イオンタウンの「愛の血液運動」と岡本太郎の「なんだこれは?!」

商人舎流通スーパーニュース。
イオンタウンnews|
7/1~7/31の期間SC18店舗で献血を実施
7月は「愛の血液助け合い運動月間」。

1974年(昭和49年)から始まった。
当時の厚生省、現在の厚生労働省が、
日本赤十字社および都道府県と協力して開始。
目的は第1に血液製剤の国内自給、
第2に若年層の献血参加促進。
そして第3に夏場の献血減少を補うための啓発。
だから7月1カ月間に行う。
イオンタウン㈱は2024年から、
企業・団体として「献血サポーター」に登録して、
この運動に参加している。
7月1日(水)~7月31日(木)の期間、
全国のイオンタウンの18SCで献血を行う。
定期的に献血バスやSC内献血ルームで行うが、
昨2025年度は全国で延べ330回以上実施して、
約3万9000人の協力を得た。 
イオングループは50年ほど、
献血支援をしている。
1970年代から地域イベントとして開始し、
2000年代以降はイオンモールを中心に、
全国で定期開催している。
そして2024年、イオンタウンが、
公式制度として献血サポーターに登録した。
もっと増やしたらいいのに。
こういったときこそ、
グループの力を活用したい
チェーンストア全体で展開できるよう、
呼び掛けたい。
しかし現在、日本全国で、
献血バスの移動採血車は280台ほどだ。
だからもし7月にこの運動が集中してきたら、
献血バスが足りなくなるかもしれない。
そうなると7月意外のシーズンにも分散されて、
1年中、どこかの店、どこかのSCで、
愛の血液助け合い運動が行われる。
それはとてもいいことだ。
「献血サポーター」への登録、参加。
是非、検討してもらいたいものだ。
さて久しぶりに糸井重里。
ほぼ日の巻頭エッセイ「今日のダーリン」
芸術家岡本太郎が、
『芸術とはなにか?』と問われた。
糸井さんはこれがずっと頭の中にある。
「なんだこれは?!」は、たくさんある。
生まれて間もない赤ん坊にとっては、
目にするもの耳にするもの触れるもの、
すべてが「なんだこれは?!」であろう。
じぶんのイメージするものの外側にあって、
まだ名付けられてないものは、
「すべてなんだこれは?!」だ。
「つまりは、人が、
『なんだこれは?!』と感じたとき、
その人の世界は、
その『なんだこれは?!』分だけ、
拡張されたということになるのである」
「なんだこれは?!」が、
芸術なんだということになると、
「あれは芸術か、これは芸術なのか」などと、
疑問に思われていることは、
ほとんど芸術になってしまう。
いいなあ。
この理屈。
「そんなことでいいのか、
と言う人は当然現れるだろう」
「特に芸術に『尊敬されるべき価値』、
そして『商品価値』が
関わっていると考える人にとっては、
なんでも芸術と認められたら
困ってしまうだろう」
岡本太郎に代わって糸井さんが言う。
「芸術であって、尊敬されるべきでないもの」
だとか、
「芸術ではあるが、商品価値のないもの」
だとかが、存在すると考えたら、
もうそれでいいのではないだろうか。
そう、そう。
「大昔から、
AI以後のいまの時代にいたるまで、
必死で人間が創り出した
ポピュラー・ミュージックだとか、
商品パッケージだとかも、
みんな芸術(アート)である」
「荘厳な寺院建築だとか、
王様の肖像画などと同じように、
ロックの名曲も、体操の演技も、
漫才やコントの笑いも、
『なんだこれは?!』を生み出したものは、
すべて芸術だ」
「しかも、そのなかには、
1000年残っていくものもある」
チェーンストアの店舗も、
ショッピングセンターも、
「なんだこれは?!」があればいい。
商品も売場もPOPも、
「なんだこれは?!」があるといい。
顧客の世界は、
その「なんだこれは?!」分だけ、
拡張されるからだ。
「なんだこれは?!」分だけ、
豊かになり楽しくなるからだ。
愛の献血車を見た顧客が、
「なんだこれは?!」と思ってくれれば、
そこからすこしでも献血行為が生まれる。
店やショッピングセンターは、
そんな社会的な役目を持っている。
いいことだなぁ。
イオンタウン、頑張れ。
〈結城義晴〉


































