Feb.1週/この時期らしい厳しい寒さ 2週/気温は平年並みか低め
【2月1週(2/2~2/8)の天候予測とMDポイント】
この時期らしい厳しい寒さ、
5日(木)に低気圧通過
期間前半の強い冬型は徐々に緩む。
5日(木)には日本の南を低気圧が通過。
その後冬型の気圧配置に戻る。
週初めは北海道東部で、
週末からの暴風雪の影響が残るが、
徐々に冬型緩む方向。
日本海側での雪も全般に小止みとなる。
今週のポイントは
5日(木)の天気の崩れ。
日本の南を低気圧が進む。
コース、上空の寒気、
低気圧の発達度合を考えて、
再び関東など東日本の太平洋側では
雪の可能性が高い。
10cmを超えるような大雪となる可能性は低いが、
前回(30日(金))並みか
前回を若干上回る5cm程度の積雪に念のため注意。
その後、一時冬型の気圧配置が強まるが、
あまり長続きせず、
週末は幾分穏やかな天候となりそう。
気温は北海道で引き続き高め。
それ以外はおおむね平年並みだが、
5日(木)の天気の崩れの分だけ低め。
5日(木)はまた
東日本の太平洋側で雪の予報が出ており、
実際東京都心でも
5cm程度の積雪が予想されるので、
スコップ、長靴、携帯カイロを準備。
ただし既に都心では積雪を
今シーズン記録しているため、
特需というほどの売上の集中には至らない。
在庫過多に念のため注意。
今週からそろそろ鍋つゆなど
冬物典型食材の動きが鈍って来る(寒くても)。
売り場を大きく縮小するほどではないが、
過剰在庫に注意。
特に週末はまた少し穏やかな陽気となるため、
ステーキなどの展開がおすすめ。
風邪薬、うがい薬、マスク、のど飴、
ドリンク剤、しょうが、長ネギなど、
風邪ひき対策関連アイテムの売り場は
引き続き強化。
【2月2週(2/9~2/15)の天候予測とMDポイント】
引き続き気温は平年並みか低め
冬型の気圧配置は長続きしない。
週初めの9日(月)は
気圧の谷通過の影響により天気崩れる。
またここのところのサイクルで、
週後半にも天気が崩れる可能性がある。
乾燥した晴れの天気が続きやすい太平洋側の地方でも、
周期的に天気が崩れるパターンになっている。
それほど強いものではないが
上空に寒気が予想されるため、
気温は全般に平年並みかやや低め。
北海道の高温傾向も
とりあえず解消の見通し。
気象条件は前週と大きな変化はない。
天気が周期的に変化し、
それにあわせて気温の上下の並みも大きくなるため、
臨機応変な売り場対応を心掛けたい。
バレンタインを過ぎると、
冬物に対する飽きが一気に加速するので、
飽き飽きした売り場にならないよう、
春物を前面に打ち出したい。
また、春一番が吹いた場合の準備も
万端整えておきたい。
<By 常盤勝美>