12月5週・1月1週/年越し頃、強い寒気が西回りで南下 1月2週/冬型の気圧配置が続く
●12月5週/1月1週(12/29~1/4)の天候予測とMDポイント
年越しの頃から、強い寒気が西回りで南下

<概況>
週の初めは北海道の北を小さな低気圧が通過する。その後は冬型の気圧配置。上空には強い寒気が西回りに南下する。
<天候解説>
山陰以北の日本海側では雪や雨の降りやすい天気が続く。ただ週初めは上空の気温が高い影響で、雨の所が多い。また南西諸島も期間を通して曇や雨のぐずついた天気が続く。太平洋側の地方ではおおむね晴天。
気温は、週の初めは高め。その後は強い寒気が西回りで南下する影響で、西日本で低め。それ以外の地方では平年並みかやや低め。
<ウェザーMDのポイント>
31日以降、強い寒気の影響で厳しい寒さとなる。北日本の日本海側では雪の降り方も強いため、初詣などにはあいにくの気象条件。太平洋側では冷え込み厳しいものの、晴れ間が多いため、初詣スポットは多くの人出が期待される。
大晦日の夜は、冷え込むところが多いため、寿司や焼き肉よりはすき焼き、鍋物料理の家庭の割合が多そう。
雪や強風による交通・物流への影響に注意。
●1月2週(1/5~1/11)の天候予測とMDポイント
冬型の気圧配置が続く
<概況>
天気図パターンの変化は小さく、冬型の気圧配置が続く。上空には強めの寒気が居座る。
<天候解説>
山陰以北の日本海側では雪、九州北部では曇、南西諸島では曇や雨、太平洋側ではおおむね晴れる天気が続く。
気温は、西日本中心に平年並みか低め。厳しい寒さが続くが、猛烈な寒さというほどではない。
<ウェザーMDのポイント>
この期間、天気の変化は小さい見込み。太平洋側では空気の乾燥が続くため、インフルエンザなど風邪の流行規模の一層拡大に注意。
売れ筋の変化も小さいため、同じような売場が続くことでお客が退屈さを感じないように、日々ちょっとした売場の変化をつくるなど、工夫を。
また、そろそろ関東など太平洋側でもまとまった雪に注意が必要な時期に入る。
<By 常盤勝美>






