2025令和拡大名人会。

毎年、年末に開催する。

上総モナークカントリークラブ。IMG_9403 (002)

2日間の初日。
プレ名人会。
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凄く寒くて、私自身は、
今年最悪のスコア。

それでもゴルフは楽しい。

ラウンドが終わると、
ザ・カントリークラブ・ジャパンの迎賓館へ移動。
ここに宿泊する。

部屋を割り当てられて、
ゆっくりと風呂に入った。

それからクラブへ移動。

明日のラウンド参加メンバーも集まって、
夕食懇親会。

まず、乾杯。
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寒かったけれどゴルフをして、
ゆっくりと風呂に入って、
それからのビール。

この世の最高の贅沢。

冒頭で主催者挨拶。
結城義晴。

1989年に始まった名人会。
私が食品商業編集長に就任した時、
筆者や経営者の皆さんが集まって、
ゴルフ大会を開催しくださった。

それをきっかけに、
2カ月に1回のゴルフ会が始まった。
「名人会」

それが1カ月に1回になって続いた。
最近は減ったけれど、
拡大名人会は開催される。

もう36年も続くゴルフ会。

ありがとうございます。
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ご参集の皆さんのご健勝と、
会社のご繁栄を祈念して、
再び乾杯。
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次にプレラウンドコンぺの成績発表。
ドラコンは結城が2つ、亀谷しづえが一つ、
ニアピンは

そして優勝はこの人。
ブルーチップのホープ木戸俊和さん。
一緒にラウドしたが、
実に才能のあるゴルファーです。
おめでとう。
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名人会当初からのオリジナルメンバーの挨拶。
鈴木國朗さん。
㈱アイダスグループ社長。
いつものようにユーモアたっぷりの話だった。
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楽しい会食が終わって、
宮本洋一さんとツーショット。
ブルーチップ㈱社長。 IMG_9405 (002)

迎賓館に戻ってから、
会場を用意してもらって、二次会。IMG_9415 (002)

ゴルフが悪いとどうも饒舌になる。
2時間くらいだろうか。
私はしゃべり続けた。
「ここだけの話」がどんどん出てきた。
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楽しい初日が終わった。
明日は頑張ろう。

さて日経新聞に気になる記事。
「飲食・小売り倒産、最多水準」

「食品スーパーや飲食店の倒産が相次いでいる」

帝国データバンクの統計。
25年1~11月の小売業の倒産件数は前年同期比6%増。
2018件。

倒産件数は毎月200件前後で推移している。
だから12月も同水準であれば、2087件を超える。

過去最多だったのが昨2024年。
2年連続で過去最多を更新する見込みだ。

人件費や原材料費などコスト上昇分を、
価格に転嫁できなかったことが原因。

中小企業を中心に事業継続を断念する会社が多い。
小規模倒産が進んでいる。

特に急増しているのが飲食店の倒産だ。
このデータの倒産件数のうち約4割を占める。

ぐるなび創業者の滝久雄さんが言っていた。
「飲食店は50万軒あって、
1年に5万軒が潰れ5万軒が創業する」

新陳代謝は1割の商売なのだ。

この小売業・飲食業の倒産件数は、
他業種と比べても高水準だ。

11月単月の小売業の倒産件数は175件。
4年ぶりにサービス業や建設業などを抑えて、
全業種で最も多くなった。

1~11月の全業種の累計倒産件数は9380件、
12年ぶりに単年で1万件を超える見込み。

1~11月の倒産1件当たりの平均負債額は7600万円。
24年単年の平均から5500万円減った。

小さな負債額で倒産する。

帝国データバンク。
「(コロナ禍の実質無利子・無担保融資の)
ゼロゼロ融資の返済開始の負担が重く、
経営を続けるだけ赤字幅が大きくなり、
『あきらめ型』の倒産が
個人経営の飲食店などで増えている」

スーパーマーケットでは同業他社に加えて、
コンビニやドラッグストア、
デリバリー専門店など、
業態間の垣根が下がっている。

これも倒産件数が増える一因。

消費者の節約志向が高まると、
価格競争が激しくなる。
値上げしづらい環境になって、
コスト上昇分を吸収できず、
利益が圧迫される。

11月に破産手続きの決定を受けたのが、
島根県安来市の地場スーパーマーケット「ウイズ」。

安木市内に競合店が進出してきた。
スーパーマーケットやドラッグストア。
競争激化によって売上げが落ち込んだ。

東京商工リサーチ。
1~11月の「地場スーパー」の倒産件数は22件。
前年同期から約5割増えた。
既に24年通年の18件を超えた。

私は20年前に、
「スーパーマーケット天国」と言っていた。
その天国は変わるとも言っていた。

飲食店のように新陳代謝とは考えにくい。

冷酷な表現になるが、
強い者、環境に適応する者がが残り、
それができない者が消える。

かくして比較的強い者同士の競争になる。

小さい店、小さい企業が消えるのではない。
ロイヤルカスタマーをしっかりつかんでいる店は、
必ず生き残る。

それは信じたい。

高野保男さんによると、
サミット㈱ではこう言って新任の店長を指導する。
「まず200人の顧客の名前を覚えよ」

この200人がロイヤルカスタマーだ。
そこから一人ひとり増やしていく。

ロイヤルカスタマーが去っていくと、
店はどんどん弱っていく。
企業も同じだ。

人間も家族や親友が去っていくと、
少しずつ弱っていく。

寂しいことだ。

〈結城義晴〉

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