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【#904】オカズになる「肉入り根菜の煮つけ」| 林廣美の今週のお惣菜

林廣美の今週のお惣菜

【#904】オカズになる「肉入り根菜の煮つけ」

2026年03月20日(金曜日)
カテゴリー:
  • 和風惣菜
  
10:00 AM

20260319_hayashi

オカズになる「肉入り根菜の煮つけ」
 ~話題をつくる惣菜を売りたい!~

ますますインフレになる世の中
安くておいしい商品に目が行きます
最近では栄養まで気にします

煮物は仕入れで十分と考えて
つくることを止めてしまった
惣菜の「煮物」の数々

それまでの主力商品だった煮物の
売上げが減ってしまい大ピンチ

なぜ仕入れの煮物は売れない?
答え それは「酸化」しているから
この酸化は味を悪くします

おいしい煮物でも翌日は不味い
これが料理の常識です

工場煮物は不味さ何日?

弁当を売るならオカズの煮物を
おいしくするのが鍵
まず「ご飯」と「煮物」
この二つにプラス
メインの肉系の「オカズ」!

人気の鍵となる煮物の秘訣は
煮物を煮たら盛り付けるまで
汁から煮物を出さないこと
次の日まで汁の中に入れて
空気(酸素)に触れないように
冷まして保存します

鍋で煮たら鍋ごと室温で
冷まして出来上がり
冷めたら冷蔵庫で保管です

工場など大鍋で煮物を煮たら
手に軍手をはめてその上にさらに
厚手のグローブをはめて
火傷に注意しながら煮上げた煮物と汁を
厚手のポリ袋に入れてます
空気を抜いて
シール機などを使って密封

袋ごと冷たい水で冷やして
冷蔵庫で保存すれば
3~4日は出来立ての
味をキープできます

それぞれの「煮物」を小分けパック
季節の野菜をおいしい人気商品に
今なら大根と鶏肉が相性抜群
つくり方の効率をよく考えます


★林廣美のワンポイント★

野菜だけの煮物は売れません。インフレ時は鶏肉などたんぱく質材料を入れてつくるオカズが人気。豚小間切れ肉等でもよく売れます。原価計算をきちんと計算して(余った野菜は原価ゼロにするなどの計算で)商品化をします。時間別の人件費も原価に入れて売価を決めることも必要です。

一週間に2日ほどまとめて大量につくり、汁と煮物を分けずにポリ袋などで保管して翌日に使うなど工夫をします(汁はヒタヒタの分量です)。3~4日は味が変わらないのでまとめてつくり、作業効率を上げて売り込むとよいでしょう。

大根は水で茹でて柔らかくしてから使うと味が染み込みやすくなります。柔らかな大根の煮物は人気煮物の一つです。地元のダシや醤油などを使うのが売れる大事なコツです。


 

●林先生の家庭料理教室●

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今、フレンチレストランなどでは「焼き野菜」が人気メニューになっています。私も焼き野菜にはまっていて、太いネギ、ジャガイモ、サツマイモ、ニンジン、カブ、ブロッコリーなどを、グリルで焼いて、ハンバーグなどの添え野菜に使います。いろいろな野菜をグリルで焼いて大皿に盛り、胡麻ドレッシングなどで食べます。野菜をアルミホイルで包んでグリルで焼くのもありです。ガス台を塞がないのと、焼くだけなので手がかからずにとても便利なオカズです。焼くだけ、これが人気の理由です。


<By 林廣美>

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プロフィール

<林 廣美>

日本フードサービス専門学院 学院長

週刊誌編集長、料理雑誌「魚菜」編集長を経て74年料理研究家として独立。 同年、(株)シェフを設立、代表取締役となる。一流メーカーの販促企画メニュー開発など食材および調味料マニュアルの指導にあたる。 食品総合コンサルタントとして活躍の傍ら、日本フードサービス専門学院を設立、デリカの調理理論、実技指導を担当。惣菜業界の第一人者として講演依頼も多数。

【執筆活動】
『惣菜の教科書』(商業界)、『ミートデリカ入門』(食肉通信社)など。月刊誌『食品商業』(商業界)の常連執筆者。

<山中 典子>

フードプランナー・日本フードサービス専門学院 講師

東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、辻クッキングにて副校長を務めた後、退社。キッコーマン(株)商品開発室に入社し、「タレ・メニュー開発」を担当。 その後、キッコーマンデリカ(株)にて全店のメニュー開発・商品開発・企画にたずさわる。現在は、フードプランナーとして、フリーで活動中。

【現在の活動】
日本フードサービス専門学院講師、コーディネータースクール講師、レストランのテイクアウト商品のアドバイザー、食品メーカーのメニュー開発・撮影、展示会のメニュー開発・デモンストレーション・展示品作成、食品関係の撮影、料理教室主宰

【免許・資格】
衛生管理者、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食品衛生責任者、食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、フードアナリスト、食の検定(食農検定)、食育指導士、介護食アドバイザー、中級食品表示診断士、普通自動車運転免許など多数。

<大塚 長務>

株式会社明治屋 代表取締役

1975年12月19日大分県竹田市生まれ
高校卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。その後、京都の料亭、福岡、現ミシェラン三ツ星獲得料亭を経て、和食では、ほとんどなかった真空料理・新調理法を10年以上前から自社で取り入れ指導者とし全国を中心に活動。調理人としての感覚と工業的調理知識を取り入れた調理技術の伝道師として、経済誌などに掲載され実力を認められている。

【資格】
国家技能調理師・調理師免許・河豚調理師免許・利き酒師

【趣味】
食べ歩き

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