「管理職は罰ゲーム」と「≠全能店長」

Everybody! Good Monday!!
[2026vol㊴]
2026年第40週。
9月最終週で今週木曜日から10月。
あと3カ月。
「コーヒーの味は、
秋口になって、引き立ってくる」
コーヒー好きの作家獅子文六。

よく、わかる。
それにしても千葉の大雨。
まだ8集落が孤立している。
何とか救済を急いでほしい。
日経新聞「経営の視点」
管理職は罰ゲームにあらず
編集委員の半沢二喜さんが執筆。
「管理職は重責のうえに苦労が絶えず、
最近は『罰ゲーム』と揶揄(やゆ)されるほど」
パーソル総合研究所の調査。
「現在の会社で管理職になりたい」と、
答えた人の割合。
2021年に24%だったが、
26年は15.7%に落ち込んだ。
㈱MIXIはSNSの会社。
今年4月に人事・賃金制度を改定。
管理職の報酬水準をとくに手厚くした。
40代前半が多い部長級については、
年収の下限を約1260万円に引き上げた。
従来の50%増。
部長級の年収は平均で13.3%上がり、
最大で40%の昇給になった人もいる。
報酬の引き上げは外部からの人材獲得だけでなく、
人材流出を防ぐためでもある。
「同社はここ2、3年で管理職の業務も見直した」
「プレーヤーとして、
自ら成果を上げようとする管理職が多かったが、
権限委譲を促して若手の活躍の機会をつくらせた」
ドラッカーの言う通りのことをしたことになる。
「人事評価などの業務はAIを使って負担を軽減、
部下と向き合う時間を増やした」
企業の発展には社員の個人としての成長と、
組織への貢献の両方が欠かせない。
同社は管理職が孤立しないように、
困りごとやトラブルは、
人事部が細かにフォローする。
なぜ日本のミドルマネジャーは、
疲弊しているのか――。
2012年、経団連が、
その原因と対応策を報告書にまとめた。
その指摘――。
経営環境や組織構造が変わり、
管理職の役割が高度化・複雑化している。
にもかかわらず、
「失敗が許されない雰囲気」が
職場にあるため、
部下に仕事を任せられない。
19年に働き方改革関連法が施行し、
足元では人手不足が深刻化する。
編集委員。
「管理職の負荷はさらに高まったが、
経済界で対策はさほど進んでいない」
チェーンストアやスーパーマーケットにも、
「店長になりたくない症候群」がある。
月刊商人舎3月号、

特集は≠全能店長
「≠」(ノット・イコール)は、
「等しくない関係」を意味する。

「≠全能店長」とは、
「店長はオールラウンドマネジャーで
なければならないのか?」という問題提起。
そして、
「あなたは必ずしも、
全能店長である必要はないよ」
という提案でもある。
もちろん優れた店長になってほしい。
優れたリーダーであってほしいし、
きちんとしたマネジャーであるべきだ。
しかしオールラウンドであることを、
目指す必要はない。
むしろピーター・ドラッカーが強調する
「強み」を知り、「強み」を活かす
店長であってほしい。
ピーター・ドラッカーのあとの時代に、
マネジメントのグルとなったのが、
ヘンリー・ミンツバーグ。

そのミンツバーグ。
「ミドルマネジャーこそが、
組織を変えていく力を持っている」
管理職や店長こそが、
組織を変えていく。
経営者はそのミドルマネジャーに、
報いなければいけない。
力を出しやすい環境を整え、
報酬でも十二分に応えることだ。
再び、藤田田。
「寡聞にして、
高い給料を社員に
払ったためにつぶれた、
という会社をしらない」

台風26号がやって来ている。
では、皆さん、今週も、
必ずしも全能である必要はない。
もちろん全能であってもいいいし。
Good Monday!
〈結城義晴〉

































