3月2週/寒暖差が非常に激しい 3月3週/週半ば、少し荒れた天気
●3月2週(3/3~3/9)の天候予測とMDポイント
寒暖差が非常に激しい
<概況>
週前半は日本の南に前線が停滞し、4日(火)~5日(水)にかけて前線上を低気圧が通過する。いわゆる南岸低気圧。6日(木)は一旦冬型の気圧配置となるが、冬型はすぐ緩み
高気圧に覆われる。
週末は日本の南を小さな低気圧が通過する可能性がある。
<天候解説>
週前半は低気圧や前線の影響で東北南部より南の地域でぐずついた天気となる。寒気の影響を受ける東日本では内陸部を中心に雪となる時間帯がある。
週後半は冬型の天気分布で北日本の日本海側では雪や雨の可能性があるが、それ以外は晴れる所が多い。
週末も大きな天気の崩れはないものの、太平洋側ではやや雲の出やすい天気となる。
気温は6日(木)頃高めとなるが、それ以外は平年並みか低め。時期によって気温上下の波が大きく、週のトータルで考えると平年並みか若干低めのところが多い。
<ウェザーMDのポイント>
週前半は気温が平年より低く、真冬並みの寒さとなる地域もある予想のため、春夏用メニューは一旦下火の見込み。身体をすぐに温めることができるホット飲料やレトルトのおでん、また多少ボリュームのあるステーキ肉などをおすすめしたいところ。
一方で、6日(木)頃は一時的に気温が大きく上昇する。陽気に合わせて売場づくり、加工惣菜など、臨機応変に対応したい。
●3月3週(3/10~3/16)の天候予測とMDポイント
週半ば、少し荒れた天気
<概況>
週の半ば、日本海沿岸部付近を低気圧が通過する可能性。その後は一時的に冬型の気圧配置となるが、冬型はすぐ緩み、短い周期で低気圧・高気圧が日本付近を通過する。
<天候解説>
週半ばは日本海側の地方を中心として全国的に天気が崩れる。南風も強まり、荒れた天気となる所もありそう。その後は北日本の日本海側で一時的に雪や雨の降る日がある
かもしれないが、基本的には天気が周期変化。短いサイクルで雨が降ることが予想される。
気温は週前半~半ば高めだが週後半は一旦下がる。引き続き寒暖差が激しい状態が続く。
<ウェザーMDのポイント>
この期間も引き続き、気温の上下の波が大きい。まだ春一番を観測していない地域でも、少し遅めの春一番が吹く可能性もある。気温が上がり春本番の陽気を感じる日は、中華やサラダ、パスタ類などの提案がおすすめ。
桜の開花時期が近づいている。気象会社などの各機関が開花予報を発表しているので、各社で開花予想日を比べるなど、こまめにチェックしていただきたい。早い地域では翌週末にも花見客による需要拡大が見られるかもしれない。
<By 常盤勝美>