【#864】中身たっぷり「フルーツ寒天」
中身たっぷり「フルーツ寒天」
~ボリューム&安価な夏向きスイーツ~
今、昔の手づくりスイーツが
惣菜売場で人気
異常気象も手伝って
ボリュームたっぷりの
冷たい商品が売れています
とは言うものの
寒天を溶かして
牛乳を入れれば
出来るわけではありません
「お母さんのスイーツ」は
「惣菜のスイーツ商品」には
なりません
伊那食品という会社があります
この会社に相談して
つくり方を学びます
それはプロとしての
売れる商品をつくるためです
プロの商品にするためには
隠し味に甘い「練乳」を加え
コクを出し
味を引き立てます
この技術がプロの味です
異常気象で暑さが厳しい予報
手づくりだからこそ
大きなボリューム商品で
安く販売できます
冷ケースで単品大量販売
冷たく冷やした
たっぷりの惣菜スイーツ
異常気象だからこそ
思い切っての売り込みです
利益も大きくなります
★林廣美のワンポイント★
手づくりのスイーツは見栄えが悪く、売りにくいものですが、この寒天は誰でもきれいにつくれます。暑さが続くと、安く食べられる手づくりの「フルーツ寒天」や「水ようかん」がよく売れます。そして自然に出る手づくり感を活かして商品化をする、これが売れるポイントです。メーカーの指導を受けてつくるのが成功への近道です。
●林先生の家庭料理教室●
市販の材料で「かんてんぱぱ」という商品があります。これを使い、フルーツ缶詰(ミカンやブドウなどの果実のシロップ煮)と合わせてつくります。説明書通りにつくれば、誰にでもつくれます。でもさらにおいしくつくるコツは、水ではなく、水の代わりに牛乳だけでつくるのです。濃いミルク感のある味になります。
<By 林廣美>