Feb4週/日本上空に暖気が流れ込む Feb5週･Mar1週/気温の上下に注意
●2月4週（2/18～2/24）の天候予測とMDポイント
日本上空に暖気が流れ込む
この期間、19日(火)と22日(金)に日本付近を低気圧が通過する。19日(火)は低気圧が日本海沿岸部付近を進み、22日(金)は日本のすぐ南海上を進む。
それ以外は高気圧に覆われる。
低気圧が通過する19日(火)～20日(水)および22日(金)～23日(土)は、ほぼ全国的に天気が崩れる。西日本の日本海側の地方では、雨風がやや強まり、少し荒れた天気となる可能性がある。それ以外の日はまずまずの天気となる。
雪の降りやすい天気がずっと続いていた北海道の日本海側も、今週は晴れ間の見られる日が多くなる。
気温は、上空の暖気の影響で全般に高めとなる。ただ22日(金)は南岸低気圧の通過により、全般に気温の上がり方が鈍くなる。
少なくとも向こう1カ月程度は、顕著な寒の戻りおよびその継続は考えにくいので、売場を本格的に春夏仕様に切り替えることをおすすめする。典型的なアイテムは、葉物野菜を使ったサラダ用ドレッシングやパスタソースなどだ。バジル系ソースも好まれやすい。
また、スギ花粉の飛散が本格的に始まると予想されるため、マスクや免疫力を高める食材などの訴求を強化したい。
23日(土)に雨予報となっているところが多いが、午前中が中心となりそうだ。1日トータルでの客足への影響は、軽微になると考えられる。消極的な発注にならないよう注意をしたい。
●2月5週/3月1週（2/25～3/3）の天候予測とMDポイント
気温の上下に注意
日本付近を周期的に低気圧と高気圧が通過する。上空にはまた暖気が入るが、不透明な部分もある。
天気は周期的に変化する。週に2回ほどの頻度で、全国的に天気が崩れる予想だ。
気温は平年より高めの日が多いが、低気圧のコースによっては寒い陽気の日もある。
例年2月末日から3月初めは、関東などで雪が降りやすい時期である。今年は気温が高めの予想なので可能性は低いが、念のため寒の戻りに注意をするとよい。
基本的には、乾麺など春夏物の展開をしたい。寒の戻りとなった場合は、さっぱり系のおでんやコーヒー・ココアなどのホット飲料をすかさず展開するとよい。
＜By 常盤勝美＞
