三連休。

元旦からの三が日の、次の三連休。
1月は休日が多い。

今回の三連休の最後は、
月曜日の成人の日。

私のころの成人の日は、
1月15日と決まっていた。

かつての「小正月」。
奈良時代以降、男子の元服の儀は、
小正月に行われた。

それが成人の日となった。

2000年のハッピーマンデー制度によって、
1月第2月曜日となった。

しかし成人の日は小正月にしておいてほしかった。

私の成人の日は雪だった。
ずっと電話を待ちながら、
家にいた。

今でも覚えている。

成人式には行かなかった。

今日は夕方から出かけた。
自宅のそばの妙蓮寺。IMG_9674 (002)

東横線に乗って横浜駅へ。

西口のCeeU Yokohama。
イオンモールの物件。
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かつてのダイエー横浜西口店。

私の実家はこの店の商圏内にある。
だからこの店の商品で私は育った。

上階にはマンションがあって、
かつてはダイエーの社宅となっていた。

友人のバイヤーの金田正裕さんなどは、
その社宅に住んでいた。

2023年10月27日に、
イオンモールのショッピングセンターとして、
スクラップ&ビルドした。

この3階に眼鏡店の愛眼がある。
その店でメガネフレームを調整してもらう。
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1階はイオンフードスタイル。
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2026年3月1日付けで、
㈱ダイエーの関東事業が、
マックスバリュ関東㈱に移管される。

そして会社は㈱イオンフードスタイルに商号が変わる。

この店舗も3月1日から、
ダイエーの店ではなくなる。

私にとってはちょっと寂しい。

このダイエーの店の近くに居酒屋がある。
「青木鮮魚店」

その店で「ひこばえ会」

高校時代の文学同人誌「孼」の仲間が集まる。
7人で四半期ごとに懇親しているが、
2026年の最初の会合。

今回は2人が欠席。

5人で肴をつまみ、酒を飲んで、
懇談した。IMG_9680 (002)

最後に「結城義晴、首を言い渡される」の話をしたら、
妙に盛り上がってしまった。

「セルコレポート」の連載「艱難は商人を鍛える」で、
第26回、第27回に書いた。
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自分で出しておいて、
私は悪酔いした。

私にとっては苦い思い出。
しかし奥田則行さんが諭してくれたように、
人間には「押す力と引く力」が働く。

奥田さんは経営コンサルタントで、
やはりダイエーのバイヤー出身。
それは金田さんと同じ。

私が大阪を訪れて、
コンサルタントになることを口説いた。

その奥田さんが、
私が㈱商業界を辞するときに、
「押す力と引く力」のことを教えてくれた。

実際に私を引く力があった。

だから商人舎を設立できた。
立教大学大学院の特任教授になった。
コーネル大学ジャパンでは副学長を担った。

そして今がある。

「啐硺」(そったく)という言葉がある。

「啐」(そつ)は鶏の雛がかえるとき、
殻の中で雛がつつく音のこと。

「硺」(たく)は、その音を聞いて、
母鶏が殻を噛み破ること。
『広辞苑』に書いてある。

啐の合図がないのに、
母鶏が殻を破ってしまうと、
雛は死んでしまう。

啐があって、初めて硺がある。

「押す力と引く力」だ。

私の「首を言い渡された」話は、
この「啐硺」だったのだと思う。

2026年の世界を見ていると、
どうも「啐硺」はない。

ドナルド・トランプは、
「啐」を聞かない母鶏だ。

習近平もウラジーミル・プーチンも、
「啐」を無視する。

歴史を見ても、
大国は啐を聞かないことが多い。
啐を聞き取れる君主が、
巧く国を治めた。

中国と台湾は「啐硺」であるべきだろう。

「啐硺」の母鶏の心は、
「無私」である。

「寸毫(すんごう)も私(わたくし)せず」
きわめてわずかなことにも、
自分の利益を優先しない。

倉本長治に言わせれば、
「損得より善悪を先に考える」

禅宗では「啐啄同時」という。
弟子が悟りを開こうとする瞬間に、
師が手助けを与えることを意味する。

学ぶ者と教える者の呼吸がぴったり合う。
私もそれをしなければならない。

〈結城義晴〉

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