7月4日。
アメリカの独立記念日。
インディペンデンスデー。
アメリカでは今日から長い夏休みに入る。
9月第1週のレイバーデーまでそれが続く。
この独立記念日に合わせるように、
大統領ドナルド・トランプは、
「大型減税」を成立させた。
「一つの大きな美しい法案」と自賛する。
ただし減税の財源として、
社会保障費などが削減される。
そのうえ連邦政府の財政赤字が今後10年で、
3兆4000億ドル増えると試算されている。
イーロン・マスクはこの法案に反対して、
あらたに「アメリカ党」の発足を表明している。
独立記念日なのにアメリカは、
大きく揺れている。
今日も1日、横浜商人舎オフィス。
月刊商人舎7月号の責了が伸びた。
さて商人舎流通SuperNews。
OICグループnews|
シイタケ生産会社がグループ入り/国内シェア5割
㈱OICグループの業容拡大。
㈱北研が運営するシイタケ生産事業を譲受した。
そのために昨2024年11月14日、
㈱キノラボを設立した。
キノコの生産・製造企業だ。
そのキノラボが、
北研の主要生産拠点「馬頭工場」を運営する。
今や多様なシイタケの種菌研究・製造をする。
全国1500軒以上の菌床栽培農家と取引する。
農家向け種菌シェアは約50%。
同社開発の主力品種「サンマッシュ」は、
国内産生シイタケで50%のシェア。
キノラボは北研のきのこ栽培ノウハウを継承して、
多様なキノコの開発、生産・製造に取り組む。
北研は生産者と連携しているが、
その連携も推進する。
OICはキノコの生産・流通体制を強化する。
そのベースになっているのが、
ロピアの販売力である。
これはOICグループにとっても、
キノコのサプライチェーンにとっても、
キノコ生産農家にとっても、
意義のある経営参画だと思う。
これでOICグループの生産・製造・流通企業が、
また1社増えた。
[農産・水産]
㈱ファインフルーツおおぎみ
(有)アグリマインド
川崎南部青果㈱
川崎丸魚㈱
㈱ロピアファーム
㈱キノラボ
[畜産]
甲斐食産㈱
㈱稲葉ブロイラー
㈱L横浜センター
㈱平野養豚
[製造]
利恵産業㈱
㈱丸越醸造
とら醤油㈱
京都食品㈱
㈱サンセリーテ
㈱紅葉堂
㈱こむぎ・家
北海道千歳ハム㈱
コメックス㈱
㈱岩村製餡工場
相生ユニビオ㈱
[商社]
㈱ユーラス
日本マイセラ㈱
㈱台湾ユーラス
㈱韓国ユーラス
そして外食企業。
㈱eatopia
㈱道場六三郎事務所
㈱タイシステム
㈱ソラノイロ
㈱ザ・ハミルトン
㈱神谷
㈱eatopiaホールディングス
まだまだ増え続ける。
かつてダイエーの中内功さんは、
「工場をもたないメーカー」と表現した。
それを生鮮食品の生産段階をはじめ、
さまざまな製造まで進めようというのが、
OICグループの構想だ。
サプライチェーンの構築は、
こんな手法によって迅速に進む。
それを支えるているのが、
リテールの販売力だ。
私の想像を超える成長に、
ちょっと驚かされている。
「一つの美しい何とか」などど、
自賛する必要はない。
一つひとつ歩を進めるだけでいい。
それが食の製造小売業に、
一歩ずつ近づく道だ。
ロープライス・ユートピアも、
サプライチェーンによって実現する。
〈結城義晴〉