OICグループNYC研修「事前講義」と「カインズ吉川美南店」内覧会

12月8日午後11時15分ごろ、
青森県八戸市で震度6強の地震。
岩手県の久慈港で70センチの津波。
今回の地震は日本海溝・千島海溝沿いの、
巨大地震想定震源域内で発生した。
震源は青森県東方沖で、震源の深さは54km。
地震の規模はマグニチュード7.5と推定された。
さらにより大きな地震の可能性が高まっている。
そこで気象庁から、
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表された。
まだまだ予断は許されない。
私たちは地震列島の上で生活している。
私のところにはすぐに、
青森県の㈱ユニバースの状況が報告された。
現地の皆さんに、お見舞いを申し上げたい。
さて今日は東京・丸の内。
丸ビルのとなりの三菱ビル。
グループ企業㈱商人ねっとのスタッフが、
丁寧にフォローしてくれる。
ありがたい。

15時まえから90分のオンライン講義。
今回はパワーポイントを使った。

OICグループのニューヨーク研修は、
来年も開催される。
2015年からはじめて12年目になる。
コロナで2年だけ中止したから、
実際は10回目。
2026年度は1月と2月、
それに4月に開催する。
全部で5班、240人ほどになる。
ロピアの店は凄いスピードで増えている。
だからチーフも店長も増えている。
OICのスタッフも増えている。
だから研修参加者も増える。
今回は私から提案して、
その「事前講義」。
イオンリテールでも平和堂でも、
事前講義をして成果が挙がった。
ロピアの研修は3泊5日の超弾丸ツアーだが、
事前講義と事後の発表会を開催する。
もちろん研修中は全力講義をする。
はじめに「成長と膨張」
会社が大きくなる。
その際に二つの現象が起こる。
一つは膨張でもう一つが成長だ。
今、OICグループは急速な規模拡大を進める。
膨張であってはならない。
成長でなければならない。
「膨張」とは、
経営の質は変わらないまま
量だけ拡大されたもの。
「成長」とは、
経営の質の変化が原因となって、
量の変化が結果されたもの。
経営の質の変化は、
Innovationによってもたらされる。
それから初歩的な内容も丁寧に講義する。
アメリカの経済、消費、小売業の情勢。
米国スーパーマーケットの必須数値。
最後は「店舗視察のポイント」

ご清聴、感謝したい。
そのあと偶然、相川博史さんと川山博秀さんに会った。
相川さんは北海道東北営業本部長兼㈱Firsto社長。
川山さんはFirsto施設管理部長。

さらに人事総務本部のお二人と打ち合わせ。
OICグループの丸の内本部。
ロピアの店舗とはまた違った活気があった。
一方、今日は朝から、
カインズの新店内覧会が開かれた。
埼玉県吉川市。
JR武蔵野線の吉川美南駅から徒歩1分、
駅前と言ってもいい場所。

カインズ吉川美南店。
実質的なオープンは12月11日(木)。
その前に記者を集めてお披露目。
商人舎ゼネラルマネジャーの亀谷しづえが取材した。
高家正行社長CEOと石井幸太郎店長(右)が、
揃って記者会見した。

この店はカインズの「次世代型店舗」だ。
美南店は3720坪で10万点を揃える。
デジタルを駆使したさまざまな仕掛けで、
顧客にワクワクする買物体験を提供していく。
敷地内に併設された、
「CAINZ Mobile Store(カインズモバイルストア)」
24時間営業の無人レジレス店舗。

吉川美南店の営業時間外に、
緊急で必要になった商品を購入できる。
1200アイテムほどを品揃えする。
ホームセンターのトップ企業カインズ。
その「次世代型カインズ吉川南店」。
実に楽しみだ。
その取り組みは月刊商人舎1月号で報告しよう。
新しい店舗をつくっていけば、
企業は大きくなる。
そこにイノベーションがあれば、
「成長」である。
それがなければ「膨張」になる。
OICグループもカインズも、
真の、大きな成長を遂げてほしいものだ。
〈結城義晴〉






































