Dec4週/穏やかなクリスマス Jan1週/年末寒波襲来もあまり南の方まで影響及ばない
●12月4週(12/23~12/29)の天候予測とMDポイント
穏やかなクリスマス
日本付近を周期的に低気圧が通過している。この期間中では26日(木)頃が低気圧通過のタイミング。全国的に天気が崩れる。それ以外は北日本で冬型の気圧配置となり、日本海側では雪の降りやすい天気となる。また週後半からは少し強めの寒気が入るため、雪の降り方が強まる。東日本~西日本では高気圧に覆われ、太平洋側の地方では晴れる日が多いが、雲の出やすい日もある。
気温は北海道で週後半中心に低めとなる。それ以外は西日本で高め、東日本では平年並みかやや高めとなる。
今年もクリスマス前後はとくに強い寒気がなく、クリスマス寒波は不発となりそうだ。穏やかなクリスマスになる。
年内最後の週末である28日(土)~29日(日)は、北日本の日本海側と南西諸島でぐずついた天気となる以外はまずまずの晴天となる。多くの客数が期待できそうだ。
クリスマス明けの26日(木)は、各地で気温低めとなる可能性が高いため、鍋物料理の提案がおすすめだ。また週末に向けて大掃除用品の駆け込み需要も期待できるので、品揃えを維持しておきたい。
●1月1週(12/30~1/5)の天候予測とMDポイント
年末寒波襲来もあまり南の方まで影響及ばない
30日(月)は、日本付近を低気圧が通過した後の今季一番の本格的な冬型の気圧配置となる。これは元日にかけて続く。ただその後は東日本~西日本で冬型が緩み、高気圧に覆われる。
北日本の日本海側では雪風強く荒れた年越しとなるおそれがある。それ以外の地方は30日(月)に天気が崩れるほかは晴れる日が多い。なお、上空寒気の吹き出しが強く、仙台、名古屋など太平洋側の地方でも積もるほどの雪となる可能性がある。
気温は北日本で低め、東日本で平年並みかやや低め、西日本で平年並みかやや高めとなる。年末寒波襲来となるが、寒気の影響はあまり南の方まで及ばない。
年越しは、北日本中心に荒れた天気となるため、年越しの瞬間を外で過ごす人の割合は少ないかもしれない。同様に初詣の人出も北日本を中心にやや少なめになりそうだ。交通機関の乱れにも注意が必要だ。
大晦日の夕飯は、気象条件的にはお寿司よりは鍋物料理が好適である。
<By 常盤勝美>