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アメリカ流通 浅野秀二のアメリカ寄稿

浅野秀二のアメリカ寄稿

北欧の旅(前編)デンマーク・スウェーデン

2014年07月30日(水曜日)
カテゴリー:
  • 旅先からのつれづれ日記
  
3:38 PM

 デンマーク・スウェーデン 

真夏の北欧旅行、なんだか言葉の響きが良い。

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所得が高く、安全で、洗練された文化、森林、湖と氷河。

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なによりも金髪女性が多いのも興味を引いた。

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デンマークに3泊、スウェーデンに4泊。

確かに良い国だが、ニューヨークやサンフランシスコ、東京に慣れている私には、
文化の洗練度という意味でなにか物足りないものがある。

まず、食事がマズイのが気になった。

地元のガイドが
「アメリカからきた皆様に価格が2倍もするマクドナルドを紹介するわけには
いきません」と言った。

それに対して仲間たちが言った。
「でもどこのレストランより、マクドナルドが美味しい」

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私も同感だった。
私は5日目で心に決めた。
痩せて帰ろう!
最近9キロも太っているのだ。

レストランのワインもアメリカの数倍の価格だ。
しかしこれも決して美味しいとも思えない。
ワインを飲むのも控えよう。

デンマークは「パンケーキのように平たい」という表現があるらしいが、
1週間も平たい所ばかり走っていると少々飽きてくる。

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スイスの山が恋しい。

ノルウェーに入れば氷河や山があるはずだ。
それまでは我慢。

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それにしても風景はアメリカのミネソタ州やオレゴン州などとそっくり。
アメリカを旅しているようだ。
だから物足りないのか?

歴史の話はいつも興味を引くが、
14世紀ごろの王は14、15歳の娘と結婚するのが当時の習わし。

15歳で嫁いだ女王が王の亡きあと、
何度も兵を引いて、ノルウェーやスウェーデンを征服。
果てはイギリスまで攻めた話には、亡き王もきっと驚いたことと思う。

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12~15世紀ごろは庶民と王侯貴族の違いは、
腹いっぱい物が食えるかどうか?だったそうだ。

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そこで当時の姫君、女官たちは、
一日4キロの夕食を食べる事を強要されたらしい。

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食べては吐き出し、また食べる。
吐き出した物を食わせるための豚をたくさん城に飼っていた話などを聞くと、
日本の王朝文化と比較しても想像すらできない。

19世紀の初め、子供を14人も生ませ、
そのうち6人をヨーロッパ中に嫁や婿に出し、
「欧州の王」といわれた王様もいた。

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これはドイツ・オーストリア帝国のハプスブルク王朝の
マリヤ・テレジア女王に匹敵する話で、
ヨーロッパの王朝が、すべて姻戚関係によって繋がっていたという意味で、
日本の皇室とは大きな違いを感じた。

ちなみにマリヤ・テレジアは16人の子どもを産み、
婚姻により欧州を支配した。
マリー・アントワネットの母君である。
余談だが、宝塚歌劇のベルばらの主人公でもある。

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いずれにせよ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーは、
ほとんど同じ民族のようなものだ。

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アンデルセンの童話の博物館
にも行ったが、彼の身長は185センチだった。
一般の人々は当時160センチしかなかった。

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現在、世界で最も背が高い人種は、
デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、オランダあたりである。

また彼らは世界で一番所得が高い国民でもある。
この200年でどうしてそうなったのか、非常に興味がある。

今日までの旅で特に気に入ったことは、
ストックホルムの港が本当に美しかったこと。

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さすが40もの島からなる港町。

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ここは心から感動し楽しめた。
また訪れたい街であった。

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これからノルウェーに入る。

<By 浅野秀二>

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ボカー 幸せだな

2014年05月12日(月曜日)
カテゴリー:
  • アメリカからのメッセージ
  
5:24 PM

「ボカー 幸せだな」

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ご存知、加山雄三の「君といつまでも」のセルフである。
最近いつもこの言葉が思わず口から出てくる。

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昨年のように月に4、5日しか家に帰れない日々はなくなり、
多少は時間がある。

3月には日本に行き、名古屋で加山雄三ショーを見た。
私が心から好きだと思う歌手は彼だけだ。

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女性には「愛している」と言った記憶はないが、
彼には「愛しています」と言えそうだ。

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彼は理想の人、私にないものをたくさん持っている。
あの天真爛漫さ、素直さが魅力だ。
4月12日に77歳なったそうだ。
喜寿と言うらしい。
いつまでも本当に若々しい。

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三浦雄一郎は7大陸の最高峰すべて征服したので、
80歳になったら彼はヨットで7つの海を征服するそうだ。

俺は何をすべきか?
今の幸せに安住していて良いのか?

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彼の他に愛しているのは我が家の犬たち、モカにチビ太。

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毎日ハグしているが、
あまりきつくハグするので最近はチビ太には嫌われている。

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足裏が痛かったので、走るのも歩くのもやめた。

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最近、出張の無い日は自転車で1時間ほど
家の周辺を走るのを日課にしている。

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私の住まいのアラメダはサンフランシスコ湾に浮かぶ島。

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自転車のコースは景色が良い。

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花が咲き乱れ、遠くにはサンフランシスの街が見える。

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少し走るとオークランドの野球場(アスレチックス)や
フットボール場(レイダーズ)、
バスケットなど(ウォリアーズ)の球場が見える。

レイダーズの本社もあるが、
練習場のネットには幕がかけられていて練習は見えない。

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アラメダ・ゴルフ場は市営、
ひと月やり放題で95ドル、36ホールもある。

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有名なコーヒー店「Peet’s Coffee & Tea」の本社もある。

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時間のある時は新聞、雑誌、本を読むことにしているが、
最近はNHKにハマっている。
彼らは本当に良い番組をつくっている。

相変わらず、
政治のことや日本・アメリカの未来に関心がある。
中国もロシアもなかなか変われないようだ。
ここに関心を持つと、心穏やかでない。

さあ、明日からまた出張だ。
今回はダラスにニューヨーク、まだしばらくは仕事を頑張ろう。

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日本では新大阪駅で待ち時間が長かったので、
ライフの新店に行った。
すごい店だった。
すでにトップクラスの店と聞いた。
アメリカ視察があちこちで活かされていた。

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極めつけは現場の人間の意志尊重だ。
その店の名前は「セントラル・スクエア」という。

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平井店長が決めたそうだ。
ダラスのセントラル・マーケットと
ニューヨークのタイムズスクエアを参考しているらしい。

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店の前では橋本徹大阪市長がスピーチをしていた。
なかなか説得力がある。
一年ほど市長をやめて、海外を放浪すれば
良きリーダーになることは間違いない。
彼には浪人の時間が必要だ。

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私は良い仕事、良い人に出会ってきた。

やはり、ボカー 幸せだな。

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<By 浅野秀二>

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浅野秀二より新年のご挨拶

2014年01月06日(月曜日)
カテゴリー:
  • 旅先からのつれづれ日記
  
1:57 PM

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

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社員の喜ぶ顔を見るのは、社長冥利に尽きると思う。
昨年のハワイ旅行でそれを改めて強く感じた。

今年はメキシコクルーズに行った。

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彼らは遊びにかけては天才、と思えるほど楽しんでくれた。

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食べる。
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歌う。
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踊る。
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ショーを見る。
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いつも爆笑、若いエネルギーは素晴らしい。
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結城先生から、
「ドラッカーは企業の目的は顧客創造といっている」と聞いた。
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ワインのせいもあってか、
私の初夢は、企業経営の目的は働く仲間(社員)の幸福の創造となった。
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さあ、2014年も頑張ましょう。

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<By 浅野秀二>

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