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結城義晴の知識商人対談CDオーディオ セミナー

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第4弾 サトーカメラ 佐藤勝人の巻[第1回/パラダイムの転換]

2009年11月05日(木曜日)
カテゴリー:
  • サトーカメラ 佐藤勝人の巻
  
6:30 PM

第4弾は、サトーカメラ代表取締役専務の佐藤勝人さんとの対談です。
佐藤勝人さんは、日本販売促進研究所という研究所の代表取締役でもあり、
大活躍の「若手本物商人」(結城義晴)です。
インタビューの結城義晴も、佐藤勝人さんに負けじと帽子をかぶってジーンズ姿。収録は4月27日。
まだ宇都宮の山々は雪をかぶったまま。

宇都宮の雪山
フィルムからデジカメへと急激に変化したカメラ業界、市場の変化にどのように対応し、
ローカルチェーンとして地位を築きあげたのか。
そして経営者とコンサルタントの2足の草鞋(わらじ)をはきこなす佐藤勝人の生き方。
お互いを信頼し合う二人が熱く語った2時間。そのエッセンスをお届けします。
 
 

サトカメ本社

★カメラ業界異例の売場面積60坪でスタート

結城:

佐藤さんは、日本販売促進研究所という研究所の代表取締役でもあり、
大活躍の若手本物商人、私はそう思っています。
ちょっと佐藤さんの元気に負けないように力が入っております。
今日は、非常にいい勉強になるし、楽しい時間を皆さんと一緒に過ごしたいと思います。
最初に佐藤勝人さんの簡単な自己紹介をお願いします。

佐藤勝人氏:

どうもこんにちは。
私は、1964年、辰年です。44歳、今年で45歳になります。
サトーカメラという会社を栃木でやってるんですけど、
まあ知らない方が多いと思うんですけどね、
カメラに特化して商売を始めまして、

実家が写真屋さんをやってたんですけど、親父がね。
ちょうど、何年かなあ、1988年ですか、
私がまだ23歳、24歳のときに、
やってたものを私と私の兄貴と、私の嫁の3人で、
まあ何ていうんですか、下心見え見えで(笑)、
一発あててやろうとしてスタートしたのが、サトーカメラなんですね。

20年前ですからロードサイドブームでして、
だいたい坪数も100坪から150坪くらいまでのお店が
出始めたときなんですよね。
その波に乗っかって始めたというんですかね。
ただ、レギュラー店舗そのものは60坪なんです。

カメラ業界で言うならば、
平均で6坪から10坪ぐらいなのが、
昔ながらのカメラ屋さん写真屋さんのスタンダードなスタイル。
それをいきなり6倍大きくしてね、
60坪スタイルを平均サイズとして、
ちょうど20年前にスタートしました。

純粋なカメラ屋さんていうのが、今はなくてですね、
いろんな商品を売っていくという業態論になってきてるわけですよ。

私たちは20年前は、テレビを売ったりパソコンを置いたりもしたんですよ。
いろいろ売れるようにということで。
利便性を追求してやっていったんです。

★ウォルマートにも勝てるじゃないか!

佐藤勝人氏:

ところが坪数が60坪で限られてますからね、
そうするとYKK(ヤマダ電機、コジマ、ケーズデンキ)ですか、
家電量販店にかなわないわけですよ。

そこで私、23歳、24歳の若造は考えたんです。
「どうしたら彼らに勝てるのかな?」と。
永遠に勝てないのかな、無理なのかな?と思って、
何度も何度も視察したんですね、彼らの店をね。

それで、ふっと気がついたのが、
60坪しかない小さな店ですけど、
彼らは何千坪ですけど、カメラコーナーだけを見たら、
「あれ?30坪ぐらいしかないぞ、うちが60坪だから
カメラコーナーだけにしちゃえば、彼らに勝てるんじゃないか!?」
と、ふと、その頃思ったんですね。

それで帰ってきてから、
ラジカセとかパソコンとか一切止めて、
カメラオンリーしたんですね。

もちろんカメラ屋の息子だったってこともあって、
カメラそのものも好きだったし、知ってたんで、
これにしようって特化したんですね。

そこからですね、そこから快進撃がスタートしたんですね。

もう一つだけ言っておきたいのは、
ウォルマートでさえ、カメラコーナーは47坪なんです。
だから、ウォルマートが来ても勝てるぞ!
って話なんですけどね。

結城:

非常にエッセンスのところに入りましたけど、
今はサトーカメラを23歳で始められたわけですが、
今、18店ですか。

佐藤勝人氏:

そうですね。小さなお店も含めてですね。
★50年歴史のあるフィルムが消える!?

結城:

なおかつ、栃木県はもとより「北関東甲信越で12年連続ナンバーワン」と
何かチラシにも謳ってまして、ホームページにも謳ってますけど、
そういう会社になったと。
そういう佐藤さんですが、最初にね、
このカメラ業界は本当に大変な経験を、
この21世紀に入ってからしましたけど。
いわゆるデジカメに変わっちゃうという。

佐藤勝人氏:

そうですよ。

結城:

いわゆるパラダイムの転換などと言いますけど。

佐藤勝人氏:

だって、普通考えられなかったもん。
この業界では、50年続いたんですよ、フィルムというものが。
無くなるなんでいうことは、誰も想像していなかった。

もちろんそれを知っていたのは
メーカーの一部の人たちだけですよ。
技術者レベルの人たちだけですよ。
それ以外は誰も知らなかったんです、本当に。

それが起きたのが、1996年くらいからジワジワと始まって
2000年に入った時には、もうデジカメ。
それでもフィルムは残ると、
あの天下のフジフィルムさんもコダックさんも、
皆、言ってたんです。

フィルムは残るから心配するな、
歴史は50年もあるから、デジタルは追いつかないと。
まあ心配するな、心配するな、とメーカー大号令で
全世界中に発信してたんです。

私が2002年の時ですかね。
ちょうど入れ替わる前、まだフィルムの方が多かったんですけど、
その時に、ちょっと待てよ、と。
これちょっとおかしいぞと。
メーカーが言ってるのは確かに間違いはないけど、
そんな急に変わるわけないからね。
徐々になくなる、まあなくなりはしないか。

★カメラ屋のくせに、お前馬鹿か

佐藤勝人氏:

でも、「ちょっとおかしいんじゃないか、これ。」
「なんでですか。」

自分がデジカメ使ってみて、
どう考えてもデジカメの方が便利だし、
これからメールで飛ばすのも考えて、
パソコン使うのも考えて、
どう考えてもデジカメじゃないか、と。

「ということはフィルムは無くなるよ。
フィルムのある意味がないよ。
芸術性を訴えたとしてもね。もちろんそれは分かるけれども。
一部の愛好家が使うだけであって、世間的にはあり得ない。」
そういうことを、2002年に私が、この業界に言ったんですね。
提唱したんですよ。

その瞬間に、かなり大ひんしゅく買いましたけど。

結城:
そりゃ、大変だ。

佐藤勝人氏:

どういうことかと言うと、
「お前余計なことを言うな」と。
「お前に何が分かる」と。
「この50年の歴史の何が分かる」と言われた。

サトーカメラは、当時、
栃木県内のフィルム市場の80%を売っていたんです。
その80%押さえてる会社が急にですよ、
なくなるからデジタルに変えるんだと言ったら、
もちろん、うちのアソシエイト達(社員)も
「何言ってるんですか?」と言うんですよね。

当時の社長も含めてですね、メーカー、問屋さんも含めて、
「何を言ってるんだ。お前馬鹿か?」と。
お客様にも怒られましたよ。
「カメラ屋のくせして、何をいうんだ」と。

★生き残りを賭けて、一気に舵を切る

佐藤勝人氏:

でも、それは違うと。
間違いなく変わると。
だから5年先を読んだんです。
勉強してたおかげですけどね。

もう間違っていたっていい、
俺はこれで進むんだっていうことで、
まずは一気にうちのアソシエイト、当時150名全員に説明してね。

そうすると店長レベルは皆、言うんですよ。
「現場を知らな過ぎる!」

それでも私は言い続けて、なぜそうかってことを
理詰めで説明しないと、皆、理解してくれないから。
そのために勉強してるわけですから。
理詰めできちっと説明して、だから間違いなくこう変わると。

そうして、2002年からサトーカメラ全社あげて、
舵を変えたんですね。

それがあったから生き残ってるというのがあるんですよね。

この10年で、カメラ業界そのものは、3分の1に縮小しました。
10年前は1兆円産業だったんですけど、今は3000億産業。
それでもって、店数も10年前は1万数千店舗あったんですけど、
今は3000店舗ちょっとしかない。
そんなレベルなんです。
それで問屋もほとんど潰れてしまって、
メーカーさんも撤退してしまってという状況なんですね。

その中でも、サトカメの場合は2002年の段階で
一気に舵を変えたんで、何とか生き残っています。
またそこで新しい市場、マーケットをつくり始めている
そういう段階なんですよね。

続きます  

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知識商人登場 VOL.9 好評発売中!
「一点突破面展開」
サトーカメラ(株)
代表取締役専務
佐藤勝人氏  

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第3弾「當仲寛哲の巻」好評連載中!

2009年08月18日(火曜日)
カテゴリー:
  • 事務局より
  
12:07 PM

知識商人登場・対談シリーズ第3弾は、
USP研究所所長・當仲寛哲さんです。
オープンソースの「Linux」をベースに、
良品計画、成城石井の情報システムづくりで活躍中ですが、
その當仲さんは、商人舎「コンピュータ・リテラシー研究会」座長。

第3弾「當仲寛哲の巻」は、當仲氏と結城義晴が、
情報システムの誤解と本質について語っています。
「コンピュータ・リテラシー研究会」ブログで好評連載中です!   <事務局> 

                    

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第2弾/大久保恒夫の巻[最終回]「イチニッパを売り込め」 

2009年06月19日(金曜日)
カテゴリー:
  • 成城石井 大久保恒夫社長の巻
  
10:36 AM

大久保社長

成城石井の場合は、とにかく売れる商品を売り込もうと。
それが荒利が低い、価格勝負の商品じゃ、しようがない。

私が社長として成城石井に来て2週間ぐらいのときに、
出した指示があります。
各部門ごとに、売上ランクが上位で、荒利率が平均以上の商品を
10個リストアップしろと。

さらに成城石井として自信のある、差別化された商品、
売り込めば、売れそうな商品をリストアップしてくれと指示しました。
こういう商品は、だいたい荒利率が高い。
これが6アイテム。

★1部門16アイテム、8部門128アイテムを売り込め!

大久保社長

10と6で、1部門16アイテム。
8部門あるんで、掛け算すると128なんですね。
「イチニッパ」って社内用語ですけど、
「イチニッパを売り込め」と。
128アイテムを売り込めということです。

2月の中旬に、128アイテムのリストアップがでてきました。
それらの1月の売上構成比を調べてみると、
だいたい6.5%ぐらいだったんですね。
まぁ、売上上位のアイテムばかりではないですから。

じゃ、3月からこれらを売り込む
「イチニッパ売り込み」っていう指示を出しました。
ただし、値段は下げないで売り込めと。
私は内心、きちんと売り込めば、
数量で3倍ぐらいはいくかなと思って指示を出しているわけです。

本部から指示をだして、マネジメントレベルを上げて、
店の徹底度を上げて、全店で売り込みました。

そうしたらね、
3月には売上構成比が10%ぐらいに上がったんですね。
「おぉ、上がるじゃないか」と。

そうすると、荒利率が高い商品ばかりですから、
全体の荒利も上がってくるわけですね。

「あぁ、社長の言うとおりだ」と、どんどん、どんどん、
みんながやる気になっていったわけですよ。
やれば褒められるし、表彰されるし。

結城

表彰もしているんですね。

大久保社長

はい、表彰もやってます。

私はよく売場を見に行くんですが、
最初の頃は「ちょっと並んできたな」といった感じだったのが、
最近では、
「こんなに並べているのか」って驚くぐらいに、
売り込んでいるんです。
値段を下げないで売り込んでいたら、
12月には、売上構成比が25%を超えてきました。
ものすごいことが現場で起こっていると思いますね。

結城
すごいですね。128で売上げ構成比が25%ですか。

大久保社長
そうです。イチニッパで25%ぐらい。

★世界へ行って、当てがなくても歩いてこい

大久保社長

売り込み商品はほかに、「今月の1品」があります。
今月の1品は8アイテムですね。1部門1個。
もう一つは「私の1品」。
これは売場の人が自分で売り込みたい商品を決める。
売場の人も参加しようということです。

だいたい今月の1品8アイテムで3%の売上構成比が目標。
これもすごいですよ、8アイテムだけで3%ですからね。

同時に、成城石井らしい商品、
それもオリジナルの商品を開発していこうよと。

成城石井オリジナルは結構多いのかなと思っっていたら、
そうでもなかったんですね。
聞いたら
「10%ぐらいですかね」という返事でした。
「それじゃダメだよね」と。
成城石井らしい商品を、
やっぱりオリジナルで開発していこうという方針で、
バイヤーの数を増やしました。

バイヤーのいわゆる「行動基準」も、
「座ってたらダメだ」
「世界へ行って、当てがなくても歩いてこい」
「日本全国探し回ってきて、そういう商品を探してこようよ」と。

その結果、今、続々と開発されてきている。

オリジナルの開発商品を「イチニッパ」にすると
エライ売れるんですよ。
売場の人は売る気になっているし、
商品部は良い商品を探してきたから売れるぞって。

必死になってバイヤーが探してきた商品は、
良い商品なんですよね、
それを売場で「売り込む」と、
25%までぐーと上がってくる。

既存店の売上げも2年前に比べて105%ぐらい、いっている。
結果として荒利率が3ポイント上がってきました。

結城

非常にシンプルだけれども、それを着実に実行されたし、
その実感が得られたというのが、とてもいいですね。

大久保社長

そうですね。
これまでの私のいろんな経験を基に、
「成城石井はこうやったらいいんじゃないかな」と
最初から思ったことを、すぐに手を打った。
そして着任した2月から業績が上向いているんですね。
そして、ずっと上がってきています。

コスト削減ていうのは、一回ちょっと上がるんですが、
その後、その効果はすぐに萎んでしまうんですよね。

それに比べて、お客様のニーズに合った売場を作っていくことは、
イトーヨーカ堂の業革のときにも思いましたが、
ずっと売上げは上がるんですよね。
業革でも、250億の経常利益が1000億になるのに
10年ぐらい、ずっと上がっていったんですね。
経費削減では絶対ならないですね。
成城石井も経費削減ではなくて、
お客様のニーズにいかにあった売場にするのか。
値段を下げないでも売り込める商品を開発して、いかに売り込むのか。
それが大切だと思いますね。

★5つの方法を徹底すれば値段を下げずに3倍売れる

大久保社長

値段を下げないで売り込むとということで、
ひとつ面白い話あります。

私は、5つの方法があると言っているんですね。
先ず1つが「優位置陳列」。
お客様は計画購買じゃなくて非計画購買。
お店に来て見て買う比率が80%ぐらいあると言われているように、
ほとんどお客様がそうです。
だからお客様が多く通るところ、
よく目が届くところは、優位置なんですね。
後は目立ちやすいようにフェースを広げる。
フェースを広げてお客さんにこんな商品あるのかと見てもらう。

それから「豊富感」というのが必要なので、在庫を多く持つ。
わっと積み上げる。

そして、商品のよさをアピールする「POP」をつける。
「こんな良さがあるんです」と。

もう一つは、「接客」をする。
声を掛ける。
「お客様これおいしいです。私も好きです」みたい声掛けが、すごく効くんです。

こういうのをすることによって、
値段を下げないでも私の経験で言うと、
3倍売れます。

そうすると荒利の高い商品が3倍売れたら、
当然、荒利は上がってくる。

実際に成城石井で今やっていることは、支持をいただいているんでね。
お客様が満足され、売上げも上がって、荒利も上がる。
私はやっぱり正しいやり方なんじゃないかなと思っていますね。

結城
お客様も喜んでいる。
成城石井という会社には元々そういうもんがあったんですよね。
これは見逃せないことですね。

大久保社長

成城石井はマネジメントレベルも元々高かったし、
商品の開発調達力も、
たとえば他にはない商品を調達する力は
飛びぬけて、ずば抜けて、あったと思います。

ただ、店の人たちが、売り込むっていうのは少し足りなかった。
でもマネジメントレベルが高かったので、
指示を出したら、すぐぱっと動きましたからね。
成果が上がったので、
どんどんどんどんそれをやるようになった。
非常に潜在的な能力は高い会社だったわけですね。

それと、私は、ディスカウントがあまり好きではなかったので、
商品のよさをアピールして売り込むという、
今までの経験が生かせたのかなと思います。

結城

非常にマッチした感じですね。
社長に就任されて、幸せな日々ですね。

大久保社長

物凄い楽しいですね(笑)。
だからね、こんなに楽しい仕事はないなと思いながらやっているんです。

★日本の食文化を代表する成城石井へ

結城

成城石井が80周年を超えて、100周年に向かう。

大久保社長

これだけ今、調子が良いので、
もっともっと飛躍的に発展させたいと思っています。

やっぱり日本の中で、
日本のお客様に本当に喜んでいただけるお店を
作りたいなと思っているわけです。

それは価格ではないと。

日本で今、売上げも大きくて利益も上がっている業態は、
コンビニエンスストアですよね。
売上げの上位10社の中で4社も入る。
こんな国はどこにもない。
コンビニエンスストアが安いのかというと安くはない。
やっぱり便利だし、店内はきれいだし、
新商品もどんどん入って楽しいから、
支持されているということだと思います。

食品スーパーマーケットに対するお客様のニーズは、
ディスカウントだけかというと、そうじゃないと思うんですよね。
美味しさ、こだわり、安心安全といったようなニーズがある。

これから高齢化になってくると、
「おいしいものをちょっとだけ食べたい」。
あるいは若い人でも、
食にこだわりたいという人が増えていると思います。

ですから、とにかくおいしい、安心安全、こだわった商品を、
成城石井ではより多くのお客様に買って食べていただく。
そんな日本を代表するスーパーマーケットになりたいと、
社員にはよく言っています。

もちろん、代表するっていうのは、
「規模が大きいっていうことじゃないよ」、
「日本文化だよ」と。

日本はこだわるっていう文化があるんです。
そのこだわる文化を、
一番表している小売業は成城石井だねといわれたい。
こだわっていけば、その結果として成長できるはずだと思っています。
だからますます商品開発力を強化し、
それを売り込む力をさらに強化し、
成長させていきたいと思っています。

そのため、今一番力を入れているのは人材教育です。
ものすごく力を入れています。
こんなに人材教育に力入れている会社ないんじゃないかなって
驚かれるぐらいやろうと思って、今、やっています。

<中略>

やっぱり、私は会社の成長は人が成長するしかないと。
人の成長で初めて会社は成長する、
店を作って成長するんじゃないと思っていますので、
本気になって人を育成しています。

今は、景気悪いですけれど、うちは調子がいいので、
むしろ差をつけるチャンスかなと思っています。
ですから、今は足元、基盤づくりだと思います。
調子がいいから店舗を出すんじゃなくて、
先ず人を育成する。
そして人が成長する。
それによって、会社を成長させていきたいと思っています。


㈱成城石井の大久保恒夫社長との対談は
知識商人 VOL.7 
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知識商人対談

知識商人対談

第25回 林 廣美氏 日本フードサービス
専門学院
学院長
林 廣美 氏
第24回 松本朋子氏 株式会社
マーケティング・ハピネス
代表取締役社長
松本 朋子 氏
第23回 大石 益代氏 財団法人
日本ソフトボール協会
ナショナルチーム
トレーナー
大石 益代 氏
第22回 池田 健太郎氏 一般社団法人
ファイブ・ア・デイ協会
理事長
池田 健太郎 氏
第21回 三科 雅嗣氏
株式会社 いちやまマート
代表取締役社長
三科 雅嗣 氏
第20回 横山 清氏
株式会社 アークス
代表取締役社長
横山 清 氏
第19回 玉生 弘昌氏
株式会社 プラネット
代表取締役社長
玉生 弘昌 氏
第18回 廣田 正氏
株式会社 菱食
特別顧問
廣田 正 氏
第17回 川野 幸夫氏
株式会社ヤオコー 代表取締役会長
日本スーパーマーケット協会会長
川野 幸夫 氏
第16回 町田 成一 氏
株式会社プレジデント社
dancyu編集長
町田 成一 氏
第15回 村井 哲之 氏
株式会社環境経営戦略総研 取締役社長
村井 哲之 氏
第14回 北野祐次氏
株式会社関西スーパーマーケット 名誉会長
北野祐次 氏
第13回 荒井伸也氏 CD
オール日本スーパーマーケット協会
会長
荒井伸也 氏
第12回 大畑 誠也氏 CD
九州ルーテル学院大学
客員教授
大畑誠也 氏
第11回 加治敬通氏 CD
株式会社ハローデイ
代表取締役
加治敬通 氏
第10回 當仲寛哲 CD
ユニバーサル・シェル・プログラミング 研究所
代表取締役
當仲寛哲 氏
第9回 佐藤勝人 CD
サトーカメラ(株)
代表取締役専務
佐藤勝人 氏
第8回 佐藤洋治 CD
(株)ダイナムホールディングス  代表執行役社長
佐藤洋治 氏
第七回 成城石井 大久保恒明 CD
(株)成城石井
大久保恒夫 氏
第六回 宗像守  CD
日本チェーンドラッグストア 協会 事務総長
宗像守 氏
第五回 (有)良品工房 CD
(有)良品工房
白田典子 氏
第四回 (株)カスミ 小濵裕正社長 CD
(株)カスミ
小浜裕正 氏
第三回平和堂 夏原社長 CD
(株)平和堂
夏原平和 氏
第二回 全日本食品(株) 斉藤充弘氏
全日本食品(株)
斉藤充弘 氏
第一回 (株)ライフコーポレーション 岩崎高治氏 CD
(株)ライフコーポレーション
岩崎高治 氏
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