3月の声を聞くと 和惣菜は和えものが人気となります
ほうれん草の胡麻和えや 菜の花の辛子和え 小松菜のお浸しなどが勢ぞろい
中でも『わけぎとあさりのぬた』は 春においしくなるあさりを合わせた酢味噌和えですが 日本中で人気の春メニューです
わけぎとあさりの酢味噌(ぬた)
青ネギはさっと熱湯で茹で あさりの茹でむき身と共に 酢味噌で和えて作る
甘酢と味噌と辛子を少し混ぜて作る 昔からの定番春メニュー 3月いっぱい売りたい!
<By 林廣美&山中典子>
飲兵衛にとって 喉から手が出る酒の『つまみ』 焼酎?いやいやそれともビール?
爆発的にとはいかないが おいしく作れば確実に売れる不思議なメニュー
・・・ 豚ホルモン焼 ・・・
モツは茹でたもの 焼肉用の味噌だれを使って味付けをする
豚モツをフライパンで炒め キャベツを入れてさらに炒め 味噌味の焼肉のたれ これを加えたあとはじっくり弱火
できあがりに 冷凍の韮の芽を入れれば『おつまみ』OKです
おいしく作れば立派な『おかず』にもなる 人気メニューです
ときには安いお弁当を出したい日があります 小腹が空いたりした時に298円の手頃な弁当
フードパックに 鶏唐揚げ2個と味付玉子1個を半分に切って 小さめの鶏めしのおにぎり2個 そして沢庵の漬物
✦✦ 鶏とり親子弁当 ✦✦
すべて鶏メニューでシンプルですが おいしくて誰もが好きなお弁当です
日本人は鶏肉が大好き! 大好きなメニューを コンパクトにギュッと詰めて 値段も安く食べておいしい
ランチメニューにピッタリですね 手軽にヒョイと買える
でも手抜きは禁物 おいしいからこそ売れるのですから・・・ いつまでも売れ続ける店の自慢の味にしてください
<林 廣美>
日本フードサービス専門学院 学院長
週刊誌編集長、料理雑誌「魚菜」編集長を経て74年料理研究家として独立。 同年、(株)シェフを設立、代表取締役となる。一流メーカーの販促企画メニュー開発など食材および調味料マニュアルの指導にあたる。 食品総合コンサルタントとして活躍の傍ら、日本フードサービス専門学院を設立、デリカの調理理論、実技指導を担当。惣菜業界の第一人者として講演依頼も多数。
【執筆活動】 『惣菜の教科書』(商業界)、『ミートデリカ入門』(食肉通信社)など。月刊誌『食品商業』(商業界)の常連執筆者。
<山中 典子>
フードプランナー・日本フードサービス専門学院 講師
東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、辻クッキングにて副校長を務めた後、退社。キッコーマン(株)商品開発室に入社し、「タレ・メニュー開発」を担当。 その後、キッコーマンデリカ(株)にて全店のメニュー開発・商品開発・企画にたずさわる。現在は、フードプランナーとして、フリーで活動中。
【現在の活動】 日本フードサービス専門学院講師、コーディネータースクール講師、レストランのテイクアウト商品のアドバイザー、食品メーカーのメニュー開発・撮影、展示会のメニュー開発・デモンストレーション・展示品作成、食品関係の撮影、料理教室主宰
【免許・資格】 衛生管理者、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食品衛生責任者、食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、フードアナリスト、食の検定(食農検定)、食育指導士、介護食アドバイザー、中級食品表示診断士、普通自動車運転免許など多数。
<大塚 長務>
株式会社明治屋 代表取締役
1975年12月19日大分県竹田市生まれ高校卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。その後、京都の料亭、福岡、現ミシェラン三ツ星獲得料亭を経て、和食では、ほとんどなかった真空料理・新調理法を10年以上前から自社で取り入れ指導者とし全国を中心に活動。調理人としての感覚と工業的調理知識を取り入れた調理技術の伝道師として、経済誌などに掲載され実力を認められている。
【資格】 国家技能調理師・調理師免許・河豚調理師免許・利き酒師
【趣味】 食べ歩き