月刊商人舎12月号特集。
「自
発注」考
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おかげさまで、
ご好評をいただいています。

昨日のUSP研究所望年会でも、
多くのみなさんから、
お褒めの言葉をいただきました。

さらに今日は、
松井秀夫さんから、
わざわざメールをいただいた。
㈱大木ヘルスケアホールディングス会長。
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「今回の自動発注については、
誠に充実した記事で
大変参考になりました
ありがとうございます」

本当にありがたい。
スタッフ一同、来年に向けて、
やる気満々です。

さて恒例の「今年の漢字」
毎年このブログで触れている。

今年の漢字は「災」

新聞各紙の巻頭コラムが取り上げた。

産経新聞「産経抄」
転じて「福」となす、
強い決意がほしい。

中国との外交問題に対して、
産経らしく活を入れる。

静岡新聞の「大自在」も、
災いを転じて福となす。
そうあってほしい。

中日新聞の「中日春秋」
「二、三位の”平””終”は平成の終わり、
四位”風”は激しかった台風からか。
五位”変”も含め、
年を象徴する”災平終風変”を
無理に読み下してみた」

「災い平らかにして終わり風変わる」

まあまあの落ち。

東京新聞「筆洗」

「災難を逃れる方法がある」
江戸期の禅僧・良寛。

「災難に逢う時節には
災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には死ぬがよく候。
これはこれ
災難を逃るる妙法にて候」

「災難が来たら災難に遭えばよい。
死ぬ時には死ぬのがよい」
「災難を災難と考えるのではなく
自然現象としてそのまま
受け止めるしかない」

諦念か。

そのうえでコラムは、
新たな視点を加える。

「異常気象の背景とされる
地球温暖化を思えば、
現代の”災”という字の裏には
自然ばかりではなく
間違いなく人間がいる」

そう、人災。

「人が対策をすれば、
人があらためれば、
“災”の字を小さくできぬか」

「そう考えた時、
良寛さまは笑おうが、
“災難に逢うがよく候”とは
あきらめきれぬ」

これも毎年恒例だが、
安倍晋三首相の今年の漢字。

自ら「転」を選んだ。

「日ロ関係の大きな転機が
訪れてきたと感じる1年だった。
来年は日本は大きな転換点を迎える」

ん~、しかし「転」は、
ころぶ、ころがる。
ひっくりかえる。

転という漢字はそのニュアンスの方が強い。

安倍さんは言葉に対するセンスに、
ちょいと欠ける。

だから損してる。

その趣旨ならばむしろ、
「換」だろう。

さて今年の小売流通サービス産業を、
結城義晴の独断で、
漢字一字で表現すると。

「人」である。

手不足。
材難。
外国労働者。
働き方改革。
キャッシャーレス店舗。
そして時生産性。

今年1月の月刊商人舎特集。
2018真の間産業へ
Human Industry SHIFT in 2018201801_coverpage-448x634
その1月号のMessage of January。
今年1年間の商人舎標語でもある。

人の強みを発揮させよ。

人間の、
人間による、
人間のための産業。
それが小売流通サービス業だ。

平成の年号が変わろうと、
東京オリンピックが開かれようと、
それが人間産業であることは、
永遠に変わるものではない。

AIが仕事を変えようと、
IoTが広がろうと、
ビッグデータが活用されようと、
ロボットが現場に導入されようと。

人間の、
人間による、
人間のための産業。
それは変わらない。

しかし、好況が続けば続くほど、
失業率が低下すればするほど、
その人間産業に人間が集まらない。
ハイテク産業やIT産業に取られてしまう。

だから主婦を戦力化する。
高齢者の雇用を延長する。
外国人研修生を雇い入れる。
派遣労働者を確保する。

もちろんそれには深い意義がある。
ダイバーシティ経営へのシフトは、
21世紀人間産業の必然の軌道であるし、
未来を切り開く可能性を意味している。

そしてこのとき、
一人ひとりの人の強みが発揮される、
風土と文化と仕組みが、
用意されねばならない。

人間の、
人間による、
人間のための産業の、
人間一人ひとりの強み。

Human Industry SHIFTこそ、
好況のときに人間が集まる、
真の人間産業の、
望ましい未来図である。
・・・・・・・・・・・・〈結城義晴〉
T

小売流通業の漢字一字。
「人」
これは2019年も2020年も、
変わることなく、
最も重要な一字だ。

人間の、
人間による、
人間のための、
産業だからである。

〈結城義晴〉

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