【#902】惣菜おでん

惣菜おでん
~新しい惣菜の商品化を開発せよ!~
冬の定番「おでん」
一家団欒 鍋を囲んで
ご飯を食べるおかずです
人気は大根 卵など
変わった材料はありませんが
ダシの味が染みておいしくなる
味付けをするのが売れる㊙条件
さらにレベルを上げて売れる商品に
するために改良します
「おでん」というと
色々な材料を一つのおいしい
ダシで長時間煮込む
というイメージがありますが
家に帰ってレンジでチンしておかずになる
「おでん」の商品化です
惣菜では「麺つゆ」などをベースに
することが多いのですが
これでは薄めの味で
「おでんダシ」になりません
ここで一工夫します
業務用麺つゆをベースに
鶏ガラ(骨、肉など)
鰹節と昆布(粉末)を加え
さらに味醂 ダシ入り醤油で
おいしい自前のダシをつくります
または地域特有のおでんダシを
パートさんなどに聞いて開発するか
プロ調理人などに聞くなどして
おいしい濃い目のだしをつくります
1に地域のダシ
2においしい大根
3に味付け卵
4に野菜をたっぷりと盛り付ける
これが売れる惣菜おでんの基本です
インフレを感じさせないボリュームです
卵と大きな大根は必須
野菜はジャガイモ レンコン キノコなども人気です
人参 モヤシ入り油揚げ
里芋 蕪 青菜 白菜 などなど
工夫して野菜材料をつくります
写真のおでんに野菜を足して
大きなボリュームパックを
安く売り込みます
野菜の量でアップせよ
インフレ対策商品です
★林廣美のワンポイント★
おでんは地域によって、さまざまな材料がありますが、売れるポイントは大根と卵、加えてその地方の野菜です。変わりおでんとして、大きな「大根だけ」でヒット商品となった例もあります。おでんパックに大きな大根を2個入れる方法もあるでしょう。里芋、ジャガイモ、青菜などでボリュームを付けます。
業務用のダシに鰹節、昆布の味(粉末)を加えてつくると人気が出ます。アゴだしなど、地域特有のダシを使った時でも、天然の鰹ダシや昆布を加えるとおいしくなります。おでんを冬だけでなく、年間のおかず商品として構築することが、これからの惣菜の煮物だと思います。新しいおでん商品としての位置づけです。
煮込むときには、ダシと材料を大鍋で低温調理をします。沸騰しない温度でじわじわと煮込みます。プロの調理人は、この煮る方法を「おでん煮」や「いじめ煮」と呼んでいます。大量調理の一つに下茹でした材料(青菜は外して)をダシと合わせ、大きな真空包装にしてグツグツと、袋のまま熱湯で煮るのも一つの方法です。青菜を外すのは青菜の変色を防ぐためです。
●林先生の家庭料理教室●

今回は大根の煮物の上手なつくり方です。大根は皮を剥き、厚めの輪切りにして、3~4個をポリ袋に入れて、電子レンジで(500W)で15~18分チン。大根が楊枝や竹串がすっと通れば、OKです。この大根ができれば、麺つゆや鰹節、昆布のダシまたは麺つゆを薄めてダシをつくり、柔らかくした大根を煮込むと5~6分くらいで、しっかりと中までプロの煮染みた大根煮ができるのです。野菜の煮物、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、ゴボウなど、この方法でチン煮物の下ごしらえをすると便利です。
中華の炒め物にも応用できます。材料を電子レンジで下拵えをして、最後にタレと一緒に炒め合わせれば、完璧な中華です。レンジ活用で「時短調理」&「美味調理」です。
<By 林廣美>










