日本人は烏賊好きだ 「そんなに食べたらいなくなっちゃう」 と心配していたら だんだんと値段も高くなり昔みたいに安くない。 その上量も少なくなってこれから先が心配です・・・
それでも烏賊は売れる 冷凍の加工用の烏賊を 胴と足を食べやすく切って サッと熱湯でボイル
トレイにマカロニサラダを入れて ボリュームを付ける その上にボイルの烏賊と 千切りの玉ねぎを合わせてのせ オーブン焼き専用のマヨネーズソースをかけて 上にパン粉をふってスチコン180度で焦げ目を付けます
烏賊マヨネーズ焼き
グラタン風でとても美味しい 298円で売りたいのです
<By 林廣美&山中典子>
大きなホタテ貝は原価が高くて 惣菜では使いづらいけど 小さなボイルホタテ貝なら安いので これを使って惣菜のホタテフライを作る
手作りホタテフライ
あまり小さいのではなく 少し大きめホタテを選んで原料にする
冷凍のベビーホタテ これに塩 コショー バッターを付けて 粗めのパン粉を付けて油でサッと揚げる
コツは180度の油で30秒~40秒 長く揚げているとホタテが固くなって 見た目も小さくなるので気を付けます
冷凍のパン粉付き原料もあるけれど 簡単に作れる手作りに勝るものなし おいしくなければお惣菜ではありません
考えてみれば 握り寿司はネタが上にのっているからオープン
サンドイッチ寿司? こんなことを言うから嫌われるのかも
世の中スピードが早くなって どんどん変わっていく 毎日同じではすぐ飽きる 惣菜も毎日同じでは売上げは下がります
そこで寿司のトレンドはサンドイッチ寿司 縮めてサンド寿司ともいいます
この寿司の大きな特徴は誰でも作れる事 海苔全体にシャリを一面に広げて伸ばし そこに具やネタをのせてパタンと二つ折り それを食べやすい大きさに切れば出来上がり
具やネタは何でもOKです。 今回はトンカツです! <By 林廣美&山中典子>
<林 廣美>
日本フードサービス専門学院 学院長
週刊誌編集長、料理雑誌「魚菜」編集長を経て74年料理研究家として独立。 同年、(株)シェフを設立、代表取締役となる。一流メーカーの販促企画メニュー開発など食材および調味料マニュアルの指導にあたる。 食品総合コンサルタントとして活躍の傍ら、日本フードサービス専門学院を設立、デリカの調理理論、実技指導を担当。惣菜業界の第一人者として講演依頼も多数。
【執筆活動】 『惣菜の教科書』(商業界)、『ミートデリカ入門』(食肉通信社)など。月刊誌『食品商業』(商業界)の常連執筆者。
<山中 典子>
フードプランナー・日本フードサービス専門学院 講師
東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、辻クッキングにて副校長を務めた後、退社。キッコーマン(株)商品開発室に入社し、「タレ・メニュー開発」を担当。 その後、キッコーマンデリカ(株)にて全店のメニュー開発・商品開発・企画にたずさわる。現在は、フードプランナーとして、フリーで活動中。
【現在の活動】 日本フードサービス専門学院講師、コーディネータースクール講師、レストランのテイクアウト商品のアドバイザー、食品メーカーのメニュー開発・撮影、展示会のメニュー開発・デモンストレーション・展示品作成、食品関係の撮影、料理教室主宰
【免許・資格】 衛生管理者、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食品衛生責任者、食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、フードアナリスト、食の検定(食農検定)、食育指導士、介護食アドバイザー、中級食品表示診断士、普通自動車運転免許など多数。
<大塚 長務>
株式会社明治屋 代表取締役
1975年12月19日大分県竹田市生まれ高校卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。その後、京都の料亭、福岡、現ミシェラン三ツ星獲得料亭を経て、和食では、ほとんどなかった真空料理・新調理法を10年以上前から自社で取り入れ指導者とし全国を中心に活動。調理人としての感覚と工業的調理知識を取り入れた調理技術の伝道師として、経済誌などに掲載され実力を認められている。
【資格】 国家技能調理師・調理師免許・河豚調理師免許・利き酒師
【趣味】 食べ歩き