商人舎US研修Basicコース。
In Las Vegas。
その2日目。

今年はフラミンゴホテルに滞在。
朝8時から3階会議室で結城義晴のセミナー。
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Basic編では毎朝、
2時間半から4時間の講義がある。
たっぷりとアメリカの情勢を語る。IMG_6630

それから昨日訪れたウォルマートの物語。
私が蓄積してきた事実と私自身の分析。
一気呵成に語る。
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ウォルマートを知ることが、
アメリカの小売業を理解する一番の早道だ。

それからコンコースの理論。
店舗視察や調査をするときに、
最も重要な要件だ。

そして最新の潮流。
デジタルトレンド、価格透明化現象。
ミールソリューションの本質。
コロナ禍とオンラインリテールの進化。IMG_6632
今日は2時間4分で講義を終わらせた。

ベーシックコースでは
視察店の商品調査を実施して、
各社の商品戦略を分析、発表してもらう。

8つの商品分野。
参加者は8チームに分かれて調査する。IMG_6638

講義を少し早めに終了して、
チームの顔合わせと、
調査商品の打ち合わせ時間を設けた。IMG_6637

10時45分にはチームごとに、
専用バスに乗車。
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すぐにマイクを持って、車中講義。
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今日はラスベガス東部・ヘンダーソン地区へ。
タイムスケジュールを管理してくれる佐藤公彦さん。
JTBのカリスマ添乗員。
商人舎のツアーには必ず帯同してくれる。
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スミス・マーケットプレース。
クローガー傘下の非食品強化型の3000坪級大型店。
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導入部の広大な青果売場。
カラフルな段ボール什器による陳列。
その鮮度と品揃えは全米随一。IMG_2495

主通路は広く、ベーカリー売場も広大だ。
オリジナルのパンやクッキー、ケーキを品揃えする。IMG_2496

そして惣菜デリ。
導入部はマレーズ。
ニューヨーク発祥の人気のチーズ専門店。
現在は会社ごとクローガーが買収している。

その横にはビールバーもあるイートインスペース。
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加工肉とチーズのボアーズヘッド。
有力スーパーマーケットが導入している、
人気のブランド。
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対面のシーフード売場。IMG_2514

ミートの商品調査をする団員たち。IMG_2518

奥主通路ではメーカーの販促ツールを使って、
島陳列でプロモーションする。IMG_2519

こちらは非食品ゾーンの主動線で展開する。
「フレッシュファインズ」コーナー。
10ドル均一のお買い得商品を集積させ、
顧客を非食品ゾーンへ誘導する。IMG_2533

白い什器が印象的な
ヘルス&ビューティケアのゾーン。IMG_2534

アパレルゾーン。
高い天井高を活かして、
大きなパネルで演出する。IMG_2538

レジは有人レジとセルフレジ。IMG_2542

団員たちはスミスの広大な売場で、
商品調査を行う。
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青果チームは何を対象商品にするかをディスカッション。IMG_6658

私も質問に答えて、アドバイスを行う。IMG_6672

ノンフードの調査チーム。IMG_6676

私はアメリカ建国250年コーナーで、
帽子を吟味。
これはちょっと目立ちすぎか。IMG_6683

スミスでは試食を兼ねたランチをする。
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ラスベガスは高温注意報が発令されている。
今日は40度の予想。
それでもみんな張り切って行動している。IMG_6687

商品調査チームは 他社との混成チーム。
だから自然に調査を通じた交流が進む。IMG_6688

スミスの惣菜はバラエティがあっておいしい。
それを楽しむ団員たち。IMG_6693

Vサインで笑顔。
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こちらもVサイン。
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派遣企業の皆様、
みんな元気に活動中です。IMG_6697

ボンズ。
アルバートソン傘下のリージョナルチェーン。
ロサンゼルスとこのラスベガスで店舗展開。IMG_6705

 

右翼は青果売場。
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店舗の右側から反時計回りでコの字型レイアウト。
入り口の「一丁目一番地」のコーナー。
昨日のマザーズデイの売れ残り菓子を、
50%オフで販売している。IMG_2550

店の一丁目一番地には、
この日のおすすめ商品を展開すべきだ。
クローガーは冷蔵ケースで、
超お買い得な牛肉をプロモーションしていた。
この考え方の違いが業績の差に表れている。

青果の導入部には、
華やかな花卉売場がある。 IMG_6717

コンコースの突き当りは、
ミートとシーフードの対面売場。IMG_2557

精肉、加工肉のセルフ売場から、
デアリー(乳製品)売場へ続く。
オーソドックスなレイアウトだ。
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それに続くベーカリー部門。

このあたりも顧客はいない。
地元の高齢のなじみ客が来店するだけ。IMG_2559

最後に店舗左翼の出口付近にデリカテッセン。IMG_6707
全米第1のスーパーマーケット・クローガー。
第2位のアルバートソン。

その傘下のネバダ州の店が競合する。

しかしこの大きな格差はなぜ生まれたのか。

ウォルマートスーパーセンター。IMG_6756

建国250年を祝う演出で客を出迎える。IMG_6727

青果売場は単品量販の島陳列で回遊させる。IMG_2725

入り口壁面にはデリの対面コーナー。IMG_6734

主動線に配置された新たな冷蔵ケース。IMG_2570

側面が透明な冷蔵ケースだ。
視認率が高いオリジナルケース。
ウォルマートは常に現場改革を行っている。IMG_2704

この店は冷凍食品売場を、
青果に続くゴンドラアイルに設けた。
冷凍食品の需要が高まっている。
顧客に早めに売場を見せる。

その冷凍食品を調査する団員たち。IMG_6744

冷凍食品から続く加工食品のトップエンドに、
キユーピーマヨネーズ!IMG_2703

非食品ゾーンのシーゾナルプロモーション。
BBQグリルなどを訴求する。IMG_2720

オリジナル什器で自転車を陳列する、
バイクショップ。
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さらに力を入れるアパレル部門。
ベビーからキッズまでの売場を充実させている。IMG_2712

玩具やホームファニシングも強化する。IMG_2711
ウォルマートに死角はない。

太陽が照りつける中、
次に向かったのは、
スプラウツファーマーズマーケット。IMG_6758

店舗奥に青果部門を配置する。
その手前はバルク売場。
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壁面にベーカリーとデリ、
それからフィッシュ、ミートの対面コーナーが並ぶ。IMG_6762

そして反対側の左翼壁面にはデアリーと冷凍食品。IMG_6761

青果部門を中央に置いた独特のレイアウト。
これは青果を中心にしたスーパーマーケットだ。

トータルワインが隣接している。
30州に300店ほどを配置する大型リカーショップ。IMG_6764

さらにウィンコフーズ。
倉庫型ディスカウントスーパーマーケットで、
4月時点で145店舗を展開する。

従業員持ち株制度を採用する会社だ。
「An Employee Owned Company」
アソシエイツのモチベーションは極めて高い。

スミスの建国250年コーナーで帽子を購入した。
そのキャップが熱い日差しをさえぎってくれる。IMG_6769

導入部の「ウォール・オブ・バリュー」。
超特価品の巨大な壁。IMG_2743

アメリカ人が大好きなリッツとオレオ。
ウォルマートやスミス、アルバートソンと、
価格調査を実施して比較広告する。IMG_2742

BBQで食べる人気菓子「スモア」を提案。
マシュマロ+チョコレート+ビスケット、
さらに竹串まで関連陳列している。IMG_6776

スモア用ハーシーズ。
面白い。
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壁のようなプロモーションコーナーを抜けると、
一気に広大な青果売場が広がる。IMG_6778

ここでも団員たちの調査にアドバイス。IMG_6780

競合店のどこよりも広いバルク売場。IMG_2750

シーフドーやミートにはそれぞれ対面売場がある。IMG_2752

デアリーや冷凍食品は、
リーチインケースで展開する。IMG_2753

最終コーナーのインストアベーカリー。
バックヤードは工場のような設備だ。IMG_2758

売場の中央を貫く長い長いグロサリーの陳列線。IMG_2757

ディスカウント型の店だから、
現金か即座に引き落とされるデビットカード決済のみ。
インフレが進めば進むほど、
ウォルマートやウィンコは存在感を高めている。IMG_2769

その対極にあるのが、
ホールフーズマーケット。IMG_6803

世界最高峰のオーガニック・スーパーマーケット。IMG_2800

感性の高い斬新な店舗デザイン。
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シーフード部門が独立している稀な企業。IMG_2514

ボアーズヘッドも扱うミート対面売場。IMG_2507

団員の一人が「カッコいい店ですね」と一言。
その通り。
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惣菜はセルフデリと対面デリ。
品揃えも豊富で夕食や朝食を購入した団員もいた。IMG_2791

すべての視察行程を終えた。
暑い暑い一日だった。

夜のブルーバード通りの車も少ないように見えた。
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講義と視察、調査研修。

ボンズのあまりに低調な店。
ラスベガスで「一人負け」。
しかしこの店はかつて言われた適正規模で、
オーソドックスなレイアウトで、
クレンリネスも陳列レベルも低くない。

プロレスのバトルロイヤルで、
一番弱いレスラーがすぐに退場させられる。
それにとても似ている。

ウォルマートとクローガー・スミスは、
巨大さと緻密さを兼ね備える。
ホールフーズ、スプラウツ、ウィンコフーズは、
とんがり★こだわりを追究する。

格差は広がるばかりだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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