10月24日/台中の最新SC、IKEAと隠れ家の「黒泉」

2026台湾視察

台風30号は台湾東側の都市に甚大な被害を及ぼした。
亡くなられた方1名、怪我人も多数、停電も発生した。
心よりお見舞い申し上げたい。

もちろん航空便の国際線もまだ動いていない。
タイ行きは完全に断念。

そこで台湾3日目は、台北市から台中市に車で移動。

高速道路で1時間半ほど。

途中、パーキングエリアで休憩。

道の駅などはないが、コンビニがある。

入口左手にレジと、手前にフードコート。

右手の湾曲したゴンドラにコンビニアイテムが並ぶ。

入り口正面は即食売場が迎えてくれる。

この即食売場の裏側にホットドッググリル。
米国テキサス州のクイックトリップの売り方。

パーキングエリアのトイレ。
採光と植樹。
進んでいる。


雨の中を台中(たいちゅう)市に到着。
その名のとおり、台湾中部に位置し、
台湾三大都市の一つで、
台北市に次ぐナンバーツーの都市だ。

2010年12月25日に台中県と台中市が合併して、
新たに中華民国の直轄市となった。

台湾屈指の工業と商業の都市として急速に発展を遂げ、
2017年に人口が第2位になった。

2025年3月時点での戸籍人口は286万5947人。

すぐに向かったのが、
ららぽーと台中。


ららぽーとの台湾1号店。
南館と北館で構成される。

商業エリアは南館が地下1階から3階、北館は地下1階から5階。
店舗面積は約6万8000㎡。

南館には2023年1月から41店舗が順次オープンした。
さらに5月16日に北館の約260店舗が揃って、
グランドオープンした。

台湾最大級の日系ブランドを集積。
若い人たちが多く来店する。
カルディも出店している。

上階にはファミリー客を取り込む狙いで、
エンターテイメント施設を充実させた。

土曜日ということもあって、
子ども連れの顧客が多く来館している。


全聯福利中心のPXマート。
台湾全土に1250店を展開する(2025年12月31日時点)。
凄いスーパーマーケットチェーンなのだ。
オール日本スーパーマーケット協会に加盟している。

売場導入部の青果部門。
洗練された店づくりだ。

床と天井を木目調にして、スポットライトを多用。
壁面のサインもカラフル。
同社最新のモデル店舗だ。

惣菜も先頭に売場を設けて即食ニーズに対応。
ただし土曜日の昼時ながら欠品が多い。
多分、前日から台風が近づいて、
特需が生まれ、予想外に売れたに違いない。
さらに台風で納品も遅れて、この状態になったのだろう。

酒売場は吊り下げ天井を設けて、視認効果を狙う。

奥に立派な家電売場がある。
食品と家電は親和性が高い。

台湾を代表するスーパーマーケットがこのPXマートだ。
それが2360万人の中華民国にすでに、
1250店もネットワークをつくっている。

イケア台中店。

イケアは現在、台湾に2店舗しかない。
台北に1号店があるが、焦らず、徐々に増えていくだろう。
IKEAのフォーマット、売り方は他にない。
つまり唯一無二のポジションニングを構築している。

だから急ぐ必要はない。
マーケットさえ存在すれば、
やがて顧客はやって来てくれる。

台中視察の最後は、大型商業施設。
「漢神インターコンチネンタルショッピングプラザ」
2026年4月10日にオープンした。

地上7階・地下4階の施設に500以上のブランドが入居する。
もともとは阪神百貨店だった。
しかし阪神は台湾から撤退して、現地資本が受け継いだ。

1階にはステータスブランドのショップが勢揃い。
だから店づくりもファッショナブルだ。

そのテナントの約150ブランドが台湾または台中初進出の店舗で、
台中の話題を独占した。

最新最高の百貨店のショッピングセンター。

顧客も明らかに沸き立っている。

有名レストラン、屋上キャンプ場などもある。
あいにくの雨で、眺望を楽しめる屋上庭園は閉鎖。

子ども向けの遊具も多数あって、ファミリーで楽しめる。

地下1階には広いフードコートが設けられた。
フードコートは席取りもままならいほど賑わっている。


夜は、ららぽーと台中にあるOICグループ傘下のレストラン「黒泉」へ。
知る人ぞ知る店。

店内の主通路にメニューだけ掲げられている。


OICグループのアジアを統括する水元均志さんと食事。

この店の泉店長自らが自ら調理して、提供してくれる。
泉さんは千葉県松戸市の「黒泉」オープンの時に初めてお会いした。
久々の対面だ。

今日の食材はこれ。
北海道産のウニやアワビ、ロシア産キャビア、トリュフ、
そして最高級の和牛や豪州肉。

先付けは柿の和牛巻き。

前菜は和牛の握り寿司。

テイスティングを兼ねて、3種類のクラフトビールで料理をいただく。
右から蕎麦ビール、はちみつビール、チョコレートビール。

椀物は鯛と和牛テールの汁物。

向付けの冷菜。彩りも美しい。

煮物はアワビの旨煮。

白、赤のワインを選んでもらって、
メニューとのマッチングを楽しんだ。
先付からデザートまで11品のコース料理を堪能。
水元さんとの会話も弾んだ。

泉さん、ありがとうございました。

最初の予定では台中を訪問するつもりはなかった。
しかし台風のおかげで、思いがけずいい視察といい再会があった。

充実した台湾3日目だった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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