今日は和歌山市。
㈱オークワでの講演。
本社に隣接する研修棟へ。
年に5回、販売会議が開かれる。
幹部や本部社員、店長たちが450名ほど集まって、
終日、営業施策や情報の共有が行われる。
この日は、午後に講師を招いて講演会が開かれる。
私は2023年7月から、
1年に2回ずつ招かれて講演をしている。
今回で7回目になる。
他のメンバーは下の階の複数の会議室で、
スクリーンを通じて同時に聴講する。
初めに前回の復習を簡単にする。
三度目の復習をすると、
どんどんシンプルになって、
逆に本質が見えやすくなる。

それを貫徹してください。
寄って集ってやり遂げてください。
それからオークワの2025年度決算に関して、
私なりの分析を披露した。
最後は「今、良い戦略を。」
戦略が良ければ、
戦術の失敗は、
挽回できる。
良い戦略があれば、
戦術でミスを犯しても、
その間違いを取り戻すことができる。
しかし戦略が悪ければ、
まず戦術は失敗しやすい。
現場の努力は実りにくい。
さらに悪い戦略の場合、
ある戦術が成功したとしても、
それが成功すればするほど傷は深まる。
戦術が成功するほどに、
悪い戦略の深みにはまっていって、
戦略の悪さが表に出てこない。
その結果として、
悪い戦略が長きにわたり継続され、
組織は茹でガエル化によって破滅に至る。
戦略が良ければ戦術の失敗は挽回できる。
戦略が悪ければ戦術の成功が逆に、
マネジメントの死をもたらす。
〈結城義晴〉
ご清聴、感謝。
さて商人舎流通SuperNews。
日本の小売業の首位の座が入れ替わった。
セブン&アイnews|
営業収益10兆4303億円12.9%減/国内トップから陥落
㈱セブン&アイ・ホールディングス。
2026年2月期決算の営業収益、
10兆4303億円、前年増減率12.9%減。
営業利益4230億円、0.5%増。
経常利益3774億円、0.8%増。
当期純利益2928億円、69.2%増。
減収増益。
営業利益率4.1%、経常利益率3.6%。
減収の理由は2025年9月1日付で、
㈱ヨーク・ホールディングス傘下の子会社が、
連結の範囲から除外され、
中間連結会計期間までの業績が、
連結子会社として計上されたからだ。
そのヨーク・ホールディングス、
社内ではスーパーストア事業。
営業収益6895億円、51.9%減。
営業利益175億円、68.2%。
さらに金融関連事業も連結範囲から除外、
中間連結会計期間までを計上。
セブン銀行とその子会社9社は、
営業収益1372億、35.3%減。
営業利益210億円、34.5%減。
国内コンビニエンスストア事業は、
営業収益9146億円、1.2%増。
営業利益2225億円、4.7%減。
微増収減益。
セブン-イレブン・ジャパンは、
営業利益2203億円、5.8%減。
チェーン全店売上は5兆4693億円、1.9%増。
海外コンビニエンスストア事業。
営業収益8兆5568億円、6.7%減。
営業利益2222億円、2.8%増。
北米の7-Eleven, Inc.の営業利益は、
3324億円、0.8%増。
チェーン全店売上高9兆7255億、7.3%減。
セブン&アイは、
コンビニ業態の会社となった。
一方、
イオンnews|
’25年度営業収益10兆7153億円5.7%増/国内小売りトップ
営業収益10兆7153億円、前期比5.7%増。
営業利益2705億円、13.8増。
経常利益2430億円、8.4%増。
いずれも過去最高。
もちろん増収増益。
当期純利益は727億円、26.7%増。
これによって、売上高は逆転した。
ただし営業利益率2.5%、経常利益率2.3%。
まだまだです。
総合スーパー事業は営業収益3兆6919億円、3.7%増。
営業利益214億円、前期より51億円の増益。
イオンリテールの営業収益は、
2兆0301億円、8.1%増。
営業利益72億円、9.3%減。
日本小売業全体のトレンドと同じ、
増収減益。
スーパーマーケット事業は、
営業収益3兆0857億円、1.0%増。
営業利益299億円、前期より27億円の減益。
ヘルス&ウエルネス事業は、
営業収益1兆6333億円、23.5%増。
営業利益524億円、164億円の増益。
新生ツルハホールディングスは、
営業収益1兆4506億円、営業利益630億円。
イオンはコングロマーチャントである。
それは変わらない。
そして各業態が増収した。
日本の小売業に新しい時代がやってきた。
〈結城義晴〉




























