Jul.3週/厳しい猛暑は一段落 4週/前週同様の天気が続く
【7月3週（7/15～7/21）の天候予測とMDポイント】
雲やや多めで、厳しい猛暑は一段落。
この時期としてはかなり勢力を強めていた太平洋高気圧は、
一時的に平年並みの水準まで勢力を戻す。
前週に比べて全般にやや雲の出やすい天気。
まだ梅雨明けの発表されていない北陸～東北では
雨の予想される日も多そう。
ただ、広い範囲で強い雨が長時間降る状況ではなく、
局地的に短時間の強い雨となる。
すでに梅雨明けの発表されている関東甲信以西と北海道では、
雲が出やすいが、晴れ間の見られる日が多い。
大きな天気の崩れは予想されていない。
気温は平年並みかやや高めだが、
前週に比べるとやや下がるため、
体感的な厳しい暑さは幾分おさまる。
上品な暑さ。
夏休み入り前の1週間、
東北～北陸地方を除いて晴れ間の見られる日が多く、
行楽日和、プール日和となりそう。
夏休み最初の土日となる今週末も
まずまずの天気が予想されているため、
海に川にプールに山にと、夏のレジャーはにぎわいそう。
引き続きUVケア
対策、熱中症対策グッズのPRを。
少しだけ気がかりな点は、
前週までに比べて暑さが一段落することにより、
すでに夏の暑さに
飽きはじめてしまっているのではないかということ。
可能性は低いものの、今夏一番気温が高く、
暑いピークはすでに過ぎてしまった可能性も考えられる。
スタミナ系の焼き肉などは少し商品の動きを見ながら、
発注していただきたい。
【7月4週（7/22～7/28）の天候予測とMDポイント】
状況に大きな変化はなく、
前週同様の天気が続く
予想されている状況に大きな変化はなく、
7月3週と同じような天候パターンが続く。
北陸～東北地方で
平年並みの梅雨明け発表となるかどうか、まだ微妙な情勢。
それ以外の各地では雲の出やすい天気の日が多いが、
まとまった雨は予想されていない。
時期的に考えると、
北海道ではすっきりしない天気の日の割合が
徐々に多くなる。
気温は全般に平年並みかやや高めといった感じ。
しかしまだこの期間の予想気温等にブレが大きく、
不透明な部分があるが、
それほどの厳しい猛暑は予想されていない。
夏物・盛夏物に関しては
一時ほどの勢いがなくなるのは必至。
展開を急いだほうが良さそう。
一般に、8月に入ると
そろそろ夏の終わりを意識するようになり、
特に今年は夏の暑さに対する飽きも早まっているため、
盛夏物の動きは鈍くなるおそれがある。
それでも日中は30℃前後まで気温が上がるため、
体としては暑さを感じが、
例年の夏には売上げが落ち込みやすい菓子類や中華惣菜など、
提案方法次第ではお客様の関心を
強くひくことが可能になるかもしれない。
＜By 常盤勝美＞
2 件のコメント
こんばんは、MAKOです！
先ほど、1ヶ月予報が更新されましたが、向こう1ヶ月は、オホーツク海高気圧の影響で、北日本を中心に気温が平年を大幅に下回るでしょう。特に北海道と東北の太平洋側は。
東・西日本でも、気温が平年を下回る日が多くなるでしょう。まだまだ猛暑はこれからだと思ったのに～！もう終わりですか！
ということは、今年は残暑もなく、秋は全国的な寒秋になるんですか～？
こんにちは、MAKOさん！ いつもありがとうございます。
ここにきて偏西風の蛇行が起こり、オホーツク海高気圧が発達しやすい状況が形成されたようです。オホーツク海高気圧からのやませの影響を受けやすい北海道～関東北部の太平洋側では低温注意フラグが立ったということがいえますね。
東・西日本ではそこまで気温が平年を大きく下回ることはない予想となっていますが、太平洋高気圧の勢力サイクルということを考えると、暑さが戻るのは８月後半という懸念もあります。そうすると、冷夏傾向→残暑という、流通業界にとっては、とてもありがたくない状況となりそうです。
残暑がなく、秋が寒秋傾向まで予測するのはまだ少し気が早いような気もします。上述のように太平洋高気圧の勢力サイクルを考えると、８月後半はまた厳しい残暑がぶり返す懸念もあります。なかなか一筋縄ではいかない気候ですね。