【#896】ゴマが薫る「インゲンの胡麻和え」

ゴマが薫る「インゲンの胡麻和え」
~冷凍野菜をおいしくする術です~
冬に胡麻和えとは?
春は「和え物」の旬
ほうれん草の胡麻和え
菜の花の辛し和え
ヒジキの白和え
などなど
年始や恵方巻は売れても
1月~2月の惣菜は低調な季節
和え物は春を先取りする
季節メニューです
便利な冷凍野菜を解凍して
「胡麻和えの素」を混ぜれば
簡単に「胡麻和え」ができると
メーカーに言われ
商品化して販売したものの
売れなかったと
よく相談を受けます
なぜ売れないのかを考えて
商品開発をすることです
生の野菜と冷凍野菜では
味が大きく変わります
食べる触感も変わります
冷凍インゲンは収穫後
軽くブランチング(加熱)
してから冷凍されています
その時に野菜の味が大変化
甘味が減ってしまうのです
そこで冷凍野菜を復活させる方法
野菜を解凍する時に
砂糖を振りかけるのです
大きめのポリ袋に冷凍野菜と
砂糖を入れて良く混ぜ合わせ
袋の空気を抜くように口を閉じ
袋に入れたまま解凍します
解凍しながら野菜に薄く甘味を
付けるために
冷蔵庫で「ゆっくり」と解凍するのです
入れる砂糖は冷凍野菜の7%くらい
これで野菜は驚くほど
おいしく変化します
あとは和え物の調味料を
入れて混ぜればでき上がり
売上げもぐんとアップします
★林廣美のワンポイント★
冷凍野菜を解凍した後に、試食をして薄い甘味が付いていればOKです。これに和え衣の調味料を混ぜ合わせます。たったこれだけの処理でおいしさが大きく変わります。和え物の冷凍野菜は必ず解凍するだけで食べられる野菜を使ってください。この方法は、ほうれん草の「胡麻和え」にも応用できます。
ちなみに冷凍食品を煮物に使う時には、そのまま下処理をしないで使います。
●林先生の家庭料理教室●

冷凍野菜でよくつくる料理があります。「栗かぼちゃ」と呼ばれる北海道産の冷凍カボチャを使います。凍っているカボチャをレンジで軽くチンして、半解凍にして砂糖を全体に振りかけ、さらにレンジで加熱します。カボチャ1袋分で10~15分くらいの時間がかかりますが、完全に熱くなるまで加熱したら取り出します。ダシ入り醤油を大さじ1杯半ほど上から振りかけて味を絡ませたら、丼を振ってカボチャをひっくり返し、全体に味をなじませてしばらく置けば完成です。味がまだらに付きますが、これが意外においしく食べられます。鍋も使わず、中々便利で大人気です。
<By 林廣美>










