結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年02月14日(火曜日)

東芝「利益至上主義&集団思考」と「デジタル難民」の皮肉

雪が積もれば
クリスマス♪

思いが募れば
バレンタイン♬

赤いリボンで結ばれた
贈り物が待ってる♪
贈り物が待ってる♪
〈山﨑眞幹 作詞・作曲〉
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バレンタインチョコレートも、
ゴルフボールとティ。
私の娘からのプレゼント。

今日は雪も風もない、
いい天気。

東京。新小平へ。
第一屋製パン㈱本社と工場。IMG_0517.JPG-7
今日は恒例の取締役会。

チーフ・マーケティング・オフィサー、
すなわち最終マーケティング責任者。
CMOの重要性を強調した。

本社2階には、
故細貝義雄名誉会長の胸像。IMG_0516.JPG-7
第一屋製パンの前身・第一屋菓子店は、
この細貝さんが1947年に、
東京・東六郷に創業。

その後、横浜商人舎オフィスへ。
夕方、商人舎magazineのWeb会議。DSCF5038.JPG-7
またまた4月1日、
大きなリニューアルを図って、
大変革をします。

ご期待ください。

最後にみんなで、
商人舎編集スタッフ鈴木綾子を囲んで写真。
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左から猪股信吾さん、
池内雅人さん、内田憲一郎さん。
右は編集部の廣川裕。

猪股さんは、
売れっ子のWebコンサルタント、
池内さんは㈱プラージュのSE、
内田さんはフェイスブック研究家。

しかし、東芝、
いったいどうなるんだろう。

一昨年の2015年7月21日、
粉飾決算によって、
当時の田中久雄社長、
前社長の佐々木則夫副会長、
前々社長の西田厚聰相談役が、
辞任した。

そこで室町正志会長が、
社長を兼任することになった。

さらに昨2016年6月、
綱川智氏が社長就任。

しかし、今年3月期決算では、
原子力事業の損失などによって、
連結最終損益が3900億円の赤字になる。
相変わらず債務超過は解消できない。

2015年7月21日のブログ。
「利益至上主義が粉飾を招いた」
私はそう書いた。

「しかし本質は組織風土にある。
マネジメントの考え方にある」

全員が真面目で真摯。
しかしそれは、
「集団思考」に陥りやすい。

「利益至上主義と集団思考」
東芝はいまだにそこから抜け出せない。

ああ。

突然のように、
「利益至上主義」を言い出すと、
危険この上ない。

いつも、組織風土の健全化を、
何をおいても推進することだ。

日経新聞『大機小機』
「ポピュリズムとAIの大波」
見識の高いコラムニスト逗子産が担当。

米国トランプ大統領選出から、
欧州の極右ポピュリズム政党へ。

だが、「ポピュリストの掲げる政策は
欧州に充満する人々の不満を解決できず、
欧州ポピュリズムは今年をピークとして
人々の視野から次第に消えていこう」

コラムニストは明言する。

しかし、一方で起こる大問題。
「米製造業は過去25年で、約3割、
500万人の雇用減となったが、この間に、
生産工程の自動化などの技術革新が進み、
労働生産性は著しく高まった」

この技術革新こそが、
米製造業の雇用減の主因。

皮肉な現象だ。
技術革新⇒生産性向上
⇒雇用減少。

だから「雇用、移民、難民問題」で、
「時代錯誤、見当違いのトランプ政策は、
早晩行き詰まり、政権の命取りになろう」

先月の世界経済フォーラム・ダボス会議。
主要テーマは、
「人工知能(AI)を核とする、
第4次産業革命だった」

しかし、AI革命は副作用として、
雇用に影響を与える。

AIに職を奪われる人々を、
「デジタル難民」という。

10年後に数千万人になる。
そんな見方まである。

そしてここに、
有効な対策は出ていない。

デジタル難民は、今後の世界経済で、
最も深刻な問題となる。

コラムの結論。
「トランプ大統領が率いる米国では
決して対処できない」

そしてわが国の対策。
「日本は産官学が、
強い危機意識を共有して問題に取り組み、
解決策を見いだすべきである」

「産官学」は、
起業の実務家と行政と、
そしてアカデミズム。
ジャーナリズムはそれを、
チェックしながら応援する。

しかしこの問題を考えるたびに思う。

小売りサービス業には、
「デジタル難民」は生まれない。

現場を大切にする限り、
「ブレイン(脳)&ハンズ(腕)」を、
駆使しようとする小売りサービス業には、
難民は生まれない。

ホワイトカラーであり、
ブルーカラーである働き手。

いま、人手不足だが、万一にも、
「デジタル難民」が量産されるとしたら、
そのとき小売り流通サービス業は、
雇用の主役となる。

技術革新⇒生産性向上
⇒多数出店⇒高生産性雇用確保。

小売り流通サービス業、
その健全なチェーンストア化、
多店化戦略の優位性は、
デジタル難民時代にこそ発揮される。

〈結城義晴〉

2017年02月13日(月曜日)

ゴルフ外交の「やってる感」と「決して心の火を落とせない」

Everybody! Good Monday!
[2017vol7]

2017年も第17週。
もう2月第3週で、
太平洋岸はすっかり、
春めいてきました。

しかし日本海側は寒気団の影響で、
記録的な大雪。

お見舞いします。

先週火曜日のWeekly商人舎。
常盤勝美の2週間天気予報では、
今週の天候を、
以下のように分析しています。

[概況]
週前半は強い冬型の気圧配置だが、
週半ばには冬型緩む。
その後は日本付近を
低気圧高気圧が周期的に通過する。

[天候解説]
週前半は日本海側で雪、
太平洋側では乾燥した晴天。
週半ば~後半あたりに、
日本付近を低気圧が通過。
コース次第では全国的に南風強まり、
少し荒れた天気となる可能性あり。
いずれにしても週半ば以降、
北日本を除いて、天気が、
比較的短い周期で変化するようになる。

毎週、必ず、2週間天気予報は、
チェックしておいてください。

近づきて又遠ざかる春を待つ
〈朝日俳壇より 東かがわ市・桑島正樹〉
(稲畑汀子選評)
端的に述べて、
待春の切実な心がある。

わかるなあ。

今朝の朝刊はすべて休刊。
新聞記者も時々は休みたい。

その気分、わかる。

毎日更新宣言ブログは、
年中無休だけれど。

その日経新聞土曜日11日の社説。
「気象ビッグデータの
産業利用を進めよう」

前日に常盤さんが、
商人舎にやって来て、
話をしたばかりだったので、
この偶然に驚いた。

「気象の観測や予測計算が
緻密になるにしたがい
膨大なデータが集まり、
エネルギー、物流など
多くの産業で活用が期待されている」

もちろん小売りサービス業でも。

「近年の気象技術の進歩はめざましい。
高性能な人工衛星やレーダー・自動測器が、
雲や雨、風などの観測を24時間続ける。
これらをもとにスーパーコンピューターが
次々に予測結果をはじき出す」

気象庁が3月に立ち上げるのは、
「気象ビジネス推進コンソーシアム」
産学官による共同組織。

この面でも欧米は先行している。
米国IBMは気象会社を買収。
「データをAI技術と組み合わせて、
防災・避難情報を提供している」

仏国シュナイダーエレクトリックも、
専門企業を傘下に収めて、
「太陽光や風力の発電量の
予測事業を伸ばしている」

翻って日本。
㈱ウェザーニューズ、日本気象協会、
それに㈱ライフビジネスウェザー。

私が社外取締役を務めるのが、
カスタマー・コミュニケーションズ(株)
同社社長の米倉弘之さんと常盤さんが、
コラボレーションして、
ウェザー・ビッグデータ事業を、
企画中だ。

日経新聞社説は、
そのことも視野に入れている。

1995年に、
民間による一般向け天気予報が解禁。
それから20年以上。

気象関連事業の市場規模は、
年300億円程度で、
しかも伸び悩んでいる。

これは米国に比べて桁違いに小さい。

社説は危惧する。
「気象ビッグデータ活用の国際競争から、
取り残されるおそれがある」

その要因は、気象業務法。
「観測や解析、予報の期間、
内容などの条件が細かく定められ、
規制が厳しい」

必要なデータも入手しづらい。

そして提案。

「気象庁は企業に、
事業モデルを指南しようなどと
考えない方がよい」

「斬新な発想による市場開拓を促し、
障害となりそうな規制や慣習を
取り除くことにこそ力を入れるべきだ」

これはオーガニックに対する、
農林水産省への注文と同期する。

月刊商人舎1月号特集、
日本オーガニック元年を宣言する!!
ここで、アメリカの農務省(USDA)の、
マーケティング政策を評価したが、
日本のお役所仕事の、
マーケティング視点の欠落は、
気象庁にも当てはまる。

さて、月刊商人舎2月号、
お蔭様で好調です。

特集は、
地球イータリー化現象
Global EATALY Phenomenon
201702-coverpage
表紙が、きれいでしょう?

ここで、ふたたび、
[cover message]
2007年、イタリア・トリノ。
家電量販店「unieuro」を経営していた
辣腕の実業家Oscar Farinettiが、
その家電店チェーンを売却して、
決然とEATALYをオープンさせた。
EATとITALYを合わせた造語。
イタリア料理を食べさせ、
イタリア食材を売る店。
リテールとフードサービスの融合。
もちろんイタリアの「スローフード」から
決定的な触発を受けた
画期的な新フォーマットだった。
この店が2008年、
日本の東京・代官山に出店したが、
残念ながら衰微して閉鎖。
しかし2010年、ニューヨーク。
マンハッタンに進出したEATALYは、
世界で最もホットでトレンディな
超巨大都市で、大化けした。
EATALYは現在、世界11カ国に35店舗。
地球規模で勢いを増している。
それだけではない。
EATALYのコンセプトに影響を受けた
内食と外食の産業レベルの融合化現象が、
流通先進国に続々と現れている。
それを「地球イータリー化現象」と呼ぼう。
日本では最大流通小売業のイオンが、
イータリー化現象を学習し、
新時代の中核店舗「イオンスタイル」の
コア機能として独自の展開を見せる。
この潮流は、
21世紀フューチャーストアを体現して、
留まるところを知らない……。
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さて、今日のDaily商人は、
ヤオコー第3四半期は増収増益

さらにWeekly商人舎。
月曜朝一・2週間販促企画。

今週のスケジュール。

明日はバレンタインデー。
そして第一屋製パン取締役会。
商人舎Web会議。

明後日から3日間、
スーパーマーケット・トレードショー。
今回から幕張メッセ。

私は初日の15日に訪問。

今週はシンプルな毎日だ。

さてさて先週土曜日11日のブログ、
「やってる感」

「アベノミクスは道半ば」なのに、
「次々新しいスローガンを
掲げ続ける経済政策は、
確かに頑張っている印象を与える」

「頻繁に外遊をこなし、その度に
テレビに自身の姿を映し出す外交姿勢は
『やってる感』満載といえよう」

安倍晋三首相の「やってる感」
トランプ大統領とのゴルフ外交で、
最高潮に達した。

それにしても、
3時間40分で18ホール、
さらに1時間20分で9ホール。
ワンラウンド&ハーフを、
一挙に5時間で回った。

1ホール平均11分。

最初の18ホールは、
アーニー・エルスと3人、
後半の9ホールは2人だけ。
すごいスピード。

これではラウンドだけで、
話など、ほとんどできない。

グリーンに乗ったら「もうOK」の、
そんなゴルフだったかもしれない。

「首相自身が、
『やってる感が大事なんだ』と意識して
行動している」

「日本には成果の有無ではなく、
『頑張っている人を
おとしめてはならない』
という文化がある」

私は書いた。
「『やってる感』尺度で見ていると、
本質がわかる」

安倍晋三の「やってる感」、
わかるなあ。

「やってる感」の仕事は、
成果を出すためには、
あまり役に立たない。

ふたたび、そのことは、
確認しておこう

トランプも坊主めくりも三日かな
〈同 箕面市・菖蒲哲郎〉

最近はこの手の皮肉な句が多い。

最後にちょっといい話。
昨日の日経新聞読書欄。
「あとがきのあと」

鶴我裕子さんのエッセイ。
「バイオリニストは弾いてない」

長年勤めたNHK交響楽団を定年退職。
それから10年、弾いてない。

「60歳を過ぎてやっと
普通の暮らしを手に入れたの。
でもね、今でも夢に見るんですよ。
コンサートの本番に遅刻する夢を」

しかし、述懐する。
「現役のときは休みの日だって
手放しではくつろげなかった」

わかるでしょう、皆さん。

「溶鉱炉と同じで、
決して(心の)火を落とせない。
いつも緊張していたし、
すごいストレスでした。
そのぶん、演奏がうまくいったときの
達成感も大きかったのですけど」

1947年福岡県生まれ。山形育ち。
東京芸大音楽学部卒。
NHK交響楽団に入団、
2007年2月まで第1バイオリン奏者.

仕事をする人は、
休みの日でも、
手放しではくつろげない。
「決して心の火を落とせない」

それは見せかけの「やってる感」とは違う。

では、みなさん、今週も、
「心の火を落とさない」心持ちで、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2017年02月12日(日曜日)

[日曜漫歩]早稲田の杜の「壽里茂先生を偲ぶ会」

早稲田大学大隈講堂。
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今日は都の西北へ。

キャンパスでは入学試験。
早稲田大学文化構想学部。DSCN8830.JPG-7

2007年4月に新設された学部。
第一文学部と第二文学部が再編され、
文化構想学部と文学部が設置された。

文学部は伝統的な人文学・文化学、
文化構想学部は、その人文学・文化学の、
学際的・横断的な研究・教育実践をする。

私はリーガロイヤルホテル東京へ。DSCN8809.JPG-7

壽里茂先生を偲ぶ会。
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私の恩師。
早稲田大学名誉教授。

昨年10月13日にご逝去。
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90歳だった。

その日、私は、ニューヨークにいた。

考えてみると、いつも、
こういった時には、
アメリカにいる。

壽里先生は大正15年生まれ。
私の父と同じ年。

それだけではない。
故渥美俊一先生とも同年。

父が逝ったときにも、
渥美先生のご永眠のときにも、
私はアメリカにいた。

私の母も大正15年生まれで、
まだ、存命だが、
もうおひとり、清水信次さんとも同年。
ライフコーポレーション会長、
日本小売業協会会長、
日本チェーンストア協会会長。

この寅年生まれの人たちに、
私は世話になりっぱなしで、
ここまで来た。

その壽里先生を偲ぶ会は、
壽里茂ゼミ稲門会の主催。

司会は事務局長の内藤邦夫さん。
(株)カーヴドリラックス取締役社長、
昭和58年卒業。
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初めに1分間の黙祷。

それから献杯。
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壇上には先生の遺品が展示された。
瑞寶中綬章の額。
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正五位。
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アカデミックガウン。
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そして代表的な著書。
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『現代の社会学』は、
私にとっての入門書だった。

壽里茂ゼミは「産業社会学研究」
先生には、ゼミの教え子が525名。

私の立教・結城ゼミは30名だから、
足元にも及ばない。

懇親会には全国から教え子が参集。
しかし最年少が44歳。
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1996年の壽里先生の最終講義が、
ビデオ化されていて、それが放映された。
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若い若い壽里先生。
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最終講義の演題は、
「キャリアと社会構造」
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この講義姿、私も時々、やる。
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最後は恒例、
早稲田大学応援団の登場。
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応援歌「紺碧の空」
「早稲田の栄光」

肩を組んで斉唱。
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そして最後はもちろん、
早稲田大学校歌。
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最後のスピーチは、
先生のご長女・珠子さん。
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そして遺影を中心にして、
全員写真。
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その後、大隈庭園を散策。
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美しい。
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大隈講堂も見える。
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梅の花が見事だった。
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そして大隈講堂前で写真。
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永久幹事の内藤君と握手。
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学生時代は不肖の弟子だった。

しかし私はOB会第4代幹事長。
そのとき、立教大学大学院の教授で、
コーネル大学RMPジャパン副学長だった。

壽里先生には、ちょっとだけ、
恩返しができたかと思っている。

そんなことを思いながら、
大隈講堂のまえで、
内藤君と写真におさまった。
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壽里茂先生、
こころからご冥福を祈りたい。

合掌。

〈結城義晴〉

2017年02月11日(土曜日)

建国記念日の安倍晋三の「やってる感」と私たちの「仕事の成果」

建国記念の日。

日本のそれは神話に基づく。
単純に思う。
ロマンティックだ。
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初代天皇の神武天皇。
古事記や日本書紀に描かれる。
だから神話と言われる。

その神武天皇が即位した日。
紀元前660年1月1日。
現在は2017年だから、
建国されてから2677年。

神話だけれど。

旧暦の1月1日を、
新暦に換算すると2月11日。

1873年、明治6年に、
この日が紀元節と定まった。

さらに第二次大戦後、
1966年に「建国記念の日」として、
国民の祝日になった。
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いま、安倍晋三日本国首相が、
ドナルド・トランプ大統領を、
訪問している。

そのアメリカ合衆国の建国の日は、
1776年、アメリカ独立宣言が、
公布された日。
7月4日の独立記念日、
Independence Day。

こちらは241年。
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神話だけれど日本は、
アメリカの10倍の時間、
独立した国として、
それを堅持してきた。

なかなかに、すごい。

1990年3月に、
司馬遼太郎『この国のかたち』
第一巻が刊行された。
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その初めに司馬は書く。
「私は、日本史は世界でも
第一級の歴史だと思っている」

そう、私たちも、
建国記念の日を、
大切にしたい。

もちろん、司馬はこのあとに、
鋭くえぐっていく。

「ところが、昭和十年から同二十年までの
きわめて非日本的な歴史を光源にして
日本史ぜんたいを照射しがちなくせが
世間にあるようにおもえてならない」

「この十年間の非日本的な時代を、
もっと厳密に検討してその異質性を
えぐりだすべきではないかと思うのである」

この日本的なものと、
非日本的なものを、
建国記念の日だからこそ、
それぞれに考えてみたいものだ。

さて、渡米中の安倍総理、
トランプ大統領から、
「おもてなし」を受けている。

「異例づくしの米国訪問」
秋田浩之日経新聞コメンテーター。

日本側の作戦。
「トランプ氏がアドリブで発言する時間は
できるだけ減らし、
事務方が事前調整したシナリオ通りに
会談が終わるように準備を進めてきた」

「安倍氏が訪米の数日前から
秋葉剛男外務審議官をひそかに
ワシントンに送り、
事前調整に当たらせた」

アメリカ側の事情。
「最大の関心事である
通商・通貨問題を担当する
財務長官、商務長官らの
議会承認が遅れている」

だから今回は、
「おもてなし」外交。

日経新聞コラム『大機小機』
安倍政権の「やってる感」
コラムニストは希さん。

「筆者はしばしば、安倍政権の経済政策を
焼き畑農業と評している」

手厳しい。
しかし、上手い。

最初の「3本の矢」は、
一定の成果を収めた。
しかしそれだけでは、
日本の成長力は高まらない。

「それ以降、地方創生、
新『3本の矢』、一億総活躍などと
次々に目先を変え続けている。
ただし、看板を掛け替えて
会議を立ち上げるだけだから、
実際に成果が生まれるはずはない」

これが「焼き畑農業」

つまりは「水田の農法」をせよという示唆。

しかしそれでも、
安倍内閣の支持率は極めて高い。

コラムニストがその理由となる、
重要なキーワードを見つけた。
御厨貴・芹川洋一対談本『政治が危ない』
日本経済新聞出版社刊。
政治が危ない

それが「やってる感」である。

「しかも同書によれば、首相自身が
『やってる感が大事なんだ』と意識して
行動しているのだという」

ここでコラムニスト。
「日本には成果の有無ではなく、
『頑張っている人を
おとしめてはならない』
という文化がある」

「アベノミクスは道半ば」
しかし「次々新しいスローガンを
掲げ続ける経済政策は、
確かに頑張っている印象を与える」

「頻繁に外遊をこなし、その度に
テレビに自身の姿を映し出す外交姿勢は
『やってる感』満載といえよう」

希さんの辛口、これに留まらない。
「黒田東彦総裁率いる
日銀の金融緩和も同じかもしれない」

「4年近く経っても物価上昇率は
いまだにマイナスだから、
『2年で2%の物価目標を実現する』
という約束は大嘘だったことになる」

「マイナス金利や
長期金利コントロールなど、
あの手この手を繰り出して
頑張っている姿勢が
評価されているのだろう」

さらに
「日本企業の長時間労働は、
この成果よりも頑張る姿勢を
重視する文化の反映だ」

成果そのものよりも、
頑張る姿勢。

「やってる感」

コラムニストは最後に一言。
「今年こそ安倍政権には
『やってる感』だけではなく、
実際の成果を出してもらいたい」

アメリカの安倍晋三。
「やってる感」尺度で見ていると、
本質がわかるかもしれない。
いや、わかるに違いない。

だが、そこで終わってはいけない。

あなた自身の「やってる感」
あなたの店の「やってる感」
あなたの会社の「やってる感」

それをクールに見定めてほしい。

希さんが日本の文化というのだから、
それは日本人全体にあるのだろう。
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もちろん私自身にも。

ロマンティックな建国記念の日に、
クールな眼で再確認したい。

仕事は成果を上げるものだ。
「やってる感」ではいけない。

〈結城義晴〉

2017年02月10日(金曜日)

月刊商人舎2月号「地球イータリー化現象」と知識社会の知性

月刊商人舎2月号、本日発刊!!
201702-coverpage
特集は、
地球イータリー化現象
Global EATALY Phenomenon

[covermessage]
2007年、イタリア・トリノ。家電量販店「Unieuro」を経営していた辣腕の実業家Oscar Farinettiが、その家電店チェーンを売却して、決然と EATALYをオープンさせた。EATとITALYを合わせた造語。イタリア料理を食べさせ、イタリア食材を売る店。リテールとフードサービスの融合。もちろん、イタリアの「スローフード」から決定的な触発を受けた画期的な新フォーマットだった。この店が2008年、日本の東京・代官山に出店したが、残念ながら衰微して閉鎖。しかし2010年、ニューヨーク・マンハッタンに進出したEATALYは、世界で最もホットでトレンディな超巨大都市で、大化けした。EATALYは現在、世界11カ国に35店舗。地球規模で勢いを増している。それだけではない。EATALYのコンセプトに影響を受けた内食と外食の産業レベルの融合化現象が、流通先進国に続々と現れている。それを「地球イータリー化現象」と呼ぼう。日本では最大流通小売業のイオンが、イータリー化現象を学習し、新時代の中核店舗「イオンスタイル」のコア機能として独自の展開を見せる。この潮流は21世紀フューチャーストアを体現して、留まるところを知らない……。

[Message of February]
仕事の垣根を越えよう!   

結城義晴の巻頭論文
ポストモダンのEATALY論
「Grocerant」コンセプトとの
決定的な差異はここにある!

イータリー・アジア・パシフィック㈱
甕(もたい)浩人社長に聞く
EATALYの海外戦略と
日本市場への再挑戦

NYC DOWNTOWNの全貌
15フレッシュ部門&1カフェ8レストラン市場

NYC FLATIRON
イータリーの名を世界に広めた記念碑店   
EATALY CHICAGO
5850㎡2層に23レストランとマイクロブルワリー新設 

イータリー・コンセプトの本質を解明する
マルチ・コンセントと体験価値の4E

仏版イータリーLe District
フレンチをテーマに物販&フードサービス 

[商人舎magazine]
Chelsea MarketのEATALY現象

[特別企画]
イオンスタイルの
イータリー化現象

総合スーパー「フォーマット転換」のキートレンドを追う 

イオンスタイル板橋前野町石井教裕店長
「マルシェダイニング」イータリー化の共振 

イオンスタイル御嶽山駅前嶋内久美子店長
バル&イートインカフェ活用の試行錯誤 

イオンスタイル碑文谷町野弘幸店長独白
「ふだん使いがプレミアム」の「7つの楽しみ」を提供する!
……………………………………………………

いかがだろうか。

商人舎編集部、渾身の特集。
ご愛読願いたい。

「世界中どこにおいても、
食べものが人々を
ひとつにし、

食べることが
すべての人を

団結させます」
オスカー・ファリネッティの言葉が、
心に響く。

さて今日は朝から、
東京・池尻の東邦大学付属病院。
目の検査と診察。

眼圧は右目12、左目14。
すこぶる、いい。

一安心。

私の右目の寿命は、
私自身の寿命より、
確実に短い。

富田剛司教授から、
言い渡されている。

だから、丁寧に検査をし、
検診を受ける。

池尻からの帰りに中目黒へ。IMG_0501.JPG-7

ピカール第3号店。IMG_0499.JPG-7

店内はずいぶん、
フランスの本物の店に近づいた。

内装にはフランスの香りが充満。IMG_0491.JPG-7

POPもプライスカードも、
もちろん什器も、
フランス風日本のピカール。IMG_0490.JPG-7

デザートも本場の商品。IMG_0492.JPG-7

編集部スタッフへのお土産に、
購入しました。IMG_0495.JPG-7
素晴らしい。

この店のスタディは来週、
Weekly商人舎週刊特別企画で、
お届けする。

その週刊特別企画は、
生団連新会長小川賢太郎
「抱負と決意」を語る

「メイド・イン・ジャパン」と、
「フロム・ジャパン」

ルワンダでのフェアトレード活動。
そして「ワーク・ライフ・シナジー」

自分の言葉を使って、
本音をズバリと言い切る。
面白い会長が登場した。
期待しましょう。

帰社すると、
常盤勝美さんが、いた。
(株)ライフビジネスウェザー取締役、
ビジネス気象研究所所長・気象予報士。IMG_0504.JPG-7
昨年の月刊商人舎8月号。
商品前線異常なし!
ウェザーMDの決定的新機軸

この8月号は、
常盤さんの特集号だった。

さらにMonthly連載では、
実践ウェザーデータマイニング
2017年1月の着目点

Weekly商人舎では火曜日に、
常盤勝美の2週間天気予報

若いけれどこの分野の、
第一人者になってくれた。

うれしい限りだ。

いま、単行本を執筆中だとか。
発刊されたら、みなさん、
読んでください。

最後に、またまた、トランプ政権。
昨日の続きにもなるけれど今度は、
ケリーアン・コンウェー大統領顧問。
FOXテレビのインタビューでコメント。
「イヴァンカ・トランプ」ブランドに対して、
「すてきな商品で、私も持っている。
無料で宣伝させてもらう。
皆さん、いますぐ購入を。
オンラインでも見つかります」

下院監視・政府改革委員会の、
チェイフェッツ委員長。
トランプ大統領と同じ共和党だが、
「明らかに一線を越えており、
容認できない」

なんと知性の感じられない、
政権なのだろう。

明日は建国記念の日。

ワシントンDCに行っている、
わが安倍晋三日本国首相。

そのことを忘れずに、
凛とした態度、対応を、
お願したいものだ。

「世界中どこにおいても、
食べものが人々をひとつにし、
食べることがすべての人を
団結させます」
オスカー・ファリネッティは語る。

さらにつぶやく。
「空腹を満たすためだけに
食事をするよりも、
教養と知識をもって
知性的に
食事をすることに、

賛同してくださるよう願っています」

商売にも政治にも、
知性は必須だと思う。

現代先進国は、
間違いなく知識社会なのだから。

〈結城義晴〉

2017年02月09日(木曜日)

イヴァンカ・ブランド販売中止の「商売の掟」とチェーンストア3.0

これは、けしからん。
あってはならない。

ドナルド・トランプ。
第45代アメリカ大統領。

伝説のサービスで有名な米国百貨店、
ノードストロームが、
ブランド「イヴァンカ・トランプ」を、
品揃えから外すことにした。
つまり販売中止。

この高級ファッションブランドは、
トランプの長女イヴァンカ氏が、
自分の名前を使って開発・販売している。

ノードストローム側のコメント。
「ブランドの売れ行きを判断し、
今シーズンは買い付けないことを決めた」

これは商売として、
ごく当たり前のこと。

売れないものは、売らない。

顧客が求めないものは、
品揃えしない。

日経新聞の畑中徹記者は書いている。
「先の大統領選期間中は、
トランプ氏による
女性蔑視発言などをきっかけに、
同氏や家族が手がける
『トランプ・ブランド』の商品の
不買運動が起きており、
イヴァンカ氏のブランドの売れ行きに
影響を及ぼした可能性がある」

それだけではないだろう。

高級・高額のファッションブランドは、
移り気な顧客から、すぐに見放される。
そんな現象が起こらないように、
開発側は細心の注意を払って、
ブランディングする。

そのブランディングが、
悪い方向にいけば、
一挙にブランド価値は下がる。

デービッド・アーカーは、
ブランド戦略論の第一人者。
カリフォルニア大学バークレー校
ビジネススクール名誉教授。
『ブランド・エクイティ戦略』
『カテゴリー・イノベーション』
『ブランド優位の戦略』
『ブランド・リーダーシップ』などなど、
名著は多い。

そのアーカーの言葉。
「商品やサービスだけでなく、
その会社で働いている社員の態度も含め、
企業に関わる全てがタッチポイントになる。
そこでの対応が、触れた者に蓄積し、
企業ブランドになっていく」

タッチポイントは、
「ブランドと顧客との接点」のこと。

さらに言う。
「説得力、専門知識、大局観など、
CMOに求められる資質は
非常にたくさんあります。
人柄も重要です」

CMOはChief Marketing Officer、
最高マーケティング責任者。

イヴァンカ・トランプはまさにこれ。
そしてブランドとのタッチポイントは、
アメリカ国民の半分以上が劣悪になった。

イヴァンカ・ブランドが、
ノードストローム・ブランドを、
毀損し始めた。

だから、販売を中止した。
店舗のブランドを守るため。

売れないものは、売らない。
顧客が望まないことはしない。

これが商人の掟。

それに対して、ドナルド・トランプ。
まずツイッターの個人アカウントに投稿。
「娘のイヴァンカはノードストロームから
とても不公平な扱いを受けた。
彼女は素晴らしい人物だ。
いつも私に正しいことをするよう促してくれる!
ひどいことだ!」

数時間後、トランプは、
大統領の公式アカウントで、
これをリツイートした。

これは断じて、許せない。

8日のホワイトハウス記者会見。
スパイサー報道官のコメント。
「大統領には父親として
家族を支える権利がある」

まったくもって、
なんという政権なんだ。

ほかのことには我慢もするが、
商売の鉄則を侵すものは、
捨て置けない。

そのドナルド・トランプ大統領に会いに、
わが安倍晋三日本国首相が旅立った。

さて、私は東京・日暮里。
パチンコホールのダイナム本社へ。

そしてタスクフォースの会議へ。

昨年4月から毎月、
クロスファンクショナルチームで、
マーケティング3.0から、
流通3.0
までを学び、
その展開のための議論を重ねてきた。

私はチェーンストア3.0を唱えている。
つまり古典的なチェーンストア理論を、
アウフヘーベンして、
3.0に発展させるという考え方。

このタスクフォースは、
ダイナムなりの3.0を追究し、
一定の成果を見た。

そして今回で、タスクフォースを、
発展的に解散した。

私にとってはこのタスクチームも、
大学のようなものだった。

その打ち上げ。
IMG_2821-1
乾杯。

したたか飲んで、
最後に私のメッセージ。 IMG_2830-1

そして一本締め。IMG_2837-1
みんな、いい顔しています。

いい仕事をしてくれるに違いない。
私はそれを確信している。

ダイナム3.0大学、
卒業おめでとう。

私の勝手な思い入れ。

さて、Daily商人舎。
今日は、米国アルディのニュース。
2020年までの大規模改装・増床計画発表。

ドイツ発祥のハードディスカウンター。
アルディはすでに2018年までに、
650の新店舗の開設計画を発表している。
それに加えて、2020年までに、
16億ドルを投資して、
1300以上の店舗を改装、増床する。

アルディは、現在、
35州で1600店舗以上を展開。

これこそ、チェーンストアの戦略方向だ。

急速出店のためには、
アルディもROI基準を見直す。
つまりアルディ3.0の段階に入っている。

ニトリもユニクロも、
百貨店に出店するときには、
出店基準を変更した。

そして壁を乗り越えてきた。

時流をみつつ、
いま、店数を増やすのか、
いや、いまは収益性を重視するのか。

その見極めとメリハリこそ、
経営戦略の本質の一つだ。

アルディのチェーンストア3.0、
実に学ぶところが多い。

〈結城義晴〉

2017年02月08日(水曜日)

「知識商人」とトランプ一座・小池劇場の「敵役&二つのFirst」

昨日のこのブログのQuiz。

以下の写真の変なところ探し。 DSCN8986.JPG-7]
伊藤園大陳コンテストの後のスナップ。

ちょっと難しかったか。
というか、写真がぼけていて、
細かい所が見にくかった。

ここです。
DSCN8986.JPG-77

正しい写真は、これ。
DSCN8984.JPG-7

寄ってみると、これ。DSCN8984.JPG-77777

間違い写真に寄ってみると、
これです。
DSCN8986.JPG-7
そう、結城義晴さんが、
商品の天地を逆に持っています。

正式の写真は正しく持っています。

これはちょっとしたユーモア。

商品を逆さまに持つなんて、
不謹慎。

お許しください。

クイズ、回答者は、
フェイスブックを含めて、ゼロ。

ん~、お騒がせしました。
すみませんでした。

さて今日は、一日中、
横浜商人舎オフィス。

来客多数。

まず、朝から、万代人事部のお二人。DSCN8994.JPG-7
万代知識商人大学。
企業内大学。

第二期が3月から始まります。
その打ち合わせ。

第一期の反省を踏まえ、
さらにさらに充実した内容にします。

右が人事部マネジャー津田睦さん。
知識商人大学1期生でもある。
真ん中が東尾里江さん。
人事部教育チームマネジャー。DSCN8996.JPG-7
頑張りましょう。
第二期生はもう32人が選出されていて、
2月21日に開講式が行われる。

つづいてワンワールドシンクの面々。DSCN9001.JPG-7
右から久恒整さん、
朴水石(パク スーツク)さん、
高久沙織さん。

朴さんが1World Sync Japan合同会社代表取締役社長、
久恒さんはビジネスデベロップメントマネジャー、
高久さんはアカウント・エグゼクティブ。

1World Syncは、
世界最大の商品情報プラットフォーム。
「欧米最大のデータプール」と自称するが、
世界54カ国に1万5000以上の顧客で、
1100万品目の商品情報を持つ。

その商品情報管理とともに、
グローバルデータの同期化をし、
それをネットワークする。

そこには、多数の問題や、
テーマ資源がある。

解明していくと面白い。

朴さんは優秀な人です。

その次にやってきたのは、
染谷剛史さん。DSCN9003.JPG-7
染谷さんは、
㈱リンクアンドモチベーションの
MEカンパニー執行役だった。

リンク&モチベーションは、
人材採用・育成コンサルティング企業。
東証ナスダック上場。

その小売りサービス事業に特化した、
新規事業がMEカンパニーだが、
このたび、円満に退社して、
会社を立ち上げた。
ナレッジ・マーチャントワークス㈱。
略称KMW。

そう、知識商人を養成する会社。

商人舎と全く同じ趣旨で、
それを具体的に推進する。

まあ、商人舎にとって、
本当の同志ともいうべき会社。

これからどんどん、
コラボレーションが進む。
私は全面的に応援するし、
参画していく。

染谷さんとは、
魚盛で祝杯。
IMG_2815.JPG-7
よろしくお願いします。

さて毎日新聞巻頭コラム『余禄』

「みるとそのまま
にくらしく、

無理な事のみいい、
いかつがましき顔つきする。
悪人方ともいう」

元禄時代に職業図説が編集された。
その中の歌舞伎の「敵役」の説明。
敵役は「かたきやく」
(『新版・歌舞伎事典』平凡社より)

「実悪(じつあく)」「立(たて)敵(がたき)」は、
いかにもという敵役中の敵役で、
主家乗っ取りを図るような役柄。

コラムは、昨今の劇場政治を取りあげる。
「既得権益をむさぼる守旧勢力を敵役とし、
徹底対決の姿勢をとって世の喝采を浴びる」

海の向こうでは、
「トランプ一座」が大当たり。

日本では「小池劇場」
もちろ座元は小池百合子東京都知事。

「都民ファースト」を合言葉に大人気。

千代田区長選では小池劇団の現職が、
都議会自民党候補に大差で勝利。

ここで絶好の敵役とされたのは
同区地盤都議会自民党実力者・内田茂氏。

この惨敗で引退に追い込まれた。

しかし「小池劇場」は、
次の大物敵役を見つけた。
豊洲市場問題の石原慎太郎元都知事、
五輪準備の森喜朗大会組織委員会会長。

しかしドナルド・トランプ大統領も、
スティーブ・バノン首席戦略官も、
どう見ても「敵役」面をしているが、
もしかしたら現在は、
「敵役の時代」なのかもしれない。
プロレスでいう「ヒールの時代」

「アメリカファースト」
「都民ファースト」

ファーストばやり。

ドラッカーの言葉でファーストといえば、
Practice comes First.
実践第一。

ドラッカーはこうも、言い換える。
“As a rule, theory does not precede practice.”
(『The new realities』より)
「原則として、理論が実践に先行することはない」

ただし、その裏には、
理論もとても大事だという意味が、
込められている。

それでも理論だけを振り回すのは、
いけない。

つまり実践と理論。
二つのファースト。

これこそ真理だし、
ここを間違えてはならない。

コラムは最後に言う。

「そろそろ知りたい
『ファースト』の内実である」

ナレッジ・マーチャントワークスは、
顧客満足と従業員満足が、
二つのファーストである。

実はファーストが二つある状態。
それが「内実」の正体であると思う。

そして、これが真理である。

〈結城義晴〉

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