11月1日。
2026年もあと2カ月。
霜月の小道にくさる紅葉かな
〈正岡子規〉
子規の句はどれも、どこか、心に引っかかるものがある。
その11月。
時間は素早く過ぎ去るのだろうな。
久しぶりに休養の日。
プライベートでもイベントがあると、
それなりに疲労する。
若いころはそんなことはなかった。
第58回全日本大学駅伝対校選手権大会。
名古屋市の熱田神宮西門前から、
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前まで。
8区間106.8キロ。
大学三大駅伝の二番目。
出雲駅伝にしろ、この全日本駅伝にしろ、
由緒正しい神社と関係があるのか。
出雲は1989年、
当時の出雲市長・岩國哲人さんが誘致して始まった。
私も覚えている。
熱田神宮と伊勢神宮の全日本駅伝は、
戦前の1937年から戦後まで行われていた「参宮駅伝」に由来する。
「お伊勢参り」の道を走る学生駅伝。
1970年、その伝統を復活させようと始まった。
最も古い歴史のある箱根駅伝は1920年、
「日本陸上の父」こと金栗四三(しそう)が、
「五輪で日本を強くするには、
長距離選手を育成すること」と発案して生まれた。
こちらは神社とは関係ない。
さて今回の全日本駅伝は、
早稲田大学競走部が優勝。
5時間3分31秒の大会新記録。
16年ぶり6度目の制覇。

1区、本田桜二郎(1年)区間2位
2区、増子陽太(1年)区間1位
3区、新妻遼己(1年)区間1位/区間新記録
4区、小平敦之(4年・主将)区間4位
5区、鈴木琉胤(2年)区間1位/区間新記録
6区、堀野正太(2年)区間3位
7区、山口竣平(3年)区間3位
8区、工藤慎作(4年)区間1位
1区の桜二郎、2区の増子、3区の新妻。
「令和の三羽烏」と呼ばれる1年生トリオ。
彼らが凄い。
現監督の花田勝彦は、
武井隆次、櫛部静二とともに、
1990年に早稲田の競走部に入って、
「早大三羽烏」と呼ばれた。
これもよく覚えている。
後付けで「平成の三羽烏」となった。
令和三羽烏は、
2区の増子でトップを取り、
そのまま8区まで首位を譲らずゴール。
言うことなし。
正月の箱根が楽しみだ。
さて山本恭広流通スーパーニュース編集長の報告。
店舗リニューアルの取材。
「ハックドラッグ戸塚店」
10月24日に改装オープンした。

2日後の10月26日、メディア向け説明会が行われた。
ハックドラッグは1955年に創業。
石田健二氏が横浜市にイシダ薬局を開業。
1976年に「ハックドラッグ」に店名変更、
1979年には社名も㈱ハックイシダとなった。
同じ年、「ハックファミリーセンター戸塚店」を開業。
約2300坪の敷地に売場面積450坪、
当時としては画期的なスーパードラッグストアだった。
石田さんは凄い勉強家で、
アメリカのチェーンストアにも精通していた。
だから日本でも最初に、果敢に、
新フォーマットに取り組んだ。
その後、静岡県の㈱キミサワと合併して、
1993年、㈱ハックキミサワと社名が変わった。
そしてフード&ドラッグの先駆けの「ザ・コンボ」を開発した。
さらに2000年にイオンと資本・業務提携し、
2003年、㈱CFSコーポレーションに変わり、
出店エリアを拡大する。
そして2016年9月1日、
イオングループの㈱ウエルシア薬局に経営統合。
店名はウエルシア薬局に順次変更された。
しかし創業の地である神奈川県だけは、
馴染みのある「ハックドラッグ」のまま残った。
これはいい判断だ。
顧客は店名にも愛着をもってくれる。
とくに「私の店」と思ってくれる店舗は、
簡単にバナーを変えてはいけない。
今回のハックドラッグ戸塚店の改装は、
ドラッグ&フードとヘルスケアサービスのハイブリッド型。
売場面積は最大規模の600坪。
そのうち約100坪が食品売場である。

ヘルスケアサービス売場では、
「未病・予防・治療・介護」の専門サービスを提供する。
ウエルシア薬局ではこれを、
「ヘルスケアカプセル」と呼んでいる。
導入店舗は戸塚店で5店舗となった。

店舗概要の説明を受けたあと、
島田諭執行役員業態開発本部長による店内ツアー。

食品売場は「イオングループの物流活用が進み、
惣菜、日配の品揃えが充実した」
島田部長の前職は㈱マックスバリュ社長。

森田悦二執行役員は業態開発本部DX戦略部長。
コスメ売場の品揃えとその狙いを説明してくれた。

戸塚店にはワンプライスショップ「キャンドゥ」も導入された。
2022年にイオン㈱の連結子会社となった。
約5500SKUを揃えて、
顧客にとっては利便性が高まった。

経営企画本部の遠藤隆博ヘルスケア事業推進部長。
「ケアカプセル」について丁寧に説明してくれた。

ウエルシア薬局の「ドラッグ&フード」改装は、
2025年8月の「つくば小茎店」からスタートした。
すでにこの1年2カ月で59店舗に増えている。
そしてこれらの改装店舗は2ケタの客数増をみせる。
島田さんは山本編集長に伝えた。
「結城さんにぜひ見てほしい」
見に行きますよ。
ウエルシアのオリジナルキャラクター「ウエタン」。
山本編集長と2ショット。

アンバランス!!
ウエタンに申し訳ない。
ドラッグ&フード+ヘルスケアサービス、
そのハイブリッド型。
石田健二さんのスーパードラッグストアや、
ザ・コンボからどれだけ進化したか。
それを確認するためにも、
私は必ず訪れなければならない。
〈結城義晴〉

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