結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年07月21日(月曜日)

海の日に思い出す「ハワイ研修会」と6大新聞の「社説」の違い

verybody, Good Monday!
[2025vol㉙]

2025年第30週。
7月第4週。

三連休最後の日、
海の日。

海は好きだった。
若いころは毎年のように、
泳ぎに行った。

しかし最近はそれは考えられない。

最後に海に入ったのは、
いつだろうと考える。

ブログは便利だ。

2019年9月9日。
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まさに海の日だった。
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第6回商人舎ハワイビギナーズコース。
9月第1週に開催した。

モアナルアガーデン。
モンキーポッドの木の前で。
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2014年からはじめて好評を博したが、
コロナ禍によって中止した。

あれ以来、海からは遠のいた。

毎回、最終日のディナーパーティーは、
海を臨むバーベキューレストラン。
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みんなとサンセットを見た。
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大きなおおきな夕日。
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そして誕生祝いをしてもらった。
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渡航費が急騰した上に、
物価が高くなって、
ハワイ研修は実施できない。

しかし現在も全米小売業ランキング10位の、
9社がハワイで見ることができる。

1位Walmart
2位Amazon.com
3位Costco
4位The Kroger
5位The Home Depot
6位CVS Health
7位Target
8位Walgreens Boots Alliance
9位Lowe’s
10位Albertsons

このなかで4位のクローガーだけが、
ハワイに進出していない。

他の企業には訪れることができる。

ホールフーズマーケットは今や、
アマゾン傘下でワイキキビーチそばの最新店は、
ホールフーズのエッセンスを学ぶことができる。
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オアフ島のノースショアでは、
オーガニック農園を訪問する。
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海の日に、ホノルルのことを思い浮かべた。
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今週はずっと横浜にいる。
できるだけ原稿を書きたいと思っている。

海の日の祝日は何もしなかったが、
ほんとうにいい休養になった。
土曜日には長野に行くつもりだ。

来週も頑張ろう。

さて昨日の参議院選。

日本の政治の大きな転換点となった。
そう思うし、そう書いた。

そしてそれは「政党政治」の終わりかと思う。
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新聞各社の社説。

読売新聞と産経新聞は、
石破茂総理は退陣せよと指摘した。

読売。
「野党にとっては、衆参の選挙で戦った首相が
自民党総裁のままでは、協力しにくいだろう。
野党に連立参加を促す上でも、
首相は進退を決するべきだ」

産経。
「参院選でも大敗した首相に
国のかじ取り役は任せられない」

自民党寄りの新聞は、
与党の頭のすげ替えを要求した。

朝日新聞。
「石破首相は早々に続投の意思を示したが、
最終的に自ら掲げた目標を達成できず、
昨年の衆院選に続いて
『信任』を得られない事態となれば、
職を辞すのが筋だろう。
国民の支持のない政権が
長続きできるわけがない」

積極的に辞任せよではないが、
辞職が筋だろう、と言う。

毎日新聞。
「首相の責任は重い。
自民は参院でも
比較第1党に踏みとどまる見込みだ。
首相は続投の意向を示しているが、
党内から退陣を求める声が出ることは
避けられまい」

こちらも退陣の声が出ると指摘。

新聞としての意志は見えない。

日経新聞の社説は、
石破退陣には触れずに、
「政局の混乱を最小限にとどめ、
国政を停滞させないことが肝要である。
与野党には責任ある対応を求めたい」

「政治の勢力図は、
野党の新興政党が躍進することで
多党化が進みそうだ」

現状が劇的には変わらないという予想か。

中日新聞も日経に近い。
「与野党は議論を尽くして結論を得る『熟議』に、
これまで以上に真摯に取り組まねばならない」

6大新聞の社説。
読売と産経が「退陣」を迫る。

朝日と毎日は、
「辞任」が筋だろうと遠巻きに指摘する。

日経と中日は、
与野党の真摯な議論を促す。

私は石破でも石破でなくとも、
与党は長くはないと思う。

では野党にはそれに変わる政権がつくれるか。

それも否。

私自身、今回の投票では、
選ぶ候補者がいなかった。
選ぶ政党はもっとなかった。

そもそも選挙前の現金給付にも減税にも、
肯首することはできなかった。

自分の住むところに、
いい店がまったくなくて、
仕方なく買物する。
そんな消費者の気分だった。

新規参入した店舗にも、
残念ながら自分の好みの店はなかった。

そんな絶望感が深まった。

それでも政治は国にとって必要な機能だ。

大新聞の専門の政治部トップたちにも、
それが見えなくなっている。

「政党政治」には多くを期待せず、
その枠の外から何かが起こることに、
淡い期待を抱いて見続けることにしよう。

チェーンストアは、
一つの商圏内に次々に、
有力で魅力的な店が出現している。

強い者同士の競争は激しくなるばかりだ。
ポジショニング競争が起こっている。
選ぶ楽しさが増えている。

政治にはそれがない。

だから私は、
流通小売業の健全な競争に期待しつつ、
自分の仕事に邁進することにしよう。

欲しいのはこれだ。

ちいさな喜び、
ささやかな幸せ、
あすへの希望。

では、みなさん、今週も、
あすへの希望を。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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