Feb.4週/北日本中心に厳しい寒さ 5週/徐々に平年並みへ
【2月第4週（2/18～2/24）のお天気予測とMDポイント】
北日本中心に厳しい寒さ
日本付近の上空の偏西風の流れは、北西～南東方向。
寒気の通り道から少しはずれる西日本は平年並み。
だいぶはずれる南西諸島では平年よりやや高め。
しかし、寒気の通り道にあたる北日本～東日本では気温低め。
厳しい寒さが続く。
また北陸以北の日本海側での雪の降りやすい状況も続く。
本来、時期的には天気図上の低気圧や高気圧の動きが速く、
全般に天気の移り変わりがめまぐるしくなる頃。
冬型の気圧配置が続くのは比較的珍しい。
2月初めに年間の気温トレンドが上向きに転じ、
これから体は暑さ(気温上昇)に備えるメカニズムとなる。
ただ、今週はまだ寒さが厳しい。
季節に順行しない陽気の場合、売れ筋が定まりにくい。
言えるのは、鍋物料理にニーズが戻る割合は
それほど多くはないということ。
せめて、おでんや揚げ物などが主軸。
非和食系にニーズが分散しやすい。
ぴったりなのは、中華スープなど。
ホット飲料で体を暖めつつ、
鍋物料理への飽きにも対応したメニュー。
葉物野菜の相場もようやく落ち着いてきたので、
野菜炒めや八宝菜、ホイコーローなども提案に向いている。
【2月第5週（2/25～3/3）のお天気予測とMDポイント】
北日本～東日本でも徐々に平年並みへ
3月の声が聞かれ始め、
低温傾向が続いていた北日本～東日本でも、
ようやく気温が平年並みに向かう。
偏西風の流れがほぼ真西→真東の向きとなる。
西日本では引き続き平年並み。
ただし、全般に天気図上での低気圧や高気圧の動きが速く、
天気の移り変わりが激しいため、日々の気温上下が大きい。
今シーズンは多くの地方で
11月後半あたりから気温低めの状態が続いた。
春に対する待ち遠しさは
昨年に比べても、例年に比べても強いだろう。
また、冬季からの気温ギャップもあり、
体感的にはだいぶ暖かい。
例年ではそれほど顕著にみられない、
春物の需要の集中が見られる可能性がある。
飲料やアイスクリーム、めんつゆ、乾麺、
調味料(特にドレッシングなど)は
特に動きが活発となることが想定される。
欠品を起こさないよう、こまめな在庫確認を。
3月中旬頃までは少なくとも春物の活況が期待できる。
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そろそろサクラの開花時期が気になる頃。
㈱ライフビジネスウェザーでは、
サクラの開花及び見頃予想を行っている。
以下のリンクを見て、参考にしていただきたい。
さくらで元気プロジェクト2013
http://tenki.lbw.jp/sakura2013/
＜By 常盤勝美＞
