北カリフォルニアのスーパー事情

2010年8月31日(火曜日)

カテゴリー: 写真でみる[最新注目店]  15時51分22秒

小売りはエンターテイメントの要素が重要だというのが、
私の持論だが、政治がエンターテイメントであることを、
すっかり忘れていた。

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ヒットラーは確かに政治をエンターテイメントとして
利用することには天才だった。
日本でも邪馬台国の卑弥呼の祈祷など、同じだと思う。

日本では、そもそも政治を
「祭りごと」と表現したということ自体、
それは「エンターテイメント=祭り」
の要素があったと考えられる。

日本の政治が今、面白い。
もう純粋なエンターテイメントとして楽しむしかない。
世界が笑っている。
田舎芝居と思っていたら、
猿芝居のようでもあり、詐欺芝居とも思える。

サルの世界はボスザルを、
若い雄ザルが戦って力で群れから叩き出す。
菅さんは小沢氏、鳩山氏を力で叩き潰さないと求心力は出ない。
妥協や話し合いのトロイカ方式ではサル知恵より劣る。
かくしてサル芝居にもならず、
桃太郎(強いリーダー)の出ない紙芝居で終わる。
「和をもって尊し」
歴史がここでも重たい。

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さて、8月も終わり、暇な私の尻にも火がついた。
仕事をしないといけない。

スーパー業界も不況で、何も動きがないと思っていたが、
当地、北カリフォルニアには多くの動きがあった。

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サンフランシスコの南、シリコン・バレーのサニービル市で、
●Sprouts Farmers Marketが6月5日に開店した。

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北カリフォルニアで最初の店である。
それは彼らにとって記念すべき50番目の店となった。

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また、サクラメントでは、北カリフォルニアで、初めての
●Henry’s Farmers Marketが予定より2か月も早く、
8月18日に39店舗目を開店していた。

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スプラウツ・マーケットも、ヘンリーズ・マーケットの店舗も、
家電販売業界2位の大手、一兆円を越える売上げを誇った
サーキット・シティの店舗跡にある。

また、売場面積の25%が青果に当てられている。
有機、ナチュラル、ローカル産が主体である。

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青果は店の後方の中央に位置し、
ファーマーズ・マーケットをアピールしている。
このフォーマットは買い物がしやすい。

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あらためて感じ入った。

また、北カリフォルニアでは19店舗の新店が予定されている、
●Fresh & Easy Neighborhood Marketの最初の店が
サンフランシスコ市内のプア(低所得者)住宅街の
コンドミニアムの一階に、すでに完成している。
(建物のみで、まだ開店はしてはいないが)

この立地はミシェル・オバマ大統領夫人が唱える、
FOOD DESERT(砂漠)、食品スーパーのない貧しい地帯に立地している。

さて、不況下にあって、業績急回復の
●Whole Foods Marketは、
価格への投資が新店舗出店を遅らせた時期もあったが、
昨年は15店舗を出店し、
今年には、さらに15店舗を開店する計画である。

2011年内には17店、そして2012年には19店の出店を予定している。
現在開発中・リース契約が結ばれた物件は合計41店舗、
その中、なんと15店舗がサンフランシスコを中心とした、
北カリフォルニアに集中しているのである。

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         〈日曜日の朝はホールフーズの前で体操。WELLNESS運動です。〉

この他、サクラメント市場で11カ所ある
●Foods Coウェアハウス店の4つを運営する、
オハイオ州シンシナティ拠点のKroger社が
その周辺での店舗拡大をすると、噂されている。

伝えられるところでは、アーカンソー州ベントンビル拠点の
●Wal-Martがサクラメント市で、
より小さなフォーマットの新店舗を開店する場所を
少なくとも10カ所ほど探しており、
取引先が言及するにはElk Groveがその1つに含まれているそうである。

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ミネソタ州ミネアポリス拠点の
●Target社は、サクラメント市場で
彼らのPfreshコンセプトの下、
食料品を提供する場の拡大を行なっている。

これらの攻勢の中、地元の雄、
●Raley’sの最近の動きでは、都市の南郊外に位置する
カリフォルニア州エルクグローブ市の既存店を、
ディスカウント・ウェアハウス・ストアーの旗印を掲げる
Food Sourceに転換する決定をした。

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北カリフォルニアのスーパー業界は、
これから波乱含み、目が離せない。

これらの下見をして、一段と進化を遂げた、
Henry’sも Sproutsにも注目した。

いずれも本当に良い店である。
詳しくは述べない。
来て、見ていただくしかない。
「百聞は一見に如かず」

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                      ナパの有名なオーパス・ワン・ワイナリー〉

もちろん、ホールフーズがどのように
進化・変化を遂げて登場するのか、最大の関心事である。

浅野秀二
8月31日

環境対策進むウォルマート・スーパーセンター

2009年6月27日(土曜日)

カテゴリー: 写真でみる[最新注目店]  11時22分49秒

サクラメント市は、カリフォルニアの州都・政治の中心というだけでなく、
豊富な水、広大な農地と廉価な土地、急速に人口が増え、
小売業にとっても新しい試みや、興味ある店舗が、最近増えて来た。

不況に対応したホール・フーズ最新店、
フォーチュン雑誌でアメリカで働きたい会社で10位につけた
ナゲット・マーケットの最新店、カスタマー・サービスのレイリーズ、
倉庫型店舗で躍進するWINCO、
2009年の秋には開店予定の22店舗のFresh& Easy Neighborhood Storeなど
話題には事を欠かない。
米、アーモンド、プルンなど有機農業の視察先も豊富にある。
今後の視察先としてサクラメント地区は有望である。

今日は話題の改装・最新ウォルマートを紹介したい。

★Walmart Supercenter(最新・省エネ・ストア・HE.6タイプ)
6051Florin Road,
Sacramento CA
Tel: 916/427-9719

6月17日(2009年)全米で省エネが一番進んだ
ウォルマート・スーパーセンターが開店をした。

地域の天候に合わせた最新のテクノロジーで、エネルギーの効率化がはかられ、
環境にやさしくなっている。
エネルギーと水の使用量を減らし、ごみも最小限にした。
最新の冷暖房、冷蔵、照明システムで、エネルギーの使用量を減らし、
グリーン・ハウス・ガス排出をコントロールしている。

今まで省エネ・ストアより30%の効率化を達成し、
地元で製造されたスカイ・ライトだけでも75%の省エネを可能にした。
この5500坪、600名のアソシエイトの働く店舗は、
ほかにも、他店と比較していくつかの違いがある。

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写真のようにWalmart としか書いてない。
Supercenterの文字がどこにもない。
また、入り口は3箇所あり、
正面にはWalmartのサインがある。
右は食品のあるMarketのサインと入り口、
正面左がHome、Pharmacy、
その左は、Outdoorへの入り口となっている。

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店内に入ると、鮮やかな青い色が店内いっぱいに使用されている。
カートや、多くのサイン、キャシャー台、従業員の服装も濃淡はあるが、
紺、水色、青系である。(写真)
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確かにターゲットは赤、
ウォルマートは青、
ホーム・デポはオレンジ、
ローズは青と、
競合同士、対称の色の使用が、アメリカの小売業の特徴のひとつではあるが、
今回ほど強烈な青色のアピールは初めてである。

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店内の色は、グローサリーと青果部門は緑色、
ベーカリー、惣菜、魚、肉の売り場はオレンジ色と、
色分けが、シンプルかつ明確になっている。

冷凍ケースのLEDライトは、蛍光灯を比較して70%の効率化が可能となった。
床のセメントは、リサイクル材料ででき、
清掃用の化学用品も最小の使用で仕上げが可能となっている。
トイレの水や、水道の蛇口も無駄な流れは抑えられている。

この新しい店はリサイクルのプログラムで運営されており、
効率化、省エネの店舗で地域社会に貢献するだけでなく、
配置転換でやってきた300名と、新規の300名のアソシエイトを雇用した。

10年以上働いた人が8名、10名は2001年からのオリジナル店から働いている。
雇用でも地域社会・南サクラメント地区に貢献をしている。

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店舗は24時間営業ではなく、朝の6時から深夜12:00までとなっている。
不況に中でも躍進するウォルマート、
彼らの挑戦する、環境への取り組み、
医療保険やアメリカの医療システムそのものを、低価格に変えてしまう試みなど、
世界最大の企業となった彼らから今後も目は離せない。

浅野秀二
6月26日

新店「Berkeley’s Bowl West」紹介

2009年6月19日(金曜日)

カテゴリー: 写真でみる[最新注目店]  12時06分50秒

■Berkeley’s Bowl West(新規店舗紹介)
920 Heinz Ave(at Eight St)
Berkely CA
Tel:510/898-955, Open 9am-8pm(Mon-Sat),10am-06pm(Sun)

サンフランシスコ周辺で、面積あたりの売り上げの多い超繁盛店、
スーパーマーケットと言えば、
1977年6月30日、ボーリング場の跡にオープンしたバークレー・ボールである。

その後、約10年前には、
セーフウェイの入っていた店舗を譲り受け、改装によって売場を約2倍に広げる。
天井を高くして、開放感を持たせた店内、
青果市場さながらの圧倒的種類の品揃え。
東洋食品で人気を得たこの店の繁盛・混雑振りは伝説となっている。

店の存在するバークレー市では、
店舗周辺の交通があまりにも混むので、
市当局が、市内に建物・土地を探すから新しい店を出して欲しいと要請したほどである。

オ-ナーのグレン・安田氏は日系2世、1934年生まれ。
大学卒業後、父親が営んでいたマッシュ・ルーム農園を手伝う。
その後、不動産業、ジュニア・カレッジで会計学の先生をしながら、
夏休みは市場で働いたという経歴を持つ。
日本人妻のため、日本にも2年ほど住んだこともある。

さて、バークレー・ボール2号店が、1号店から1マイルも離れていない、
バークレー市に2009年6月4日開店した。
全体の広さは140,000スクエアフィート(3888坪)。
店舗の広さは1号店と変わらず1111坪ほどである。

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店内はウエア・ハウス・スタイルで開放感のある、
工場のような天井の高い建物になっている。
そこに別棟のカフェ、プリペイド・キチン、
廉価なワインに試飲バー、倉庫オフィスなどが連なり、
あわせて150名ほどが働いている。
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青果売り場は、ナチョラル、有機農産物の売り場だけでなく、
コンベンショナルに育てた、
特徴のあるカリフォルニア・レッド・ベルベット・アプリカットなど、
桃類だけで25種類以上が、ビン・ハコに入れて売られていた。
その他、生のアーモンド、小さくて、サワーなぶどうなど、
非常に多品種が売られている。

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青果売り場の4分の一が、有機農産物の売り場。
その多くはファミリー・個人経営の農場から仕入れている。

ナチョラル・有機生肉、
エア・チルドのMary’s Chickenや、
Becker Lane Organic Farm の放し飼いされたBerkshire Porkなども売られている。

バルク・フード売り場は、ナッツやパスタ、米、赤いキノアに実、グラノーラなどがある。
1号店と比較するとチーズと飲み物、フード・サービス売り場が拡大されている。

ワインも20~30%ほど増え、時には試飲をする機会を提供している。
ビールは60フートの冷蔵庫に世界中のビールが品揃えされ、
国内のマイクロ・ブルアリーの品種も数多く見受けられる。

今回の2号店で、最も重要視されたのは、
プリペア・フード(惣菜)を強化。

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2階に、大きなFlashフリーザーとCryovac(低温電子工学)を駆使した
優れもののキッチンが出来たことが、戦力アップにつながっている。
最終的に、クッキーやタートなどのデザートの30%は、ここで調理されることになる。

カルナリー・製造部門には約60名が働く。
デリー商品とアジア料理、
そして一階フロアにあるアジア料理キッチンと併せて
ケータリング需要と、
カフェ(コミニティー・センターと呼んでいる。96席)の需要をまかなう予定である。

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カフェは薪でオーブン料理を作り、ロテセリーのチキンを提供する。
その他サンドイッチ、マカロニ、チーズなどのReady-to-eatを、
その場で食べてもらう、
あるいは、夕食にワインとビールと共に楽しんでもらうテイクアウト用として販売する。

開店日はもちろん、週末もたいへんな賑わい。
念のため、車で10分の一号店に寄ってみた。
通常に賑わい、世の中、明るいニュースもある。

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