「わが家の台所事情アンケート」と宇野重規の「線を引くこと」

9月は晴れの日が少なかった。
1週間、ロサンゼルスに行っていたが、
その間も東京や横浜も雨模様だった。
本州付近に秋雨前線が停滞した。
そのうえ台風は24号、25号、26号とやってきた。
ウェザーニューズによると、
9月27日(日)までの日照時間は、
東京都心で45.8時間で平年の40%、
横浜市は50.3時間で平年の39%。
ただし10月には秋雨前線停滞は解消され、
秋の周期変化パターンに変わっていく。
楽しみにしよう。
今日も1日、横浜商人舎オフィス。
請け負った単行本のゲラを責了。
亀谷しづえ商人舎GMがやり遂げた。

いい内容の本です。
ありがとう。
商人舎10月号の執筆と入稿に勤しんだ。
連載「≠全能店長」
山本恭広流通スーパーニュース編集長の執筆。
楽しみにしてください。
さて住友生命保険相互会社の全国調査。
「わが家の台所事情アンケート」
インターネット調査で5783人から回答を得た。
全国の20代~60代の会社員男女。
期間は8月26日~28日。
サンプル数は多くはないが、
傾向はわかる。
【物価上昇の家計への影響】
【影響があった費目】

食品が88.5%。
電気代が53.8%、日用品費が48.0%。
水道光熱費36.4%、ガソリン35.6%。
【年収見込み額の1年の推移】

[物価上昇に追いついていない]が71.8%。
[増えるが、物価上昇には追いついていない]は23.7%、
[ほとんど変わらない]が38.4%、
[減る]が9.7%、
[物価上昇を上回るほど増える]は5.1%。
[家計の中で削減した費目](複数回答可)
82.8%が支出削減と節約に取り組む。
[食費]が58.7%で断トツ。
[日用品費]27.9%で二番目。
[被服費]は24.2%で四番目。
【飲食料品の2年間の消費税率引き下げの家計への影響】

[とても助かる]26.7%、
[やや助かる]39.3%。
合計すれば66.0%。
[あまり助からない]21.2%、
[助からない]11.2%。
こちらの合計は34.0%。
食料品の値上げや物価上昇は、
消費者の大きな負担になっている。
それに応えねばならない。
当たり前だということはわかっていても、
それが当たり前だと教えてくれるのが調査である。
スーパーマーケット、総合スーパー、
そしてドラッグストア。
大きな期待が寄せられている。
食品の消費減税も、
秋の国会を通過しそうだ。
2年で元に戻すなど、
ほとんど信用できないが、
それでも顧客は期待している。
しかし日本の経済全体が、
このことでしぼんでいくことは確かだ。
朝日新聞「折々のことば」
今日の第3727回。
自分は、
何をコントロールできて、
何を受け入れるしかないのか。
その線を引くことが
非常に重要です。
〈宇野重規〉
「社会には変えることのできるもの、
変えないといけないものと、
どうしても変えられないもの、
変えてはいけないものがある」
私もいつも言う。
「政治においても、この二つを
見分ける視力が不可欠だ」
経営や商売においても不可欠だ。
「そのためには、
何がほんとうに善きものかについて、
人々が共通の感覚(コモンセンス)を確(しか)と
身につけておく必要があるだろう」
宇野重規東京大学社会科学研究所教授。
1967年生まれの59歳。
専門は政治思想史・政治哲学。
2020年、菅義偉首相のとき、
日本学術会議の新会員の推薦が、
政府によって任命を拒否された。
それほど危険な思想の学者とは思えない。
折々のことばは、
ラインホールド・ニーバーの祈りと同じだ。
「変わるものを
変えられる勇気を、
変わらぬものを
受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を、
お与えください」

政治だけでなく、
商売にも経営にも仕事にも、
そして今こそ、
不可欠である。
〈結城義晴〉

































