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五十嵐ゆう子の米国日記

五十嵐ゆう子の米国日記

Seattle, the City of Emerald エメラルドの町、シアトル【前編】

2011年09月15日(木曜日)
カテゴリー:
  • アメリカ小売業の最新情報
  
2:43 PM

私が幼い頃、大好きだった童話、“オズの魔法使い”。
その文中に、竜巻によって自分の家に戻れなくなってしまった
主人公ドロシーが、魔女グリンダから
「黄色のレンガの道を辿ってエメラルド・シティへ行き、
オズの魔法使いに会うことができれば、
カンザスのお家へ帰れるでしょう。」と教えてもらう一説があります。

私はその頃から“エメラルドの町”という響きに憧れを抱いていました。
その後、米国には実際、
“エメラルドの町”と呼ばれる町があることを知りました。
それがワシントン州シアトルです。

20110915_seattle.JPG
シアトルは西海岸の中では比較的降雨量が多い場所なので、
秋から冬にかけて、一年の約半分は傘が必要な気候です。
しかし、その雨の恵みによって育った深い森や、
海の入江に囲まれた美しい町並が、
深緑に輝く宝石、エメラルドのイメージと重なります。

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さらにシアトルは、バラエティ溢れる青果の産地であり、
豊富で新鮮な魚、ワイン、そして地ビールなどの食材に
恵まれた場所としても有名です。

なんといってもシアトルの名所と言えば、
公設市場の発端となり、100年以上の歴史をもつPike Place market。

20110915_pike-fruits2.JPG

魚の投げ売りで有名な魚屋さんを中心に、
地元産の生鮮食料品や自家製パン、生花、パスタの麺など、
所狭しと店が並んでいます。

20110915_pike-fish.JPG

大勢の人々で賑わうアーケードを歩くと、
大坂黒門市場で育った私は懐かしさで心がいっぱいになります。

20110915_pike-veggies.JPG

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20110915_pike-fruits.JPG

夏場はアーケードの外にもファーマーズマーケットが開かれて、
まさに食のお祭り状態です。

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写真はスターバックスの一号店。

20110915_starbucks2.JPG

うちの思春期の息子にはあまり見せたくないのですが、
ロゴの人魚がノーブラなのは、
このオリジナル店舗だけということで特に有名です。
お店の前ではジャズやラップなどのエンタテーメントが
いつも行なわれています。

20110915_starbucks.JPG
ただ、いつ来ても混んでいます。
私も過去に数回訪れましたが、
この店で珈琲を買えたためしがありません。
たいてい、人の群れを見て諦めてしまいます。
閉店は夜の9時なので、どうしてもここで珈琲を飲みたい方は、
Pike Place Marketが閉店した後、夜8時ごろがオススメですよ。

シアトルのダウンタウンには、1901年創業の老舗高級デパート、
ノードストローム一号店があります。
しかしMacy’sと道を挟んだ場所にある
ノードストロームのアウトレット店、Nordstrom Rackの方が
価格に敏感な世情を反映してか、掘り出し物目当ての客が多い気がしました。

そして、シアトルの老舗スーパーマーケットと言えば、
1956年にアルバートソン出身のクロエ氏が創業した
地域密着型のアップスケール・ナチュナル食料品店、QFCも有名です。
現在は米国最大のスーパーマーケット・チェーン、Krogerの傘下ですが、
言われなければ分からないほど、店内の雰囲気には独自性があります。

20110915_qfc-veggies.JPG
青果陳列は、売場の真ん中でひな壇上に青果を並べ、
スポット照明を当てて、商品を際立たせる方法をとっています。
これはKrogerの陳列の特徴を感じさせますが、
壁にそって並べられた青果のカラーコーディネートはとても美しいです。
(おそらく種類の豊富さが美しさをプラスさせているのでしょう)

20110915_qfc-fruits.JPG

カットフルーツの断面を立てて並べたディスプレイも
フレッシュさを感じます。

買い手にとって商品の陳列と言うのは、
見た目の斬新さも確かに大事なのですが、
手に取りやすく、選びやすいということが
やはり重要ではないかと思います。

内装や陳列が芸術的で、広くて豪華な店には、
たまの気分転換に行くことはありますが、
私のような典型的な都会型の働く主婦にとって通常の買い物は
時間の短縮をしながらより良い商品を選んで買うことに重点をおきます。
ですから、商品が取りやすいように前出しされていたり、
陳列に配慮がみられたり、商品が見やすいように照明が当てられていると、
毎日通おうと思える店となります。

シアトル周辺で10店舗ある、小型の自然食料品店PCCも、
健康志向者の間では特に人気の店です。

20110915_pcc-facade.jpg

ここは会員費をとり、その出資資金で、
安全で新鮮な、ナチュラル・オーガニックの商品を仕入れ、
会員へはディスカウントで販売する、いわば生協の仕組みの店です。

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そのため、会員でないと多少、割高感があります。
バルク販売やグルテンフリーの商品も人気です。

【後編へつづく】

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“Glad to see you” in Portland!  あなたに会えて良かった!

2011年08月29日(月曜日)
カテゴリー:
  • アメリカ小売業の最新情報
  
8:55 AM

誰かと素敵な出会いがあり、
そして別れる際に、
私が一番聞きたい言葉があるとしたら、
「君に会えて良かったよ。」という一言です。

“ We’re glad you’re here!
(あなたが、この店へ買い物にきてくれて良かった!)” と
壁に書かれたメッセージを、
久方ぶりに訪れたオレゴン州ポートランドの
Fred Meyer Market-place (スーパーセンタータイプ)で目にしました。

20110829_fred-meyer-3.jpg

このチェーンは創業1927年の老舗。
写真の店は1945年にオープンし、
つい数年前に全面改装したHawthorne Blvdにある店舗です。

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Fred Meyerは1997年にSmith Food & Drugと合併し、
その後シアトルを拠点に展開してきたQFCを吸収、
さらに1999年にはKrogerと合併して、
大型店舗はKroger傘下のスーパーセンターとなりました。

Fred Meyerは一昔前のWalmartのように、
生鮮食品、電化製品、雑貨、衣料、装飾品、ガーデン用品など
5つ以上の広大な売場があり、
とにかくアイテム数が多く(約23万アイテム)、
安さを前面に打ち出したOne Stop Shoppingのイメージがありました。

ところが最近改装している店舗は非常に洗練され、
高級感を漂わせています。

20110829_fred-meyer-2.jpg

特に青果部門は上品な木目の床と
多種多様でフレッシュな品揃えはWhole Foodsを彷彿とさせます。

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上階からエレベーターでおりてきた所からも
フレッシュな青果売場が見えるのでインパクトがあります。

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徒歩圏内にあるWhole Foodsの競合店、
New Season marketにも、けしてひけを取りません。

そして2階にあるホームファニッシング部門では、
アロマの香りが漂い、Bed & Bath Beyondを彷彿させます。
それでいて価格はWalmartやTargetにも
十分対抗できるのですから、
近くにこの3つが並び、価格がさほど変わらないのであれば、
私なら気持ちよく買い物を楽しめて、
エンターテイメント性のある、現在のFred Meyerを選ぶでしょう。

ポートランドにある人気の食料品店といえば、
必ず話題に登るのがNew Seasons Marketです。

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地域密着型(スタッフのほとんどはローカルの人間)で、
地産地消(生鮮食料品のほとんどがローカルで生産されたもの)、

20110829_new-seasons1.jpg

オーガニック&ナチュラルを前面に押し出し、
フレンドリーで親切なパパママストア的な
カスタマーサービスを提供しています。

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店の理念やユーモア性を顧客と共有するように
いたるところに書かれている様々な
“メッセージ(言葉)”を読むのも面白いのです。

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店の造りやデザインは明るくポップで、
什器は暖かな色合いのものを使用しています。

20110829_new-seasons4.jpg

New Seasonsのもう1つの特徴は、
味と見た目を吟味し、ヘルシーさも強調した惣菜の素晴らしさです。

ポートランドが、今や全米でもトップクラスの
「スローフードとグルメの町」として
有名になったきっかけと言われているのは、
New Seasonsが出現したことも影響しているそうです。

20110829_new-seasons2.jpg

今回は都会向けにオープンした小型の新店舗を訪れました。
ちょうど日本のスーパーの平均的なサイズに近い都会型の店は、
限られたスペースなので品揃えの選定が要になります。

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この店より前にHAPPY VALLEYの大型店を見ましたが、
都会に住む、私のような忙しい主婦には、
これくらいの小規模の店舗の方が買い物がしやすく感じます。

ポートランドで洗練されたグルメ食料品店と言えば、
必ず最初にあげられることで有名なZupansがあります。
3店舗しかない小規模の地元家族経営の店です。

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今回はSE Belmontの店舗に参りました。
あちらこちらに展示されている
グルメフードのポップ写真が美味しそうですね。
まるで食アートのアトリエのようです。

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Zupansは都会の比較的裕福な人達の住む場所に出店し、
ローカルに密着した品揃えをしています。

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ローカルのニーズをよく理解しているのです。
平日の午前中にもかかわらず、店内は賑わっていました。

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この11月に4店舗目が5号線を南下した
Lake Oswegoというリゾートダウンにオープンするそうです。

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そして、ポートランドには知る人ぞ知る、
ユニークで、世界中の食材が手にはいるという
Barbur Foodsという店があります。
20110829_barbur1.jpg

ここは数年前に通りかかったことがある店で、
バーバーなんて、聞いた感じはまるで床屋(Barber) さんだなと思っていました。

ロケーションも少し不便な場所にあり、駐車場も狭く、
外から見た感じは古く、田舎臭さを感じる店構えです。
しかし次から次へ車が出入りし、
ベンツやらBMWやらの高級車も乗り入れていたのが印象的でした。
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ここはたった1店舗しかない小さな店で、
店内はぱっと見た感じでは普通の食料品店なのですが、
非常に繁盛しています。
地元の人が書き込みをしている口コミサイトのYelp.comでも
人気の店なのです。

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惣菜売場には他では見られない珍しい食材があり、
ドライ売場にはエスニックな商品がところ狭しと並び、
ブッチャーと書かれた対面販売の肉売場は人気があるようで
人が並んでいました。

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青果は、店の出入り口にパレットにのせたダンボールのまま、
色気もなくドーンと(ある意味ダイナミックに)陳列されていました。

今回、同行した私のボスの浅野が、
店から出てきた一人の女性客にいきなり話しかけました。

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「何故、この店はこんなに流行っているのでしょうか?」と浅野。
「この近くに住んでいるから便利だし、
青果が新鮮で珍しいものも多く、肉の質が良い。

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あとは惣菜のバラエティーがほぼ毎週変わることだわ。

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教師の仕事をしてて料理を作る暇が無いから
ここの惣菜をよく買うのだけれど、
いつも珍しいものがあるから飽きないし、味も結構美味しいのが魅力ね。」

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「他にはどんな店舗に行ってるんですか?」と浅野。
「Safewayかな?ここから近いんで。」
「でも、この店を利用する頻度の方が高いのですね?」と浅野。

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「ええ、今日はミルクが切れたんで来たのよ。
実はミルクの価格はこの店はけして安くは無いの。
でもね、何かついでに珍しくて、
面白いものがないかなって思うから
ついついここへ足が向いてしまうのよ。
ここはMy Store (私のお店)ね。」

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うーん、なんと素晴らしい!
お店にとってMy storeと呼ばれることは
何よりも嬉しい賞賛の言葉です。
その彼女の一言は、我々を再び店内に招き入れて、
珍しい惣菜を買い求めるきっかけとなりました。
見た目は飾り毛のない店ですが、
客にこれだけ指示されて、
繁盛している店が持つ魅力について知るのも勉強になりますね。

今回のブログ締めは、現在、全米365店舗のチェーンTrader Joe’sです。

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地元に暮らす人々や名所などを描いたアートが
店内に飾られています。

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店の外にかかれた
“Trading Hours 8-9.
 YOUR SE PORTLAND NEIGHBORHOOD STORE
(あなたが暮らすSE PORTLANDに密着したお店。営業時間は8~9時です。)”と
書かれてある看板がにくいですね。

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私はどこを旅していてもTrader Joe’sを見つけるとホッとします。
「あ、あったぁ!」と嬉しくなってしまうのです。
これも「Glad to see you!」ですかね。

<By 五十嵐ゆう子>

 

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Snap out of it! さあ、元気に頑張ろうや!

2011年08月03日(水曜日)
カテゴリー:
  • 五十嵐ゆうこの旅行記
  
2:38 PM

およそ3週間にわたる日本での滞在を終え、
ようやく米国へ戻ってきました。

今回、日本では、北は北海道や宮城、新潟から、
南はわが故郷・大阪の黒門市場まで、長い距離を移動しました。
そして、沢山の方々に出会いました。
滞在中にお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

特に今回は宮城県の被災地へ出向き、
多賀城などの津波被害を目の当たりにしたことが深く印象に残っています。
私の中で「微力ながらも、日本の経済復興のお役に立ちたい!」という
熱い思いがわきあがりました。

今年の初夏は梅雨が明けきらないうちから暑い日が続き、
さらに節電対策が重なったため、厳しい暑さでした。
しかし、そんな過酷な夏を吹き飛ばすかのような元気な息吹が、
日本中を吹きぬけていたように感じました。

さて、まず私が向かったのは、北海道。
青函トンネルを抜け、「は~るばる来たぜ函館~♪」の歌で有名な
函館に宿泊しました。

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翌日は有名な朝市で、朝ごはんの代わりにたい焼きを買いました。

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60年間たい焼き一筋の名物おばちゃんが焼いてくれる、
美味しいたい焼きで、日本中にファンがいます。
“たい焼きは出来たてが一番”と、焼き置きは一切してません。
「焼くのに15分かかるよ、待てないなら焼かないよ」と、
最初にきつーく念を押されます。
焼けたら熱々を食べて欲しいという強いポリシーをもっているのです。

そのたい焼きを頬張りながら、朝市を見学しました。
毛がにの大きさにびっくり!

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そのあと、函館駅から小樽へ向かう列車に飛び乗りました。

20110803_otaru.jpg

小樽は今回初めて訪れました。
なんと言ってもまず運河を見なければ!ということで、
ホテルに荷物を置くやいなや、運河へ向けて歩き出しました。

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運河のほとりは、石原裕次郎さんが襟を立てた白いコートで(夏なのに?)
今にも歩いてきそうで、とてもノスタルジックな風景でした。

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そこで、大阪から来たキュートな双子の姉妹に出会いました。
3歳のカンナちゃんとカエラちゃんです。

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最初はちょっと照れていましたが、だんだん素敵なポーズをとってくれました。

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そして、ドイツから来た職人さんが精魂こめて作っている、
地ビールで喉を潤しました。

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風評なんてなんのその、街には外国からの旅行客も結構いました。

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東京に戻ってからは、日暮里の谷中を散策しました。
すずらん通りやよみせ通りなどでは、
古くからの商店街がとても元気です。

特に今年は、色んなお店の軒先にかけられている
メッセージが目に付きました。

有名なスズキ肉店の“元気いっぱい 元気メンチカツ”

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食堂の“真心を込めて支度中”

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呉服屋の“着物はしょせん服です”などの言葉に惹かれて、
シャッターをきりました。

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また、谷中は街中に野良猫がたくさんいることでも有名なところです。

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元気に笑う招き猫ちゃんの置物の前に、
義援金のお願いの箱が、さりげなく置かれていました。

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通りには打ち水がされ、風鈴の音が聞こえてきました。
連日の30度を超える猛暑も一瞬忘れてしまいました。

店の前や道のいたるところにベンチがおかれ、
下町独特のEat Inがみられました。

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その同じ日の午後、友人に会いに中野の早稲田通りへ出かけ、
ここで昔なつかしい紙芝居を見かけました。

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演目はなんと『黄金バット』!

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子供達はビニールプールに入って、ドジョウすくい。

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節電のおかげで、古き良き時代の日本人の涼み方が
見直されているのですね。

岐阜の飛騨高山では、
120年続く呉服屋さんに立ち寄りました。

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店を守っているのは、80歳のおばあちゃん。
(60歳にしか見えませんでしたが)

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そこでは夏着物の布地で作った涼しげなタンクトップを、
なんと1000円で販売していました。
「お客様が喜ぶ、良いものを売るのが嬉しいんです」と、
笑顔を絶やさずに言われた言葉に感激!

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最後は相変わらずの賑わいを見せてくれたMy Sweet Hometown、
大阪は黒門市場の写真です。 どうでっか?派手でっしゃろ。

20110803_kuromon-ichiba.jpg

昔からある千成屋スーパーさんも市場の小さなお店と一緒に繁盛していました。

米国へ戻ると、今年前半のGDPが商務省から発表されていました。
市場予測の1.7%増を下回り、1.3%増。
これは個人消費の伸び悩みが影響しています。
そして円に対するドルもドーンと下がったので、
日本でお買い物に使ったカードの支払いに少しヒヤヒヤしています。

しかし、こんなことでへこんでいる暇などありません。
どんどん仕事をして、そして得たお金を消費することが、
経済を回していく原動力となるのです!

弊社の浅野の口癖で、最近私もよくお客様にいう言葉があります。
「欲しいものは迷わず、ドンドン買いなさい。
たとえ、無駄使いだったと後悔しても、
それが明日から働く力になります」

さて私は時差ぼけにもめげず、
うちの近所にあるドラッカーの聖地、
クレアモントの朝市へ1ヵ月ぶりに出かけてきました。

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20110803_claremont3.jpg

来週からは、最近注目されている、
米国の北西部方面へ浅野と下見に行きます。
また新しい店やニュースを発見したら、
このブログでご紹介したいと思います。

余談ですが、帰りに飛行機の中で
『阪急電車 片道15分の奇跡』がまだやっていたので、
なぜかもう1回見てしまいました。
心を動かされ、そして元気がもらえる映画や本って何度見ても飽きませんね。
これって、特に買うものがなくても、
思わずお気に入りの店に足が向いてしまう感覚に似てると思いませんか?

私も皆さんに元気を与えられる
コーディネーターになりたいと思います!

<By 五十嵐ゆう子>

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五十嵐ゆう子プロフィール

食品流通小売業・ビューティ・ウェルネス(健康食品関連)のコーディネーター、通訳、執筆、翻訳、コピーライター。

米国食品展示会日本語通訳デスク、米国健康博覧会(Natural Product Expo West)にてプレス通訳、米国優良企業Trader Joesの専門バイヤー(カテゴリーリーダー)と共にプライベートブランド商品開発のアシスタント業務など、活躍中。

【執筆活動】
日本生活協同組合連合会『生協運営資料』に“クローズアップ米国小売業―その変化と成長戦略の舞台裏”を2部構成で執筆。 南カリフォルニア、オレンジ市のタウンページ“スイートオレンジ”にてグルメ特集連載。 CMP JAPAN社の美容専門誌『ダイエット&ビューティ』に米国の健康・美容情報記事を2005年より6年間毎月連載中。

【講演活動】
2008年、2009年と2年連続で東京ビッグサイトで開催の“ダイエット&ビューティ展示会”にて講演。

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