結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年05月14日(火曜日)

商人舎Basicコースの「イノベーション」とセブン&アイの環境宣言

昨日のUA837便で、
ネバダ州ラスベガスから帰国しました。
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アメリカのウェストコースト時間で、
午前4時15分にホテルのロビー集合。
まだ外は真っ暗で、
ストリップのイルミネーションが、
いやに明るく感じられた。

いつものようにバスの中で、
最後の講義。

Epilogue2は「イノベーション」。
その[イノベーションの原理]
ピーター・ドラッカー先生。
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第一に、
機会を徹底して分析する。
どんなチャンスがあるのか、
どんな可能性があるのか。
それを徹底的に分析する。

第二に、
自分の目と耳で確認する。
機会を捉まえたら、
自分の目と耳で確認する。
国内の事例、アメリカのケース、
どんな有名な学者が提言しようと、
ちゃちなコンサルの言うことも、
自分の目と耳で確認する。

もちろん結城義晴の言うことだって、
自分の目と耳で確かめてほしい。

だからアメリカに一緒に行く。

そして第三は、
焦点を絞り、単純なものにする。
ここが大事だ。

最終的には複雑な体系を伴う、
画期的なイノベーションであっても、
スタートはシンプルである。

第四は、
小さくスタートしなければならない。
ウォルマートの創業者サム・ウォルトン。
「Think Small!」と教えた。
小さく考えよ。

しかし第五は、最初から、
トップの座をねらわなければならない。
小さく始めるけれど、志は大きく、
会社や店を変え、産業まで変える。
そのくらいの意気込みが必要だ。

このイノベーションを成し遂げるために、
「自ら、変われ!」

Las Vegasのマッカラン空港に到着。
チェックインして、Dゲートに向かう。IMG_69469

ここで最後の写真。
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「LV」ポーズ。IMG_69409

出発ゲートにもスロットマシン。IMG_69499

一番最後に、
チーム・ベーシックでハドル。
右からキューティ上松、
レジェンド小阪、
商人舎のGM亀谷しづえ、
そしてカリスマ佐藤。
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お疲れ様、有難う。

飛び上がるとラスベガス渓谷。
すごい発展ぶりで、
やがてロサンゼルスのようになるかも。DSCN90839

しかし、すぐに岩山が現れて、
有名なグランドキャニオンに繋がる。DSCN90859

アメリカは広い。
それを感じさせられる。DSCN90869

雪が残るのはシエラネバダ山脈。DSCN90879

山脈を越えると平野が見える。
DSCN90889

1時間半ほどでベイエリア。
サンフランシスコは雨だった。

ここで2時間ほどの待ち時間。IMG_69619

国際線の101ゲート。IMG_69629

再び乗り込むと、太平洋上は雲ばかり。DSCN90909

ネットを繋げて、ブログや原稿を書き、
二度の食事をして、
クリント・イーストウッドの映画など観る。
「運び屋」はよかった。DSCN90919

11時間ちょっとで、
日本列島の銚子沖。DSCN90929

さらに霞ヶ浦。
DSCN90969

利根川。
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一面の水田。
DSCN90989

最後に成田の緑の上に、
到着しました。
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帰国してみると、
月刊商人舎5月号が刷り上がっている。
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そして数々の電話。

㈱エコス会長の平富郎さん。
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月刊商人舎5月号へのお褒めの言葉。
うれしい限り。
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「先生、いい記事書くねぇ。
今月号、線引いて読んだよ」
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「もう80歳になるけど、
ちょっと若ければやるのになあ」

「ラストワンマイル」への挑戦を、
平さんはワクワクしながら語った。

それから日本チェーンストア協会。
専務理事の井上淳さん。
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日本スーパーマーケット協会。
こちらも専務理事の江口法生さん。
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両協会からのご依頼、
喜んで、了解しました。

さらにテレビ東京。
カンブリア宮殿。
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3月23日、サミットストア鍋屋横丁店。
この新店オープンの日、
現場で取材を受けた。
それが放映される。

ほんのちょっとだろうけれど。

ただし、これにはすぐには、
“Yes! I do”とは言えない。

さて、帰国して、
商人舎流通Supernewsに重要記事。

第1は、
ヤオコーnews|
営業収益4351億円4.8%増/単体30期連続増収増益
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㈱ヤオコー社長の川野澄人さん。
その発言は流通Supernewsで読める。
しかし単体としてのヤオコーは、
30期連続増収増益。

いったい何が、そうさせたのだろう。
月刊商人舎6月号で、
詳細に取り上げよう。

第2の商人舎流通Supernewsは、
セブン&アイnews|
環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を発表

「遅ればせながら」の観はぬぐえない。
けれどセブン&アイほどの企業ならば、
環境宣言せねばならないことは確かだ。

2050年までに4つのテーマに取り組む。

イオンの「脱炭素ビジョン2050」は、
昨2018年3月28日に発表されている。
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どちらも2050年への、
30年以上のビジョンだが、
それまでの時代のスピード感を、
どのようにイメージし、
どのように予測しているのだろう。

その前に、30年後、
会社は存続しているのか、
いかなる状態で存在しているのか。

これらの宣言をしている経営者は、
もう会社にはいないだろう。

この発表を見ていて、
不思議な感じを受けた。

時代のスピード感と、
競争環境への持続的対応力。
イノベーション。

ヤオコーのように、
30期連続増収増益を、
成し遂げることができて初めて、
サステナビリティ宣言は活きてくるのだ。

〈結城義晴〉

2019年05月13日(月曜日)

Basic Course in Las Vegas 最終日[調査分析発表会と表彰式]

Everybody! Good Monday!
[2019vol18]

帰国しました。
DSCN90819
商人舎海外研修ベーシックコース。
イン・ラスベガス2019。

右手は「L」、左手は「V」。
「LV」はラスベガス。

ルイヴィトンもLVだが。

ロサンゼルスが「LA」、
サンフランシスコは「SF」、
ニューヨークは「NY」。

全員、やる気がみなぎっている。

昨日は最終日のいい天気。
ホテル「バリーズ」の会議室。

毎朝、セミナーをやって、最終日は、
調査分析発表会。DSCN88569

9つの班ごとに、
別々のカテゴリーを指定して、
2日間にわたって店舗の調査をする。

スーパーマーケットの9カテゴリー。
超のつく優秀企業群の商品政策を、
最終的には全部門、分析することになる。

ウォルマート、ターゲット、コストコ、
スミス(クローガー傘下)、
ボンズ(アルバートソン傘下)、
ホールフーズ、トレーダー・ジョー、
スプラウツ、ウィンコフーズ。

商人舎basicコースの場合は、
5人1チーム。

私はチームマネジメントを重視する。
それが一番効率がいいからだ。

そしてチームごとに議論・討論して、
企業ごとの政策やポジショニングを、
結論づける。

初めに発表順位をくじ引きで決める。
DSCN88609

そして、いよいよスタート。DSCN88549

第1番目の発表はH班のノンフーズ。
キッチンペーパーを調査した。
IMG_68779

全員が真剣にプレゼンテーションを聞く。DSCN88759

そして鋭い質問。
DSCN88789

それにチームは全員で答える。DSCN88809

私も質問をするが、
最後に分析の評価。DSCN88829

それぞれの企業のポジショニングを、
この調査によって明らかにする。DSCN88859

最安値を出しているのはスミスだったが、
コストコは別次元の大容量で、
実質的に最も安い。
DSCN88869

私は各班の調査分析の問題点を指摘し、
整理や作表の原則を確認する。DSCN88879

この調査分析の講評が、
理論的な教育であり、実務指導である。DSCN88919

2番目はH班で冷凍食品。
冷凍ピザのペパロニとチーズを調べた。
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PFグラフを提示して競う。
Pはプライス、Fはフェーシング数。
しかし冷凍ピザはフェーシング数では、
違いが出にくい。

そこでH班は陳列在庫数を調べた。
これは非常にいい判断である。
DSCN88979

納得して聞いている団員。DSCN89069

この調査でホールフーズの低価格政策が、
くっきりと判明した。
さらにターゲットが健闘していることも、
明らかになった。
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3番目はC班でプロデュース部門。
アボカドに挑戦した。DSCN89219

質問も鋭い。
DSCN89259

それに対してチーム全員で回答する。DSCN89299

さらに質問。
DSCN89309
アボカドはバナナと並んで重要品目だ。
フェーシング数の基準を決めて、
それを調査し分析した。
私の解説と講評も長引く。DSCN89349

4番目の発表はG班のデアリー部門で卵。
アメリカの卵は1ダース12個が基準だ。
1.5ダースの18個入りもある。

オメガ3充填のエッグもあって、
調査には大変に苦労した。
DSCN89479
サイズはジャンボサイズ2Lから、
ミディアムサイズSまでと多様だ。

さらにアメリカの卵は加熱が基本である。
だから消費期限は長いし、日持ちする。
しかしホールフーズとスプラウツは、
生食用を販売していた。

スミスとウォルマートは、
非常にSKUが多かった。

自分たちも卵は特売に使ったりして、
最重要商品であるから、
質問も具体的で焦点を突いている。DSCN89469

私はエッグ調査への挑戦魂を評価した。DSCN89529

I班は菓子カテゴリーで、
ポテトチップスに挑戦。
これも大変な調査だ。DSCN89619
そこでプライベートブランドだけを、
チョイスして調査した。

質問もその点に向けられた。DSCN89609
PB調査も意味がある。

F班のベーカリー調査は、
はじめ食パンに挑戦したが、
日本の食パンといったカテゴリーはない。
そこでホワイトブレッドにした。 IMG_69059
F班は作表において、
NBを〇、PBを▲で表現した。

価格の安さは、スミス、ウォルマート、
そしてウィンコの順だった。
コストコは別次元で、
単位換算すると最安値。

一方、ボンズはハイアンドロー作戦で、
しかもクラブカードディスカウント。
「どれを売り込みたいのかわからない」
いい分析だった。

A班はグロサリーの加工食品で、
オリーブオイルを調査した。DSCN89939
「ボンズが迷走している」
今回の調査対象企業はいずれも、
ポジショニングを構築しているが、
ボンズだけがそれがない。

その事実は全チームが実感した。

さらにコストコは、
通常の500ml商品がなくて、
1リットル以上に絞り込んで、
超低価格を出した。

D班は精肉部門でステーキを調査。
米国人の大好きなステーキ。
そのなかのチャックロールと、
リブアイ、ストリップサーロイン。
DSCN90099
「意外に在庫量が少ない」という感想。
ステーキはアメリカ人にとって、
バーベキューなどでは定番だが、
「ごちそう」メニューである。

1ポンド当たり価格で比較したが、
理論通りの結論となった。

最後にE班はデリ部門で、
ローストチキンを調査分析した。   DSCN90229
1ポンド当たりに換算して、
価格ラインは13種類あった。
コストコはオーブンを6台セットして、
圧倒的な品揃えだった。
商品管理状態まで観察して、
報告してくれた。

最後のチームも結城義晴の講評。DSCN90269
今回は「直球勝負」の調査で、
メインアイテムに挑戦した。

そのことで各社のポジショニングが、
本当に鮮明になった。

そして表彰タイム。
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初めは3日目に行った理解度テストの、
優秀賞の表彰。DSCN90309
すべての団員が真面目に真剣に、
自分が理解したことを書いてくれて、
レベルが高かった。
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それを事務局と結城義晴が、
丁寧に読みこんで厳正に審査した。

その中の8人が表彰された。
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私の隣から、
川瀬利彦さん/㈱マツモト店舗運営部副店長
相川博史さん/㈱ロピア営業本部長
松永裕之さん/アイディック㈱第1商品部グロサリー課主任
長木弘満さん/マツモト経理部マネジャー
出原健二さん/㈱関西スーパーマーケット人事グループ人事教育チームリーダー
荘亜紗子さん/ロピア店舗管理部フォレオ菖蒲店店長
宇野俊介さん/㈱セブンスター第一商品部惣菜バイヤー
川口雄飛さん/㈱ユニバース南大町店店長

おめでとう。

そして調査分析の3班を表彰。

3位の銅メダルは、
E班のローストチキン。
DSCN90449
グラフがシンプルで、
わかりやすい分析となった。
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準優勝は、G 班の卵。DSCN90519
広大な売場の膨大な調査。
脱帽。
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そして栄えある優勝は、
F班のホワイトブレッド。IMG_69319
審査団文句なしのトップだった。
おめでとう。
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店舗を訪れて、
漠然と印象を感じ取ったり、
あるいはすぐに使えそうなアイデアを、
ピックアップしてくるだけでは、
アメリカの競争を知ることはできない。

実地調査をして、科学的に分析し、
討論して、それを煮詰める。
調査した後に、インターネットなどで、
情報を付加する。

そこからその企業やその店の、
意図が明らかになる。

今回の調査分析も素晴らしかった。

最後の最後に総括講義。
ストアコンパリゾン戦略の要諦を語り、
バリューエンジニアリングを解説し、
ロイヤルカスタマー論を教授した。  DSCN90569

1時間の講義は、
あっという間に終わってしまった。DSCN90559
名残惜しいし、まだまだ教えたいことは、
山ほどあるが、時間がやってきた。
ご清聴を感謝したい。

その後は、JTB第一のカリスマ佐藤。
自由研修のアドバイスと注意点が、
ていねいにレクチャーされた。
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そして亀谷しづえゼネラルマネジャーが、
明日の朝午前4時15分の集合を告げて、
全員解散。
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この後は、各自、各班、各社ごとに、
ラスベガスを楽しみつつ、
自由行動した。

では、みなさんも、
仕事を楽しもう。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2019年05月12日(日曜日)

商人舎Basicコース「調理・試食大会」の経験価値マーケティング

私の部屋から見えるラスベガス。
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月刊商人舎2018年9月号。
2018US-Retail視察ガイドブック
商人舎編 注目都市圏 「アメリカの歩き方」
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その「Las Vegasガイドブック」より。

「ラスベガスの変容の歴史を、
ネバダ大学ライト教授は
両手の指を使って表現する」

「1930年代にはラスベガスは
親指1本の街だった。
つまり男一人が
カジノを楽しむためにやってきた。
ギャンブリングの時代である」

「次に親指と人差し指の2本の時代に入る。
マフィアが一掃され、
カップルでやってくる街に変わった。
このころはゲーミングの時代となった」

「そして1990年代以降は、
小指を除いた4本指の時代。
つまりファミリーで楽しむ街になった。
エンターテインメントの時代である」

「そして最後は両手の指10本の時代。
会議や展示会を目的に
多数の団体客がラスベガスにやってくる。
コンベンションの時代だ」
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「大事なことは、
ギャンブリング、ゲーミング、
エンターテインメント、
コンベンションと、
機能が付け加えられつつ、
それらの要素が融合してきたことだ。
次々に機能が変わってきたわけではない。
この融合こそが、
ラスベガスという街を象徴している」

その結果、人口が増え、
郊外の開発が進み、
小売業やサービス業が発展する。

「10分も走れば郊外に出るし、
30分も走れば砂漠や周辺の山に至る。
ラスベガスは意外にコンパクトな街で、
車で動きやすい」

「アメリカ小売業の
主だった店舗を学ぶには、
最適の地なのだ」

商人舎ベーシックコース
inラスベガス。

3日目の視察の後は、大試食大会。

場所はミスター・ママズ。

朝食と昼食だけのレストランで、
空いている夕方に、
特別に使わせてもらっている。
スタッフ総出で迎えてくれる。
ありがたい。
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店に到着すると早速、
団員45人がチームごとに、
厨房組とフロア組に分かれて作業開始。DSCN8596-1

今回は、商品調査班として、
9つに分けたAからIまでの班を、
AB、CDというように、
2班ずつ組み合わせて、
1つのチームに編成した。

結果、10人3チームと、
15人1チームができあがった。

そのうえで全員がそれぞれに、
すべての班の調理メニューを試食する。
そして最も良いと思った班に投票する。
最も得票数の多い班を優勝として、
さらに合同チームの得票数に応じて、
チームも表彰する。

だからそれぞれの班は、
自分たちの班の優勝と、
チームの表彰を目指す。IMG_6741-1

各チームはおのおのコンセプトを決めて、
メニューを考え、食材を購入している。

厨房の中には、
下ごしらえをする作業台がある。
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この班はその作業台で、
日本の食材「ひじき」を水で戻す。DSCN8600-1

Mr.ママズの調理スタッフも、
厨房の使い方だけでなく、
調理法もアドバイスしてくれる。DSCN8604-1

サーモンはホールフーズで購入。
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なにやら皆で鶴を折り始めた。
ママズのスタッフ女性に、
折り方を教えるJTBの小阪裕介さん。DSCN8638^1

厨房は本格的な設備が整っている。
基本調味料も揃っている。DSCN8646-1

フロアのテーブルでは、
火を使わないカナッペづくり。IMG_6746-1

こちらのチームはサラダづくり。
この班は衛生面に留意して、
手袋を着用して作業している。IMG_6749-1

1時間の調理時間で、
全班、全チームの料理が完成。

A版とB班のチームは、
来年に東京オリンピックを控えて、
日本食が世界に広まるから、
テーマを和食にした。

それをプレゼンテーションする。
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そして写真。
IMG_6767-1

C版とD班のテーマは、
母の日と父の日メニュー。IMG_6770-1

そして元気にポーズ。IMG_6774-1

E班とF班は赤いテーブルクロスを敷いた。
テーマは、母の日。IMG_6775-1

赤いカーネーションなども飾って、
お母さんの好きなメニューを揃えた。IMG_6783-1

そしてG班・H班・I班の大所帯は、
「時短メニュー」をテーマとした。

短時間で予算通りに料理を用意した。IMG_6786-1

G班はラムチョップの調理にチャレンジ。IMG_6787-1

I班は15分クッキングに挑戦。DSCN8704-1

そして自信満々で写真。DSCN8712-1

料理がそろったら、
試食タイム。

自分たちのチームの前菜、主菜、
デザートまでを楽しんで、
それから他チームのメニューを試食。

最後に全員が投票。
私も事務局も試食して投票した。

試食タイムが終わると、
表彰タイム。

その前に誕生祝い。
このツアーの間に誕生日を迎えたのが、
㈱マツモトの山下健一さん。
キューティ上松から、
ケーキのプレゼント。DSCN8717-1

そしてカリスマ佐藤が、
集計結果の報告をして、
第1位の班を発表。

それはH班。
おめでとう。
私もH班に票を入れました。
何よりもおいしかった。DSCN8724.-1JPG

そして優勝は、GHIチーム。
「時短メニュー」のコンセプトと、
おいしい料理を両立させた。
DSCN8695-1

アメリカの食品小売業が目指すもの。
コンビニエンスとデリシャス。
それに挑戦したことの価値を、
全員の投票が証明した。DSCN8726^1

表彰が終わってから、
私の総括。

どの班、どのチームも、
ポジショニングを確立したことは、
高い評価ができる。

今回、ホールフーズマーケットが、
購買対象として圧倒的に多かった。

アマゾン傘下に入って、
低価格を出していることも奏功した。

したがって、影の勝者は、
ホールフーズだった。
それを全員で確認したことになる。

最後にクリスさんにお礼のプレゼント。
お世話になったMr.ママズのオーナー。DSCN8739-1

最後の最後に全員写真。DSCN8747-1
商人舎Basicコースの名物。
調理・試食大会。

自分で決めたメニューのために、
買物し、調理し、試食する。

その間、購入する店では質問し、
本物のレストランの調理場を使いながら、
Mr.ママズのスタッフの手助けで、
本格的な料理をつくる。

本当の交流ができる。

団員はそれを何より喜ぶし、
自分の経験価値を高めることができる。

忙しい研修スケジュールの中の、
ほんのひと時のイベントだが、
大きな経験価値マーケティングを、
実感できる。

その背景には、
ギャンブリングの街から、
ゲーミング、エンターテインメント、
そしてコンベンションの街へと、
変貌を遂げてきたラスベガスの、
人々が受け継いできた、
ホスピタリティがある。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年05月11日(土曜日)

Las Vegas 4日目の「お客に近づこう!」と「The Beatles LOVE」

月刊商人舎5月号。
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特集
「ラストワンマイル」の優勝劣敗

[Message of May]
もっとお客に近づこう!

“Staying Close”――
「いつもお客さまのそばにいて、
お役に立ちます」
古くからのウォルグリーンのクレド。
ウォルグリーンは米国ドラッグストア。

「ネイバーフッドマーケティングとは、
お客さまの喜びに参加して、
その一部を分けていただくことです」
戦前のジョー・アルバートソンの言葉。
米国アルバートソンズの創始者。

マス・マーケティングから、
STPマーケティングへ。
そしてone to one Marketingへ。
どんどん、顧客に近づいていく。
それは我々の想像を超えて
スピードアップしてくる。

リージョナルから、
コミュニティへ、
ネイバーフッドへ。
さらにラストワンマイルへ。
そして最後にホームへ。

どんどんお客に近づいてゆく。
限りなくお客のそばに寄り添っていく。
商品そのものやサービスの中身よりも、
お客に近づくことのほうが重要になる。
とりわけコモディティの提供において。

生活が向上し、
消費が成熟してくると皮肉なことに、
コモディティ領域は拡大してきて、
ラストワンマイルからホームへが、
最も重要なカギを握ることになる。

しかしそのときにも、
顧客のそばにいるという姿勢と、
顧客の喜びに参加して、
その一部を分けてもらうという意識は、
永遠に変わることはない。

ラストワンマイル戦略こそ、
ネイバーフッドマーケティングである。
だから、もっとお客に近づこう。
お客のそばに寄り添おう。
お客の喜びを分けてもらおう。〈結城義晴〉

さてラスベガスのベーシック研修。
昨日の3日目の夕方からは、
調理・大試食大会。
その模様は後日のブログで。

そして今日の4日目は朝8時から、
バリーズホテルのいつもの会議室で、
結城義晴のセミナー。DSCN8792-1

セミナーの前に、
30分間の理解度テストを実施。DSCN8754-1
これは商人舎だけの特別カリキュラム。
研修の成果は格段に上がる。

参加者自身の理解度を確認するテストだ。

3つの設問、30分で回答する。
ただし、記述式。
DSCN8749-1

2回の座学セミナーで学んだこと、
バスの中での講義、
そして視察店舗を事例にしながら、
記述してもらう。

皆、よく書いてくれている。
まるで大学や大学院の筆記試験のように、
みんな大量に記述してくる。

私と事務局がその内容をしっかり読んで、
優秀者を表彰する。DSCN8750-1

テストが終わると今日のスケジュール。
亀谷しづえが案内。
商人舎ゼネラルマネジャー。
DSCN8753-1

その後、結城義晴の2時間セミナー。DSCN8757-1

成田から数えて4度目の講義。
ベーシックコースといっても、
やや高度な内容となる。

クリティカル・マス、
範囲の経済、
そしてポジショニング戦略体系。DSCN8760-1

さらにプライベートブランド論、
米国オーガニック産業の本質。DSCN8765-1

アメリカ流通業の視察が進んだ段階で、
高度な内容を語ると、
さらに理解が深まる。DSCN87689

講義が終わると、9つのチームごとに、
2日目、3日目に店頭調査した、
商品の分析とPFグラフを作成する。DSCN8790-1

PFとはプライスとフェーシングの意味。
商品の価格を横軸に、
陳列フェーシング数を縦軸にとって、
各社の価格政策をグラフ化する。
DSCN8777-1

そして各社の折れ線の形状や、
価格帯などを比較する。DSCN8778-1

容量が異なれば、
電卓で一定の単位に換算する。DSCN8786-1

各社の商品戦略が、
グラフ化することで見えてくる。DSCN8784-1

明日の5日目の朝、
9チームごとに、
調査結果と分析を発表してもらう。
それを評価して、上位3チームを表彰する。

皆、真剣に議論しあう。DSCN8780-1
午前のすべてのプログラムを終了して、
専用バスで最後の視察先へ。

初めにダウンタウン・サマリンへ。

新しい郊外住宅地にある商業施設。
ライフスタイルセンターとパワーセンター。
この新しいショッピングセンターが、
見事にコンビネーションされた商業施設。DSCN8806-1

その中にあるシェイクシャック。
ここで昼食。
DSCN8796-1

一人ひとりが、
好きなハンバーガーをオーダーする。DSCN8797-1

オーダーされた商品は、
すぐに厨房で調理される。DSCN8799-1

事務局がサポートするが、
必ず、自分で注文する。

これも勉強となるからだ。DSCN8800-1

私はいつものメニュー。
「シャックスタック(Shack Stack)」。
チーズバーガーにシュルームバーガーを、
コンビネーションしたアイテム。
マッシュルームを揚げたのが「シュルーム」。
そしてアイスコーヒー。
DSCN8802-1

ロピアの若手と一緒に満足の写真。DSCN8804-1

ライフスタイルセンターの核店舗は、
百貨店のメイシーズとディラード。
一方、パワーセンターの核を担うのが、
ノードストローム・ラックなど。DSCN8807-1

ノードストローム百貨店で、
売れ残ったブランド商品などを、
ディスカウントして販売する。IMG_6802-1

アパレルやバッグ、アクセサリーなど、
一流ブランド品が安く手に入る。
しかし探し出さなければならない。
IMG_6800-1

ダウンタウン・サマリンで大人気なのは、
トレーダー・ジョーだ。
DSCN8813-1

日曜の母の日を前に、
プロモーションを展開中。IMG_6811-1

ここで、立教大学院の愛弟子にばったり。
㈱USEI社長の朝川康誠君。
USEIでは毎年この時期に、
ラスベガスの自主社内研修を行っている。DSCN8815-1
朝川君は一度、
自ら商人舎ベーシックに参加して、
それを自社用にアレンジして、
研修に使っている。

成果が上がっている。

われわれはマーク店長にインタビュー。IMG_6812-1

トレーダー・ジョーに、
25年務めるベテラン。
自分の会社の良さを、
詳細に自慢げに話してくれた。DSCN8822-1

団員からはたくさんの質問が出た。
DSCN8831-1

「なぜ入り口を入ってすぐの多段ケースに
青果ではなく、肉とチーズを配置したのか?」
的確な質問をしたのは、
㈱ユニバースの横田悟さん。
店舗運営部エリアマネジャー。
DSCN8836-1

確かに、入り口の花売場に続く多段冷蔵ケースは、
最初にミートがコーナー化されている。DSCN8848-1

マーク店長は自分の経験と市場分析から、
この店にはこれがいいと判断している。
トレーダー・ジョーでは、
それも許されている。

女性陣からも質問が飛ぶ。
DSCN8837-1

トレーダー・ジョーのファンは、
日本にも多い。
視察する場合にも皆、
喜んで買物をする。

つまり、すぐにファンになる。

マーク店長は語った。
「うちのクルーはすぐに、
カスタマーの名前を覚える」

「もっとお客に近づこう!!」
トレーダー・ジョーは小型リアル店舗だ。
その実店舗の現場で顧客に近づく。
それが何よりも強い。

マーク店長のご協力に感謝。IMG_68249

全員でマーク店長を囲んで記念撮影。
IMG_68189

最後の日のもう一つの視察先は、
ラスベガス・プレミアム・アウトレット。IMG_6834-1

正面入り口に、
シェイクシャックがオープン。
この店も人気が出そうだ。IMG_6830-1

オープンエアのアウトレットモールで、
有名ブランドショップが、
150を超えて軒を連ねる。

団員たちにとっては理解度テストも終え、
買物を楽しむ余裕もできた。IMG_6829-1

中央部分には、
広いフードコートがあって、
観光客も多い。
IMG_6828-1
こうして4日目の視察を終了。

あとは最終日の発表を残すだけ。

私はホテルに戻ってからすぐに、
ミラージュホテルへ。
シルクド・ソレイユの「The Beatles LOVE」。

現在、ラスベガスでは、
シルクド・ソレイユが6つのショーを展開中。

その中の「LOVE」は、
ビートルズの物語。
バックには楽曲が流れ続ける。IMG_6867-1

写真撮影が不可なので、
具体的に報告はできない。
しかしジョン・レノンの幼少期から、
4人のビートルの解散までの足跡が、
楽曲とともにサーカスとダンスで描かれ、
もう、何とも言えない感動だった。
IMG_6849-1
大学に入って最初につくったバンドは、
「Himagine」という名だった。
ビートルズの「Something」を、
一番初めにコピーした。

そのSomethingももちろん、
印象的なパフォーマンスで使われた。

全体にアルバム「Abbey Road」から、
多くの楽曲が使われたと思う。

私にはそれが良かった。
IMG_6856-1

フィナーレは、
ヘイ・ジュードから、
All you need is loveまで。
IMG_6858-1

ショーの終了後は、
「The End」の歌詞が映し出される。IMG_6861-1
And in the end, the love you take
Is equal to the love you make.
「結局、あなたが得る愛は、
あなたが与える愛に等しい」

結局、あなたが顧客から得るものは、
あなたが顧客に与えるものに等しい。

だから、もっとお客に近づこう!
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年05月10日(金曜日)

ラスベガス3日目の講義と視察店舗のポジショニング格差

月刊商人舎5月号、本日発刊!!201905_coverpage
特集は、
「ラストワンマイル」の優勝劣敗
「ネットスーパー」と「宅配ビジネス」の勝者総取り!?

[CoverMessage]
令和元年に突入した。「店は客のためにある」。この商売のテーゼは「永久に不滅です」。それどころか、顧客に商品やサービスを届ける最後のプロセスこそが、令和時代にはますます決定的な差異になる。

それが早いこと。
それが安いこと。
それが心地よいこと。

英語で言えば「ラストワンマイル」の攻防がさらに激しくなり、「ラストワンマイル」の優劣こそが問われることになる。スーパーマーケットやチェーンストアのリアル店舗の世界では、スマートフォンによって注文を受けて顧客に届ける「ネットスーパー」機能や宅配サービスが当たり前のこととなる。
日本にとって「すでに起こった未来」であるアメリカ流通産業はいま、「ラストワンマイル」競争に明け暮れる。
しかし平成が終わった今、日本のネットスーパーのほとんどが相変わらず利益を出していない。ニーズはある。けれど利益は出ない。これまで何度も、私たちの前に立ちはだかった現象。それはイノベーションの苗床である。「ラストワンマイル」の先進事例を取り上げ、その優勝劣敗を見極め、ネットスーパーと宅配ビジネスの近未来を透視しよう――。
恐ろしいことにこの世界は、勝者総取りとなるのである。201905_contents
ご愛読願いたい。

さてラスベガスに来て3日目。

今日も朝から会議室でセミナー。
司会は亀谷しづえ。
商人舎ゼネラルマネジャー。
DSCN84349

初めに事務局から、
今夜の調理大会・大試食会の説明。
DSCN8438-1

4つのチームに分かれて、
メニューづくりを競い合う。

アメリカの一消費者になった気持ちで、
買物体験をしつつ、
購入した食材を調理する。

調理のために購買しつつ、
店を見ると全く違って見える。
それが何よりも大事だ。

研修の合間の楽しいイベント。
団員たちも意欲満々だ。

その後、成田空港での講義から数えると、
3回目となる結城義晴のセミナー。
DSCN8454-1

昨日訪問した企業と店舗を、
それぞれの資料を見ながら解説する。DSCN8441-1

それから384ページのテキストをもとに、
店舗戦略、商品戦略を一気に語る。DSCN8468-1

フォーマット戦略やコモディティ戦略。
ベーシック編なのでできるだけ丁寧に。

難しいことを易しく、
易しいことを面白く、
面白いことをより深く。

それが結城義晴の講義だ。DSCN84809
明日の朝、理解度テストを行う。
その範囲を網羅しなければならないので、
今日の講義は広範囲にわたる。

しかしそれがまた、
アメリカの小売業の全体像を、
描き出すことになる。

講義のあとはすぐに視察。

3日目の最初の訪問店は、
ターゲット。

全米第2位のディスカウントストア企業で、
ウォルマートと同じ商売を展開する。

年商744億3300万ドル。
いつものように100換算ならば、
7兆4433億円。
日本のランキングに入れたら第2位に入る。
アメリカでは第8位のチェーンストア。IMG_6593-1

天井を張って、全体に明るい照明の売場。
入口はマザーズ・デーのプロモーション。IMG_6588-1

ターゲットは、アパレルが強い。
マネキン使いもうまい。

ウォルマートはフードラインと、
ハードラインが強い。
対極にある。

この店舗入口のマネキンは、
ふっくらした体形で、
妙にリアル感がある。IMG_6585-1

非食品ディスカウントストアなので、
「マーケット」と呼ぶ食品売場は、
限定的な品揃えだ。DSCN8487-1

今日も早速、商品調査に入る団員たち。IMG_6579-1

ターゲットもネット販売を強化する。
入口を入ったところに
ピックアップサービスのカウンター。
IMG_6587-1

ウォルマートは、
ブルーを基調としている。
対してターゲットは赤。
誰が見ても、その違いがわかる。

一方、ウォルマートの、
ネイバーフッド・マーケット。
ブランドカラーは薄い緑。IMG_6618-1

ウォルマートの総合スーパー、
「スーパーセンター」は、
米国内で飽和を迎えている。
したがって、
この食品スーパーマーケットが、
戦略業態になっている。

2019年1月段階でサムズの店数を超えて、
698店舗まで拡がった。IMG_6606-1

生鮮食品の鮮度はより高くなり、
プレゼンテーションもよくなっている。
店内も格段に明るくなった。IMG_6607-1

奥主通路ではデアリー商品を、
リーチインで展開する。
IMG_6608-1

広いリーチインの冷凍食品売場。
ここでも商品調査。IMG_6595-1

ノンフード担当チームも、
売場で討論しながら調査する。DSCN8504-1

ネット注文品のピックアップコーナー。
ブルーのコンテナがずらりと並ぶ。
IMG_6616-1

次いで、
トレーダー・ジョー。
昨日、商品調査が済んでいるので、
ここでは主に調理大会用食材を購入。IMG_6642-1

生鮮食品もアウトパックされて、
店頭では陳列するだけ。IMG_6649-1

よく管理された売場。
「フィアレスフライヤー」は、
月一回発行のチラシ的小冊子。
その掲載商品をエンドで訴求する。IMG_6644-1

ワインは創業当時から、
中核カテゴリーとして強化されている。IMG_6645-1

トレーダー・ジョーと、
同じショッピングセンターにあるのが、
シーフード・シティ。IMG_6623-1

オーナーは中国人で、
フィリピン人向けのスーパーマーケット。
アジアンフードを中心に展開する。IMG_6624-1

対面形式のミート売場。IMG_6630-1

同じく対面販売のシーフード。
従業員はほとんどがフィリピン人。IMG_6636-1

イートインスペースも広めだ。IMG_6638-1

さらに食材購入のために
ホールフーズを訪問。DSCN8558-1

「ザ・ディストリクト」SCのこの店は、
何度も改装が施されている。IMG_6652-1

ホールボディの非食品売場は
什器が低く抑えられ、
回遊性も増した。
IMG_6653-1

調理大会のためのシーフードは、
ほとんどのチームがここで購買した。
IMG_6655-1
初めてアメリカに来た団員たちにも、
ホールフーズの商品への関心が高い。

コンパクトになったデリ売場。IMG_6668-1

買物中は皆、実にうれしそうだ。
DSCN8542-1

一消費者の立場になって商品を見ると、
視察だけではわからないことが、
はっきりと見えてくる。
それが調理大会の目的でもある。DSCN8524.-1JPG

どんな料理をつくるのか。
食材を見ながらメニューを考える。DSCN8528-1

「サラダは基本でしょ」と、
オーガニックのサラダ野菜を選ぶ。DSCN8538-1

そして会計。
DSCN8545-1

1人30ドルで5人で150ドル。
結構なディナーメニューができそうだ。DSCN8553-1

今日の最後は、
スーパーマーケットの2強対決。
道路を挟んで、
アルバートソン傘下のボンズと、
クローガー系のスミス。

そのボンズ。
もともとは、
南カリフォルニアのローカルチェーン。
それがセーフウェイに買収され、
現在はアルバートソンに合併されて、
アルバートソン傘下。
IMG_6682-1

セーフウェイは花売場が強い。
この店もバルーンを使って、
華やかに展開する。
IMG_6680-1

シックな床面とスポット照明の青果部門。
PBの「Oオーガニック」を主力で展開する。IMG_6671-1

ミート売場のマザーズ・デーの仕掛け。
ヨガをする母親の風船が浮かんでいる。IMG_6669-1

対面のシーフード売場。
残念ながらコンベンショナル型の店舗で、
お客は少ない。
IMG_6672-1

アルバートソン&セーフウェイは、
合併で規模を拡大したが、
そのメリットはほとんどない。

最後に、スミス。

「グレイザーズ」という単独店が廃業し、
その後に居抜き出店した店舗だ。
DSCN8589-1
グレイザーズは、
ラスベガスの1店舗だけの企業だった。
オーナーのグレイザーさんは、
東海岸でチェーン経営をしていた。
引退してラスベガスにやってきて、
趣味的に経営し始めたのがこの店だ。

しかし高齢となって引退し、
その店にスミスが入った。

入口にスキャン・バッグ・ゴーの端末。
お客自身がこの端末で、
バーコードをスキャンしながら買物して、
最後に、レジで一括カード決済する。IMG_6712-1

入口を入ると花売場。
この見事なプレゼンテーション。
迫力がある。
IMG_6714-1

「ホーム・シェフ」とネーミングされた、
独自のキットメニュー。
ホールフーズも最近強化しているが、
スミスも一丁目一番地で展開している。IMG_67309

青果部門も広くて豊富だ。
ウェグマンズの市場スタイルに似てきた。IMG_6710-1

青果部門の向かいに、
ショップ形式でバルク売場が作られた。
IMG_67279

壁で隔てられた左翼のデリゾーン。
広さを有効に活用した、
気持ちのいい売場だ。
基本構造はグレイザーズそのもの。IMG_6729-1

「ボアーズ・ヘッド」の大きな看板。
この大きさのものは初めて見た。IMG_6688-1

チーズショップのマレーズ。
クローガーが買収した、
ニューヨークのブランド。IMG_6689-1

店舗奥壁面の長大な売場。
クローガーの定番だが、
精肉、乳製品などが多段ケースで連なる。IMG_66919

ゴンドラアイルには、
グロサリーが圧倒的な商品構成で並ぶ。

ビューティー用品も、
グレイザーズ時代より魅力的だ。IMG_67009

この広大な売場に、
これでもかと商品展開される。
クローガーの実力が発揮されている。IMG_67029

牛乳は1ガロン2.69ドル。
ウォルマートに対抗する価格だ。IMG_67019

エンドでは代表的なPBが紹介されている。
エコノミーブランドのクローガー。
ライフスタイルブランドは、
シンプル・トゥルース、
クォリティブランドは、
Private Selection。IMG_67089

そして最後はファーマシー。
クローガー系の会社は、
必ずフード&ドラッグである。DSCN8587-1

ここまで差がつくかと思わせるような、
食品小売業2強の戦いだ。
ボンズはガラガラ、スミスは大繁盛。

かつての「業態」のまま進化のない店。
新しいフォーマットへと展開した店。

圧倒的な格差を、
米国食品小売業の2強が演じてくれた。

これもマーケットリーダーと、
マーケットフォロワーの、
格差によるものだ。

そしてこれは同時に、
ポジショニング戦略の有無による、
決定的な格差をも示している。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年05月09日(木曜日)

NYCのアマゾン・ゴーとラスベガス2日目のとんがり店舗たち

米国ラスベガスにやってきて、
商人舎主催のベーシックコースは、
2日目を迎えた。

ニューヨークでは一昨日の7日、
アマゾン・ゴー12号店が、
マンハッタンにオープンした。
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商人舎流通Supernews。
アマゾンnews|
マンハッタンに12店舗目の「アマゾン・ゴー」開店

場所はあの9・11の跡地の隣。
ブルックフィールド プレイスSC2階。
私も毎年、何度も訪れる。
DSCN8585.JPG8

1階に「ル・ディストリクト」
2階に「ハドソンイーツ」

前者はフランス版イータリー。
後者はニューヨークで大人気の外食を、
集めまくったイートイン。

このハドソンイーツと同一階への出店だ。
アマゾン・ゴーのスピード感。
それがアメリカ商業の真骨頂だ。

さて、ラスベガス2日目。
朝一番で、結城義晴のセミナー。

ベーシックコースでは毎朝、
私の講義がある。
DSCN8238-1

アメリカ小売業の最新情報を網羅しつつ、
競争の実態と各社の戦略、
業態からフォーマットへの分化、
さらにはポジショニング戦略までを、
滞在中4回にわたって7時間ほど講義する。DSCN8243--1

まずはイントロダクション。
ベーシックコースだから、
商圏や商勢圏、店舗の役割や、
陳列技術の基本など解説。DSCN8235-1

SKUやItemの説明。
さらに商業統計の説明では、
日本のSSDDSを解説した。DSCN82499

一晩寝たので、全員が元気を取り戻して、
真剣に聞いてくれた。DSCN8241-1

4日間の講義がある。
脱線に次ぐ脱線となったが、
それがまたベーシックコースの特徴だ。DSCN8269-1

講義が終わるとまず、
ホールフーズ・マーケットへ。
世界最高峰のオーガニックスーパーマーケット。
DSCN8339-1

ここでは2班に分かれて、
店内ツアーをしてもらう。DSCN9920-1

青果部門のチームリーダー、
ICさんが青果の売場づくりや、
農産品のトレンドを解説してくれる。IMG_6377-1

皆、真剣に耳を傾ける。
IMG_6379-1

通訳はキューティ上松。
JTB現地スタッフ。
IMG_6385-1

デアリーを担当しているジョーさん。
部門チームリーダー。
アレルギー体質の人向けのミルクや、
脂肪分の高い濃厚なミルクなど、
実に詳しく商品説明をしてくれた。
DSCN9942-1

珍しい濃厚な牛乳も試飲させてくれた。DSCN9964-1

質問にも丁寧な対応。
DSCN9968-1

それぞれ40分ほどの店内ツアー。
DSCN9953-1

IC君に感謝。
DSCN9928-1

そして店長のヘイディさんが
すべてをコーディネートしてくれた。
現在同社では、
店長をストアチームリーダーと呼ぶ。
ありがとう。
DSCN99709

視察2日目の今日から、
団員は5人ずつ9班に分かれて
恒例の商品調査が始まる。
DSCN8332-1

9班で、9つのカテゴリーを
調査する。
DSCN8336-1

ある品目を選び、
価格とフェース数を調べて、
各社の商品戦略を分析する。
DSCN8337-1

異なる会社の参加団員が、
5人ずつのチームになって、
コミュニケーションを図りながら、
進めていく。
IMG_6400-1

ホールフーズは、
アマゾンに買収された後、
価格志向が強まった。
IMG_6390-1

それでも売場は乱れることなく、
高いレベルで維持されている。
IMG_6408-1

店舗入口左にはバーもあって、
お客でにぎわっている。
IMG_6414-1

オーガニックスーパーマーケットの
もう一つの雄は、
トレーダー・ジョー。IMG_6433-1

「キャプテン」と呼ばれる店長や
セクションリーダーのメイトたち。
店長ブースの後ろに、
似顔絵が描かれている。

これらも店舗専属のアーティストの手によるもの。
IMG_6430-1

エンドのトップボードも洒落ている。
IMG_6417-1

エンドは新商品を中心に訴求・量販する。
IMG_6415-1

ここでも商品調査を行う。
DSCN8347-1

コストコ。
会員制ホールセールクラブだが、
全米4位の小売業へと躍進。
アマゾンが7位から3位に飛躍して、
コストコは1ランク下がってしまった。IMG_6468-1

コストコはどこの店舗も大人気だ。IMG_6435-1

コストコもネット通販を強化し始めた。IMG_6440-1

売場の各所でオンライン販売と
宅配を訴求する。
IMG_6445-1

ビジネス向けのネット通販では、
デリバリーサービスも始めた。
これは業務用卸売業だ。
IMG_6454-1

そのコストコでも、
団員たちの調査は続く。
DSCN8356-1

もちろん私は、
売場でも解説する。
DSCN8358-1

レジ頭上に掲げられた丸いカード。
寄付をした人たちの名前が記されている。
面白い。
IMG_6461-1

今日も調査のために、
ウォルマート・スーパーセンターへ。IMG_6477-1

入口に設けられた、
ピックアップタワー。

ネットで注文した商品の、
受け取りナンバーを打ち込んで、
このタワーに用意されている
商品を受け取る。
DSCN8372-1

ピックアップに来店した人のために、
専用駐車場が用意されている。
DSCN8377-1

スプラウツ・ファーマーズ・マーケット。
IMG_6492-1

オーガニックスーパーマーケットは、
ホールフーズとトレーダー・ジョーが
2強だったが、
それを急追するのがスプラウツだ。

青果売場が店の一番奥にある。
IMG_6482-1

その手前のチェックスタンド前に、
広いバルクフードのコーナー。IMG_6486-1

団員の調査も手馴れてきて、
短時間で済ませるようになった。IMG_6480-1

隣には酒専門店チェーンの、
トータルワイン。
DSCN8392-1

高いスケルトンの天井と、
木製の陳列什器。
IMG_6498-1

トータルワインでも、
ネット注文品のための、
ピックアップコーナーがある。IMG_6502-1

そして郊外の最後の視察店が、
ウィンコフーズ。
倉庫型のスーパーマーケット。
スーパーウェアハウスストアという。DSCN8406-1

入口を入ると、
ウォールオブバリューと呼ばれる
一丁目一番地のプロモーション売場。
DSCN8403-1

アルバートソン、ウォルマート、
スミス(クローガー)との価格比較で、
安さを打ち出す。
DSCN8404-1

肉と鮮魚は壁面の対面と、
斜めに配置された平ケースが特徴だ。IMG_6514-1

商品調査のために、
売場に散らばる団員たち。
DSCN8400-1

長い長い陳列線。
在庫量も豊富で、
これを売り切っていく。
IMG_6516-1

ホワイトブレッドを調査するチーム。
大量の商品フェースを数える。IMG_6523-1

いったん、ホテルに戻り
荷物を置いて、再び、
バスで最後の視察店へ。

ストリップのモンテカルロホテル跡に、
新たにパークMGMがオープンした。
その最新ホテルに出店したのが、
イータリー。
IMG_6556-1

食べる食堂、
買う市場、
学ぶ学校。
この3つの要素を盛り込んだ、
イタリアン提供業。

ストリップに面して、
レストラン「LA PIZZA」がある。IMG_6557-1

ホテルのカジノサイドの入口。IMG_6540-1

入ってすぐにワインバー。
IMG_6537-1

店舗は変形の2層で、
上階がレストランや飲食ショップ。IMG_6542-1

下のフロアには、
主に物販コーナーを並べた。
IMG_6552-1

ワインショップは
高額ワインが中心。
高所得の観光客狙いか。
IMG_6531-1

2階の中央にセルフの喫食スペース。
つまりレストラン以外は、
ファストフードの集合体だ。
IMG_6528-1

ラスベガスのイータリー。
今のところ、成功とはいえない。

市場機能と学校機能が弱いからだ。

つくづくと難しい商売だと感じた。

イータリーで解散して、
それぞれイタリアンを楽しんだ。

私たちは軽くワインと
ハム&チーズをたしなんだ後に、
ベラージオホテルへ。

日穀製粉の二人に招かれて
ホテルのシーフードレストランへ。

店を選んでくれたキューティ上松。
レストランの前面スペースに
大阪城の巨大模型がある。
それを背景にツーショット。
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有名シェフの店「マイケル・ミーナ」。IMG_6574-1

小池忠城さんと荻原大祐さん。
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アラカルトで食事を頼んで、
発砲ワイン「カバ」でおいしい料理を堪能。IMG_6572-1

ロブスターのパイ包み。
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ニューヨークカットの熟成ビーフステーキ。IMG_6569-1

ベラージオの噴水ショーまで楽しんで、
定宿のバリーズへ。
IMG_6577-1
ポジショニングを確立した企業の店を、
今日は網羅的に訪れた。

今回の研修の全体の趣旨を体現した、
貴重な2日目だった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2019年05月08日(水曜日)

ラスベガス初日の米国業態別トップ企業群のポジショニング競争

連休明けにも関わらず、
45名の参加者が集まってくれて、
2019年商人舎Basicコースが始まった。

東京成田国際空港を飛び立って、
7時間余りで北米大陸に到着。

そしてサンフランシスコのベイエリア。DSCN81609

サンマテオ・ブリッジが見えてきた。DSCN81669

サンフランシスコ国際空港到着。
ラスベガス直行便はない。

ここで乗り換えて、ネバダ州へ。IMG_61409

山肌が露出している。IMG_61449

山地を抜けると、
1時間半でラスベガス渓谷。IMG_61539

ネバダ州の中心がこのラスベガス市。IMG_61459

そのラスベガスの中枢部が、
「ストリップ」と呼ばれる大繁華街。IMG_61509

ストリップに隣接する、
マッカラン国際空港に到着。
IMG_6161-1

出迎えてくれたのは、
キューティ上松。
JTB現地スタッフ。
IMG_6159-1

ラスベガスは、
ギャンブリングの街であり、
エンターテインメントの街だが、
人口増に伴って、
小売業の革新が進んでいる。

コンパクトな街だが、
主だったフォーマットが網羅されている。IMG_6162-1

早速、専用バスに乗り込んで、
視察研修へ。
DSCN9893-1

バスの中でも
テキストを開いて、
講義とガイダンス。DSCN9896-1

アメリカに来て最初に訪問するのは
必ずウォルマート。

世界最大の小売業で、
世界最大の企業。

2019年1月期の決算で、
年商は5144億0500万ドル。
100円換算で51兆4405億円。

その売上げをけん引しているのが、
最強フォーマットのスーパーセンター。DSCN9897-1

店舗面積は最大7000坪で、
フード&ドラッグとディスカウントストアを
コンバインしたフルラインの店だ。

入口はプロモーションコーナー。
ロープライスリーダーを謳う。IMG_6210-1

店舗左側がマーケット。
青果は品質もプレゼンテーションも、
格段に良くなった。IMG_6200-1

5月は二つのプロモーションがある。
一つは第2日曜日のマザーズデー。
もう一つは最終月曜日のメモリアルデー。
この二つのプロモーションを
売場の各所で展開している。IMG_6201-1

団員を引き連れて、
売場を解説。
DSCN9905-1

ウォルマートは、
そのオペレーションやマネジメントが、
売場にくっきりと表れてくる。

それを現場で丁寧にレクチャーする。DSCN9909-1

団員たちも熱心にメモを取りながら、
売場を回る。
DSCN9919-1

主通路を歩きながら、
ウォルマートの店づくりを学ぶ。IMG_6180-1

売場の一番奥に設けられた
ピックアップヒアーのコーナー。
ネット注文品をここでお客に手渡す。
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レジ前のプロモーションコーナー。
母の日のギフト商材が並ぶ。
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アパレルは夏物商材を全面展開。
一番売り込んでいるのが水着だ。

メンズもレディスもキッズも、
一番目立つ場所で、
水着を展開する。
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ウォルマートのカート。
突然、このエリアで、
カートの車輪が動かなくなった。

何かと思ったら、
店の圏内からカートを持ち出せないよう、
仕掛けがされている。

年配の男性客が教えてくれた。IMG_6214-1

ウォルマートのホールセールクラブが、
サムズクラブ。IMG_6271-1

コストコそっくりの売場づくりに変えて、
お客の支持が上がっている。IMG_6221-1

フレッシュミートとシーフードは、
新たに突き出しの対面コーナーを設けた。
コストコとの差別化作戦だ。IMG_6224-1

天井に届くほどのラック陳列。
アイテムを絞り込んでパレットで販売する。
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レジはセルフレジが増えた。
キャッシュレス化も進んでいる。
これもライバル・コストコとの違いを出すためだ。IMG_6269-1

ウォルマートの反対側にある
ベストバイ
家電チェーン米国ナンバー1。

年商428億7900万ドル。
4兆2879億円。
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売場が改装されて、
見通しも良くなった。IMG_6274-1

デジタル家電が強化されて、
売場の中央で展開されている。IMG_6273-1

広大なパワーセンターの敷地のなかで、
もう一つの核店舗がホームデポ。
全米ナンバー1、世界ナンバー1の
ホームセンター。

1082億0300万ドル、10兆8203億円。DSCN8197-1

入ってすぐに、
マザーズデーの花のギフト。DSCN8198-1

9700坪ほどのメガホームセンターは、
DIYの一般客だけでなく、
プロユースにも対応する。
入口の横には、
プロ向けのサービスコーナー。IMG_6285-1

さらに専門店チェーンも揃う。
ベッド・バス&ビヨンド
全米唯一となってしまった、
ホームファッション・チェーン。DSCN8203-1

壁面にびっしりと天井まで商品を並べ、
キッチン、寝具、バスなど、
生活シーン別に商品を揃える。
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カラフルなカバリング商品も、
天井近くまでプレゼンテーション。IMG_6302-1

オフプライスストアのマーシャルズ
T.J.マックスが展開するバナー。
年商は389億7300万ドル、3兆8973億円。
伸び率は8.7%で4兆円規模も視野に入ってきた。DSCN8207-1

百貨店やステータスブランド専門店で、
シーズンが終わって売れ残った商品を、
集荷してきてディスカウント販売する。IMG_6303-1

商品はフック陳列が主体。
ブランドやサイズは関係なく、
メンズ、レディス、キッズを、
トップスやボトムスに分けて展開する。
時間に余裕のあるお客が、
宝探しのような感覚で商品を探して選ぶ。IMG_6309-1

同じ業態のロス・ドレス・フォーレス
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さらに専門店チェーンが配置される。
ティリーズはアパレル専門店。DSCN8211-1
広大な敷地、広大な駐車場。
ウォルマート・スーパーセンターをはじめ、
強力なディスカウント業態を揃えた
アローヨ地区のパワーセンター。
しかも名だたる4桁チェーンが、
ずらりと顔を揃える。

次に向かったのが
クローガー傘下のスミス

ラスベガス地区で、
26.4%のトップシェアを誇る。IMG_6349-1

入口で出迎えてくれるのが、
カラフルな花売場。
日本のスーパーマーケットでも、
カジュアルフラワーを
もっと強化してもいい。IMG_6342-1

そして青果売場。
腰高の什器で、
旬のフルーツと野菜を並べる。IMG_6343-1

ニューヨークのチーズ専門店「マレーズ」。
クローガーが買収して、
専属のショップとなった。
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デリの対面販売売場。
デリカテッセンの「ボアーズヘッド」が、
その中核コーナー。IMG_6315-1

セルフ売場のビーフや鶏肉などのカテゴリーでも、
PB「シンプルトゥルース」が中核。
オーガニック&ナチュラルのブランドだ。IMG_6322-1

奥主通路は精肉、加工肉から、
デアリー売場へと続く。IMG_6324-1

デアリー(dairy)は、
乳製品関連の売場。IMG_6330-1

ここでもシンプルトゥルースが、
ずらりと揃う。
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夏需の商材を集めた、
プロモーションコーナー。
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レジは通常レジとエクスプレスレジ、
そして完全セルフレジの3種類。
団員もセルフレジを体験。IMG_6338-1

初日は全米ナンバー1のウォルマートと、
ナンバー2のクローガーを視察。
クローガーはスーパーマーケット首位。
ホームデポもベストバイも、
マーシャルズのTJXも、
ベッド・バス&ビヨンドも、
それぞれの業態でのトップ企業だ。

午後7時を回って、
夕食懇親会の会場へ。

恒例のロウリーズ
最上級のプライムリブを提供するレストラン。IMG_6353-1

シックなウェイティングバー。IMG_6354-1

われわれは個室で円卓を囲む。IMG_6358-1

乾杯の発声は、
㈱ロピアの相川博史さん。
取締役営業本部長。IMG_6361-1

日本からラスベガスまでの、
長い初日を終えて、
ビールで乾杯。
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ロウリーズ名物は、
サラダのデモンストレーション。

皆、スマホをかざして撮影。
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メインのプライムリブのローストビーフ。IMG_6369-1

このおいしそうな仕上がり。
それをカッティングして提供してくれる。IMG_6371-1

ローストビーフと、
パイ、マッシュポテト。
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大満足のディナーで、
長い長い1日を終了した。

二つのショッピングセンターを回れば、
全米の小売業の業態別トップ企業を学べる。

しかもそれぞれが確実に、
自分の立ち位置を構築している。

すみ分けつつ競合する。
まさにポジショニング競争である。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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