月刊商人舎9月号、
本日発刊。
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[Cover Message]
月刊商人舎9月号は、お待ちかねの「アメリカ小売業特集」だ。2024年から「アメリカの歩き方」を特集した。「全米17都市圏ガイド」。昨25年はさらに地域を増やして「26都市圏の歩き方」。もうこれに極まった。さて2026年は、米国四大都市圏の詳細な「歩き方」を示そう。第1に最も変化の激しい、圧倒的にプログレッシブなニューヨーク都市圏。第2は、そのニューヨークにガチガチの対抗意識を燃やすロサンゼルス都市圏。メジャーリーグでもヤンキースと言えばドジャースだ。第3は、同じカリフォルニア州で、ロスの対極にあるサンフランシスコ都市圏。ここは世界一美しい街で、世界一豊かな生活者たちが先進的なライフスタイルを満喫する。そして第4はアメリカのカントリーサイドの代表ダラス都市圏。ウォルマートの盤石さと、リージョナルチェーンHEBのとんがりがぶつかり合う。巨大で豊穣な都市圏では、いつも秀逸のチェーンストアやインディペンデントが、これでもかとイノベーションの成果を見せてくれる。「’26アメリカの歩き方」四大都市圏ガイドブック――お届けしよう。

目次。
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説明はいらないでしょう。
アメリカの四大都市圏。

今でも流通視察が多い4大エリア。

 

さて、第27回ミドルマネジメント研修会も最終日。

朝、私は泉の湯に入った。

朝は第2回理解度判定テスト。
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テストは2日目の全講座の内容から出題される。
高野保男講師の作業システム、
山本恭広講師の計数管理、
そして結城義晴のマネジメント講義。
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計数は2つの計算問題を出題。
電卓をたたいて答えを求める。
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もちろんほかの設問は記述式。
自分の言葉で理解したことを書き込む。
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その様子を見て歩く。
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30分はあっという間。
終了の合図にほっと、ため息が漏れる。

テストをやるのとやらないのでは、
受講の姿勢が全然違う。
それに受講の成果も大きく異なる。

それでも2回のテストが終わると、
開放感で笑顔がいっぱい。
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最終日の第1講義は結城義晴。
1時間45分の持ち時間。
冒頭に終わったばかりの理解度テストの回答と解説。
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終了してすぐに説明することで、
自分が理解しているかどうかがわかりやすい。
復習にもなる。IMG_8671

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第2講義は井坂康志講師。
テーマは「ドラッカーのマネジメント」
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井坂講師は、ものつくり大学教授、
NPO法人ドラッカー学会共同代表。
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ドラッカー研究の第一人者。
ドラッカーが書き残したことを、
受講生に向けて、わかりやすく解説してくれる。

スライドはAIで作成した。IMG_8695

最後はこの問いかけ。
「明日、仕事に戻って何をしますか?」IMG_8696

学んで理解したことを、
仕事にどう活かすか。

厳しい問いかけだ。

講義のあとはQ&Aタイム。

真っ先に手を上げて質問したのは、
ロピアの野地さん。
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万代の澤田さん。
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そしてロピアの中村さん。IMG_8710

3人のそれぞれの質問にじっくりと考えて、
答えてくれる井坂講師。
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いい講義だった。
充実した時間だった。
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井坂さん、ありがとうございました。
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昼食休憩を挟んで、
いよいよ総括講義。
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最後に受講生から大きな拍手。
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3日間のご清聴に、感謝したい。IMG_8742

万代の元気な女子4人組。
請われて記念撮影。
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そして受講生を見送った。
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大きく手を振って送り出す。IMG_8752

窓を開けて大声で感謝を叫ぶ万代男子。
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自ら、変われ。」

それが私の願いです。
そして成果を出してください。

最後の[Message of September]
総括講義でもこのことを問題にした。

しかし品質は落としてはならない。

アメリカ合衆国は過去に三度、
凄いインフレに陥ったことがある。
第1は1920年6月の23.7%のインフレ。
第一次世界大戦後の供給混乱と需要急増のためだった。

第2は1947年3月の20.1%。
今度は第二次世界大戦後の価格統制解除によって、
抑え込まれていた価格調整が一気に進行して、
物価が跳ね上がった。

そして第3は1980年3月の14.8%。
イラン革命後の第2次オイルショックと、
それにインパクトを受けたスタグフレーションの頂点で、
インフレ期待が経済全体に組み込まれて長期化した。

そのあとは2022年6月9.1%。
まだ記憶に残るCOVID-19パンデミックと、
ロシアのウクライナ侵攻によって、
40年ぶりのインフレーションが起こった。

そして今、2026年5月の4.2%。
ドナルド・トランプの無差別相互関税と、
2月28日のイラン攻撃が原因だ。
スタグフレーションの脅威は消えない。

アメリカのチェーンストアの歴史は、
このインフレとの闘いであると断じてよいだろう。
そして最初で最大の1920年のインフレのとき、
シアーズ・ローバック社は銀行から救済を受けるほどだった。

このときジュリアス・ローゼンワールドが会社を救った。
ローゼンワールドは私財2100万ドルを担保に差し出し、
中興の祖たる役割を果たして、
全米一、世界最大のチェーンストアを構築した。

このローゼンワールドの三つの信条。
第1は仕入価格を下げることによって販売価格を下げること。
仕入価格は大量仕入れと現金仕入れによって下げること。
しかし品質は落としてはならない。

第2は販売経費を下げることにより、販売価格を下げること。
商品を生産者から消費者へ移動させる経費を、
絶対的に実現しうる限りの最小限にまで節減させること。
しかし品質は落としてはならない。

第3は一つ一つの品目に関する利益は少なくして、
しかも販売品目の増加と販売量の増加によって、
総体の利益を増大させること。
しかし品質は落としてはならない。

ローゼンワールドの信条のエッセンスは、
「利は元にあり、内にあり、売りにあり」である。
しかし忘れることが許されないのは、
「品質は落としてはならない」である。

ウォルマートもクローガーも、
トレーダー・ジョーもウェグマンズもHEBも、
「利は元にあり、内にあり、売りにあり」である。
そして「品質は落としてはならない」である。

〈結城義晴〉

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