昨日から和歌山。

ホテルの自室から見える、
和歌山城の緑濃い景色。IMG_8235

夏空の下、白い城壁が輝く。IMG_8234

日が昇る前に起きて、
NHKでワールドカップ準決勝を観た。

アルゼンチン対イングランド。
名勝負。

因縁の戦いでもある。
1986年ワールドカップ・メキシコ大会。
このときには準々決勝で、
アルゼンチンとイングランドが対戦した。

主役はディエゴ・マラドーナ。

ゴールキーパーと競り合って、
ヘディングを決めたように見えた。

主審はゴールを認めた。

しかしテレビ中継の再生映像には、
小柄なマラドーナがジャンプしながら、
振り上げた左手の拳で、
ボールをはたく瞬間が映っていた。
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しかし判定は覆らなかった。

マラドーナは試合後のインタビューでと言った。
「ただ神の手が触れた」

このゲームではマラドーナの、
「5人抜き」も話題となった。

ドリブルしながら相手のディフェンダーを抜き、
最後にキーパーまで抜いた。

そんなことが連想される2026年の対戦だ。

しかしゲームは点が入らない。

後半に入って10分、
アンソニー・ゴードンが、
イングランドに先制点をもたらした。OSB.AbDgvYtgX8cPTijwij0xmA--

リバプール出身の25歳。
FCバルセロナに属する。
England-v-Argentina-Semi-Final-FIFA-World-Cup-2026 (1)

これでイングランドに有利な展開となる。
ドイツ人のトーマス・トゥヘル監督は、
屈強なディフェンダーを投入して、
逃げ切りを狙った。

これが裏目に出た。

ちなみに、
外国人監督はワールドカップでは、
優勝できないと言われている。

後半40分、リオネル・メッシが右サイドから、
フィールド中央にグラウンダーのパス。

すっぽり空いた絶好のスペースから、
MFアシストエンソ・フェルナンデスが、
約25メートルの右足シュート。
カーブがかかってゴール左隅に突き刺った。

チェルシーFCの25歳。

さらにアディッショナルタイムには、
メッシが右サイドで2人のDFを抜いて、
ゴール前にセンタリング。

ボールは2人の長身のDFの間に、
ピタリと照準が合っていた。

そこに割って入ったのが、
ラウタロ・マルティネス。
インテル・ミラノ所属の28歳。

ヘッドから繰り出されたボールは、
ゴールに吸い込まれた。OSB.zioodqwgTvA_meyPVmIGvg--

チームは歓喜した。
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メッシも歓喜した。
England-v-Argentina-Semi-Final-FIFA-World-Cup-2026 (3)

そしてフィールドで一人、
(ひざまず)いた。
England-v-Argentina-Semi-Final-FIFA-World-Cup-2026 (4)
メッシ。
「今日もまた、
僕たちが何年もやってきたことを、
示せたと思います」

「このチームは、流れるような、
質の高いサッカーをします。
僕たちは辛抱強く、試合の重要な局面を
読む術を知っている」

「試合は、最初から僕たちが
支配していたと思います。
前半に明確な好機はつくれませんでしたが、
僕たちは主導権を握り、
多くの時間ボールを持っていました」

「そして、彼らが得点したあと、
僕たちはさらに良くなったのです」

私は7月12日のこのブログに書いた。
「レジェンドたちが脇役となって、
渋い働きをするチームが、
最後の勝利を得る」

メッシはこの日、
ゴールを決めることはなかった。
しかし2つのアシストをして、
脇役としての役目を果たした。

見事だ。

さて今日は、
㈱オークワで講演。
1年に2回、招かれて、
さまざまなテーマで講演する。
2023年の7月から始まったから、
4年目に入った。

今回は事前にweb会議で打ち合わせして、
講義する内容を決めた。

講演会場は本社に隣接する研修棟4階の大会議室。
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経営幹部と商品部、店長などが参集する。
それとは別にウェブ配信されて、
研修棟のほかの会議室にいる参加者や、
店舗の人たちも聴講する。IMG_8240

私自身は3日連続の講義・講演だ。
大阪での2日間の講義には、
オークワから7名のバイヤーが参加、聴講していた。

ニチリウグループバイヤー研修。

だから彼らは3日連続で、
私の講義を聴くことになった。

大阪ではマーケティングやバイイングの講義。
今日は「やさしいマネジメント講座」IMG_8242

2023年の12月に一度、
マネジメントの講義をしている。

今回はその復習をしたうえで、
ドラッカーの「責任の組織化」について、
丁寧に説明した。
これが組織の官僚化、硬直化を予防し、
大企業病にかかることを阻止する。
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それからジョン・マックスウェル。
米国のリーダーシップの権威。

私はマックスウェルの「七つの致命的な罪」を、
重視している。

⑴尊敬を集めるよりも、好かれようとする
⑵チームのメンバーに助言や助力を求めない
⑶技量よりも規則を重視して、個人の才能を殺してしまう
⑷常に建設的な批判を心がけようとしない
⑸チームのメンバーの間に、責任感を育てようとしない
⑹誰に対しても同じような手法で付き合う
⑺常に情報を知らせるという姿勢がない

一番目はとても多い。
六番目も誤解が多い。

最後にレイバースケジューリングについて、
さわりのところだけ講義した。

ワークは出来栄え管理、
レイバーは出来高管理。

それから作業習慣が大事だ。
作業は体で覚えて、
無意識にできるようにする。

それがスケジューリング化されると、
レイバースケジューリングは、
システムとなる。IMG_8247
あっという間に時間がやってきた。

ドラッカーは言う。
「マネジメントとは、
人の強みを発揮させることである」

予定より10分ほど延長して、
100分の講演。

大きな拍手をいただいた。
ご清聴に感謝。
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オークワのみなさん、
成果をあげてください。

和歌山は日差しが強い。
目を細めながら、小澤一雄さんとツーショット。
採用教育部採用課 兼 教育課課長。
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そのまま黒潮で新大阪へ、
それから横浜までのぞみで帰った。

4日間の講演の旅、
無事終了して、ほっとした。

お疲れ様。

「マネジメントとは、
人の強みを発揮させることである」

リオネル・メッシの2つのアシストは、
2人のチームメートの強みを引き出した。

レジェンドのマネジメントそのものだった。

〈結城義晴〉

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