商人舎

商業経営問題研究会

商業経営問題研究会

2010年RMLC2月度例会報告

2010年04月26日(月曜日)
カテゴリー:
  • General
  
5:11 PM

RMLC活動報告もすっかりご無沙汰で恐縮です。
この間、RMLCの事務局が商人舎に変わりました。

これまで、事務局を担ってくれていた
商業界の山本恭広さんがこの1月に、突然の人事異動で、
月刊「食品商業」編集長から販売部部長へ。
新たな仕事をこなしつつの事務局は荷が重いということと、
商業界では後任担当者が見つからないということもあり、
商人舎が事務局を担うことになりました。

その事務局による初の会合が、
2月18日(木)13:30~16:00に開催されました。

場所は、日本スーパーマーケット協会の会議室。
地下鉄日本橋駅から徒歩30秒に立つ建物の10階に位置する
協会会議室は眺めも良く、快適な空間。
今後、RMLC会合は、できるだけこの会場で行っていく予定です。

さて、2月例会の議題は、二つ。
ひとつは「2010年世話人会」のメンバーの選出。
もうひとつは、これから半年間の議論・研究活動のテーマについて。

世話人会は、滞りなく(有無を言わせず?)下記の皆さまに、お願いすることになりました。

■代表世話人
 高木和成さん リテイルマネジメントオフィス 代表
■世話人
 井口政昭さん 食品流通研究会 会長
 杉田幸夫さん ㈲リテック商業技術研究所 代表取締役)
 和田光誉さん ㈱SJ流通戦略研究所 代表

今後のテーマは
「百貨店、総合スーパーの今後(大型店の衰退と今後の展望)」
「
商店街、小型店の低迷による街づくりの今後」
と決まりました。
                                  

このテーマに沿って、具体的な意見、テーマ資源が多数出されました。
その内容を「世話人会」で調整し、各月の議題をきめていきます。

<事務局>
 

コメント (0)

RMLC2009年10月度報告-#3 山梨・静岡視察店報告

2009年11月26日(木曜日)
カテゴリー:
  • General
  
9:00 AM

2009年10月27日RMLCでは、8月21日~22日の1泊2日で有志が行った
地方中核都市の競合状況視察の報告を、参加者の一人である山本恭広が行いました。

RMLC2009年夏「甲府エリア視察」報告 『食品商業』山本恭広編集長

■参加者 高木和成さん、山口紀生さん、品川昭さん、山本恭広。
■視察店舗
・ライフガーデン韮崎(オギノ)
・ラザウォーク甲斐双葉(アピタ)
・PAXアマノ
・ロックタウン山梨中央SC(MV東海)
・イトーヨーカドー甲府昭和店
・イオン南富士SC(マックスバリュ東海)ほか

■視察のポイント
・SC出店の主戦場となっている地方中核都市のGMS、SSM、地域SMがどのように戦っているか
・特に地域SM(アマノ、オギノ)がどのように高い支持を得ているのか(商品の見せ方・売り方など)
・これから地域SMがどのように変わっていくべきか

視察店報告  
■韮崎ライフガーデン(オギノ)
・韮崎市若宮2丁目
・4月開業
・核店舗(オギノ、ノジマ、ケーヨー、ダイソー)
・店舗面積1万8200㎡
・年商25億円(オギノ)
・ラザウォークと競合、休日と平日の棲み分け(商圏二分で苦戦)
・新人社員中心のシフト、トレーニングストアか?

■ラザウォーク甲斐双葉(アピタ)
・山梨県甲斐市
・4月開業
・核店舗(アピタ、無印良品、ABCマート他)
・店舗面積3万6773㎡
・年商220億円(アピタ40億円)
・週間で20本チラシ入る激戦エリア
・若者向けの専門店構成
・肝心のアピタの食品フロアは平日の集客難

■PAX(パークス)アマノ

■ロックタウン山梨中央SC(MV東海)・山梨県中央市
・2008年6月開業
・核店舗(MV、ユニクロ、書店他)
・店舗面積2万㎡(sc全体)
・年商非公開

■イオンモール開業予定地
なぜか、予定地で嬉しそうに記念撮影する左から、山口さん、高木さん、品川さん。
  

■イトーヨーカドー甲府昭和店

■オギノ

■イオン南富士SC(MV東海)

■西友沼津店

■視察店まとめ
・キーワードは「地域密着」、地域産業(食の生産から流通、販売)の核としてのSM⇒地元密着の生鮮・惣菜
・絞り込まれる(縮む)商圏の中で、すぐ来れる、買える(10分以内)⇒小商圏店を極める
・マネジメントは中央集権型から地方分権型へ

以上。

月刊『食品商業』編集長 山本恭広

コメント (0)

RMLC2009年10月度報告-#2 米国研修会報告

2009年11月25日(水曜日)
カテゴリー:
  • General
  
2:37 PM

10月27日開催された10月度RMLCでは、9月~10月に3回の米国視察研修を行った
結城義晴座長より、ウォルマートの最新報告をしてもらいました。

米国研修会からの報告 結城座長  
ウォルマートの最新動向「イノベーションとプロジェクトインパクト」

■スーパーセンター「スーパーメルカド」
ハーフサイズ(コンパクト)スーパーセンター。
地域の人口の3割占めるメキシカンを対象とした店舗。
ターゲットマーケティングとポジショニングの考えに基づき「セグメント」した例。
研修会参加者より最も高評価の店であった。
まだニッチであるが、フェニックスのほかに、ヒューストンにも見られる店舗。

■キャッチコピーとロゴの変遷の意味するもの
1968年、ディスカウントストアを強調した骨太なロゴとコピー「WE SELL FOR LESS」
1992年、代名詞ともなったキャッチ「EVERYDAY LOW PRICE」
2000年に入っての「ALWAYS LOW PRICE」
2008~2009年の丸味を帯びた最新ロゴと「SAVE MONEY LIVE BETTER」

「プロジェクトインパクト」は10の単語で
ウォルマートのさらなるイノベーションを示すものであると
コーネル大学マクラフリン教授と結城座長の見解が一致している。

⇒fast(短時間買物)、friendly(接客向上)、clean(清潔感)
⇒win(売れ筋カテゴリー強化によるシェア獲得) 
⇒play(新商品展開による成長拡大。液晶テレビ)
⇒show(生産性向上の在庫圧縮。陳列高下げることで見通しと在庫改善)
*win、play、showは競馬の勝ち馬3頭に相当する言葉

上記をもとに売場で進められている改装と切り口
⇒アクションアレー(島陳列)の撤廃、価格戦略が進化。
⇒縦軸にカレントインポータンス、横軸にフューチャーポテンシャルをとった4つの象限とスーパーセンターへの凝縮。

今後の見方
⇒イオンが抱えているスーパーセンター改革も、現有の5000~7000坪店舗の改革が先決。
⇒(ウォルマート社の)ハーフスーパーセンターは同社の強さを失う危険はらむ?

結城座長より、ウォルマートの店舗画像をまじえながら最新の報告と分析がなされました。

『食品商業』編集長 山本恭広

コメント (0)
前のページ>
商人舎サイトマップ お問い合わせ
今月の標語
  • 目標主義者になろう。
カレンダー
2025年6月
月 火 水 木 金 土 日
« 4月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
指定月の記事を読む
カテゴリー
  • General (26)
最新記事
  • 2010年04月26日(月曜日)
    2010年RMLC2月度例会報告
  • 2009年11月26日(木曜日)
    RMLC2009年10月度報告-#3 山梨・静岡視察店報告
  • 2009年11月25日(水曜日)
    RMLC2009年10月度報告-#2 米国研修会報告
  • 2009年11月20日(金曜日)
    RMLC2009年10月度報告-#1 小林清泰氏の報告
  • 2009年07月28日(火曜日)
    RMLC2009年6月度報告―#4 品川氏の報告(続編)と質疑応答 
最新コメント
    コメントはありません。

USA視察研修会Specialコース

定番視察研修会報告

参加者の声は天の声!

  • ホームに戻る
  • トップに戻る
  • 友達・上司・部下に知らせる

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2008-2014 Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.