結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年06月12日(金曜日)

オール日本スーパーマーケット協会総会で握手!握手!!

とうとう世界保健機構が宣言しました。
新型インフルエンザのフェーズ6。
最高警戒水準。
世界的大流行を意味する「パンデミック」。
間違いなく今年の流行語大賞候補。

しかし弱毒性のため、その程度は「中」のモデレート。
だから「国境を閉鎖したり、国際的移動、貿易を妨げる必要なし」
南半球での感染も気になるし、
強毒性インフルエンザへの変異が、
何よりも怖い。

人類の英知に期待したいものです。

さて日本の流通業では、
家電の世界でまた、事件。

エディオンとコジマが資本提携に合意。
朝日新聞が報じた。

エディオンは家電業界第2位。
かつて最初に5000億円を突破したコジマは、第6位。

両社合わせると1兆2628億円の年商で、
ヤマダ電機1兆8718億円に次ぐ第2位に躍り出る。

そして家電小売業の市場規模7兆7000億円の、
15.6%となる。

ちょっとだけクリティカル・マスの仮説に届かない。

さて昨日も、走り回った。
朝から東京・霞が関の農林水産省。
毎月恒例のミーティング。
農水
私自身にとっても勉強になるし、
濃密にモノを考える緊張感がある。

続いて東京・水道橋の東京ドームホテルへ。
domehotel
オール日本スーパーマーケット協会第47回定期総会。
1
荒井伸也会長が再選された。

4人の副会長も再任。
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荒井会長の挨拶は、2点。
AJSは教育と商品に特徴をもつグループ。
特に教育には、ずっと力を入れてきた。
しかし、その教育自体に陳腐化の要素が芽生えた。
一定の改善が図られるべきだ。

商品に関しては、コプロ㈱を中心に展開しているが、
グランドデザインの再構築と立案力の向上が課題。

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そのあと、記念講演。

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今回は、経営コンサルタントの小宮一慶さん。
『先が見えない時代に変化を読みとる経営の視点』

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経営と仕事には三つの重要なことがある。
①企業の方向付けをする
②資源の最適配分をする
③人を動かす
小宮さんの主張は、
顧客第一の考え方をすること、
紙一重の正しい努力の積み重ねが大切であるということ。

最後に、会長・副会長、理事・監事の勢揃いで、
記念写真。
2年間、よろしくお願いします。
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東京ドームホテルロビー。
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懇親会は、夕方、5時45分から。
乾杯の音頭は、カゴメ㈱社長の西秀訓さん。
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私は、テーブル1の席で、
サミット㈱社長で協会副会長の田尻一さんの隣の席。
かつての同僚㈱商業界取締役の松井康彦さんとスリーショット。
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協会副会長で㈱関西スーパーマーケット社長の井上保さんとは、
ツーショット。
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続いて副会長・㈱とりせん社長の前原章宏さん。
夏の研修会が楽しみです。
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さらに副会長・㈱ヤマナカ社長の中野義久さん。
コーネル大学RMPジャパン第二期生に、
将来の幹部候補生を出してくださるようだ。
ありがたい。
nakano

㈱田子重の新社長・曽根誠司さんとも、固い握手。
曽根さんは、荒井会長兼コーネル首席講師のご指名で、
第二期生候補となりました。
sone

そして、旧知の日本チェーンストア協会常務理事・小笠原荘一さん。
農林水産省ご出身。
いろいろと議論し、アドバイスもいただく。
ありがたいことです。
ogasawara

最後に、協会専務理事の油座栄さん。
本当にお世話になりました。
心から感謝。
yuza

中締めは、ポッカ常務の山内浩二さん。
五本締めでお開き。
pokka

多くの方から、
このブログ愛読者であるとのコメントをいただいた。
嬉しいことです。
ありがとうございます。

その後、レストランバーで二次会の懇親。
㈱セイミヤ社長の加藤勝正さん、
㈱キシショッピングセンター社長・岸弓乃さん、
㈱サンプラザ専務・山口力さん、
そしてサミットの田尻さん。

岸さんはコーネル第一期生。
山口さんも第二期生候補。

加藤さんは、私の最も尊敬する勉強家。
店舗視察において、加藤さんの右に出る人は、
日本中に見当たらない。
いや、世界を探しても、
加藤さんの上を行く人はいないに違いない。

こうして、AJS総会の夜は更けていく。

 <結城義晴> 

2009年06月11日(木曜日)

コーネル・ジャパンは「期待を裏切らず、予想を裏切った」

朝一番で書き下ろし、
皆さんに読んでもらいたいと思いながら、
このところ、
昼過ぎのブログアップとなってしまっています。

本当にすみません。

5月と6月のアメリカ出張を延期したにもかかわらず、
なぜか毎日忙しい日々が続きます。
このところ、いわゆる、バテ気味なのです。

そのかわり熟睡して、
何とか体調は維持しています。

三大新聞一面に同じ記事が並んだ。
朝日は「温室効果ガス」
日経は「温暖化ガス」
読売は「温室ガス」と、
みなちょっとずつちがった表現。
麻生太郎首相が、2020年段階で、
2005年対比で排出量を15%削減する中期目標を発表。

経済効果も見込まれるが、
そのマイナス面や痛みも論じられ、
日本全体のテーマとなっている。

東京工業大学大学院准教授・丹治保准先生の言葉を思い出す。

「『地球にやさしい』という言葉、
私は大嫌いです。  

たとえ何発、原爆が落ちようとも、地球自体は何ともない。
地球にとって優しいことは、むしろ人間がいなくなること。
大切なのは、人間が住む環境なのです」  

「環境は、今、バブルにある。
いつか必ず、環境バブルははじける。
バブルがはじけたときこそが大切です」

私、この考え方に大賛成。

さて、昨日も忙しかった。

朝一番で、東京駅前の新丸ビル11階。
桜庭公認会計士事務所を訪問。
桜庭周平先生と面談。  
sakuraba
大高愛一郎さんとご一緒。
大高さんは、コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン事務局長。

桜庭先生には7月の最後の講座をご担当いただく。
その講義は、「長期経営計画づくり」。  
桜庭先生の講義の後、
第一期生は全員が、自分の長期経営計画を策定し、
それに関するレポートを書く。
これが、卒業レポートとなる。

桜庭先生には、重要なお役目を果たしていただく。

お陰様でここまで、コーネル・ジャパンは、
予定通りのスケジュールで、大きな成果をあげた。

「期待を裏切らず、予想を裏切る」  

プログラム全体の企画をつくった私自身の、
「期待を裏切らず、予想を裏切った」。

本当にうれしい。

桜庭先生は、ビジネス・ブレークスルー大学院大学教授。
この学校は、大前研一さんが主宰するもの。

その教授としての講義の勉強に、
土日を費やし、さらに毎回、講義前日は半分徹夜状態だという。

夕方は、再び大高さんと待ち合わせて、
表参道へ。

ふたりが見上げるものは何か。
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青山通りに面した「シャネル」ビル。
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そして、㈱YUMEキャピタルを訪問。
代表取締役の諸江幸祐さんを訪問(写真右から二番目)。
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共同の代表取締役の内倉栄三さんも、
揃って記念写真。

諸江さんと内倉さんは、
昨年まで、ゴールドマンサックス証券のアナリスト。
諸江さんは、何度も流通アナリストナンバーワンに輝いた、この道のプロ中のプロ。
内倉さんは外食産業のオンリーワンにしてナンバーワンアナリスト。

諸江さんにも、コーネル・ジャパンで講義をお願いした。

お二人との話の中で出てきたことは、
「スーパーマーケットはバッドネーム」  
であるということ。

証券や金融業界から見ると、
食品スーパーマーケットは、
儲けの対象になりにくいらしい。

スーパーマーケットは実体経済の代表。
金融経済にはなじみにくいのかもしれない。
しかしそれは、スーパーマーケットマンが、
誇りにすべきことだ。

しかし諸江さんは、
業態としてのスーパーマーケットの重要性を、
良くご存知のアナリスト。

株式市場のサイドから、企業価値を語ってもらう。

諸江さんは、金沢に本拠を置いた「いとはん」の御曹司。
そこからジャスコに入り、アメリカに渡り、
南カリフォルニア大学で食品産業プログラムを学んだ。

食品産業プログラムは、
コーネル大学と南カ大学が東西の双璧。

だから今回のコーネル・ジャパンの講義の趣旨も、
十二分にご理解いただいている。

力強い講師のおひとり。

大高事務局長ともども、安心と納得。

午後は、銀座。
PCSAコスト部会で、先月に続く第2回目の講義。
「ボランタリーチェーンとフランチャイズチェーン」  

私、この講義のために、もう一度勉強し直した。

そして臨んだ。

㈱ピービー代表取締役の三木彬さんが、丁寧な講師紹介をしてくれた。
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三木さんは商業界ゼミナールやペガサスセミナー常連の勉強家。
パチンコホールの産業化にとって、
なくてはならない人材の1人。
私はそう思っている。
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さて講義は、13時から15時まで。
ボランタリーチェーンとフランチャイズチェーンの共通項と差異を細かに整理した。
日本では、アカデミズムもジャーナリズムも、
一般にも、フランチャイズチェーンのほうがなじみがあるし、
評判も良いようだ。
しかし、私は、両者ともに、
長所も短所もあると考えているし、
二つのシステムは、
それぞれにふさわしい業態が使い分ければいいと考えている。

ボランタリーチェーンは、スーパーマーケットに向いているし、
フランチャイズチェーンは、コンビニに向いている。

日本のスーパーマーケットは年商17兆円。
コンビニは7兆円。

スーパーマーケットのすべてがボランタリーチェーンではないのに対して、
コンビニは、ほぼすべてがフランチャイズチェーン。

二つの業態の中のボランタリーとフランチャイズの市場規模は、
比較しにくいが、拮抗しているとみてよい。
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ビジネスの仕組みは、さまざまである。

そのさまざまな仕組みを、
それにふさわしいビジネスモデルが活用する。

それがボランタリーチェーンのスーパーマーケットと、
フランチャイズチェーンのコンビニに象徴されている。

私にとっても、改めて、いい勉強となった。

<結城義晴>  

2009年06月10日(水曜日)

白幡小学校から立教大学、そして好きな映画のこと

今日こそ、「時の記念日」  
“Punctuality”という概念に対して、
以って自戒とすべき結城義晴です。

さて昨日は、忙しかった。

朝一番で、横浜市神奈川区の白幡小学校へ。
白幡小
私は、12年前にこの学校のPTA会長を務めた。
その後も、ジュニアソフトボールチームの監督や代表をやっていて、
現在は、そのチームの顧問。

一方、学校開放委員会の会長を仰せつかっていたが、
これも昨年、お役御免になっていて、
今は、会長の次の仕事で会計監査。
その会計監査に訪れたのです。

きちんとした帳簿で、しっかりした決算ができていました。

校庭では、間近に迫った運動会の練習中。
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学校というものは、なぜか、郷愁を誘う。

地方都市などに行って、校庭を見かけると、
つい足を踏み込んで、鉄棒にぶら下がったりします。
その鉄棒の低さに驚いたりします。

白幡小学校にも、いつも、そんなものを感じます。

自分が住んでいる地域とのつながりを、
人間は、大切にしなければいけません。

地域の象徴が、その地域の小学校なのです。

ひとつのコミュニティに、
ひとつのスクール。

これが、社会の基本単位。
だからこそ大切にしなければならないと思う。

白幡小学校を後に、藤中整形外科へ。
慶応大学医学部出身のかかりつけの医者。
私、尿酸値が高いのです。
今は落ち着いていますが。

その後、東京・池袋へ。
立教大学キャンパス。
私の研究室がある3号館は、蔦が青々として、
気分がいい。
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入口の蔦には、白い小さな花が咲いている。
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立教では、さまざまな事務処理をしなければならない。

通常、土曜日に、フード&ベバレッジ・マーケティングの講義を2時限。
そのあと、「結城ゼミ」と呼ぶ修士論文と調査研究論文の指導をする。

だから、事務処理をする時間はない。

そこで、ちょくちょく大学に顔を出さねばならないのです。

用事を済ませて、日暮里へ。
㈱ダイナムホールディングスの定時取締役会。
その後、ダイナムグループの懇親会。

グループから有志60人ほどが集まって、懇親。

「想い出に残った映画または音楽を、語る」
そんな趣向で楽しく歓談。

私は、三つ。
①「ロミオとジュリエット」  
なんといってもオリビア・八ッセーがよかった。
それに尽きる。

②「レッズ」  
ロシア革命のルポを書いたジャック・リードの物語。
彼の著書『世界を揺るがした十日間』
(Ten Days that Shook the World)
私のジャーナリストとしての原点。
どんなことを書くにも、
現場にいなければいけない。
Practice comes first!  

ジャック・リード役のウォーレン・ビューティも良かったし、
彼の妻ルイーズ・ブライアント役のダイアン・キートンも好きだった。

③「スーパーの女」  
ご存知、伊丹十三映画。
みんなで応援したし、
私は映画のプログラムに原稿を書いた。
伊丹さんが亡くなったのは、今でも残念。
映画が業界を後押しすることができる。
それを証明してくれた。

そんな楽しい懇親会も、あっという間に終了。

忙しいけれど、楽しい一日。

そういえば、雑誌『財界』最新号が発刊され、
その座談会に参加した。

村田博文主幹・社長がよくまとめてくださった。
感謝。

<結城義晴>  

2009年06月09日(火曜日)

時の記念日を控え「時間を考える」

明日、6月10日は「時の記念日」。  
時の記念日だけに、
前日の今日から訴えないと、
間に合わない。

「時間を大切に」  

英語では、
“Punctuality”  
「時間厳守、几帳面」と『大英和辞典』にある。

語源の“punctual”のおおもとのラテン語は、
“punctus”で、
この言葉は、「点」「刺すこと」という意味。

「点の性質をもつ」ことから、
「きちょうめんな」「正確な」といった意味に、
使われるようになった。

“Punctuality”は、
自分の時間、相手の時間、
組織の時間などを、点でとらえて、
厳密にすること。

私たちも、時間を大切にしたい。

時の記念日には、その心持ちを、確認したい。

誰にも時間は平等に、公平に与えられている。
しかし、この時間は、使いようによって、
大きく格差が出てくる。

もちろん、上手に時間を使うことで、
無駄な時間を捻出することもできるわけで、
これを「ゆとり」という。

時の記念日は、1920年に決められた。
東京天文台と生活改善同盟会によって。
「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と、
呼びかけられたというから、
まさに“Punctuality”というラテン語から生まれた英語の、
普及のためと考えてよい。

その由来は西暦671年6月10日にさかのぼる。
『日本書紀』の天智天皇の時代。
日本初の時計が鐘を打った日が6月10日だった。
日本初の時計とは「漏尅」と表現され、「水時計」だった。

天智天皇時代の水時計を、
“Punctuality”の普及に結びつける。  

いかにも日本人らしいが、
その日本人であることを誇りにして、
「時間の大切さ」を意識してみたい。

さて、商人舎ホームページ。
まだまだ完成はしていませんが、
新戦力の加入によって、
今秋から、また、少しずつ手直しが始まっています。

その一つが、画面の最上段にある「行動予定カレンダー」
今週は、木曜日11日に、
オール日本スーパーマーケット協会の総会が開催されます。

来週は、私、月曜日から木曜日まで、熊本・福岡出張。
17日水曜日は、
テラオカ・ニューバランスフェア福岡で講演。  
これは、基本的に無料セミナーですから、
九州・中国地方のみなさん、おいでください。
生まれ故郷の博多で、いつにもまして、
熱の入った講演を展開します。
90分の予定が、いつも120分を超えてしまいます。
テーマは、
「蛻変のすすめ――未曾有の危機への対策」 
午後1時から、博多駅前のスターレーン。

18日木曜日は、「商業経営問題研究会」
今回は、飯能の流通仙人・杉山昭次郎先生がご登場くださって、
短いけれど、有益な講義があります。
東京・神谷町の商業界会館。
午後1時半から。

これも、基本的にオープンマインドの研究会。
商人舎にお申し込みください。

さて、今日の朝日新聞。
「09年サラリーマン小遣い調査」  
新生フィナンシャルが調べたもの。
2009年の男性サラリーマンの小遣いが、
1か月平均4万5600円という調査。
昨2008年から700円の減。
1990年のピークは7万6000円だったから、
40%のマイナスという。

ちょっと高すぎる気もするが、
みなさんの感想はいかが?

昨日、内閣府が発表した5月の「街角景気」。  
最近の麻生太郎政権は、
この景気ウォッチャー調査をよりどころにしている感があるが、
5月は4月に比べて、
2.5ポイント上がった。

5カ月連続アップで、36.7%だという。

これもみなさんの感想を聞きたい。

面白いニュースのひとつは、
セブン-イレブンが今年10月から、
電子マネー「エディ」を全店導入するという報道。
セブン-イレブンはご存知「ナナコ」を発行し、運営している。
発行枚数ナナコ780万枚、エディ4800万枚。
「クリティカル・マス」を求めて、
電子マネーの提携合戦が始まった。  

このブログでも、何度も指摘してきた。
提携の時期が、遅いくらいだ。

もう一つの面白いニュース。
松坂屋上野店が10日から16日まで、
「冬物バーゲン」をするという。  

前年の商品をかき集めて、7割引き、5割引きで売る。

百貨店の営業の厳しさは周知のことだが、
この松坂屋の動き、
アメリカ型「オフプライスストア」へと結びつくに違いない。
OPSと略されるこのフォーマット。
全米小売業ランキング20位のTJXがある。
年商186億ドル、成長率7.1%、店舗数2,563店、店舗数伸び率3.9%。

このくらいのことを考え、実行しなければ
それこそ、日本の百貨店には時間がない。

時の記念日を控えた今日だけに、
政策転換に要する時間は、
短縮する方向で考え直したいものだ。

「時間を大切にする」とは、
ある時間を節約し、
ある時間に投入すること。

この節約する時間と、
投入する時間の配分に、
その人の人生がかかっている。

「この一瞬の積み重ねこそ、
君という商人の全生涯」  

(倉本長治)  

<結城義晴> 

2009年06月08日(月曜日)

6月は天候異変多し!「最悪を覚悟し、次善を求めて、最善を尽くす」

Everybody! Good Monday!  

2009年6月8日、第2週の始まり。
6月中旬から梅雨に入る地域が多いといわれながら、
例えば昨年の東京地方は、
6月の雨の日は、5日間。
3日(火曜)、12日(水曜)、
22日(日曜)、26日(水曜)、29日(日曜)だった。
どういうわけか水曜と日曜に雨が降った。

そして7月は、何と雨天の日、ゼロ。

昨年の6月の天気の特徴。  

①前線が日本列島南岸に停滞しやすかった。
そこに低気圧が通過した。
それにより、東日本太平洋側から西日本にかけて、
降水量は平年を上回るところが多かった。  
特に九州地方や関東甲信地方では降水量が多かった。

②一方、東日本日本海側と北日本で降水量が少なかった。
前線や低気圧の影響が小さかったからだ。

③前線は日本列島の南岸に停滞することが多かったが、
東・西日本では寒気の影響は小さく、
また、北日本では高気圧に覆われて気温が上がるなど、
月平均気温は平年並だった。  

④沖縄・奄美では、
中旬以降太平洋高気圧が強まったため、
中旬の終わりに平年より早く梅雨明けとなり、
月平均気温は高温となった。
高気圧の強まりに伴い、
梅雨前線が本州付近まで北上し、
北陸地方と東北地方は平年より遅く梅雨入りとなった。

⑤中旬には梅雨前線の活動が活発となり、
九州地方を中心に大雨となった。
下旬には低気圧や前線の影響で、
東日本太平洋側でも大雨となった。
北日本の一部でも局地的な大雨となった。
月末には、少雨が続いていた東日本日本海側でもまとまった雨が降った。

以上が昨2008年の6月の天気。

昨年のことは忘れてしまいがち。
その忘れてしまった昨年の数字だけが残っていて、
その数字を目標に、しゃにむに頑張る。

しかしその数字の裏には、
確かに昨年の天候の影響があった。

今月の商人舎標語。
「最悪を覚悟して、最善を尽くす」  
故中部銀次郎さんの言葉。
木
中部さんは、こうも言っている。
「次善を求めて、最善を尽くす」  
状況や環境が悪いときには、
敢えて「次善」を求める。
次善とは、二番目に善い成果。
「次次善」を求めることもある。

ローソン社長の新浪剛史さんが、
今日の日経新聞「月曜経済観測」で語っている。
「夏のボーナスはかなり減るから、
消費の底になるだろう」

消費が底になる時には、
「次善を求めて最善を尽くす」  

いつもいつも、
最善の努力を尽くすことは、変わらない。
しかしいつもいつも、
最善の成果を、期待してはいけない。  

敢えて次善を求めて、
その上で最善を尽くす場合もある。
もちろん最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

それが、自分を高めていく基本姿勢であると思う。

もちろん中部さんの場合は、
ゴルフで学んだことなのだけれど、
彼はそれを、人生哲学にまで高めた。
大洋漁業の関連会社でサラリーマン生活を全うし、
その上、アマチュアゴルフの最高峰をながらく確保しつつ、
ビジネスマン哲学にまで昇華させた。

天候異変が起こりやすい季節には、
「最悪を覚悟して、
次善を求めて、
最善を尽くす」  

この心構えがいる。

泰然自若の自分を作り上げる必要がある。

さあ今日も、「最善を尽くそう」

Everybody! Good Monday!  

<結城義晴>

[追伸]
お知らせ①
「日本のプライベートブランドはこうなる!」  
7月3日10時から12時、東京・サンケイプラザ。
デイモンワールドワイドのフィリップ・コップ&和田浩二と結城義晴。

お知らせ②
CDオーディオセミナー「知識商人登場。」第9弾発売中。 
「一点突破面展開」  
サトーカメラ(株)代表取締役専務・佐藤勝人と結城義晴。

お知らせ③
「商人舎・秋のUSA視察研究会」   
新型インフルエンザで延期した好評の研修会。
7月のコーネル大学RMPジャパン卒業旅行決行が決定。
10月の商人舎研修会は6月中旬詳細発表。
乞う、ご期待。

2009年06月07日(日曜日)

ジジと水無月[日曜版]

sky1
6月のそら。
sky2
きもちいい。
6月のそら。

ボクは、
6月の、
つゆにはいるまえの、
今日のような日が、
だいすきです。
1
6月は、
「水無月」と、かいて、
「みなづき」と、よみます。

「つゆで、そらの水がなくなる月」と、
かんがえる人がおおい。

でも、はんたいに、
「水の月」とする説もあります。

ボクだけでなく、
みな、すき、な月のはずです。

部屋のなかにも、
やわらかい光が、
はいってきます。
2

ボクは、
おなかいっぱいで、
ちょっと、ねむい。
3

部屋のカベにかかっているお面。
これはブキミ。
men1

おきなの面。
men2
おじいさんのお面。
こちらはやさしい。

ボクも、
やさしいきもちになりました。

6月を、
やさしいきもちで、
すごす。
5

とても、
おだやかです。
6

これも部屋のカベにかかっている。
7

気はながく、
心はまるく、
腹たてず、
人はおおきく、
己ちいさく。
  

8
ボクの、
6月のすごしかたです。

<『ジジの気分』(未刊)より>  

2009年06月06日(土曜日)

「医薬品説明文書データベース」と「日本のPBはこうなる!」セミナー

6月1日に改正された薬事法が施行され、
マーケットは変わりつつある。

イオンとセブン&アイ・ホールディングスは、
ともにネットスーパーで、大衆医薬品を即日宅配し始める。

それも、通信販売が認められている「第3類」。

イトーヨーカ堂は、この夏までに76店で130品目。
ジャスコは、7月末までに首都圏21店で64品目。

当然ながら両者ともに、
1割、2割、3割、4割と値下げする。

これまで販売していたチャネルからの奪取、
そして将来の販売からの先取り。
しばらく、これが続く。

この大衆薬販売に対するサービス体制も、
充実してきた。

㈱プラネットは、「医薬品説明文書データベース」を始めた。  

「OTC医薬品各メーカーが登録した医薬品の説明文書や添付文書のデータを、
小売業本部または、機器ベンダーへ毎日配信するサービス」。

サービスを受ける企業は、
自社のシステムを利用して各店舗に配信。
薬剤師と登録販売者は、店頭の端末で説明文書の閲覧や印刷ができる。

この改正薬事法では、
OTC医薬品販売時の店頭での情報提供が必要だ。

第1類医薬品は必須、
第2類医薬品・指定第2類医薬品は努力義務。
第3類は、それが必要ないから通信販売できる。

このデータベースは既に、小売業40社と3団体が採用している。
3団体とは、社団法人日本薬剤師会、社団法人全日本薬種商協会、
全国医薬品小売商業組合連合。
ここでも会員の薬剤師や登録販売者に医薬品の説明文書情報を提供する情報源とする。

「医薬品説明文書データベース」は、
プラネットが日本チェーンドラッグストア協会から依頼を受け、
「セルフメディケーション・データベースセンター」からデータ提供を受けて開始。

OTC医薬品メーカーが作成した商品情報、説明文書・添付文書の情報が、
「セルフメディケーション・データベース」に登録された後、
プラネットの配信機能によって、
小売業本部や卸売業、業界団体などに毎日データ配信される。

第1類医薬品ほぼ全ての99品目の登録が完了。
指定第2類医薬品と第2類医薬品については、
市場の80%にあたる約4000品目のデータ提供がなされる。

昨日は、朝、㈱プラネット社長の玉生弘昌さんに会った。
このサービスを始めたばかりで、
「漢方薬など情報登録の入力に1時間もかかる」と、
苦労話を披露してくれた。

さて、午後は、東京・神田の日本セルフ・サービス協会。

プライベートブランド専門コンサルティング会社がある。
デイモンワールドワイド」。  

世界の小売業のプライベートブランド開発を指導する。
プライベートブランド開発に協力するメーカーの指導も行う。
その日本支社ビジネスサービスグループディレクターの和田浩二さん。
デイモン和田
コーネル大学RMPジャパンの第一期生として、
熱心に勉強しているが、
プライベートブランド開発に関しては、
日本人として有数のスペシャリスト。

このデイモンと商人舎、流通ニュースが協力して、
セミナーを開く。
「日本のPBはこうなる!」
7月3日。東京駅そばのサンケイプラザ。

昨日は、その打ち合わせ。

私は、はっきりとものを言うつもり。
デイモンも、世界と日本のPB情報を披露してくれたうえで、
日本のプライベートブランドの近未来を語る。

商人舎とデイモンが一致したこと。
すなわち結城義晴と和田浩二が同意したこと。

「店は客のためにある。
プライベートブランドも客のためにある」
このテーゼ。

PB開発を始めると、小売業者が、
「作り手の論理」に変わってくる。  

それでは、プライベートブランドの意味がない。

基本的な考え方から、将来像まで、
プライベートブランドを語り尽くす7月3日。

乞う、ご期待。

<結城義晴>  

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