店づくりや売場づくり、商品づくり、
POPを書いても、
ひとつふたつ欠けていてもいい。

その欠けた部分が魅力になる。

ただし、達人、名人級に達しなければ、
魅力になんぞ、なりようもない。

然り。

今朝の日経新聞、
「サッカー2018年W杯予選特集」

バヒド・ハリルホジッチ日本代表監督。
「すべての試合で我々の野心を見せて、
勝つことにトライする」

強気の監督の言葉、
頼もしいねえ。

社長も本部長も店長も、
こうでなくてはいけない。

「最悪なのは
勝つのも負けるのも
大差ないという人間。
そういう人間を私は
受け入れることはできない」

私も同感。

「私は負けるための準備は
したことがない」

素晴らしい。

秋の商戦、年末商戦。
「負けるための準備はするな」

そのために、監督は語る。
「我々のアイデンティティが何かを
はっきりさせなければならない」

これはポジショニング戦略そのものだ。

そのうえで、
「自分たちのオーガナイゼーションを
見つけないと」

オーガナイゼーションとは、
「闘い方の最適解」

2016年度の下期に向けて、
アイデンティティを明確にして、
オーガナイゼーションを見つける。

そのアイデンティティは、
欠けていてもいい、
欠けているところに、
心のかたちが表れる。

欠けていてもいい。
明快であることだ。

そしてその明快さが、
闘い方の最適解を導く。

司修の絵の中には、
欠けているところがあるかもしれない。

しかし技術は完璧だ。
だから作品は常に、
最適解を表現している。

みなさん、今週も、
闘い方の最適解を求めよう。
Good Monday!

〈結城義晴〉

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