結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年01月15日(木曜日)

OICグループ視察2日目のニュージャージー州での大きな成果

日本の政情が怪しくなってきた。
衆議院解散と新党結成。

ああ。

レジデンスイン・バイ・マリオット。
今回のOICグループNY研修の拠点。
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朝7時、研修がスタート。
3階の会議室で結城義晴のセミナー。
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セミナーの前に団長の浜野仁志さん。
㈱OICグループ取締役経営戦略本部長。
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OICグループの経営理念について説明。

OIC group

そのあとでリード役に従って、
皆でこのミッションを唱和。
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さらにつづいて、
ロピアの経営理念を唱和。IMG_2927

それから結城義晴の講義。
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経営理念を唱和したので、
初めにミッションマネジメントの重要性を、
あらためて講義した。
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最上位にミッションがある。
次にストラテジックマネジメントがあり、
その下に二つのマネジメントがある。
マーケティングとヒューマンリソース。
前者は会社の外に向けた活動で、
後者は会社のうちに向けた活動である。

そしてその下にオペレーションマネジメントと、
フィナンシャルマネジメントがある。

ミッションは最上位に位置づけられて、
会社のすべての活動を先導する。

Walmartの現在のミッションは、
Save Money, Live Better.

この言葉に向けて全社が一丸となる。

そしてサムの10ルール。
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それから働きがいのある企業ランキングと、
顧客満足と従業員満足。

講義の本論は初日に巡った企業の競争について。

ウォルマートとターゲット、
アルディとリドル。
そしてホールフーズとトレーダー・ジョー。

それぞれのポジショニング。IMG_2942
2時間の講義はあっという間に終わった。

2日目はハドソン川を超えて、
隣のニュージャージー州へ。

トレーダー・ジョー。
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ニュージャージー州で最も売り上げる店。
テーブルフラワーが顧客を出迎える。IMG_9951 (002)

ガラスの手前にもバケツに入れて
カジュアルフラワーを陳列。
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最近はとくに観葉植物に力を入れる。
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ミニ観葉植物は、木の什器で展開。
テーブルに置いても窓辺で飾ってもいい。
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トレーダー・ジョーの新しいマーチャンダイジングだ。

エンドではフィアレスフライヤーお奨め商品を展開。
「フィアレス(fearless)」は、
英語では「恐れや不安を取り除くこと」
「フライヤー(flyer)」はチラシのこと。
つまり顧客の不安を取り除いて、
安心して購入してもらいたいという意味。

毎月1回、冊子を発行する。

その冊子のアイテムをエンド展開する。
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白木の什器と壁面のカラフルな描画。
これがトレーダー・ジョーの特徴で、
ポジショニングをつくる要件。
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ロピアはその考え方を模倣した。

今回の研修で、
トレーダー・ジョーは2店舗目。

研修課題を与えられた団員たち。
真剣に商品をチェックする。IMG_2947

クルーメンバーのロビンさんにインタビュー。
通訳は浅野秀二先生。IMG_2952

トレーダー・ジョーへの愛と、
この店での働き甲斐を熱心に語ってくれた。IMG_2953

腕にトレーダー・ジョーの
ワインやチーズのタトゥーを入れるほどのLOVE。IMG_2956

そんなロビンさんを囲んで記念撮影。IMG_2959

近隣にあるアマゾン・フレッシュ。
工藤恵理佳さんとツーショット。
運営事務局の商人ねっと所属。IMG_2963

普通のスーパーマーケットになってきた。
傘下のホールフーズの良さを、
もっともっと取り入れればよいのに。
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熱心に見て回る団員たち。IMG_2972

店ではプライム会員向けの、
ピックアップ作業があちらこちら行われている。IMG_2969

アマゾン・ゴーの仕組みを取り入れていたが、
それがずいぶん後退した。IMG_2982

スチュー・レオナード。
8店舗だけのローカル・スーパーマーケット。IMG_2986

有名なポリシー・ロック。
「アワー・ポリシー」
それを翻訳して説明する浜野班長。IMG_2987

売場はワンウェイ・コントロールの動線。
導入部のプロモーションコーナーから、
インストアベーカリーへ。
朝食のマーチャンダイジング。
スチュー・レオナードの特徴だ。
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そしてやっと青果売場。IMG_3002

私はスチューのオリジナルコーヒーを飲みながら視察。IMG_3005

バナナ娘を動画撮影。
売場の至るところで人形たちが歌って踊る。IMG_3009

青果・精肉・鮮魚、デアリー(乳製品)と続いて、
最後は寿司やBBQの対面デリ。
チキンやスープなどのセルフセレクションデリ。IMG_3025

浜野班長がカラフルなドーナツを購入。IMG_3028

工藤さんもいい笑顔。IMG_3030

急遽、インタビュー。IMG_3034

応じてくれたのは、
ケビン店長。IMG_3035

家族もスチュー・レオナードで働く。
そして自身もホールフーズから転職。
家族的な経営であることを強調してくれた。IMG_3039

ウイスキーの「白秋」をプレゼント。
それを手に浜野班長と3人で写真。IMG_3040

最後は全員で記念撮影。IMG_3045

ウェグマンズ。
郊外型の標準的な2000坪店舗。IMG_3110

ウェグマンズはいつ来ても、わくわくする。IMG_3111

「ホットゾーンプライス」のPOPが目立つ。
ウェグマン流のEDLPだ。
かつては「コンシスタントロープライス」と呼んだ。
一貫した安値。
だがホットゾーンの方が断然いい。IMG_3047

世界中のチーズが揃う自慢のコーナー。
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鮮魚は強化カテゴリー。IMG_3097

ちょうど天井の照明か何かを工事中。
高い天井だからこんな重機を使う。IMG_3102

天井に近いところのレールを模型の電車が走る。
高木勇輔代表がこれを見て、
すぐにロピアの売場に採用した。
今や日本ではロピアのトレードマーク。IMG_3064

「ラブラブロピア」の「ラブ」を表して、
両手でハートマークをつくる。
そして全員写真。IMG_3105

ショップライト。
ボランタリーチェーン。
ニューヨーク都市圏では、
115店舗で15.8%と最大のシェアをもつ。

その中でも最高峰の店舗。IMG_3113

コーナーごとに屋号を掲げる。
その花売場。
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チーズ売場も充実している。IMG_3117

対面の鮮魚コーナー。
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「ボアーズヘッド」のデリカテッセンを導入。
切り立てのハムとチーズのショップ。
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広い売場を活かして、
即食ゾーンと内食ゾーンを分けた。
しかしいかにも在庫が過多。
そこがボランタリーチェーンらしい。IMG_3128

ニュージャージー州の最後は、
ストップ&ショップ。
アホールド・デレーズUSAの傘下。
伝統的なスーパーマーケットの典型。
ポジショニングのない、
あるいはそれをつくろうとしても、
つくり切れていない。
反面教師となる店を見てもらいたい。
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ニュージャージー州のハドソン川越しに、
マンハッタンの摩天楼を見る。
夕日の残照で淡くピンクがかって美しい。IMG_3143

摩天楼を背景にハートマーク。IMG_3138

マンハッタンに戻ってきて、
ホールフーズの小型店。
「ホールフーズデイリーショップ」。IMG_3182

1万平方フィート(280坪)ほどか。IMG_3146

都市型小型店として、
ホールフーズのMDが凝縮された。IMG_3154

結果として、
ホールフーズのPB「365」が主役になった。IMG_3162

通路幅も狭い。
しかし天井はスケルトン、
白を基調にした什器遣い。
ホールフーズそのものの店づくり。IMG_3173

チェックアウトはセルフオンリー。IMG_3181

デイリーストアとして、
日常の食品と生鮮、デリが揃う。
久しぶりの快打。
この出来栄え。
感動して興奮した。

2日目研修の最後は、
同じくマンハッタンにあるターゲット。IMG_3204

1階と地下1階の2フロアの店。
1階はレディスアパレル。IMG_3187

そしてチェックアウト。
セルフレジが中心。IMG_3188

エスカレーターで地下1階に降りると食品売場。
ターゲットのMDをコンパクトにした売場。IMG_3191

バレンタインのコーナーも広く展開する。
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都市型とは言え、地下1階の売場面積は広い。
アパレルも家庭用品も、ホームファッションも揃う。
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ウォルマートはマンハッタンに出店できないが、
ターゲットは歓迎されている。
その違いが面白い。

研修が終わると、
講師と事務局の夕食。
日本料理の「五助」。
恐竜が出迎える。
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ゲストは浜野班長のMBAの同期、
海老原瑞樹さん。
伊藤忠インターナショナルに在籍。
もちろんニューヨークで勤務。IMG_3208
リーズナブル価格の刺身、寿司、天ぷら、
ビールや日本酒、焼酎などで、
大いに盛り上がった。

トレーダー・ジョーとホールフーズの小型店、
ウェグマンズ、スチュー、ショップライトの大型店。

ストップ&ショップの中型店。

中型が一番特徴のない店となった。
ポジショニング競争と店舗サイズは、
人間の知恵の発揮という面で、
それぞれに関係している。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年01月14日(水曜日)

OICグループNY研修初日/世界最繁盛Walmart Supercenter

OICグループのニューヨーク研修。

3泊5日の弾丸ツアー。
2026年の第1班。

2月に第2・3班、4月に第4・5班が予定されている。

その第1班は無事に、
JFK国際空港に到着して、
専用バスで視察研修がスタート。

すぐにマイクを取って解説を始める。
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ウォルマート・スーパーセンター。
私の研修会の視察は必ず、
ウォルマートから始まる。IMG_9854 (002)

全員で「OIC」ポーズの記念撮影。
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入り口のところでは、
「大量ロールバック」の大宣伝。
「Wow! Thousands of Rollbacks & More」
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標準店の7000坪より、
ややコンパクトな5000坪ほどの売場。

その入り口の青果部門は大繁盛。
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「マネジャーズ・スペシャル」のネーミングで、
「ロールバック」プロモーション大展開。
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ベースとなるエブリデーロープライスは、
もちろん徹底的にアピールする。
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この移動機器で水などの重量商品を、
ラックに補充する。IMG_2785

主通路のアクションアレイ。
島型のプロモーション。

バレンタイン販促には、
バルーンを活用する。IMG_9830 (002)

50インチのテレビが198ドル。
驚くほど安い。
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現地コーディネーターの浅野秀二さん。
急遽、チームリードのインタビュー。
デルロイさん。
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この店は全米どころか、
世界のウォルマートの中で1番の繁盛店である。
週末には1日3万人のお客がやってくる。
2000人の従業員が働いている。
通常のスーパーセンターは、
約500人のアソシエイツがいるから、
その4倍の人員体制だ。
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オンラインの売上高は2割を占める。
1日3000人の顧客がいる。IMG_2805

オンラインのピッキング集積エリアを見せてくれた。
撮影はNG。
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よく語ってくれたデルロイさんに感謝。IMG_2815

営業を続けながら、
自転車とアウトドア売場を改装中。
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その空白のスペースで、
デルロイさんを囲んで記念撮影。IMG_2821
研修の最初の店での成果は大きかった。

次は、
ターゲット。
ウォルマートと同じ業態を展開するライバル企業。
ディスカウントストア。
全米チェーンストア第8位。IMG_2842

赤を基調にした店内。
天井を張って明るい蛍光灯。
床はPタイル。
ウォルマートとの違いを出す。IMG_2843

生鮮食品は品目を絞っているが、
日常生活には十分。
ミールキットも冷凍食品も充実している。IMG_2823

グロサリーの棚で発見したのが、
伊藤園のお~いお茶とジャスミン茶。
グリコのポッキーなども。
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ウォルマートほどの大繁盛店ではないが、
しっかりと固定客を掴んで運営している。

ターゲットも特設スペースで、
バレンタインプロモーション。
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総合店こそ広いスペースを最大限活用して、
大プロモーションを展開すべきなのだ。

ターゲットの隣に、
リドル。
ドイツのシュワルツグループが運営する、
ボックスストア。
2017年にアメリカに進出して、
今、196店。
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「DEALS」の赤文字が目立つ青果部門。IMG_2832

インストアベーカリーは、
人気のコーナー。
独自の什器でインストアベークのパンを、
セルフ販売する。
クロワッサンが1個49セント。
美味しくて安い。
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店舗中央にあるのがポップアップコーナー。
売り切れごめんの家庭用品や衣料品が並ぶ。IMG_2837

同じショッピングセンター内に、
アルディ。
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1万平方フィート(281坪)のボックスストア。
ドイツ出身のリミテッドアソートメント。
リドルよりも39年早くアメリカに進出して、
今や2500店。
ウォルマートの目の上のたん瘤的存在。IMG_2856

PB商品が95%を占める。

だからカラフルなパッケージで、
ダンボールケース陳列を主体に、
徹底したローコスト運営を図る。IMG_2857

そのPBに変化が起こっている。
同社はこれまで一切、
PBをブランド化してこなかった。
ALDIの名を冠していなかった。
それがパッケージに、
「ALDI Twice as Nice」と記すようになった。

この3カ月でほぼ全PBを大変革した。

流通スーパーニュースでも取り上げた。
アルディnews|
米国アルディのPBに「ALDI」のネーミングが付けられる!!
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アルディがPBのブランディング強化に動いたのは、
顧客からの要望である。

つまり顧客はアルディに対して、
確かな「品質とグレード」を求め始めた。

「とにかく安いから買う」のではなく、
「良いものが安い」店になってほしがっている。

凄いことだ。

さらに座ったままのレジチェッカー。
日本でもベルクをはじめ一部の企業が、
このスタイルを採用している。
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アルディの大型ショッピングカート。
コインを挟んで使うが、
顧客が自分でカート置き場に戻してくれる。
日本ではロピアがこれを真似した。IMG_2864

バスを走らせて、
ブルックリンのイーストリバー側へ移動。

ホールフーズ・マーケット。
環境対策店。

夕景にくっきりと浮かび上がるのは、
2階にある菜園。

ここで栽培された葉物は、
1階の店舗で売られている。
究極の地産地消だ。
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世界最高峰のオーガニックスーパーマーケット。
アマゾンの傘下に入っても、
ホールフーズの良さは失われていない。IMG_2869

シーフード売場からミート売場へ。IMG_2867

最終コーナーはデリとベーカリー。IMG_2877
700坪のコンパクト型だが、
むしろ買いやすい店となっている。

ホールフーズのコンセプトを象徴する店舗が、
こうして元気に役目を果たしているのは嬉しい。

初日の最後の視察店は、
トレーダー・ジョー。IMG_2882

銀行跡地につくられた店は、
天井が高くて開放感がある。
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青果売場はやや低めの天井。IMG_2884
水曜日の夕方なのに、
レジには長い行列がある。
冷凍食品なども歯抜け状態で、
繫盛ぶりがよくわかる。

「トレジョ」は永遠に不滅です。
そんな印象を受ける。

初日の視察を終えて、
ダンボ地区で少しだけ観光。

イーストリバーの向こうには、
摩天楼の夜景。
素晴らしい。
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ブルックリンブリッジを背景に、
皆で記念写真。
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寒い、寒い。

それでも気分は最高。

ホテルに到着して、すぐに、
4つの班に分かれて、
4つのステーキハウスへ。

私たちは、ベストレストランの一つ。
「デル・フリスコス」
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三種類のビールで乾杯。IMG_2914

ベーコンステーキやクラブケーキなどの前菜、
さらにこれも三種類のサラダ。

メインのポーターハウスステーキは、
プライムの最高の味だった。

最後に自家製ケーキを楽しんだ。

お腹一杯食べて飲んで、
大いに語り合って大満足。IMG_2916

羽田を立って12時間半のフライト。
朝、ニューヨークに到着して1日中の視察。
ステーキを食べ終えて、
ホテルに着くと夜の10時を過ぎていた。

長い長い1日だった。
しかし充実していた。
(つづきます)

〈結城義晴〉

[追伸]
日本では新春全国セルコトップ会開催。
山本恭広編集長から報告が来ているが、
スペースの関係で掲載できず。
延期します。すみません。

2026年01月14日(水曜日)

米国サックス・グローバルの倒産とOICグループNYC研修出発

昨夜から羽田空港第2ターミナル。
エクセルホテル東急に泊まった。
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アメリカの高級百貨店の会社が、
チャプター11の適用申請をした。

日経新聞が報じた。

サックス・グローバルホールディングス。
サックス・フィフス・アベニューと、
ニーマン・マーカス、
バーグドルフ・グッドマンなど、
高級百貨店を経営する。

サックス・フィフスは、
ニューヨーク5番街の本店が、
世界最高峰の百貨店として君臨する。
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ニーマン・マーカスは2020年、
コロナパンデミックの年に、
すでに一度、倒産している。

その後、2024年に、
サックス・フィフスの親会社の、
ハドソンズベイが、
ニーマンマーカス・グループを買収して、
サックス・グローバルをつくった。

その会社の事実上の倒産だ。

アメリカの百貨店は、
超巨大・特別立地の旗艦店以外は、
全体に「業態の消滅期」に入っている。

「本店以外は全滅」と言った潮流だ。

eコマースの隆盛が最大の理由。
オフプライスストアでも、
高級ブランドの本物が低価で販売される。

アメリカの競争は本当に厳しい。
そのアメリカを体験しに行く。

朝7時半に集合して、
8時からミーティング。

㈱OICグループのニューヨーク研修。
2015年に始まった。

コロナ禍中の2021年と22年は中止したが、
このところ毎年1月と2月に開催している。

今年は参加者が増えて、
4月にも2班が研修する。IMG_9789 (002)

第1班のチームリーダーは、
浜野仁志さん。
㈱OICグループ取締役経営戦略本部長。IMG_9790 (002)

すでにオンラインで事前講義をしたが、
さらに直前に空港で1時間の講義。IMG_9791 (002)

OICグループは米国研修を繰り返す。
それはなぜなのか。

そしてこの研修で何を学ぶのか。

なぜ、1人1000ドルの支度金を支給して、
食べること、楽しむことを体験するのか。

それから「成長と膨張」を冒頭に話した。
ロピアの拡大は膨張ではいけない。
企業の成長は、
革新によってしかもたらされない。
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アメリカのチェーンストアの情報は、
すでに講義してある。

だからスーパーマーケットの、
部門別構成比の話を再度、確認した。

これによって一人ひとりが、
自分の目で店を見て、
その強さ、弱さを判断することができる。

最後にウォルマートの知識を話した。

到着したらすぐにウォルマートを訪れるからだ。
ウォルマートを体験するだけで、
アメリカ人の平均的な生活がわかる。

ウォルマートスーパーセンターには、
その7000坪に生活の情報のほとんどが満たされている。

さらにウォルマートの営業政策は、
エブリデーロープライスで一貫されている。
その本質は意外に誤解されている。
さらにロールバックの意味も話した。IMG_9793 (002)
最初に見る店の基礎知識は、
必須の事前学習となる。

講義が終わると国際線の出発ロビーへ。IMG_9795 (002)

第2ターミナルの端のANA専用ターミナル。
快適で美しい。
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子どもたちの彫刻と絵画が展示してある。IMG_9785 (002)

全員で♡♡ロピアのマークをつくった。IMG_9788 (002).jpg2

いつもの手順でチェックインすると、
私はラウンジへ。
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ANAカレーとサラダ。
そして一番搾りの生ビール。
出発前のルーティーン。
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では、3泊5日の弾丸研修。
行ってきます。

若い人たちに教えることは、
実に楽しい。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年01月13日(火曜日)

久米宏さんの逝去と伊藤園陳列コンテスト/工藤澄人の参画

久米宏さんが亡くなった。
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81歳、肺がんだった。

早稲田大学政経学部から1967年、
アナウンサーとしてTBSに入社。

実は9歳年下の私も、
TBSの入社試験を受けたことがある。

その時の面接官の一人が、
久米さんだった。

接点はその時だけだった。
私は落ちたけれど。

クイズ番組「ぴったしカン・カン」の司会、
音楽番組「ザ・ベストテン」でも、
黒柳徹子さんと組んで人気だった。

12年間、TBSに所属していたが、
その後、フリーのキャスターとなって、
テレビ朝日の「ニュースステーション」を、
19年間続けた。

この番組が「テレビを変えた男」、
久米宏の存在価値そのものだった。

81歳はまだ若い。
残念だ。

ご冥福を祈りたい。

さて今日は東京・清水橋。
㈱伊藤園本社。
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恒例の伊藤園陳列コンテスト、
最終審査会。
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おーいお茶大型コース、小型コース、
そして日本茶の日コース。

三つのコースで店舗賞の審査をした。 IMG_9757 (002).jpg22

もう30年近く開催されているコンテスト。

私は商業界の食品商業編集長として、
この審査に加わったのだと思う。
そのころから比べると、
プレゼンテーション技術は飛躍的に高まった。

「陳列ハンドブック」なども制作して、
伊藤園の営業の人たちが学んだ。

「陳列の達人」が多数、登場した。IMG_9758 (002)

最後に大賞を決めるときには全員が集まって、
議論をする場合もある。

しかし今回はすんなり決まった。IMG_9759 (002)

店舗賞が決まると企業賞の選考。
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これもすんなり決まった。
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最後に審査員全員が総括をする。

そして大谷翔平選手といっしょに記念写真。
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真ん中から右が、
本庄大介社長、周介副社長、神谷茂専務。
私の左は松井康彦商人舎エグゼクティブプロデューサー、
その隣が梅澤聡食品商業編集長。

大谷効果もあって好調な売れ行き。
翔平さん、ありがとう。

さらにスタッフ全員で写真。
このブログ用のポーズです。
ありがとう。
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審査が終わると役員応接室で、
お茶をいただきながら懇談。IMG_9765 (002).jpg3

いつも以上に盛り上がった。
現在、伊藤園は46カ国に進出している。

イギリスのロンドンでは、
JR東日本とコラボレートして、
おにぎり屋でおーいお茶を売る。

日本の人口は減少していく。
ならば海外に進出するしかない。

「中産階級」が爆発的に増える国に、
ビジネスのチャンスを求めるのが、
それぞれのトップ企業の在り方だと思う。
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審査会のあとは横浜商人舎オフィスへ。

先週のお約束。

商人舎に工藤澄人さんが加わった。IMG_9768 (003)1966年、岩手県生まれ。
商業界に入社して、私の部下となった。
食品商業編集部に11年所属して、
それから月刊商業界の編集長となった。
私たちは「本誌(ほんし)」と呼んでいた。

一族の長の家を「本家」と呼ぶが、
そのニュアンス。

倉本長治が創刊した本誌。

その編集長として、
ヒット企画を連発した。

筆者も数多く育てた。
ゴーストライターとしても腕を発揮した。

「SSMに軌道をとれ」
「岡田卓也の十章」

工藤澄人&結城義晴の作品だ。

商人舎に強力なメンバーが加わった。

「人間万事塞翁が馬」

不運が幸運の原因となり、
その幸運が不運の理由となる。
また不運が幸運を引き起こす。

商業界が2020年に自己破産して、
山本恭広さんや工藤澄人さんが、
商人舎に参画してくれた。

これからの商人舎は、
商業界の本誌と販売革新と食品商業と、
さらに商人舎らしさを加えて、
商業の現代化を追究する。

よろしくお願いします。

私はその足で、
横浜シティーエアーターミナルから、
羽田空港へ。

夜のベイブリッジ。IMG_9771 (002)

ボケボケ写真のみなとみらいと横浜港。IMG_9776 (002)

20分ほどで羽田空港第2ターミナル。IMG_9781 (002)

ANAの国際線は第2、
JAL国際線は第3ターミナル。

明日の朝、集合して、
ニューヨークに出発する。
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そのための前泊。

忙しい一日で、
清水橋から横浜、そして羽田と、
行ったり来たり。

しかしその慌ただしさがまた、
幸運をもたらしてくれる。

久米さんに採用してもらっていたら、
まったく違った人生となった。

それは幸運だったのか、
不運だったのか。

私は後悔などしていない。

〈結城義晴〉

2026年01月12日(月曜日)

成人の日の「大規模言語モデル」と「Cとの対話」

Everybody! Good Monday!!
[2025vol②]

2026年第3週。

成人の日。
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なぜか木々に目が行く。
もうすぐ春が来そうだ。
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二十歳になった人たちの未来は、
混沌としている。

それでも木が年輪を刻むように、
自分の力をつけていってほしい。

私自身はこの三連休、本当にゆっくりした。

年末は小晦日の30日まで店を回ったりして、
結構、忙しかった。

新年の休暇もすぐに終わった。

だからアメリカに発つ前に、
ゴルフもせずに休養をとった。

午後、近所を散策。
妙蓮寺の竹垣。
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目いっぱい着込んで歩いたが、
暖かかった。
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日本の政治はどうやら、
衆議院解散と総選挙に動きそうだ。

朝日新聞「折々のことば」

編著は鷲田清一さん。

雨ニモ負ケソウ
風ニモ負ケソウ
〈沢村澄子〉

「弱いことをちゃんと『弱い』と言い、
苦しいことを『苦しい』と言えるのは、
実は強い人かもしれない」

その通りだと思う。

新成人の人たちも、
弱いことを弱いと言い、
苦しいことを苦しいと言おう。

沢村澄子さんは大阪生まれで、
東北在住の書家。

300枚の牛乳パックをつないで、
「雨にも風にも負けない傘」を作ろうとした。

突風に煽(あお)られそうな傘を見て、
雨ニモ風ニモ負ケソウと書いた。

震災前は、壊れないものをどう作るかに腐心した。
しかし今は「壊れた後、どうするかを考えている」
(『沢村澄子 2010-2015』から)
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何でもかんでも弱いと言うのはいけない。
しょっちゅう、苦しいと言うのも感心しない。

けれど本当に弱いところは弱いと言ってもいい。
心底、苦しいときには苦しいと言ってもいい。

自分を知っている。
それが人間として「強い」ということだ。

日経新聞「きょうのことば」

「大規模言語モデル」

おお、取り上げてくれたか。
そんな感じ。

「人間のように自然な文章を生成できる
人工知能(AI)技術の一種」

はじめに言葉ありき。
言葉は神とともにあり。
言葉は神なり。

「人間が使う『自然言語』を
高い精度で処理できるため、
文脈を理解したやりとりが可能となる」

「ディープラーニング(深層学習)を用いて
大量のテキストデータを学習し、
次に使う確率が高い言葉の並びを予測して
自然な文章を生み出す」

これが生成AIの原理。

「Large Language Model」を略して、
LLMとも表記する。

「学習の計算量とデータ量、
AIの性能・規模を示すパラメーター数の
3つが大きくなるほど、
LLMは文脈に応じた的確な言葉など
正しい答えを出力できる」

オープンAIやグーグル、アンソロピックのほか、
中国の新興企業DeepSeekが
LLM分野で高い技術力を持つ。

当然ながら日本の企業は、
日本語に特化したLLMの開発に注力している。
NTTやソフトバンク、NEC、
プリファードネットワークスなど。

「日本語には文字種の混在や
主語の省略、敬語表現といった特徴がある。
英語に学習データが偏りやすい海外製のAIでは
十分な出力が得られない場合があった」

LLMの生成AIが商業を深化させる。

月刊商人舎1月号はそれを指摘した。
特集・生成AIリテラシー
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[Message of January]より。

今、チャッピーはOpenAI社。
GeminiはGoogleで、
CopilotはMicrosoft。

それぞれに、
個性をもった友だちだ。
違いのある相棒だ。

鉄人28号には考えない強さがあった。
鉄腕アトムは考えて悩んだ。
私たちの友はドラえもんだ。

2026年はチャッピーを友にしよう。
Geminiを相棒にしよう。
Copilotを同僚にしよう。

生産性を上げるだけではない。
効率を追求するだけでもない。
知見を広め、考える人間になるために。
2026商人舎1月号

今年に入ってから、
「Cとの対話」というファイルをつくって、
それに生成AIとの日々のやり取りを収録している。

読み返すと意外な発想も得られる。

年輪のように外側に何かが加わっていく。
それが心地よい。

ありがとう。

では、みなさん、今週も、
自分の弱さを知ろう。

Good Monday!  

〈結城義晴〉

2026年01月11日(日曜日)

ドラッグストアを巡る「業務提携解消」と「協業」の対比的現象

東京・自由が丘。

いつもの花屋。
モンソーフルール。
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通りに面した看板の売場。
買いやすい価格で統一されている。
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百日草は1束490円。
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いい店は買いやすい、安い、美しい。
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日経新聞の記事。
「クスリのアオキ、イオンとの提携解消」

クスリのアオキホールディングスも、
イオンも、
表向きにはリリースを出していない。

しかし両者の業務提携はたぶん、
9日付けで解消されたのだろう。

2003年から協業していたが、
それに終止符が打たれた。

昨年11月20日の段階で、
イオンはクスリのアオキの株式を、
10.24%まで買い増した。

筆頭株主はオアシスマネジメントで、
11.84%。

イオンはツルハホールディングスへのTOBを完了して、
1月14日に連結子会社化する。

そのツルハはクスリのアオキ株を5.1%保有するから、
イオングループの実質持ち分比率は15%を超える。

そこでクスリのアオキは、
イオンの持ち分法適用関連会社になる見通しだった。

それをクスリのアオキ側が嫌がった。

これまではプライベートブランドの供給、
薬剤師や登録販売者の教育などで、
協力態勢を敷いていた。

もともとクスリのアオキとツルハとは、
一緒にアメリカ視察をしたりして、
仲が良かった。

私は両者に向けて米国の講義をしたことがある。

ツルハが実質的にイオンの傘下に入ったが、
クスリのアオキはそれを嫌った。

自主独立は悪くはない。

それに同社には成長戦略がある。
地方スーパーマーケットを買収して、
フード&ドラッグに改装する作戦だ。

そして2035年5月期売上高1兆円の目標を掲げる。
現在の2倍にする構想だ。

しかしドラッグストアの競争は厳しい。
スーパーマーケットとの競争は、
今後、さらに激しくなる。

今のクスリのアオキのフード&ドラッグは、
凄いスピードで改革が進んでいるが、
コスモス薬品ほどの圧倒的価格パワーはない。

イオンは日経に対して表明した。
「ドラッグストア戦略を進める上で
あらゆる選択肢を持つとともに、
アオキの大株主としての責任を果たしていく」

商人舎流通SuperNews。

トライアルnews|
スギHDと協業開始/スーパーセンターとドラッグの融合

こちらは㈱トライアルホールディングスと、
スギホールディングス㈱との協業。

イオンとクスリのアオキの反対。

協業の内容は主に次の5つ。

①スギ薬局の調剤薬局を、
トライアル店舗にテナント展開。

②ヘルス&ビューティ商品の供給や棚割、
売場づくりのノウハウをスギがトライアルに提供。

③トライアルの惣菜・弁当のスギへの供給。

④「GO システム」の導入とリテールテックの相互導入。

⑤両社のプライベートブランド商品の相互取り扱い。

これはメリットが出そうだ。

アメリカでもCVSヘルスとターゲットが、
2015年に協業している。

CVSはドラッグストア第1位。
ターゲットはハイパーマーケット第2位。

CVSヘルスがターゲットから、
ファーマシー部門とインストアクリニック部門を、
19億ドルで買収して、
ターゲットの全店に入居した。
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超のつく大チェーン同士の同盟が進む。

クローガーはウォルグリーンと、
Web上の共同出店をし、
リアル店舗でもコンバインしている。
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日本の小売産業の中で、
とくにドラッグストアは、
まだまだM&Aが増えるだろう。

イオンには「啐硺」が必要だったか。
昨日このブログで書いた「あうん」の呼吸。

クスリのアオキもツルハつながりで、
緩やかな業務提携関係は、
結んでいてよかったのに、と思う。

「持ち分法適用」は避けたいという点で、
率直に話をするのがいいのに。

「存立危機事態」の「あうん」のズレと、
どこか通じるものがあると感じた。

白か黒かではなく、
グレーがある。

感情的になってはいけない。

それが経営における同盟というものだ。

〈結城義晴〉

2026年01月10日(土曜日)

ひこばえ会の「首を言い渡される話」と「啐啄同時」

三連休。

元旦からの三が日の、次の三連休。
1月は休日が多い。

今回の三連休の最後は、
月曜日の成人の日。

私のころの成人の日は、
1月15日と決まっていた。

かつての「小正月」。
奈良時代以降、男子の元服の儀は、
小正月に行われた。

それが成人の日となった。

2000年のハッピーマンデー制度によって、
1月第2月曜日となった。

しかし成人の日は小正月にしておいてほしかった。

私の成人の日は雪だった。
ずっと電話を待ちながら、
家にいた。

今でも覚えている。

成人式には行かなかった。

今日は夕方から出かけた。
自宅のそばの妙蓮寺。IMG_9674 (002)

東横線に乗って横浜駅へ。

西口のCeeU Yokohama。
イオンモールの物件。
IMG_9679 (002)

かつてのダイエー横浜西口店。

私の実家はこの店の商圏内にある。
だからこの店の商品で私は育った。

上階にはマンションがあって、
かつてはダイエーの社宅となっていた。

友人のバイヤーの金田正裕さんなどは、
その社宅に住んでいた。

2023年10月27日に、
イオンモールのショッピングセンターとして、
スクラップ&ビルドした。

この3階に眼鏡店の愛眼がある。
その店でメガネフレームを調整してもらう。
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1階はイオンフードスタイル。
IMG_9676 (002)

2026年3月1日付けで、
㈱ダイエーの関東事業が、
マックスバリュ関東㈱に移管される。

そして会社は㈱イオンフードスタイルに商号が変わる。

この店舗も3月1日から、
ダイエーの店ではなくなる。

私にとってはちょっと寂しい。

このダイエーの店の近くに居酒屋がある。
「青木鮮魚店」

その店で「ひこばえ会」

高校時代の文学同人誌「孼」の仲間が集まる。
7人で四半期ごとに懇親しているが、
2026年の最初の会合。

今回は2人が欠席。

5人で肴をつまみ、酒を飲んで、
懇談した。IMG_9680 (002)

最後に「結城義晴、首を言い渡される」の話をしたら、
妙に盛り上がってしまった。

「セルコレポート」の連載「艱難は商人を鍛える」で、
第26回、第27回に書いた。
IMG_4879 (002)
自分で出しておいて、
私は悪酔いした。

私にとっては苦い思い出。
しかし奥田則行さんが諭してくれたように、
人間には「押す力と引く力」が働く。

奥田さんは経営コンサルタントで、
やはりダイエーのバイヤー出身。
それは金田さんと同じ。

私が大阪を訪れて、
コンサルタントになることを口説いた。

その奥田さんが、
私が㈱商業界を辞するときに、
「押す力と引く力」のことを教えてくれた。

実際に私を引く力があった。

だから商人舎を設立できた。
立教大学大学院の特任教授になった。
コーネル大学ジャパンでは副学長を担った。

そして今がある。

「啐硺」(そったく)という言葉がある。

「啐」(そつ)は鶏の雛がかえるとき、
殻の中で雛がつつく音のこと。

「硺」(たく)は、その音を聞いて、
母鶏が殻を噛み破ること。
『広辞苑』に書いてある。

啐の合図がないのに、
母鶏が殻を破ってしまうと、
雛は死んでしまう。

啐があって、初めて硺がある。

「押す力と引く力」だ。

私の「首を言い渡された」話は、
この「啐硺」だったのだと思う。

2026年の世界を見ていると、
どうも「啐硺」はない。

ドナルド・トランプは、
「啐」を聞かない母鶏だ。

習近平もウラジーミル・プーチンも、
「啐」を無視する。

歴史を見ても、
大国は啐を聞かないことが多い。
啐を聞き取れる君主が、
巧く国を治めた。

中国と台湾は「啐硺」であるべきだろう。

「啐硺」の母鶏の心は、
「無私」である。

「寸毫(すんごう)も私(わたくし)せず」
きわめてわずかなことにも、
自分の利益を優先しない。

倉本長治に言わせれば、
「損得より善悪を先に考える」

禅宗では「啐啄同時」という。
弟子が悟りを開こうとする瞬間に、
師が手助けを与えることを意味する。

学ぶ者と教える者の呼吸がぴったり合う。
私もそれをしなければならない。

〈結城義晴〉

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