焼きそばが単なる スナックではなく メイン料理になり 惣菜の主役になるように レベルアップさせよう
焼きそばは 麺を炒める時に 中華ガラ味粉末を 加えて炒め いつもより少なめの ソース粉末で味付けをして トレーに盛り付ける
次に野菜や具 シイタケ 青梗菜 もやし ネギなどを炒めて 自慢のソースで味を付ける
これをトレーの焼きそばの上に 彩りよくトッピング
海老をのせることで ぐっとおかずとして 価値があがる 海老以外でも カニカマ 豚肉 牛肉 などでも良い
<By 林廣美&山中典子>
ぼちぼちナスが人気に
でもまだ高価かも
そんな時は業務用の 冷凍ナスを使います 一年中不思議と売れますね
実は惣菜のナスの売れ方は 5月6月7月の3カ月がピーク 中でも5月~6月が売れます ピークは6月 今から売り込んで稼ぐ
メニューはナスを揚げて 麺つゆなどの出汁と合わせた 『ナスの揚げびたし』 砂糖と辛味を加えた 『ナスの甘辛煮』 『マーボーナス』 など色々です
気温が28℃を超えるようになったら 冷やして食べる 『ナスの煮びたし』や この『甘辛煮』が人気 夏の麺料理に合うのが ナスなのです
寒かったり暑かったり 不順な今年の初夏 ころころ変わる天候は 惣菜の売上げに 大きく関係します
麺メニューが売れるのは 「気温が24度を越える」 こんなデータがあります
暑かったり寒かったりが 繰り返されると 売場が大変です 手早くつくれる商品が 必要になります
そこでパパっとつくれて 価格も安い 冷やし中華麺です
ゆで卵をつけてのお買い得感 タレはおいしいものを 選ぶのが売れるコツです 値段は298円でしょうか
<林 廣美>
日本フードサービス専門学院 学院長
週刊誌編集長、料理雑誌「魚菜」編集長を経て74年料理研究家として独立。 同年、(株)シェフを設立、代表取締役となる。一流メーカーの販促企画メニュー開発など食材および調味料マニュアルの指導にあたる。 食品総合コンサルタントとして活躍の傍ら、日本フードサービス専門学院を設立、デリカの調理理論、実技指導を担当。惣菜業界の第一人者として講演依頼も多数。
【執筆活動】 『惣菜の教科書』(商業界)、『ミートデリカ入門』(食肉通信社)など。月刊誌『食品商業』(商業界)の常連執筆者。
<山中 典子>
フードプランナー・日本フードサービス専門学院 講師
東京家政大学短期大学部栄養科卒業後、辻クッキングにて副校長を務めた後、退社。キッコーマン(株)商品開発室に入社し、「タレ・メニュー開発」を担当。 その後、キッコーマンデリカ(株)にて全店のメニュー開発・商品開発・企画にたずさわる。現在は、フードプランナーとして、フリーで活動中。
【現在の活動】 日本フードサービス専門学院講師、コーディネータースクール講師、レストランのテイクアウト商品のアドバイザー、食品メーカーのメニュー開発・撮影、展示会のメニュー開発・デモンストレーション・展示品作成、食品関係の撮影、料理教室主宰
【免許・資格】 衛生管理者、フードコーディネーター、野菜ソムリエ、食品衛生責任者、食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、フードアナリスト、食の検定(食農検定)、食育指導士、介護食アドバイザー、中級食品表示診断士、普通自動車運転免許など多数。
<大塚 長務>
株式会社明治屋 代表取締役
1975年12月19日大分県竹田市生まれ高校卒業後、大阪あべの辻調理師学校に入学。その後、京都の料亭、福岡、現ミシェラン三ツ星獲得料亭を経て、和食では、ほとんどなかった真空料理・新調理法を10年以上前から自社で取り入れ指導者とし全国を中心に活動。調理人としての感覚と工業的調理知識を取り入れた調理技術の伝道師として、経済誌などに掲載され実力を認められている。
【資格】 国家技能調理師・調理師免許・河豚調理師免許・利き酒師
【趣味】 食べ歩き