月刊商人舎9月号。
いい表紙です。
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今月の「このひと・の・このひとこと」
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土谷美津子さんの「ひとこと」、とてもいい。
イオン㈱副社長・イオントップバリュ㈱社長。
8月27日の下期価格政策記者会見より。

「より安い商品や割安な大容量パックへと、
7割が買い方を変えている」

それから㈱コノミヤ社長の芋縄隆史さん。

『プリティ・ウーマン』という一本の映画。
「あれが私の考え方の原点」
「金儲けだけが目的の話は正直、気が乗らない」

「儲かるとわかっていても
『大義』がなければやらない。
それが『心のM&A』です」

芋縄さん、ロマンティストです。

「この・ひとこと」
毎月、楽しみにしてください。

それからいつものように、
編集後記を紹介しよう。
どんな雑誌でも編集後記は人気です。

編集者やスタッフの「地」の部分が出てきて、
それが魅力的なこともある。

それなのに「後記」を載せない雑誌がある。
私には信じられない。

商人舎9月号[編集後記]

1978年9月、ロサンゼルスとサンフランシスコ、10日間の旅。故渥美俊一先生のご招待。四六時中、帯同して直接指導を受けた。その2カ月後、故高山邦輔先生と一緒にロス→カンザスシティ→シカゴ→ニューヨーク→サンフラン、2週間で全米を巡った。あれから48年。アメリカは私の道場だ。「四大都市圏の歩き方」。堪能し、活用してほしい。ところで米国には新聞折込チラシはない。それなのにトレーダー・ジョーの「Fearless Flyer」は「超」のつく優れ物。佐藤勝人さんに「チラシ研修会」で熱弁をふるってもらう。今月号はその予告編。10月14日・15日。みなさん、ご参加ください。(義)

MLB初観戦は2005年のNYメッツ戦のシェイスタジアム。売店の売り手は夫婦揃って牛乳瓶の底眼鏡。厳格なIDチェック、パスポートはホテル、ビールを売ってくれない。苦し紛れの国内運転免許証提示、「意味が分からん」と取り付く島ナシ。初めて気づいた「免許証の生年月日は和暦だけ」。「あら~」。めげずに格闘数十分、購入。翌年も行ったら老夫婦は同じ売店にいた。(工)

今夏、LAに弾丸旅行する友人が多かった。まさに「大谷詣で」。口を揃えて「行けるときに行く、見られるときに行く」。秋のアメリカは商戦とポストシーズンと見どころが多い。(恭)

9月号恒例のアメリカ特集号。時期的な要因も相まって否が応でも「9.11」を思い出す。四半世紀が経過してもなお、終わりの見えないアメリカと中東問題の根深さに辟易する。(綾)

夏の英国のカントリーサイドは空の青、雲の白、小麦畑の黄色、牧草の薄い緑、森の濃い緑が続く。点在する村の家もレンガの茶色か石の灰色。余計な色がない。ロンドンから北へ50km、ほぼ同じ景色が続く。そこに時々、草を食む牛か羊が登場するのだ。(磯)

4大都市圏には何度も行った。それはきっと、幸せなことなんだろうな。でも観光したのは30歳の時のニューヨークだけ。あとは仕事。ん~。(亀)スクリーンショット 2026-09-12 175819

さて、朝日新聞一面「折々のことば」
第3715回。

鷲田清一さんが毎日、
時局に合った言葉を探してくれる。

「嘘(うそ)は、向こうから
巧妙にやってくるが、
真実は、
自らさがし求めなければ

見つけられない」
〈林 木林(はやしきりん)〉

「次の王の座を狙うライオンは、
民に慕われているライバルを蹴落とすべく
根も葉もない噂(うわさ)を流す」

「『~って聞いたよ』と民は、
確かめもせず拡散する」

「ライオンの画策は功を奏すが、
国は朽ちた」

「そんな事態を招いたのは
『考えない、行動しない』みんなという存在だ」

林 木林は山口県生まれの女性詩人・絵本作家。
絵本『二番目の悪者』(絵/庄野ナホコ)から。
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アメリカ合衆国も日本国も、
「考えない、行動しない」という罪によって、
朽ちていく。

それはなんとか、
避けねばならないと思うし、
避けることができると思う。

現時点の世界ではこのライオンは、
不思議なことに女性であることが多い。

9月6日投開票のドイツ州議会選挙。
東部のザクセン・アンハルト州で、
極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、
過半数に届きそうな支持を得た。

そのアリス・ワイデル共同党首は女性政治家。

フランスの極右政党は国民連合(RN)は、
マリーヌ・ルペンさん。
来年春のフランス大統領選で勝利する勢いを見せる。

イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、
右派政党「イタリアの同胞(Fratelli d’Italia/FdI)」の党首。

そして日本の高市早苗首相は、
自由民主党の右寄りの総裁。
自分でも認めている。

どんな背景があるかのはわからない。
「極右」なる呼び方も、
必ずしも妥当かは疑問の余地もある。

ドイツのAfDは、
ナチスを信奉しているらしいし、
それ以外の党首たちも時代に対して懐古的だ。

しかし私たち国民一人一人が、
どんな国、どんな時でも、
真実を自らさがし求めなければならない。

「考えない、行動しない」の罪を、
犯してはいけない。

〈結城義晴〉

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