フランクル「生きることは義務なんだと受け入れる」

商人舎流通スーパーニュース。
Weekly Review|
バナー転換の改装、異業種のアパレル強化など
山本恭広流通スーパーニュース編集長が、
週末に1週間のニュース投稿をまとめて執筆する。
「店舗」と「新商品」のニュースが多かった。
それぞれ23.7%。
小売業に関するニュースは、
新店、改装店か新商品に関するものが多い。
自動車雑誌の一番のニュースは、
新車情報だ。
次いで「CSR」が多かった。
「熊本地震」「千葉豪雨」の被災地へ、
多くの企業から寄託が寄せられた。
今回は「M&A・システム」のニュースが8.5%。
㈱ライフコーポレーションが㈱アルビスに、
株式公開買い付けを敢行した。
買い付け期間は9月9日から、
11月10日までの40 営業日。
決済の開始日は11月17日となる。
三菱商事はアルビスの筆頭株主で、
16.62%を保有するが、
TOBに応募しない。
最終的にはライフがアルビス株式83.38%を保有し、
三菱商事が残りの16.62%を保有する。
これによって、
首都圏、近畿圏の二眼レフ経営のライフが、
中部・北陸圏に足掛かりをつくる。
そして1兆円の年商に迫る。
M&Aのニュースは増えると思う。
一番多かった「店舗」のニュースは、
3つの特徴があった。
⑴新店出店および既存店の改装
――万代東岸和田店(大阪府)、デリシア辰野店(長野県)
⑵専門店の小型化
――ハンズ自由が丘店(東京都)、出雲ロフト(島根県)
⑶商業施設の活性化
――イオンモール八千代緑が丘(千葉)
イズミのゆめタウン出雲(島根)
ユニバースのラ・セラ東バイパスSC(青森)
異業種によるアパレル強化のニュース。
セブン-イレブン・ジャパンとファミリーマート、
そしてワークマン。
小売業界は動いています。
速く動けばいいというわけではありません。
しかし少しずつ動いていって、
しばらくするとかなり動いている。
そんな印象でしょうか。
1週間でもいろいろな動きが見えてきます。
さて、沖縄県知事選挙。
古謝玄太氏が当選を確実にした。
玉城デニー現知事は敗戦の模様。
難しい問題だ。
しかし県民がこれまでの知事の政治に、
足りないところを実感していた。
それが結果となった。
SNSの誹謗中傷問題もひどかったようだ。
しかし塩野七生『ローマ人の物語』。
「勝利とは、
自ら勝ち取るものではない。
敵から恵んでもらうものだ」
古謝陣営はそれだった。
それでも沖縄の現在は、
悩ましい。
知事が変わっても、
良くなる兆しはない。
新潟日報のコラム「日報抄」
「疲れ切って故郷に帰ってきた君が、
どんな苦悩を抱えているかは分からない。
耐えきれないストレスをため込んでも、
誰かのせいにすることもなく、
ひたすら自分を責める姿を思い浮かべてしまう」
「打開策を探してできることをしてきたはず。
そんな自分を肯定できるようになってほしい」
心理学者のV・E・フランクルの著書。
『それでも人生にイエスと言う』

ユダヤ人のフランクルは第2次大戦中に、
家族でナチスの強制収容所に送られ、
妻も両親も失う。
無数の死や暴力、飢餓が
当たり前の日常だった3年を過ごし、
生還した。
フランクルは収容所生活を経て、
生きるか死ぬかさえ
他人に決められてしまう環境にあっても、
人生を意味あるものにするかは、
その人に委ねられていると考えるようになる。
「本人が諦めなければ、
心の自由は奪われはしない」と。
「生きる意味を失いかけたとき、
生きることは義務なんだと
受け入れる態度も大切だ」
作家の山口路子さんの『逃避の名言集』。
「義務と考えれば困難に立ち向かえるように思う。
『希望を抱け夢をもて』という言葉より心に染みる」

その最終章。
「逃避するのも生き抜く力だ」
そして締めくくる。
「まちがいとか正しいとか
そんなのは人生にはない。
あるのはただ、
その人ひとりの生き方なのです」
沖縄の人たちも、
そして私たちも、
あるのはただ、
自分の生き方である。
〈結城義晴〉

































