Oct.4週/気温の変化に波 5週～Nov.1週/強い寒気襲来?
【10月第4週 (10/22～10/28）のお天気予測とMDポイント】
気温変化の波がある1週間
ようやくこの時期らしい
天気図パターンの変化になった印象。
周期的に天気が変化し、低気圧通過後は
北日本中心に冬型の気圧配置となる。
先週は稚内で平年より3日早い初雪を観測した。
低気圧が通過中は南風強まる影響で気温が高くなり、
通過後は北西季節風が強まり気温が低くなる。
そして冬型が弱まれば風が弱まり穏やかになる、
というパターンに繰り返し。
気温変化の波が大きい1週間となりそう。
1週間トータルの平均で考えると、
南西諸島で平年よりやや低めの気温。
それ以外の地方は平年並みかやや高め。
陽気の寒暖差が大きい時期は、
陽気の変化にあわせてこまめな提案商品の変化と
売り場対応が必要となる。
この時期、季節の進みにあわせて
体は着実に冬支度を続けているが、
気温が25℃を超える日は、
体温の上がり過ぎに注意しなければならないほど。
体を冷やす飲料や葉物系の野菜、
カットフルーツ等が好まれる。
気温が10℃を割ると鍋物の支持率がかなり高まるため、
長ネギ、白菜、鍋つゆ、うどんを中心とした売り場。
今週の週間予報をベースに考えると、
鍋物強化は火曜日～水曜日。
それ以外は揚物や中華、おでんなど。
【10月第5週～11月第1週 (10/29～11/4）のお天気予測とMDポイント】
強い寒気襲来の可能性
週初めに日本付近を気圧の谷が通過した後、
上空には強い寒気が流れ込む。
北日本～東日本を中心に気温が下がりそう。
このタイミングで北海道の広い範囲で
初雪の可能性があり、
関東では木枯らし1号が吹く可能性もある。
鍋物料理を中心とした売り場の強化を。
ただ、週末頃になると早くも寒気緩むとみられるため、
週末まで鍋物中心の売り場をごり押しするのは
多少リスキーかも。
11月3日の文化の日は
晴天率が非常に高い日として知られている。
昨今の地球温暖化等の影響で、
この時期は外がそれほど寒くないことも多い。
晴天率の高さを利用して
バーベキュー提案を行うなども良いだろう。
＜By 常盤勝美＞
2 件のコメント
11月3日、名古屋の天気予報は晴れますでしょうか？
雨以外の日に行いたい行事があるので参考に
教えて頂けたら嬉しいです。
きなこ様
ご質問ありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありません。あくまでもご参考にしていただく程度という前提で、現時点での見解を解説いたします。
11月３日の文化の日は、ご存知かもしれませんが、晴天率の高い日として知られています。この時期、関東以西の太平洋側ではおおむね週に１回の間隔で雨が降るため、（多少乱暴な計算ですが）雨の確率としては１／７で約14％です。残りの約86％は晴れまたは曇ということになります。今年も今のところ、週に１回のサイクルで天気が崩れるパターンがみられており、ここ数週間程度は日曜日～月曜日に雨が降るサイクルが確認されます。３日は土曜日なので、周期性から考えると雨の番ではありませんが、週１のこのサイクルは半日～１日程度の幅で長短のブレが生じるため、そうすると土曜日の天気は微妙になってきます。
以上をまとめると、３日の文化の日は、１日すっきり晴れることはあまり期待できないかもしれません。かといって、雨が降るかどうかまだ微妙な段階です。ここ最近（数週間程度）、天気予報の適中率が非常に高く、予報の精度が安定しています。今週土曜日27日以降、週間予報の中で３日の予報が発表されるようになるので、そちらを参考にしていただければと考えます。