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【#899】ヤンニョムチキン| 林廣美の今週のお惣菜

林廣美の今週のお惣菜

【#899】ヤンニョムチキン

2026年02月13日(金曜日)
カテゴリー:
  • 中華・韓国惣菜
  
10:00 AM

20260212_hayashi

ヤンニョムチキン
 ~人気の韓国惣菜を売り込め~

韓国料理が惣菜で人気
ピリッと辛味が新鮮味

韓国のフライドチキンです
店によって味が微妙に
違っている
自慢の味を競います

鶏ムネ肉を使って惣菜向きに
安くておいしくて量が多い
パサつきも気にならずに
食べられます

ヤンニョムとは
韓国語で「味付けされた」
という意味だそうです

赤い色のおいしそうなタレ
本命というタレは無いので
店それぞれの味を競います

鶏ムネ肉は皮を剥いで
棒状にカットして下味を
付けます

調味料のガラ味の粉末を
水で溶かした調味液を
カット後の鶏肉の量に対して
5%ほど加えて
肉をタンブリングするのが㊙の下拵え
このひと手間が売れるのです

チキンを揚げる時の衣づくり
片栗粉50%と小麦粉50%と
隠し味の“ガラ味”の粉末を少量加え
水で唐揚げ衣くらいの濃さで
ドロリと溶きます
この“ガラ味”が二つ目の㊙です

この濃い衣にカットした
鶏ムネ肉を入れて衣を付け
揚げ油でカリッと揚げてから
ヤンニョムのタレをたっぷり付けて
でき上がり

陳列した後の時間経過で
見た目の変化が少ないことが大事です
味もですが見た目も重要です
さらに時間が経ってもタレがおいしい
メーカーを選ぶこと

手づくりのタレもつくれますが
時間が経つと見栄えが悪くなり
売れません
メーカーのものをよく選んで
試食して使います


★林廣美のワンポイント★

安くて、おいしくて、蛋白質の栄養のある商品。これがインフレ時の売れる惣菜のキーワードなのです。惣菜で鶏肉素材の商品がよく売れる理由です。またつくり方が難しくないこと、これも大切です。

残念ながらタレはメーカー品を使いますが、これは味もさることながら、陳列後の商品が長時間おいしそうに見え、さらに味も持続するからです。メーカーのタレの方がよく売れます。揚げたてを販売する店の場合には手づくりのタレが良いかもしれません。手づくりのタレはネットを参考につくってOK。なぜならヤンニョムには「これが定番!」という味が無いからです。


 

●林先生の家庭料理教室●

hayashi-hiromi_2

家でのご馳走には、鶏ムネ肉ではなく、モモ肉を一口大にカットしてヤンニョムチキンをつくります。

鶏モモ肉200gを一口大にカットしてボウルに入れ、砂糖、塩、ガラ味(粉)、水少々を加えて手でもみ込み味を付けます。調味料に旨味のガラ味を加えるのが、鶏肉をさらにおいしくします。(料理はあなたの塩梅が決め手、この一つまみの量で美味しさが決まるので頑張りましょう)

この揉んで味付けした鶏肉に、適量の小麦粉と片栗粉を合わせて入れ、水を少しずつ入れてさらに揉んで、鶏肉と濃い衣を合わせてベトベトの衣の付いた鶏肉をつくります。

フライパンに油を多めに熱してベトベトの衣を付けた鶏肉を一つずつ揚げ焼きにします。表裏の両面を焼き上げて取り出します。フライパンは洗わず、残った油をペーパーで拭き取り、タレづくりをします。コチュジャン大さじ1、ケチャップ大さじ4、本味醂大さじ3、醤油大さじ1、砂糖大さじ2、水大さじ1を入れてから、鶏肉を焼いたフライパンで加熱をしてタレをつくり、揚げ焼きした鶏モモ肉と合わせて混ぜて盛り付けます。タレは、お好みで分量を変えても構いません。すべて大さじなのでつくりやすいタレです。鶏肉が多ければタレも2~3倍と多くつくります。


<By 林廣美>

 

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プロフィール

<林 廣美>

日本フードサービス専門学院 学院長

週刊誌編集長、料理雑誌「魚菜」編集長を経て74年料理研究家として独立。 同年、(株)シェフを設立、代表取締役となる。一流メーカーの販促企画メニュー開発など食材および調味料マニュアルの指導にあたる。 食品総合コンサルタントとして活躍の傍ら、日本フードサービス専門学院を設立、デリカの調理理論、実技指導を担当。惣菜業界の第一人者として講演依頼も多数。

【執筆活動】
『惣菜の教科書』(商業界)、『ミートデリカ入門』(食肉通信社)など。月刊誌『食品商業』(商業界)の常連執筆者。

<山中 典子>

フードプランナー・日本フードサービス専門学院 講師

東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、辻クッキングにて副校長を務めた後、退社。キッコーマン(株)商品開発室に入社し、「タレ・メニュー開発」を担当。 その後、キッコーマンデリカ(株)にて全店のメニュー開発・商品開発・企画にたずさわる。現在は、フードプランナーとして、フリーで活動中。

【現在の活動】
日本フードサービス専門学院講師、コーディネータースクール講師、レストランのテイクアウト商品のアドバイザー、食品メーカーのメニュー開発・撮影、展示会のメニュー開発・デモンストレーション・展示品作成、食品関係の撮影、料理教室主宰

【免許・資格】
衛生管理者、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食品衛生責任者、食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、フードアナリスト、食の検定(食農検定)、食育指導士、介護食アドバイザー、中級食品表示診断士、普通自動車運転免許など多数。

<大塚 長務>

株式会社明治屋 代表取締役

1975年12月19日大分県竹田市生まれ
高校卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。その後、京都の料亭、福岡、現ミシェラン三ツ星獲得料亭を経て、和食では、ほとんどなかった真空料理・新調理法を10年以上前から自社で取り入れ指導者とし全国を中心に活動。調理人としての感覚と工業的調理知識を取り入れた調理技術の伝道師として、経済誌などに掲載され実力を認められている。

【資格】
国家技能調理師・調理師免許・河豚調理師免許・利き酒師

【趣味】
食べ歩き

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