商人舎

アメリカ流通 浅野秀二のアメリカ寄稿

浅野秀二のアメリカ寄稿

最近のホール・フーズの状況

2010年03月01日(月曜日)
カテゴリー:
  • アメリカ小売業-最新トレンド
  
12:10 PM

忙しいという漢字は、心を亡くすと書く。
英語ではBusyと書き、名詞形にするとBusinessとなる。
ビジネスをすれは、当然忙しく、心を亡くす状態に陥る。

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多忙で何が不満かと言えば、愛犬(モカ、チビ)と、
散歩が出来ないことである。

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眩しい太陽、
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キラキラ光る水面、
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海岸や運河の周りを歩きながら咲き始めた花、
100301_asano-dogs.jpg

散りゆく花、リス、アヒルなどの小動物、
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すれ違う散歩中の色々な犬たちを見ることは、
私の大きな楽しみ、ストレス解消法である。

どの犬も可愛いが、
可愛いお嬢さんや、美しい奥様は、時々しか会わない。
吹く風にのせて、
「You are so beautiful!」 と言いたい衝動に駆られるが、
褒めるのはもっぱら犬の方だ。

100301_dog.jpg

当然、愛犬を褒められた女性と話は弾む。
当然だが、彼女たちのうれしそう顔を見ると、
日本の店の中でもっと女性客を褒めるべきと思う。

女性を褒めたい時は、持ち物を褒めるのがコツである。
これならセクハラにならない。

子連れのお母さんの子供を褒める、これは誰でもやっている。
女性の一番聞きたいことは何か?
それは褒め言葉である。
彼女達はそれが聞きたくて、その店のリピーターになるのは間違いない。

多忙の、もうひとつの不満は、
日経新聞と地元のサンフランシスコ・クロニケルと
BARRON’S (株・金融専門誌)が毎日読めないことにイラつく。

旅行中時々買うのは、
ウォール・ストリート・ジャーナルとUSA  TODAYの全国紙である。
帰ったら新聞の山である。
もっぱら読むのは飛行機の中、
時には2週間分の新聞を見る。(全部は読めないが…)
手は真っ黒、スチュワーデスにはごみの山で嫌がられる。

もちろん、一番大きな問題は健康管理の難しさである。

100301_mokuren.jpg

さて、ホール・フーズの株価が、
最安値の2008年11月から3倍になっている。

確かに店に行くと客が戻って来ている。

100301_whole-foods.jpg

低価格のプライベート・ブランド365の積極的導入、
ホール・デールという店内チラシ、
店内の展示も安さを強調した場面が多い。

100301_end-display.jpg

また、地区ごとの柔軟な価格設定も客足の躍進に貢献している。
2009年の夏ごろから客が増え、客単価も上がり、
新規の客も増加している。

2010年 1月17日の4半期決算では(16週間)、
利益は70.6%も上がり、
売上は$2.6ビリオン(約2600億円)、
既存店でも3.6%上がっている。
これは期待以上の数字であったようだ。

しかし、まだこの数字が
本来のホール・フーズを成長軌道に乗せたかはまだ不明だ。
2年ぐらいたたないと解らない。

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今年に入っての20週間を見ると、7.8%の売上げアップ、
既存店で4.2%の数字になっており、
1株当たりの利益は$1.2から$1.25になるものを予想されている。

その衝撃的結果は、ホール・フーズが、
未来に対していろいろな意味で強気になる理由を示している。
まだまだ、不確定な経済、消費者、競争など、
いろいろな要因があるものの、
不況を抜けつつある感触を掴んでいる。

特に裕福な人たちが再びお金を使い始めた。
平均的消費者と比較して彼らが再び
未来に強気になっていることを示している。

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ホール・フーズの一店舗の1週間の平均売上げは、
4%アップして$572,000であり、
週に1平方フィート$800であり、
最近開店中の1,300坪の店舗では
週平均、$65,000にもなっている。
これは平均$707より27%も高い。

コロラド州のワイルド・オーツの店は、
既存店、2ケタの伸びを示している。

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クローガー、セーフウェイ、アルバートソンズなどの株価は
いずれも、2009年は値下がりをした。
彼らは価格を下げても売上げはマイナス傾向である。

良い店、健康で楽しい店が、
価格下げ、プロモーションをすれば劇的な効果があるが、
この数年の不況とウォルマート対策で価格のみに振り回され、
魅力を失った大手チェーンが、これ以上価格戦略を強化しても
業績の向上には繋がってがっていない。
それは当たり前だ、同業他社も同じく価格を下げている。

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Busyで心なき男たちが仕事、仕事と、金儲けに専念している間に、
友達や家族に見捨てられて行くのと似てはいないか? 

価格―金儲けもほどほどにして心を取り返し、
魅力にある店(男)になるしかない。

店を心理学的に考察する。
これが必要だ。

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潮の流れが変わりつつある微かな兆候、
これから研修に参加される方と、
この辺を一緒に確認できるか?
楽しみにしている。

浅野秀二
2月28日

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パートさんの力

2010年02月15日(月曜日)
カテゴリー:
  • アメリカからのメッセージ
  
2:38 PM

1月28日から数日を除いて、3月の終わりまで、
出張が続くが、疲れはしない。

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そもそも、そのようなことは考えない。

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ストレスをためないで、心のバランスをいかに取るか。

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避けられないことには悩まない。やるしかないのである。

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逃げられると思った途端、ストレスが始まる。

100215_penne.jpg

しかし、肉体の管理だけはしないといけない。
(今は腱症炎で、キーボードを、打つと痛い。。。
右肩から体の右全体がおかしくなってきた。
誰か治療法をご存知ありませんか?)

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さて、私は日本の生命保険会社にいたことがある。
若くして働く女性の能力の凄さを見て来た。
当時は「ニッセイのおばちゃん」という広告があった。
それは日本生命が、おばちゃんの力で世界一の保険会社になった。
そのことを讃嘆する社内の幹部の認識から出た言葉であった。

彼女たちは男たちより、
間違いなく、仕事に忠実であり、
持続力、忍耐力に優れている。
目的完遂能力も高い。
誠心誠意尽くす能力もある。
これは子育ての母性本能と思える。

「母は強し」
 女性を敵に回してはいけない。

仕事の多くを女性パートさんに頼るスーパー業界も、
その女性の能力を開発、使い切ることこそが勝利の道である。

1年間に数十団体のスーパー業界の研修を扱っているが、
3社のみが、パートさんを連れて研修に来られる。

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いずれもたいへん業績の良い会社ばかりである。
彼女たちの発表会は、感動の連続で、店長、部課長も真っ青だ。
現場で得た彼女らの認識は、
本社の人の認識より、的を得ていることが多い。

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そう言えば、サム・ウォルトンは、店舗視察をする時に、
店長に会わず、現場でパートさんの話だけを聞いて、
さっさと帰って行き、会えなかった店長があわてたという話はたくさんある。

かつてカリフォルニアの農業実習で来た人を、
アメリカの経営者は、名前で呼ばないで、番号で呼んだ。

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その悔しさを生かすため、彼らは経営者になった時に、
メキシコ人の労働者を名前で呼んでいる。
メキシコ人労働者のうれしそうな顔が忘れられないと、
日系経営者は語っていた。

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パートさんも同じである。
彼女たちの能力を引き出したければ、
まず名前で呼ぶことから始めなければいけない。

(もちろん、可能ならお客さんも名前で呼ぶ。
セーウェイなどもFRPでレジに出て来た名前を見て、
“お客様ありがとう”とは言わず、
“Mr.ASANO, Thank You”と言う。)

名前を呼ぶことは、彼女たちに対する関心を示すことであり、
それは愛情の表現のひとつである。
女性は愛されないと力が出ない。

逆に不公平、不謹慎な愛情表現は一瞬して彼女たちは見破る。
恐ろしい。
これも女性の持つ天性の能力である。
これが男性マネジャーの苦闘する原因でもある。
この話をすると、ページが尽きない。
ヤメルことにする。

店長、部課長、新人研修も良いが、
今後はパートさんの研修企画が必要と思える。
たった3泊でも、効果は計りしれない。

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米国研修で喜びを素直に感性化した彼女たちは、
帰国後、
パワーアップした爆発的能力で、
競合他社との差別化に間違いなく成功する。


人間力のアップこそ次の戦いに必須。
そんなことに貢献出来れば私は幸せだ。


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2月13日
浅野秀二

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青春の一こま

2010年02月08日(月曜日)
カテゴリー:
  • 日本と日本人への想い
  
3:28 PM

山崎豊子原作、日航機御巣鷹山事故を扱った、
渡辺謙主演の「沈まぬ太陽」の映画を見る機会があった。
東京のサラリーマン時代を思い出して、
決して楽しいとか、面白いという感覚にはなれなかった。

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私も25歳の時、保険会社で労働組合の青年部長をしていた。
過激な発言で将来の書記長と期待されたこともあった。

当時の労働組合はけっこう激しく、経営陣に食ってかかった。
それが労働闘争であった。

労働組合運動は人間の不信感を前提に行われるので、
誰もハッピーな心境にはなれない。
経営陣に元労働組合出身が多かった日本は、
海外の労働闘争より、人間関係はまだマシであった。

ケン渡辺演ずる恩地氏が、
組合運動の首謀者として海外に左遷されるが、
私にとっては、JALの海外駐在など天国、あこがれの人生である。

確かに家族のことや、
同期との出世争いから外れる苦しみはあるだろうが、
日本のすべてを捨て、海外で皿洗いをしている苦学生からみれば、
眩しくて眼も開けられない存在が、海外勤務のJAL社員であった。

特に彼が勤務した後進国では、王侯貴族のような暮らしと想像できる。
毎月、働きのいかんを問わず、給与がもらえ、
住むところがあって、飯が食える。
JALの社員なら、女にも、モテる。

私は恩地に言ってやりたかった。
「お前は天国に住んでいる、辞めてみないとわからないよ?」と。

考えてみれば、当時の大手企業は同期の出世争いも激しかった。
そこに価値観を感じることができなかった私は、
サラリーマン脱落者だった。

3年で限界に達し、脱藩。
マージャンで勝った金でアメリカに来た。
上智大学や青山学院大学に留学していたアメリカ人の女子大生たちに、
「浅野さんは日本でサラリーマンを辞めた馬鹿な人」と紹介された。
彼女たちの眼に映った日本のサラリーマンは、
“仕事をしてもしなくても首にはならない。
家族は飯が食え、雇用の保証がある天国”
というのである。

「アメリカは厳しいよ。皿なんか洗ってないで、早く日本に帰りなさいよ。
日本で大学を出ているのでしょう。」
 
 
100208_chibi1.jpg
 
ストックトンというカリフォルニアの田舎町にある日本食料品店の前で、
日系人の母(1世、60代?)と娘(2世、40代かな?)に会った。
挨拶をした。
私は体育会出身である。礼儀は心得ている。

娘(2世)が言った。
娘:「今時の日本人には珍しい若者ね、どこに住んでいるの
?」
私:「白人の家」
娘:「誰
?」 
私:「ベンジャミン・ホールトの孫娘の家に」
娘:「あの大金持ちのキャタピラー社の創始者の家
?」
私:「そのようです。」

娘が言った。
「とにかく、貴方のことが気にいった。遊びに来なさい、迎えに行くから」

アメリカに来て間もなく、
友人も、コネもない私にとって、“No”と言えるわけがない。

週末が来た。
彼女たちが迎えに来た。
車で郊外へ40分、農園主のようである。
耕作面積200ヘクタール、ここらでは中堅の農家である。
名前は浅野・渡辺ファームといった。

新築の素晴らしい住宅に招き入れられた。
初めてみる日系人の住宅だった。
娘(2世)の夫の浅野さんが、渡辺家に養子に入った形のようである。

彼女たちは、なぜかはしゃいでいて、
「これから毎週ここに来なさい。日本食が食べれるよ。
そうだ農場の手伝いもしなさい。お金がないだろう。
ここなら移民官も来ない。留学生は仕事が出来ないだろう。」

やがて、孫娘を紹介された。MINEKOといい、29歳くらい?
彼女は恥ずかしそうに、上目つかいで私をみてニタっと笑った。
(ニコっと笑ってくれていれば、私の心も動いたかもしれない…??)

当時欲しくて仕方なかった永住権が眼にチラ付いた。
農園付きだ。
アメリカに来てまで日本人と付き合うのか
?
もしかして種馬か?いや農業労働力か?

3名の女性が眼に浮かんだ。
西ドイツから来た留学生のアンジェラ、これは典型的なドイツ女性。
青い目、透き通るような白い肌、金髪、背丈は175センチもある。
彼女では永住権は取れない。

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もう一人は、大学の空手道場で私をいつも見つめていたアメリカの美女。
子持ちらしい。

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3人目は、デビー・畑中。
彼女の家は有名な大農園主で、
1000ヘクタールの土地と果物の缶詰め工場経営していた。
大原麗子そっくりで、お嬢様だった。
毎週末、私をキリスト教会に連れていってくれた。
映画館で手を握っても嫌がらない。
彼女が一番現実的な選択だった。

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東京のサラリーマン時代は、女にモテなかったが、
アメリカでバカボンド・浮浪者になった途端モテた。
そんなはずはないか
?? 
何かが変わったのか
??

男のオーラ全開だ。

東京のサラリーマンの頸木を解かれた私は、
自由の天地で眼はキラキラと輝いていた。
野望に溢れていた。
金もない、背丈もない、英語もわからない。
しかし、まだ26歳だ。
天を衝くような思いはある。

アメリカはすばらしい。
裸一貫でもやる気さえあれば、小説のような世界を勝手に信じていた。
大統領の娘とだって恋が出来る。

後で知ったことだが、同じ時期のニューヨークで、
私と同じ境遇の皿洗い日本人留学生が、
当時世界一小売業・シアーズ創業者の孫娘と結婚、
4人の子供をなしている(今でも健在)。

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外に出た。
カリフォルニアの強い日差しに焼け、痩せていて、眼鏡をかけ、
誠実そうな50歳前後の浅野さん(養子に入った・みねこさんの父親)さんが立っていた。

彼は西の空が赤く色ずく地平線の見える農場の果てを見ながらつぶやいた。
「私はね、名古屋出身です。アメリカに憧れ、留学がしたかった。
商社マンにでもなって海外へ行こうと思っていました。
当時、農業実習生のプログラムがあって、それに参加し、この農場に配属されました。
農業実習生で来るしか、当時、アメリカに来る方法はありませんでした。
ところが、ここの農園主の娘との間に子供ができ、ここに住む運命になりました。」 

とても彼から女に手を出すような男には見えなかった。
何があったのか
?
アメリカ育ちの2世娘の猛烈アタックがあったのか?
笑顔を絶やさない人の良さそうな彼女の姿から、
若い時の情熱は最後まで想像出来なかった。

「私はね、どうしてこんな地平線の真ん中で農地と格闘し、
30年も住んでいるのか信じられないよ。
明けても暮れても毎日同じだ、何にも変わらない。
いつも日本のことを考えている。
あの時、ここの娘に手を出さなければ、違う人生があったのに…。」

貧乏留学生の私から見れば、誰もが羨むような暮らしがあるのに、
浅野(養子の)さんは後悔しているのか
? 
それと比較して、自由だが、裸一貫、明日もわからない我が身。
しかし、彼の言葉の奥に、私に対する警告があることを少しは感じた。

この2人のおばちゃんたちの陰謀には乗ってはいけない、
早くここを離れろと
?俺のようにはなるなと? 
考えすぎか
?

初心貫徹し、私は白人女の色香にしばらく迷うことにした。

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申し出は丁寧に断った。
「私はアメリカ人家庭のホーム・スティーの身なので
貴方の農場では働けないと思います」

やがて白人女と歩いているところが、彼女らに見つかった。
もちろん、激しく非難された。
“お前は白人女の薄情が、まだわからないのか?”


当時の私は女の薄情より、深情けさの方が、怖かったのである。

浅野秀二
2月8日

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