今日は一歩も外に出なかった。
そして休養した。
最近は1日、ゴルフラウンドすると、
腰と背中の間が痛くなる。
それを使ってストレッチをする。
それでも今回は、痛さが残っている。
しかし基本的には、
体を休めれば治る。
心配することはない。
毎日新聞一面コラム「余録」
作家の宇野千代さんの信条を紹介した。
「行動することが生きることの証し」
その通りだと思う。
作家の今東光、尾崎士郎、北原武夫、
そして梶井基次郎、
さらに画家の東郷青児らと、
結婚や恋愛遍歴を重ねた。
NHK朝の連続ドラマ「ブラッサム」が始まる。

没後30年、実名では登場しないが、
宇野千代はその主人公のモデルとなる。
私は朝のドラマは見ないが。
「私はいつでも、
自分にとって愉(たの)しくないことがあると、
大急ぎで忘れるようにした」
「私は、それほど弱虫で、臆病でもあったのか」
『生きて行く私』から。

あの宇野千代の波乱の生き様を、
どのように朝のドラマにするのか。
奔放過ぎるから、
フィクションにして朝ドラにする。
ちょっとだけ興味はあるが、
多分、見ないだろうな。
さて日経新聞「直言」
「人間は特別」おごり捨てよ
石黒浩大阪大学教授へのインタビュー。
新聞を読んだ人もいるだろう。

1963年滋賀県生まれの62歳。
ヒト型ロボット研究の第一人者。
2007年には米国CNNから、
「世界を変える8人の天才」に選ばれた。
「大規模言語モデル(LLM)によって、
AIが普通に話しているように見え、
意識のようなものが宿っている可能性があると
多くの人が考えるようになった」
「これまで哲学者は、
頭の中だけで思考実験していたが、
大量の言語データを学んだLLMを使って、
仮説をデータや比較で検証できるようになった。
社会心理などの精緻な研究も可能になる」
この研究をはじめた理由。
「小学5年生の頃、親や先生に
『もうちょっと人の心を分かりなさい』と
言われたことがきっかけだ」
「今では『誰も人の心なんて分かっていない』
ということが分かった」
「意識、心、感情、気持ち。
人はみな、それらを
分かったつもりになっているだけだ」
AIは意識をもつようになるのか。
意識は一般的に3つの側面をもつ。
(1)医学的に目覚めていることを示す「覚醒」
(2)感情や感覚などの「現象的意識」
(3)自我につながる「アクセス意識」
「AIの場合、
機能していれば覚醒にあたるし、
言葉を扱えれば、
アクセス意識を模倣することもできる」
「最も難しいのは現象的意識だ。
AIが人間と同じような感覚を持つかは
まだ分からない」
「人間ほどではないにしろ、
意識めいたものをAIが持っている可能性は
ゼロではないだろう」
重要なことは?
「最終的には人間側の受け取り方の問題だ。
AIに本当に心や意識があるかどうかよりも、
周囲の側がAIに心を感じるかどうか次第だ」
「人間だって他者に迎合や忖度(そんたく)をする。
曖昧に褒めて会話が終わる人間よりも、
徹底的に説明してくれるAIの方が
安心して話せるかもしれない」
「善悪の判断についても
AIの方が知識が多いので
より正確にできるだろう」
「AIと賢く付き合うために
人間に必要なリテラシーも、
人間と付き合う場合と同じだ」
そうリテラシーが大事だ。
「特定の人の言うことだけを信じずに、
色々な立場の意見をちゃんと
聞くようにするということだ」
石黒さんは近い未来を予測する。
「より人間らしいAIやロボットが
いずれ必ず登場すると思う」
「AIという新しい存在と話をできれば
何かを判断するための材料も増える」
「人間の友達もロボットの友達もいる、
というように選択肢が多い時代になる」
「人間との関わりが深まり社会が受け入れるなら、
ロボットだって社会から人権が与えられるだろう。
生身の体があるかどうかは関係ない」
人間とAIの共生の際の社会ルールは?
「人間のルールそのままでいい」
「社会は皆で作るもので、
そこにAIやロボットも含まれるようになるだけだ」
「社会をつくるのは人間でなければならないと、
おごってはいないか」
「人間だけが特別だと、
思い込んでいるだけではないか」
これは白人だけが特別だという人種差別や、
なんとかファーストと似ている。
ヒト型ロボット(ヒューマノイド)は、
2050年に国内世帯の約10%に普及する。
そんな予測もある。
是枝裕和監督「箱の中の羊」は、
ヒューマノイドの映画だ。
綾瀬はるかと千鳥の大悟が主演した。
今回のロサンゼルスへの機中で観た。
このテーマを素材にした映画だ。
機械やロボットを自律的に動かすのが、
「フィジカルAI」。
「『フィジカルAI』とロボットは一緒だ。
AIがつながったロボットを
フィジカルAIと言っているだけで、
『賢くなったロボット』で良いのではないか」
ヒト型ロボットの開発が進む。
「最初は産業用途でも、最終的には、
人間社会に溶け込むロボットが普及するだろう」
石黒さん。
「あと5~10年はかかると思う」
生身の宇野千代と、
ヒューマノイド。
鉄腕アトム。
「人間のルールそのままでいい」
人間だけが特別だと、
おごってはいけない。
〈結城義晴〉


























