中山政男のPOP語り

東京、新宿に本店を置く、株式会社三徳。
今回は、２０１５年４月に開店した
横浜市青葉区にあるあざみ野店をご紹介する。

まずは青果売場。

陳列は、やはりきれいですね。

白雪かぼちゃ。
プライスカードとショーカードを取り付けてある。
プライスカードの商品名の下には、おすすめレシピを一行添えている。

天井は一部、配管をスケルトン（むき出し）。
落ち着いた雰囲気を演出。

各コーナーも、商品陳列に常に目が行き届いている。

こちらは精肉コーナー。

ケース上部のパネルのすっきりとしたデザイン。

グロサリーエンドのプライスカード。
通常とは変えたレイアウトも、
基本をふまえた上で作られていて、見やすい。

おにぎり、お弁当、惣菜。
注文を受けるパネルも、写真と文字が重ならないレイアウト。
色づかいも統一されていて上品。

惣菜コーナー。

「ヤゲン軟骨」は、鶏胸軟骨。
耳慣れないお客のために、ショーカードで説明。

ミニパックにもきちんとPOPをつける。

パンコーナーの商品説明POP。

この店舗も、衛生面を考慮した扉付きのケースに陳列。

レジ前には、新商品を陳列。

各レジ前も商品陳列に乱れがなく、
注意が行き届いている。

三徳の店内を見ると、
どの店舗でも限られたスペースに、
種類豊富な商品をうまく陳列していると感じる。

POPについても、
私がまだ若いときから現在に至っても、
違和感なく、商品情報がきちんと伝わってくる。
お客様目線で変わらず制作しているからだろう。

＜By 中山政男＞

東京、埼玉、神奈川、千葉県に139店舗を展開する
株式会社いなげや。

今回は、神奈川県川崎市に2015年9月に開店した
新ゆりヨネッティー王禅寺店をご紹介。

青果売場。　奥の「さんさん市」コーナーでは地産品が並ぶ。

こちらはすべてきのこ類。種類豊富でこのボリューム感。

じゃがいも売場では、男爵やメークインなど、
それぞれに合う料理との相性をPOPにして表示。

色分けされた陳列もきれいだ。

鮮魚コーナー。　鮮度のよさが伝わる刺身。
パックの種類も豊富だ。　この日のおすすめは鮪。

サーモン王国と冠したコーナー。
サーモンのディスプレイが楽しい。

手前はドレッシング類の陳列。
サイドから奥までは精肉コーナーが広がる。

牛肉コーナー。

このケースは、冷凍肉を陳列。
サイコロステーキやハンバーグなども並ぶ。

こだわりの熟成ビーフコーナー。

「おかずBistro」コーナー。　どれも1個198円で販売。

説明入りのプライスカードも読みやすく、きれいなレイアウト。

「おつまみDELI」コーナー。
手前はやきとりのパック。奥は焼き魚や煮魚など。

ワインコーナー。

日本酒コーナー。

雑貨コーナーでは「美味しい音楽で美味しいごはん」との
表示をし、「ジェットストリーム」のCDを販売。

焼きたてが並ぶパンコーナー。
石釜焼きと表示されているピザは種類も豊富。

フランスパンなど品名表示の各パネルが
上品にまとめられている。

ベーカリーコーナーの隣では、淹れたてのコーヒーや
フレッシュジュースを販売。イートインコーナーも併設されている。

各コーナーで並ぶ豊富な商品に、コーナー表示のパネルがきめ細かに
取り付けられ、またそれぞれのデザインが上品でとても良い。

陳列も各所で注目を集める工夫が見られた。

買い物客を飽きさせないこだわりが伝わり楽しかった。

＜By　中山政男＞

長野県にスーパーマーケット32店舗を展開する、
株式会社ツルヤ。
小諸市の小諸東店と、飯山市の飯山店を訪問した。

今回は、昨年7月に北陸新幹線、飯山駅前に
新規開店した飯山店をご紹介。

店内に入ると、広々とした売場が印象的だ。

青果売場。

青果売場のレモンのショーカード。
レイアウトはきちんと決められていて、とても読みやすい。
数々の商品に取り付けられていた。

冷凍魚、惣菜魚から刺身へと続く鮮魚売場。

佐久平を中心に、
伝統の郷土料理として親しまれている 「佐久鯉」。
薬効が多い栄養食として注目されている。

プライスカードは、本体価格と税込価格を
ほぼ同じ大きさで表示していて、とても見やすい。

精肉コーナー。
牛肉は宮崎黒毛和牛を、
鶏肉は徳島の阿波尾鶏を推奨。
鮮魚コーナー同様、広いスペースで展開している。

ローストビーフや焼き豚、タン塩なども種類豊富。

ビールから日本酒、ワインなど各種、
通路奥まで並ぶ酒コーナー。

ツルヤオリジナル商品は、各売場で展開されているが、
このエンドは、「ふるさとの四季生ジャム」を陳列。

ドレッシングもオリジナル商品。

アイスクリームから冷凍食品コーナー。

「信州おやき」の表示。とても見やすい。
このパターンもレイアウトは徹底されている。

店内で焼きたてを提供しているパンコーナー。

天ぷら、フライなどはそれぞれケース内にあり衛生的だ。

信州の和菓子のお土産コーナー。

レジ前のスペース。

とにかく店内は、各通路が広く、隅々まできれいだった。
気持ちよく、ゆったりと買い物ができそうだ。

久しぶりにお会いできた、掛川興太郎代表取締役会長は、
とてもお元気だった。

＜By　中山政男＞