結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年07月17日(木曜日)

オークワ販売会議の「講演」と大阪・寝屋川の激闘の「本気度」

昨日大阪から和歌山に入った。

今日は㈱オークワの研修センター。
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7月度の販売会議が開かれている。
その中での講演。

大会議室には210名ほどが参集。
大桑弘嗣社長をはじめとする経営幹部から、
現場の店長までが一堂に揃う。IMG_7720

ほかにも研修センターの各部屋で、
web会議方式で参加し、視聴する。

一昨年の夏から、
1年に2回講師として招かれて、
今日で5回目。

今日のテーマは、
「本気の52週MD」
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月刊商人舎2月号特集。
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中心となるのはもちろん、
鈴木哲男さんの考え方だ。

8月のお盆商戦を控えて、
どこのチェーンにとっても、
52週MDの本質を確認しておく必要がある。
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商人舎2月号の内容を一つひとつ整理しながら、
結城義晴流に講義していく。IMG_7733
今回はあえてパワーポイントを使わずに、
ダイレクトに講演をした。

これもなかなか、よかった。

荒井伸也サミット元社長・会長が1987年、
『日本スーパーマーケット原論』を書いた。
これは月刊食品商業で1年間連載された。
私が編集者として担当した。
それが一冊の単行本になった。
不朽の名作だ。

そのなかで荒井さんは、
「作演システム」を唱えた。

商品部の「作」と店舗や店舗運営部の「演」。
音楽で言えば作曲家の「作」と演奏家の「演」。
芝居や映画で言えば作家の「作」と演者の「演」。

ベートーベンもカラヤンも、
どちらにも凄いクリエイティビティがある。
両者が揃って初めて、
素晴らしい音楽が実現する。

チェーンストアの商品部と店舗も同じだ。

鈴木哲男さんはそれに「調」を加えて、
「作演調」と表現した。
「調」はマーケティング部や販促部が担う。IMG_7739
三位一体となって初めて、
「営業活動」は完成する。

さらに菊竹清訓さんと城功先生の考え方、
「カ・カタ・カタチ」
いまではツルヤがこの考え方を踏襲する。IMG_7742
「カ」は最も根源的なもの。
理念や使命、ビジョンやコンセプト。

「カタ」はその「カ」を実現する、
手段や方法。

わが社らしい技術や仕組み、システム。

「カタチ」は結果としての成果物。
たとえば完成された商品、売場、
業態やフォーマット。
そして52週MDの成果。

皆さん、真剣に聴講してくれた。IMG_7741

最後は大きな拍手をいただいた。
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年末年始に次ぐ、稼ぎ時のお盆商戦。
頑張ってほしいものだ。

結語は商人舎2月号のMessage。

「やってる感」を払拭せよ。

倉本長治は厳しい。
「この一瞬の積み重ねこそ、
君という商人の全生涯」

一瞬たりとも、
気を抜くな、手を抜くな。
その積み重ねが君の人生に意味を与える。

対して52週MDは優しい。
1年間は52週、四半期は13週。
まずはその基礎単位の1週間を充実させよ。

52週マーチャンダイジングと言うけれど、
中身はウィークリーマネジメントである。
週単位のオペレーションとプロモーションである。

商品部の「商品調達と商品開発計画」。
店舗の「売り方と運営と販売計画」。
マーケティングセクションの「販促計画」。

商品部の「作」、
店舗の「演」、
販促部の「調」。

それらが一体となった商品。
それらが融合した売場。
それらが衝突しつつ爆発する店。

しかしここに「やってる感」が忍び込む。
成果の有無や大小を問わず、
頑張る姿勢だけ見せる。

悪しき組織風土。
悪しき官僚化。
悪しき大企業病。

それを払いのけるには、
「本気」の行動が必須である。
そして行動の成果をこそ評価すべきだ。

「やってる感」は外面(そとづら)である。
「本気」は内面(うちづら)の問題だ。
内面が外面に抑え込まれる。

そうすると「やってる感」が生まれてくる。
「やってる感」で仕事し、
「やってる感」で生活してしまう。

「この一瞬の積み重ねこそ、
君という商人の全生涯」
倉本長治はやはり正しい。

自分の人生を深く考えるとき、
外面の生き方には意味がない。
いつだって自分には内面がわかるからだ。

「やってる感」を払拭せよ。
それは自分自身を見つめることだ。
あくまでも自分を高めることだ。
〈結城義晴〉
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ご清聴、感謝したい。

講義終了後、急ぎ和歌山駅へ。
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ところが朝方から大雨で、
特急くろしおが2時間以上の遅延。
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それでも11時50分発のくろしおが、
15時ごろに到着して乗ることができた。

その後、大阪・天王寺から、
寝屋川市の香里園へ。

ご存知、「寝屋川の陣」
商人舎2020年10月号特集。
ロピア飛来!大阪寝屋川の陣
平和堂・ライフ・万代の棲み分け競争を描き出す
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あれからもう5年が経過した。
そしてロピアの隣に、
バローが出店してきた。

商人舎流通SuperNews。

バローnews|
寝屋川市に「スーパーマーケットバロー香里園店」7/4出店IMG_4482 (002)

7月4日(金)、
バロー香里園店がオープン。

初日は4000万円を売ったと噂が流れた。
凄いインパクトの売り方だった。

それによってロピアの顧客は半減したらしい。IMG_4483 (002)

敷地面積3000坪、建築面積1095坪。
延床面積947坪、売場面積589坪。
バックヤードは318坪。

広いバックヤードは生鮮食品の強化を物語っている。
駐車場は店舗前面に208台。

島忠ホームズ寝屋川店の隣の敷地に、
張り付くように店舗が登場した。

営業時間は平日10時から20時。
土日曜9時半から20時。

これも典型的な生鮮強化型。
商人舎特任研究員からも、
熱い報告があった。

あまりにそれが強烈なので、
講演の後、見に行った。

なるほど、そうか。

とくに鮮魚部門はいい魚、高級魚も含めて、
鮮度のいい商品を超のつく安値で販売し、
売場では売り切りし、店は早仕舞いする。

そのあと隣のロピア寝屋川店へ。
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5年前が懐かしい。
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「肉のロピア」の売場は変わらない。
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奥壁面の日配品売場。
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水産の「日本橋魚萬」のチーフと話した。
優秀なベトナム人で、
日本の大学を卒業して、
新卒でロピアに入社した。

流ちょうな日本語で、
元気に話してくれた。IMG_7787

スタッフと一緒に写真。IMG_7788

それからさらに隣へ。
アルプラザ香里園。IMG_4495 (002)

ショッピングセンターの客数を確保して、
食品売場もきちんと管理されている。
平和堂らしい。
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最後に香里園駅前。
ライフ香里園店。
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駅から離れた激闘エリアとは別に、
帰宅する顧客に便利な店として、
夜の7時過ぎにもきちんと集客していた。

それぞれの闘い方、
ポジショニングのとり方は、
面白かった。

これまで一定の棲み分けがあった。
そこにバローがロピアを狙い撃ちして出店した。

だからロピアに大きな影響が出た。

大髙善興さんの「3-3-3-3の原則」。
「3日、3週間、3カ月、3年」
このスパンで新店は、
維持、向上しなければならない。

3週間後の、この夏のお盆商戦で、
次の棲み分けへと市場は転換する。

どの会社も「やってる感」だけは避けねばならない。
「本気」の「商売」が必要だ。
その本気の熱量で勝負は決まる。

〈結城義晴〉

2025年07月16日(水曜日)

万代カレッジ「ヒューマンリソースマネジメント」の「人の本質」

今週日曜日は、
第27回参議院通常選挙。

選挙に行きたい、
投票したい。

期日前投票が10日間で988万5000人強、
前回より約27%の増加。

いい傾向だ。

その分、当日投票が減るだろうが。
小売業、サービス業の従事者は、
日曜日にも仕事がある。

期日前投票をしたいものだ。

朝日新聞「折々のことば」
第3442回。
国籍、性別、地位、素性、
年齢など問わないの。
人の本質に関係ないことは
まず気にしない。
〈ホキ徳田〉

ほぼ40年間米国で活動し、
帰国後も弾き語りを続ける、
91歳の歌手・ピアニスト。

「ケセラセラ(なるようになるさ)を信条に、
何を択(えら)ぶにも楽しそうかどうか、
バイブレーションが合うかどうかを
基準にしてきた」

「波瀾(はらん)万丈、
体を張って生きてきたともいえるが、
それが他人には贅沢と映るらしい」
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(『思い出は旋律とともに』から)

選挙も同じだ。
人の本質に関係ないことは、
気にしない。

私も同じだ。

今日は東大阪市の㈱万代会議棟。

朝から日差しが照りつける。
今日も35度を超えそうだ。IMG_7649

万代知識商人大学、
略称「万代カレッジ」。
その第10期。

朝9時から3回目の講義。
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今日1日のカリキュラムは、
「ヒューマンリソースマネジメント」

司会はいつものように石川慎也さん。
人事部マネジャー。
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はじめに受講生によるレポート発表。
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万代カレッジでは、
受講後に毎回、レポートが課される。
学んだことを自身の仕事にどう活かすか。
それを次の講義の冒頭で、
5人ずつ簡潔に発表してもらう。
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これはプレゼンテーションの訓練にもなる。
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前回の講義でプレゼンの鉄則をレクチャーしたので、
みんな、聞き手に対してしっかりと目を据えて話す。

上達してきた。

それから午前の講義がスタート。
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まずマネジメントの6つの体系。
これは受講生に質問しながら、
図に書き込んでいく。

そして結城義晴の「人間力による経営」

ヒューマンリソースマネジメント理論の変遷。
何事も歴史に学ぶ。
それが一番、理解が進む。

アダムスミスの分業から、
フレドリック・テイラーの科学的管理法、
アンリ・ファヨールの過程管理論まで。

1900年初期までの理論だ。
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さらに、人間関係論と科学的行動学に基づく、
ヒューマンリソースマネジメントの登場。

1960年代まで続く。

そしてピーター・ドラッカーと、
ヘンリー・ミンツバーグが登場して、
現代化に至る。
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問題は、こうした歴史の中で、
日本の大企業や公官庁、
そしてチェーンストア企業が陥った、
マネジメントの隘路の問題。

そこでピーター・ドラッカーの考え方、
マネジメントの本質を丁寧に講義する。
マネジャーの役割から組織づくり、
そして責任の組織化まで、
事例を挙げながら説明する。

とくに「責任の組織化」は、
ドラッカーの教えのなかでも重要だ。

午前の2時間30分の講義はここまで。

昼食休憩をはさんで、
午後は社内講師による講義。
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加藤隆取締役。
人事総務部担当。
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管理職にとって大事なのが労務管理だ。
法律の絡む問題だけに、
細かい注意点を交えて、説明していく。IMG_7713

管理職としての責任と心構えを講義してくれた。
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人事部マネジャーの小倉貴行さんは、
「ロジカルシンキング」の講義。IMG_7690

万代カレッジ2期生。
商人舎ミドルマネジメント研修会でも、
Sを獲得した、実務に強い勉強家だ。

論理的思考の理論、MECEの手法を、
万代社員の身近な事例を加えて、
実に丁寧に講義してくれた。IMG_7691

そのうえで、論理的に考えるだけでなく、
「直観とひらめきも大事」と、まとめてくれた。
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いい講義だった。ありがとう。

最後の講義は結城義晴。

ドラッカーの自己管理の目標管理、
そしてデール・カーネギーや、
ジョン・マックスウェル、
もちろんドラッカー。
それぞれのリーダーシップの基本。
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リーダーシップは誤解されていることが多い。
それらを一つ一つ正しながら講義した。IMG_7700

最後は人間力経営。
心の力、頭の力、技の力。
その掛け算の力。

そしてドラッカーの時間管理、
フィードバック分析。IMG_7706
ケン・ブランチャードは、
次の講義に譲った。

次は9月の商人舎ミドルマネジメント研修会。
全員が参加して他社の精鋭たちと競争する。

まとめの講話は和久正樹取締役。IMG_7712

カレッジで学んでことを、
商売人として実務にどう活かすのか。
万代の今期の数字をもとに、語っていく。
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和久さんは、
万代カレッジの全講義を聴講してくれる。
そのなかで、大事なことを指摘してくれる。
それが企業内大学の良いところだ。

今回は商売のプロフェッショナルであることを、
とりわけ強調して話してくれた。
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ありがとう。

ピーター・ドラッカーは、
ユダヤ系オーストラリア人だった。

そして国籍、性別、地位、素性、年齢など、
一切、問わなかった。

そしてマネジメントを通じて人間の本質に迫った。

〈結城義晴〉

2025年07月15日(火曜日)

万代知識商人大学前夜の「商売のプロ」のIntegrity

日曜日から2日間は、
群馬県高崎市にいた。

今日は午前中、自宅で仕事。

講演レジュメなどをつくって、
午後、新幹線で大阪に向かう。

明日は第10期万代知識商人大学の講義。
その前夜はいつも幹部の皆さんとの会食。
場所は「うえまち」。

定宿のシェラトン都ホテル大阪の3階にある。

阿部秀行代表取締役社長と、
和久正樹取締役、加藤隆取締役。
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関西のスーパーマーケットの動向で、
面白い傾向が出ている。

それから、
「商売人」であることの重要性を語り合った。
これは教えることができない。
自分で学び取る必要がある。

仕事に対してプロでなければならない。
プロフェッショナルであることに対して、
インテグリティが必要だ。

ドラッカーの言葉を上田惇生先生は、
「真摯さ」と訳した。

阿部さんと和久さんは、
万代でそれを伝承しようとしている。
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それが万代の強みであるし、
それが薄れてはいけない。

データに関しても、
その捉え方、扱い方など、
誤解や勘違いが多い。

月刊商人舎2022年8月号。
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いい特集号だった。

阿部秀行の「シンプル商売論」
スクリーンショット 2024-06-17 175421「スーパーマーケットは
食を扱っているわけですから、
基本はシンプルです」

「商品が値上がりしようが、
雨が降ろうが、台風が来ようが、
万代に来ているお客さんの食生活や購買行動が
大きく変わることはありません」

「だから、いつ、どんなものが売れるか、
わかってないと商売にはなりません。
商売はシンプルなものです」

大阪城の器に盛った料理。
この店の名物だ。
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すっかりお酒も入って、
話題は阿部社長のプロ野球の「始球式」へ。

甲子園での始球式では、
105kmのスライダーで球場を盛り上げた。
「スナップを利かせた」と阿部さん。IMG_4445

最近はリリースポイントのコツを掴んで、
球は速くなっている。
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阿部さんは高校時代、
野球部のキャッチャーだった。
だから今でも捕手方式でいい球を投げる。
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最近、ゴルフもめきめきと腕を上げて、
80台で回った。
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しかも阿部さんは練習をしない。
本番であれこれ工夫を重ねて、
上達している。

負けられない。
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実に楽しい会食だった。
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最後は阿部さんと固い握手。
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商人舎流通SuperNews。

決算結果が次々に発表されている。
コスモス薬品news|
1兆円達成/年商1兆0113億円4.8%増・経常利益26%増

2025年5月期決算で初めて1兆円を超えた。
売上高は1兆0114億円、前年比4.8%増。
連結営業利益404億円、28.3%増。
経常利益432億円、25.8%増。

営業利益率は4.0%、経常利益率4.3%。

関東地区に31店舗、中部地区に27店舗、
関西地区にも15店舗、中国地区に11店舗、
四国地区に10店、九州地区に26店舗。
合計120店舗を開設した。

出店の勢いは止まらない。

スーパーマーケットチェーンの第1四半期は好調だ。

エコスnews|
第1Q営業収益352億円6.4%増・経常利益1.5%増

マルヨシセンターnews|
第1Q売上高100億円5.1%増・経常利益
2.8%増

リテールパートナーズnews|
第1Q営収689億円5.8%増・経常利益6.2%増

ヤマザワnews|
第1Q売上高261億円4.4%増・経常利益2.6億円

マックスバリュ東海news|
第1Q営業収益956億円3.9%増・経常利益27億円

ベルクnews|
第1Q営業収益1037億円11%増・経常利益2.7%増の増収増益

いずれも前年比をクリアしている。
ベルクの11%増は飛びぬけていい。

野菜の相場が高かったのと、
加工食品やコメの値上がりの影響もあるだろう。

しかし商売のプロフェッショナルが増えると、
好調が維持される。

サラリーマン化が進むと、
すぐに業績は悪化する。

商売に対するインテグリティが、
決算数値を左右するのだと思う。

〈結城義晴〉

2025年07月14日(月曜日)

ロピア倉賀野店の開業とツルヤ・ベイシアSupercenterの臨店

Everybody, Good Monday!
[2025vol㉘]

2025年第29週。
7月第3週。

昨日から群馬県高崎市。
今日7月14日は、
「ロピア倉賀野店」オープンの日。

朝5時半に迎えの車が来て、
20分ほどで到着。

そして出迎えてくれたのが、
ズラリと並んだロピア開業日名物。
福島道夫取締役の「賄い」だ。IMG_7449

これまで極上ビーフの朝カレーが多かった。
しかし北関東営業本部で出店が相次いでいる。
7月3日、ロピア ららぽーと新三郷、
7月9日、ロピア伊勢崎店、
そして14日、倉賀野店。

そこで賄い朝食もメニューが変わる。
今日は極上すき焼き丼ともつ煮込み。
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オープンメンバーの全員への福島さんの心遣いだ。
私は完食。おいしくいただいて朝から満腹。

そして福島さんと準備中の店を見て回る。
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オペレーションの課題を指摘して、
すぐに改善策をチーフと話し合う。

私は準備作業の邪魔にならないように、
店づくりと開発商品をチェックする。
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オープン予定は10時。
7時ごろには店の前に行列ができつつある。
先頭の人は6時に並んだと言っていた。

ぽつりぽつりと雨が降ってくる。
台風5号の接近が危ぶまれていた。
だから朝の集まりは多くはなかったが、
一日中行列は途絶えることがなかった。
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8時になると、恒例の朝礼。
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全員が「肉のロピア」の売場に集まって、
ロピアの理念と七大用語を斉唱。IMG_2510

倉賀野店を運営するチーフたちと店長のガッツポーズ。IMG_2512

9時になると青空が見えてきた。
台風が太平洋岸を北上したらしい。
行列も長くなった。
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ゆっくりとミスターマックスの施設内に誘導する。
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外はすっかり青空。
お客がどんどん集まってくる
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9時15分、予定より45分前倒しして、
いよいよオープン。

入場制限をしながら顧客を入店させる。
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入店前の入り口スペースで、
オリジナル大型バッグの販売。
ショッピングカート用のキーも大人気。
これまで15万個が売れた。
この売場の前も大賑わいだ。

購入した顧客はロイヤルカスタマーになってくれる。IMG_7587

鮮魚の「日本橋魚萬」。
9日にオープンした伊勢崎店も同じだが、
内陸部の高崎で、鮮魚は人気が高い。
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精肉の「肉のロピア」が核売場で、
まんべんなく顧客が滞留している。
みんな、丁寧に商品を吟味している。IMG_7602

そしてレジが混雑し始める。
そこで精肉売場の最後のポイントで、
日配・グロサリー売場への入場を制限。
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安全と混雑を考えてのことだ。
顧客は文句を言わずに、並んで待った。
待っている人たちには試食を配る。

長い長い入場待ちの行列ができた。
青空の下、その行列が短くなることはなかった。
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倉賀野店の店づくりには、
福島さんの知見が十二分に活かされて、
新しい仕掛けが満載。
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撤退したスーパーマーケットは500坪ほどだった。
また紳士服専門店が併設してあった。その店も撤退した。
それら2店舗をつなげるように改造して、
変則的な特徴のあるレイアウトをつくった。

それが実にいい具合に顧客を誘導する。
ワンウェイコントロール型店舗に仕上がっている。
それを見て私も大満足。

ロピアを辞して前橋へ。
ツルヤ前橋南店。IMG_4413 (002)

群馬県初進出の店。
月刊商人舎2021年1月号。
「ツルヤ『群馬前橋』の陣」IMG_4406 (002)

青果部門は関西スーパー流のワンウェイ方式。IMG_4407 (002)

第一コンコース奥の青物売場が凄い。IMG_4408 (002)

奥主通路は冷蔵平ケースの鮮魚売場。
ウナギを前面に出してプレゼンテーションしていた。IMG_4411 (002)

酒売場には長野産のワインがずらり。IMG_4409 (002)

そして金色のパッケージのオリジナル珈琲のエンド。IMG_4410 (002)

1000坪40億円がツルヤの標準店。
ゆったりと買物できる店だ。
クレンリネスも満点。 IMG_4412 (002)
素晴らしい店であることは、
まったく変わらなかった。

それから、
ベイシアスーパーセンターへ。
「パワーモール前橋みなみ」の核店舗。
ツルヤと真正面から競合する。IMG_4415 (002)

その一丁目一番地。IMG_4417 (002)

食品売場は「ベイシアフードパーク」。
ネーミングが変わった。
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主通路が広くて買いやすい。IMG_4419 (002)

右奥のコーナーは牛乳売場で、
これが広い店のマグネットとなっている。IMG_4420 (002)

惣菜売場が改善されて、よくなった。IMG_4421 (002)

ロピア、ツルヤ、ベイシア。

強い企業の個性豊かな競争。
それが現在の日本のチェーンストアだ。

ずっと福島さんにご案内いただいて、
心から感謝したい。

その後、高崎から新幹線に乗って、
横浜に戻った。

午後3時に白幡小学校。
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私の子どもたちがここを卒業した。
そして私はPTA会長をやった。IMG_4427 (002)

このグランドを使って練習をした。
ソフトボールの監督だった。IMG_4426 (002)

白幡文化スポーツクラブの総会。
会計監査の役を担っている。

無事に審議を終わらせて、
そのあと懇親会。

白楽の中華レストラン福臨門。
実においしくてしかも安い。IMG_4429 (002)
4月に赴任したばかりの新任の校長と意気投合。
子どもたちの教育に全力を挙げる。
社会人となったばかりの先生たちも、
しっかり教育する。

福岡生まれの52歳、同郷だ。
体重99キロ。

素晴らしい校長と話して、
気分は爽快だった。

朝5時前に高崎で起きて、
夜9時過ぎまで横浜で飲んで話した。

長い一日だったが、
充実していた。

ありがとう。

では、皆さん、今週も。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2025年07月13日(日曜日)

ロピアの群馬県初進出2店と生鮮市場TOP改装店を駆け巡る

また暑い日曜日が戻ってきた。

上越新幹線で暑いあつい高崎へ。

駅前のLABI1 LIFE SELECTヤマダ高崎。
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商人舎流通SuperNews。
ロピアnews|
7月群馬県初出店/ミスターマックス内に伊勢崎店、倉賀野店

ロピアの群馬県初出店。
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それを見に行った。

高崎駅の改札口まで、
OICグループ取締役の福島道夫さんが、
車で迎えに来てくれた。

本当にありがたい。
㈱ロピア社長、㈱関西ロピア社長を歴任。

そしてロピア伊勢崎店へ。
7月9日オープン。
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ミスターマックスが運営する、
オープンモール型ショッピングセンター。
「ミスターマックス伊勢崎ショッピングセンター」
核店舗のミスターマックス、
準核店舗のダイソーに続いて、
ロピアの店がある。
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オープン5日後の日曜日。
凄い客数。
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鮮魚部門の「日本橋魚萬」には、
客が群がっている。
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青果の「八百物屋あづま」から鮮魚へ続く。
そのつながりが実にいい。
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惣菜の「GOCHISOU MARCHE」から、
「肉のロピア」へと店の奥に行くにしたがって、
客数が増えている。

福島さんにずっとご案内いただいて、
食品売場へ。

ロピ太のイラストが入ってマヨネーズ。
その大量陳列がロピアの特徴だ。
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この店には44席のイートインコーナーがある。
そしてMTOのショップがずらり。
Made To Order。
注文を受けてから製造する。
だから作り立て。

顧客が行列をつくっている。IMG_7421 (002)

取締役の中島英則さん。
鍵を握る人だ。
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後ろ髪引かれつつ伊勢崎店を後に、
ロピア倉賀野店へ。
明日オープン。

ミスターマックス倉賀野店内の店。
2025年1月に「うおかつ倉賀野店」が撤退。
その跡にロピアが入った。IMG_7426 (002).jpg2

うおかつ倉賀野店を大胆に改造。
しかもほかのテナントなども動かして、
驚くべきリニューアルが成立した。

青果部門の主通路は広い。IMG_4354 (002)

精肉部門も主通路が驚くほど広い。
変形売場は大胆な改造の効果だ。IMG_4353 (002)

レイアウトを引くのは福島さんの役目だが、
説明を受けてその発想の自由さに驚かされた。IMG_7428 (002)

精肉からグロサリーの売場へ。IMG_7429 (002).jpg2

そこでまた説明を受けた。IMG_7438 (002).jpg2

加工食品、菓子、冷凍食品、日配品。
ロピアの商品力が飛躍的な進化を遂げている。
それがこの創造性豊かなレイアウトに活かされている。

グロサリーのエンドに並んでいたのが、
マグナムボトルのワイン。
1本1199円。
IMG_7441 (002).jpg2
これは明日、買って帰ろうか。
しかし大混雑だろう。

高崎の郊外、夕日が沈む。
IMG_4358 (002)
台風5号が日本列島に近づいている。
明日は関東地方に影響が出そうだ。
それが心配だ。

一方、昨日の千葉県・松戸市。

生鮮市場TOP松戸古ヶ崎店
改装オープン。

生鮮市場TOPは、
マミーマートが進める新フォーマット。

山本恭広編集長が取材に行った。

松戸市は東京都のベッドタウン。

最近は子育て世代を中心に人口増。
2024年に人口50万人を突破。
千葉市、船橋市に次ぐ都市。

店舗は松戸駅から北に2㎞弱。
幹線道路沿いには、
6月26日にヤオコー松戸古ヶ崎店がオープン。top1

売場面積557坪、年商18億円。
青果と惣菜を両翼に配置したヤオコーの標準モデル。yaoko-matudo

埼玉県を代表するチェーン同士のガチンコとなった。

旧マミーマート松戸古ヶ崎店を、
6月24日から改装休業。

生鮮市場TOPとして、
7月12日にリニューアルオープン。top2

生鮮市場トップ36号店。
このフォーマットは、
マミーマート83店舗中4割を超える。

マミーマート標準店からの転換で、
平均1.4倍の売上げ増を果たす。
1店舗当たり年商30億円。

開店は朝8時。
1時間経過しても入店待ちの車列。top3

フリースタンディングタイプのため、
駐車場は約130台分でやや手狭だ。

売場面積は約630坪。top4

先頭の青果売場は壁面に「八百清」の屋号。top4-1

トマトの箱売りを展開する。
精肉売場は最も力を入れる売場。
牛肉「一頭買い」をアピール。top5

鮮魚売場の壁面は海をイメージしたブルー。top6

続いて惣菜とインストアベーカリー。top7

「デリカテッセン・トレードショー2025」で、
開催されたお惣菜・お弁当大賞で、
全11部門受賞をアピール。

最終コーナーは冷凍食品売場。top8

アイキャッチの「!」は、
生鮮市場TOPのキービジュアル。

チェックアウトゾーンは、
セルフレジを中心に増設された。top9

マミーマートの生鮮市場TOPは、
OICグループのロピアをモデルにしている。

それでもこの繁盛。

一つの完成されたフォーマットも、
進化させねばならない。

その進化は止まってはいけない。
クリエイティビティこそ、
店づくりの醍醐味であり、
顧客が最も期待するものである。
(明日につづきます)

〈結城義晴〉

[追伸]
私の行動を見ると、
ロピアのオープンにばかり、
行っているように思われるかもしれませんが、
どんな会社のどんな店にも行きます。
時間が許す限り。

万代の新店にも行きましたし、
古くは荒井伸也さんがトップのころには、
サミットのオープンには大抵行っていました。
関西スーパーも北野祐次さんの時代には、
いつも新店オープンを見せていただきました。
ロヂャース2のときにも。

いずれもいい勉強になりました。

是非、ご連絡ください。

2025年07月12日(土曜日)

ひこばえの会で話した「無印のころ」と「起業家精神」

ちょっと涼しい土曜日。

東京・自由が丘へ。
IMG_4301 (002)

いつもの花屋・モンソフルール。
IMG_4308 (002)

ほおずきを提案していた。
IMG_4303 (002)

大学生のころ、歌をつくった。
メロディーとコード進行は覚えているが、
歌詞は確かではない。

御免。

作詩はいばらみちをさん。作曲は私。
IMG_4307 (002)

ほおずきの隣には、
ハイビスカス。
IMG_4305 (002)

家に帰ると、
道端にハマオモト。
もう枯れそうだ。
IMG_4277 (002)

夕方、再び家を出て、
白幡クラブの会計報告書にサインをした。
ささやかな地域ボランティア。

その足で日ノ出町へ。

仲間が集まると、
いつもの万喜多へ。IMG_4314 (002)

高校時代の同人誌「孼(ひこばえ)」の仲間。
7人いるけど、今日は4人。

ずっと正月に会っていたが、
コロナが収まったころから、
3カ月に一度、集まることにした。

左の廣部秀一は一番の多作家で、
長い小説を書いていた。

その隣の関孝和が世話人で、
関も小説家だった。

右の城戸康は詩人だった。
私は城戸の作品が好きだった。IMG_4318 (002)

近況を報告すると、必ず病気自慢から始まる。

ずいぶん飲んでから私は、
商業界の社長を辞めたころのことを、
思い出しながら話した。

最初の「無印」のころ、
横浜の関内にあった名刺屋に飛び込んで、
一枚の名刺をつくった。

肩書のないグレーの名刺だ。
IMG_4321 (002)
住所と電話番号、メールアドレスと、
結城義晴のblog[毎日更新宣言]のアドレス。

それだけの名刺。

その前のものは、
株式会社商業界代表取締役社長。
IMG_4325 (002)

株式会社商人舎をつくって、
その代表取締役の名刺ができた。
今も変わらない。

すぐにこんな名刺もできた。
コーネル大学RMPジャパン副学長。
IMG_4327 (002)

いずれも懐かしい。

最初のグレーの名刺を制作してくれたのが、
㈱日本名刺印刷。

その鈴木堅社長とはとても親しくなって、
雑誌などの印刷を一手に、
お願いするようになった。

商人舎編集スタッフの鈴木綾子さんは、
鈴木社長の義理の妹だ。
雑誌などのデザイナー七海真理さんは、
鈴木堅さんの実の妹。

古巣の商業界とは、
まったく関係しない人たちと出会って、
ゼロから出発した。

大変なことだったが、
それがよかったと思っている。

今、いろいろな人が、
会社から独立して仕事をしようとしている。

前職で一社員としてやっていた仕事や事業を、
断りもなしに自分のもののように始めたりする。

これは明らかなルール違反だが、
そんなことがまかり通るはずはない。
もちろんそんな事業は成功しない。

たった一人で、
あるいはわずかの仲間と、
ゼロから始める。

それが「起業家精神」であり、
企業家精神である。

そんなことを話した。

ピーター・ドラッカー。
「企業家は変化を当然かつ健全なものにする」

「彼ら自身は、それらの変化を
引き起こさないかもしれない。
しかし、変化を探し、変化に対応し、
変化を機会として利用する」

「これが企業家および企業家精神の定義である」

前職の仕事をそのまま盗むことなど、
起業家精神とは正反対の恥ずべき行為だ。

関君からは手製の線香花火を貰った。

今も「科学の祭典」のブース代表をしている。
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そのブースで子供たちに、
線香花火のつくり方を教える。

いい気分で孼の会は終わった。IMG_4320 (002)
無印のときにこそ、
自分の力が試される。

その自分の力を信じる。

そこから始めるのがいい。

〈結城義晴〉

2025年07月11日(金曜日)

セブン&アイ第1四半期決算の「努力は夢中に勝てへん」

月刊商人舎7月号の表紙。
202507_hyoushi2

平原に赤い扉。
キリンがそれを潜り抜けると、
象に変わる。

野暮な説明だけれど、
これを「居抜き」出店と見立てた。

いかがでしょうか。

商人舎の表紙はいつも、
一捻りしたイラストを使います。

6月号の特集は、
「’25ニッポン小売業番付」
そのイラスト。
202506_hyoushi-768x987
これも面白い。
気に入っている。

編集部とデザイナーが、
楽しみつつイラストを探しまくり、
デザインに工夫を凝らしてつくります。

表紙も楽しんでください。

今日は1日、横浜オフィス。

毎月書いている「セルコレポート」が届いた。
連載「艱難は商人を鍛える」
第39回。
IMG_7385 (002)

午後に入って来客。
㈱寺岡精工リテイル事業部の皆さん。
私の左が取締役事業部長の齋藤文克さん、
営業グループ部長の甲斐圭一郎さん、
右が開発グループ部長の佐々木和哉さん。
IMG_7371 (002)
いくつかの質問に答えて、
いくつかのアドバイスをした。

それから夕方、スクワット。
IMG_7379 (002)

今日はノーマルスクワット50回。
IMG_7377 (002)

50回目はちょっとしんどいが、
普通にできるようになった。
IMG_7382 (002)

さて第1四半期決算が次々に発表されている。

商人舎流通SuperNews。
セブン&アイnews|
第1Q営業収益2兆7738億円1.6%増・純利益129%増

昨日の夕方に記者会見が開かれた。
私はオフィスでオンラインで見た。

画面には決算説明資料が移される。
しかし語り手の映像はない。
IMG_4270 (002)

セブン&アイはずっと顔を出さない。

スティーブン・デイカス社長に変わったから、
これも変わると思ったが、
そうでもないらしい。

2026年2月期第1四半期の営業収益は、
2兆7738億円、前年増減率1.6%増。

営業利益650億7600万円、9.7%増。
営業段階では増収増益。

しかし経常利益は533億円で3.1%減。
四半期純利益は490億円、129.2%増。

有価証券の評価益の減少で経常減益。
だがイトーヨーカ堂の店舗売却益によって、
純利益が大幅増加。

固定資産売却益は372億円。
あれだけの店舗を開発した、
時間と知恵と経費を想像すると、
悲しい372億円だ。

結果として営業利益率2.3%、
経常利益率1.9%。

厳しく言えばセブン&アイは現在、
並み以下の収益性の企業である。

国内コンビニエンスストア事業は、
営業収益2235億円、0.7%減。
営業利益545億円、11.0%減。

チェーン全店売上高は1兆3461億円で1.4%増。

海外コンビニエンスストア事業は、
営業収益2兆0936億円、3.2%増。
営業利益86億8700万円、94.2%増。

スーパーストア事業の営業収益は、
3395億円、5.5%減。
営業利益84億9600万円、294.8%増。

イトーヨーカ堂は営業利益53億7500万円、
前年同期は6億6200万円の営業損失。

ヨークベニマルは営業利益34億9200万円、
20.3%の減少。

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まだ過渡期のセブン&アイ。

営業収益は米国セブン-イレブン、
営業利益は国内セブン-イレブン。
その国内コンビニが減収減益。

全体を俯瞰するとまだまだ厳しい。

全社一丸となって、
頑張ってほしい。

それが見えないところが辛い。

朝日新聞「折々のことば」
第3441回。

好之者不如楽之者
〈孔子〉

「これを好む者は
これを楽しむ者に如(し)かず」

「好むというのは楽しむのには及ばない」

ある対象に執着する人は、
それと一体になれる人に、
所詮(しょせん)(かな)わない。
『論語』(金谷治訳注)雍也(ようや)第六から。

編著者の鷲田誠一さん。
なじみの理髪店主がふと呟(つぶや)いた。
「努力は夢中に勝てへんて、よう言いますね」

夢中でいると何と競うこともない、
だから無敵だ。

セブン-イレブンも、
イトーヨーカ堂もヨークベニマルも、
かつてはみんな仕事に夢中だった。

いまは、利益を上げることに努力している。

かつての自分たちに、
今の自分たちがかなわない。

夢中でいると、
競う必要がない。

努力は夢中に勝てへん、のだ。

〈結城義晴〉

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